JPH0648528Y2 - 複写防止フイルム - Google Patents
複写防止フイルムInfo
- Publication number
- JPH0648528Y2 JPH0648528Y2 JP10597791U JP10597791U JPH0648528Y2 JP H0648528 Y2 JPH0648528 Y2 JP H0648528Y2 JP 10597791 U JP10597791 U JP 10597791U JP 10597791 U JP10597791 U JP 10597791U JP H0648528 Y2 JPH0648528 Y2 JP H0648528Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- copy protection
- yellow
- protection film
- metal thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子複写又は写真撮影
により複写されることを防止するために使用される複写
防止フイルムに関し、詳言すれば、文字、図形等を手書
き、印刷、複写等により記入された紙又はフイルム(以
下、情報の記録された書類という。)の表面に接着する
ことにより、複写防止の効果を挙げることができる複写
防止フイルムに関する。
により複写されることを防止するために使用される複写
防止フイルムに関し、詳言すれば、文字、図形等を手書
き、印刷、複写等により記入された紙又はフイルム(以
下、情報の記録された書類という。)の表面に接着する
ことにより、複写防止の効果を挙げることができる複写
防止フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、情報の記録された書類表面に貼着
される金属蒸着の施されたプラスチツクフイルムが複写
防止フイルムとして考えられたが、このフイルムを貼着
した前記書類は、光線透過率10%以下の金属蒸着膜を
通して記録情報を視認するため非常にみにくい欠点があ
り、特に複写防止の効果をあげるため前記金属蒸着膜の
可視光線透過率を下げた場合、その傾向が甚だしかつ
た。
される金属蒸着の施されたプラスチツクフイルムが複写
防止フイルムとして考えられたが、このフイルムを貼着
した前記書類は、光線透過率10%以下の金属蒸着膜を
通して記録情報を視認するため非常にみにくい欠点があ
り、特に複写防止の効果をあげるため前記金属蒸着膜の
可視光線透過率を下げた場合、その傾向が甚だしかつ
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、情報
の記録された書類表面に接着された場合、記録情報を視
認するみにくさが極めて小さく、その割には複写防止効
果の大きい複写防止フイルムを提供するものである。
の記録された書類表面に接着された場合、記録情報を視
認するみにくさが極めて小さく、その割には複写防止効
果の大きい複写防止フイルムを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的に従い、本考案
複写防止フイルムは、赤色89%〜39%、黄色10%
〜60%、青色20%〜1%の着色を施した透明フイル
ム10と、前記透明フイルム10の裏面102に蒸着し
た光線透過率が15%〜50%の金属薄膜40と、前記
金属薄膜40の表面401に透明層となるように塗布し
た粘着剤20と、前記粘着剤20の塗布表面201に剥
離可能に貼着した剥離紙30とからなり、情報の記録さ
れた書類の上に貼着して使用するものである。
複写防止フイルムは、赤色89%〜39%、黄色10%
〜60%、青色20%〜1%の着色を施した透明フイル
ム10と、前記透明フイルム10の裏面102に蒸着し
た光線透過率が15%〜50%の金属薄膜40と、前記
金属薄膜40の表面401に透明層となるように塗布し
た粘着剤20と、前記粘着剤20の塗布表面201に剥
離可能に貼着した剥離紙30とからなり、情報の記録さ
れた書類の上に貼着して使用するものである。
【0005】本考案における上記着色を施した透明フイ
ルム10の着色範囲を図面により示せば、着色範囲はA
点、B点、C点及びD点を取り囲んだ面積(斜線で示
す。)内にある。すなわち、A点における着色は、赤色
70%、黄色10%、青色20%、B点における着色
は、赤色89%、黄色10%、青色1%、C点における
着色は、赤色40%、黄色40%、青色20%、D点に
おける着色は、赤色39%、黄色60%、青色1%であ
る。
ルム10の着色範囲を図面により示せば、着色範囲はA
点、B点、C点及びD点を取り囲んだ面積(斜線で示
す。)内にある。すなわち、A点における着色は、赤色
70%、黄色10%、青色20%、B点における着色
は、赤色89%、黄色10%、青色1%、C点における
着色は、赤色40%、黄色40%、青色20%、D点に
おける着色は、赤色39%、黄色60%、青色1%であ
る。
【0006】また、上記着色を施した透明フイルム10
の裏面102に蒸着される金属薄膜40は、アルミニウ
ムのほかに、金、銀、銅、ニツケル、クロム、亜鉛等が
用いられる。
の裏面102に蒸着される金属薄膜40は、アルミニウ
ムのほかに、金、銀、銅、ニツケル、クロム、亜鉛等が
用いられる。
【0007】また、金属薄膜40は、可視光線の透過率
が15%〜50%の範囲にあることが必要である。可視
光線の透過率が50%以上のときは複写防止効果が少な
く、可視光線の透過率が15%以下のときは、記録情報
を視認することが困難となる。
が15%〜50%の範囲にあることが必要である。可視
光線の透過率が50%以上のときは複写防止効果が少な
く、可視光線の透過率が15%以下のときは、記録情報
を視認することが困難となる。
【0008】
【実施例】赤色60%、黄色39%、青色1%の着色を
施した透明ポリエステルフイルム10の裏面に可視光線
透過率20%のアルミニウム金属薄膜40を蒸着し、金
属薄膜40の表面401に透明層となるように粘着剤2
0を塗布して情報記録紙(図示しない)の表面に接着し
たところ、記録情報を透視するみにくさが少ない上に、
電子複写したところ、電子複写紙(図示しない)は、全
