JPH0648470Y2 - からくり時計用装飾体 - Google Patents

からくり時計用装飾体

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JPH0648470Y2
JPH0648470Y2 JP1990063321U JP6332190U JPH0648470Y2 JP H0648470 Y2 JPH0648470 Y2 JP H0648470Y2 JP 1990063321 U JP1990063321 U JP 1990063321U JP 6332190 U JP6332190 U JP 6332190U JP H0648470 Y2 JPH0648470 Y2 JP H0648470Y2
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JP
Japan
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decorative body
movable
rotating shaft
prevention member
support
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990063321U
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English (en)
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JPH0421991U (ja
Inventor
徳彦 中村
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば屋外に設置される大型時計に装着された
装飾体が毎正時に所定の動作をする所謂からくり時計に
関する。
(従来技術) 従来のからくり時計に装着される人形や動物の形状を有
する装飾体は、時計本体内に収納されており、毎正時に
外装の一部、例えば扉等の開閉部材が開成することによ
って現れ、一連の動作をした後に時計本体内に収納され
る。
(考案が解決しようとする課題) からくり時計において、装飾体を吊設し、該装飾体を回
動させたり、水平方向に移動させたりする場合、装飾体
の駆動部は装飾体の上方に設ける。装飾体自体の身長が
約50cmでも、該装飾体を吊設するための部材を含めると
駆動部から装飾体までの最下部までの長さは1mを越え
る。この様に長尺な装飾体においては、強風によって装
飾体が揺動し易く、この揺動によって駆動部に多大の負
荷が生じるという問題があった。この負荷によって、装
飾体の水平方向移動や回動動作が妨げられ毎正時におけ
る装飾体の円滑な動作が提供できないという問題があっ
た。
本考案は上記問題を解決する為になされたものであり、
その目的は、吊設された装飾体の強風等による揺動動作
を防止することである。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する為に本考案は、所定時刻に、水平方
向移動可能に吊設され、移動軌跡上の一部にて回動する
装飾体を備えたからくり時計において、前記装飾体の前
記移動軌跡と略平行であって、該装飾体の背面の支持体
に配置された案内部材と、前記装飾体の回動軸と、前記
回動軸が遊嵌する位置決め穴を有し、前記案内部材に摺
動可能に係合し水平方向移動可能な位置ずれ防止部材
と、を備えたことを特徴とする。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
第2・3図には本考案に係る装飾体を備えたからくり時
計が示され、基台2には時計体4が設置され、該時計体
4の背後には蒲鉾形状の箱体6が設けられている。基台
2の両端には支柱11が立設され、該支柱間には支持体10
が固定され、該支持体10には五線譜8が固定されてい
る。該五線譜8にはト音記号、音符、鳥等の固定装飾体
12が付けられている。該五線譜8の最上段には本考案に
係る装飾体を水平方向移動及び回動させる為の駆動装置
18を収納した枠体14が設けられている。枠体14の下方に
は可動装飾体21が支持棒16を介して吊設されている。支
持棒16は駆動装置18によって枠体14の長手方向へ(第2
図の左右方向)への移動と回動動作が提供されている。
可動装飾体21は第3図の様に前面には鳥形状立体部が設
けられ、裏面には人形形状立体部が設けられている。各
立体部内には図示は省略したが鳥の頭部及び羽部、又は
人形の頭部及び手足を駆動する為の駆動装置が内蔵され
ている。
駆動装置18は第4〜6図に示されるように、固定台20と
2個の移動台22との組み合わせからなる。固定台20の上
面には二本のレール24が平行に設けられており、移動台
22の下面に設けた脚26が移動可能に載置されている。移
動台22には固定台20に設けた開口27及び枠体14に設けた
開口28を通って垂下する支持棒16が回転可能に支持さ
れ、上面には該支持棒16を回転させる回転用モータ31及
び固定台20に設けたラック32と噛合するピニオン34を回
転させ移動台22を平行移動させる平行移動用モータ36が
載置固定されている。ウォームホイル42を含む減速ギア
を収納するギヤボックス30の外周にはリミットスイッチ
等のセンサ38を設け、回転用モータ30からウォームギヤ
40、ウォームホイル42へ伝達される回転を制御する。
第1・7・8図には本考案に係る揺動防止装置が示され
ており、該揺動防止装置は可動装飾体21の下方に伸長さ
れた回動軸48,支持体10と可動装飾体21との間隙を所定
長さに保持する為の位置ずれ防止部材46、該位置ずれ防
止部材46を可動装飾体21と一体的に移動する為の案内レ
ール44とから構成されている。案内レール44は支持体10
に可動装飾体21の移動方向と平行に設けてある。位置ず
れ防止部材46の一端には回動軸48が貫通する貫通孔50が
穿設され、他端には第8図の様に案内レール44の頭部43