体が黒ずんで記録情報を解読することができなかつた。
施した透明ポリエステルフイルム10の裏面に可視光線
透過率20%のアルミニウム金属薄膜40を蒸着し、金
属薄膜40の表面401に透明層となるように粘着剤2
0を塗布して情報記録紙(図示しない)の表面に接着し
たところ、記録情報を透視するみにくさが少ない上に、
電子複写したところ、電子複写紙(図示しない)は、全
体が黒ずんで記録情報を解読することができなかつた。
【0009】
【考案の効果】本考案複写防止フイルムは、金属蒸着膜
40の可視光線透過率を上げて複写防止の効果をはかる
ことができ、このため記録情報を視認するみにくさが大
いに軽減される。
40の可視光線透過率を上げて複写防止の効果をはかる
ことができ、このため記録情報を視認するみにくさが大
いに軽減される。
【0010】なお、本考案複写防止フイルムの着色範囲
において、赤色が89%以上混入された場合、青色が2
0%以上混入された場合、黄色が60%以上混入された
場合は、いずれも記録された情報を透視することが困難
となり、また、赤色が39%以下混入された場合、青色
が1%以下混入された場合、黄色が10%以下混入され
た場合は、いずれも複写防止効果が得られない。
において、赤色が89%以上混入された場合、青色が2
0%以上混入された場合、黄色が60%以上混入された
場合は、いずれも記録された情報を透視することが困難
となり、また、赤色が39%以下混入された場合、青色
が1%以下混入された場合、黄色が10%以下混入され
た場合は、いずれも複写防止効果が得られない。
【図1】本考案複写防止フイルムの着色範囲を示すグラ
フである。
フである。
【図2】本考案の実施例を示す一部拡大断面図である。
10 透明フイルム 102 透明フイルム裏面 20 粘着剤 201 粘着剤塗布表面 30 剥離紙 40 金属薄膜 401 金属薄膜表面
Claims (1)
- 【請求項1】 赤色89%〜39%、黄色10%〜60
%、青色20%〜1%の着色を施した透明フイルム10
と、前記透明フイルム10の裏面102に蒸着した光線
透過率が15%〜50%の金属薄膜40と、前記金属薄
膜40の表面401に透明層となるように塗布した粘着
剤20と、前記粘着剤20の塗布表面201に剥離可能
に貼着した剥離紙30とからなり、情報の記録された書
類の上に貼着して使用することを特徴とする複写防止フ
イルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10597791U JPH0648528Y2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 複写防止フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10597791U JPH0648528Y2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 複写防止フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0498072U JPH0498072U (ja) | 1992-08-25 |
JPH0648528Y2 true JPH0648528Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=31851881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10597791U Expired - Lifetime JPH0648528Y2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 複写防止フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648528Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP10597791U patent/JPH0648528Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0498072U (ja) | 1992-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR900005072B1 (ko) | 복사방지용 필름 | |
JPH0648528Y2 (ja) | 複写防止フイルム | |
JPH0650226Y2 (ja) | 情報書き込み量の大きい葉書 | |
JPS6123187A (ja) | 複写防止フイルム | |
CN216733631U (zh) | 一种可翻转粘贴式防隐私泄露运单 | |
JP2791844B2 (ja) | シークレットシート | |
JP3154705U (ja) | コピー防止シートおよびコピー防止シートセット | |
JP7331494B2 (ja) | カード | |
JPS636752Y2 (ja) | ||
JP3040893U (ja) | 身装品用再帰反射テープ | |
JPS6371875A (ja) | 複写防止フイルム | |
JPH09160475A (ja) | ホログラム転写シートおよびホログラフィー表示体 | |
JP3035119U (ja) | カードミラー | |
JP6392483B1 (ja) | 隠蔽シール | |
JP4962805B2 (ja) | コピー防止シート | |
JPH047952Y2 (ja) | ||
JPH0540537Y2 (ja) | ||
JPH10264565A (ja) | スクラッチカード | |
CN2143350Y (zh) | 复层式隐形标签 | |
JP2001334777A (ja) | 隠蔽シール付葉書用シート | |
JP2000035760A (ja) | 感圧転写テープを使用する記録方法 | |
JP3139052U (ja) | 改ざん偽造防止フィルム | |
JP2706947B2 (ja) | 光カード | |
KR200387611Y1 (ko) | 사진앨범 부착용 부착지 | |
JP2001063257A (ja) | スクラッチ印刷物 |