ところがり接触するローラー45aを備えた可動台車45が
設けられている。回動軸48は第7図に示すように位置ず
れ防止部材46の貫通孔50を貫通してナット52によって螺
着されている。
本実施例のカラクリ時計の装飾装置は以上の構成からな
り、以下動作について説明する。
第2図は時計体に内蔵された時計機構(図示せず)から
正時信号が出力されると別途設けた制御装置からの制御
信号に基づき第5図の実線で示される移動台22は平行移
動用モータ36の回転に伴い二点鎖線で示される位置に移
動する。移動が終わると回転用モータ31により支持棒16
は180度回転しセンサ38により回転を停止する。その後
再び平行移動用モータ36が逆転し実線の位置にもどり停
止し子供が前部へ配置されることとなる。そして一連の
動作が終わると再び上述の動作を繰り返し第2図の状態
にもどる。
移動台22の平行移動時における位置決めはリミットスイ
ッチ等のセンサをもちいてもよく、タイマでモータの回
転時間を制御してもよい。さらに上述の説明では時計機
構からの正時信号により起動を始めたが、すべて別途設
けた制御装置で制御することが可能であり、音楽にあわ
せて動作させたり動作順序を変えたりすることもでき
る。
本実施例においては、2本の支持棒に前面及び後面が各
々形状の異なる装飾体を取りつけたが、支持棒はいくつ
あっても良い。
位置ずれ防止部材46は可動装飾体21と連動して往復移動
し、第8図の様に位置ずれ防止部材46の可動台車45は案
内レール44の頭部43を囲むように装着されているので、
案内レール44から矢印方向に分離することがない。ま
た、回動軸48の端部が位置ずれ防止部材46の貫通孔50を
貫通しているので、回動軸48の回動を何ら妨げることは
なく、回動軸48が前記貫通孔50から離脱することはな
い。
図示実施例においては、位置ずれ防止部材46は可動装飾
体21背面の支持体10に固定されている案内レール44に装
着されているが、可動装飾体21の回動軸48の端部が直接
遊嵌可能な溝を有する案内部材を可動装飾体21の鉛直方
向に配置した構成でもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、可動装飾体は位置ずれ防止部材によっ
て鉛直方向の吊設状態が保持されるので強風等の外部負
荷によって揺動することがない。その結果、従来、強風
の為にからくり時計の一連の動作を停止する必要がな
く、この為の管理も不要となった。また、上記の停止操
作を忘れることにより、強風の中で可動装飾体が動作
し、駆動装置が故障する等のトラブルが解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は可動装飾体の揺動防止装置の側面図、 第2図は本考案に係る可動装飾体を有するからくり時計
の正面図。 第3図は内部機構を省略した第1図のA−A線断面図。 第4図は駆動装置の要部平面図。 第5図は駆動装置の要部正面図。 第6図は駆動装置の要部側面図。 第7図は可動装飾体の回動軸と位置ずれ防止部材との係
合状態説明図。 第8図は位置ずれ防止部材と案内レールとの係合状態説
明図。 10……支持体、21……可動装飾体、 44……案内レール、45……可動台車、 46……位置ずれ防止部材、48……回動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定時刻に、水平方向移動可能に吊設さ
    れ、移動軌跡上の一部にて回動する装飾体を備えたから
    くり時計において、 前記装飾体の前記移動軌跡と略平行であって、該装飾体
    の背面の支持体に配置された案内部材と、 前記装飾体の回動軸と、 前記回動軸が遊嵌する位置決め穴を有し、前記案内部材
    に摺動可能に係合し水平方向移動可能な位置ずれ防止部
    材と、 を備えたからくり時計用装飾体。
JP1990063321U 1990-06-15 1990-06-15 からくり時計用装飾体 Expired - Lifetime JPH0648470Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990063321U JPH0648470Y2 (ja) 1990-06-15 1990-06-15 からくり時計用装飾体

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JP1990063321U JPH0648470Y2 (ja) 1990-06-15 1990-06-15 からくり時計用装飾体

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Publication Number Publication Date
JPH0421991U JPH0421991U (ja) 1992-02-24
JPH0648470Y2 true JPH0648470Y2 (ja) 1994-12-12

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ID=31593266

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JP1990063321U Expired - Lifetime JPH0648470Y2 (ja) 1990-06-15 1990-06-15 からくり時計用装飾体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58130287U (ja) * 1982-02-26 1983-09-02 ジエコ−株式会社 インテリア時計

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JPH0421991U (ja) 1992-02-24

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