JPH073356Y2 - カラクリ時計の装飾体 - Google Patents

カラクリ時計の装飾体

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Publication number
JPH073356Y2
JPH073356Y2 JP1990035104U JP3510490U JPH073356Y2 JP H073356 Y2 JPH073356 Y2 JP H073356Y2 JP 1990035104 U JP1990035104 U JP 1990035104U JP 3510490 U JP3510490 U JP 3510490U JP H073356 Y2 JPH073356 Y2 JP H073356Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable
fixed
base
timepiece
support rods
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990035104U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03125288U (ja
Inventor
徳彦 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願考案はカラクリ時計の装飾体に関するものである。
(従来の技術) 近年、多くのひとが集まる広場や庁舎等に種々のカラク
リ時計が設置されるようになってきた。
従来のものは扉の内部に独立して人形等の装飾体を配置
し、扉の開閉に伴い前記人形等を出没させていた。また
上記の改良したものとして特開昭63-307385号のよう
に、回転扉の裏面にも人形を配置したものも知られてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 上述のカラクリ時計の装飾体においては、人形等が出現
した状態で該人形等に動きを加えることもしているが、
出現した場所でのみの動くものは動きが単純であった
り、人形等が移動しながら該人形等に動きを付加しよう
とすると、ステージを回転させたり移動させたりしなけ
ればならず構造が複雑化し、しいてはコストが高くなる
という問題があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は比較的簡単な構成で低コスト、しかも決められ
たスペースに多くの装飾体を配置可能とし、しかも個々
の装飾体の組み合わせを可能とするカラクリ時計の装飾
体を提供しようとするものであり、そのため本願考案で
は、枠体には固定台と少なくとも1台の移動台を有し、
該固定台にはラックが設けられ、該移動台には該ラック
と噛合するピニオンが設けられたカラクリ時計の装飾装
置において、前記移動台に搭載された少なくとも1つの
回転用モータにより回転可能で、前記枠体から垂直方向
に突出する少なくとも2本の支持棒と、前記支持棒に各
々固定され、前面及び後面に異なった背景の描いてある
背板を介して、該前面及び後面には各々形状の異なる装
飾体と、からなり、前記装飾体の組み合わせにより異な
る絵柄を構成した。
(作用) 上記構成によれば回転可能な少なくとも2本の支持棒
に、前面及び後面に異なった背景の描いてある背板を介
して、該前面及び後面には各々形状が異なる一対の装飾
体を固定したので、決められたスペースで多くの装飾体
を配置できる上、個々の装飾体の組み合わせが可能とな
る。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案を説明する。
第1図は本願考案の装飾体をもちいたカラクリ時計の正
面図、第2図は内部機構を省略した第1図のA-A線断面
図である。
基台2には時計体4が載置されており、該時計体4の背
後にはカマボコ型の箱体6が設けられている。そして基
台2の両端から立設した支持柱11の上方には支持体10が
固定されており、該支持体10には五線譜8が固定されて
いる。該五線譜8にはト音記号、音符、鳥等の装飾体12
が取りつけられており、該五線譜8の最上段には本願考
案に係る装飾体を駆動する駆動装置18を収納した枠体14
が固定されている。枠体14からは2本の支持棒16が垂下
し、該支持棒16の下端は第2図に示されるように、本願
考案に係る前面と後面では形状の異なる可動装飾体21を
固定する上部固定アーム17に連結されている。
前記可動装飾体21は上部固定アーム17と下部固定アーム
19によって前面は小鳥、後面は子供の人形体とし、内部
には前記小鳥の頭部や羽又は子供の頭部や手足を駆動す
る装置(図示せず)が内蔵されている。そして小鳥と子
供の人形体の間に背板23を設けそこに適宜背景を描いて
いる。
前記枠体14に収納された駆動装置18は第3〜5図に示さ
れるように、固定台20と2個の移動台22との組み合わせ
からなる。固定台20の上面には二本のレール24が並行に
設けられており、移動台22の下面に設けた脚26が移動可
能に載置されている。移動台22には固定台20に設けた開
口27及び枠体14に設けた開口28を通って垂下する支持棒
16が回転可能に支持され、上面には該支持棒16を回転さ
せる回転用モータ31及び固定台20に設けたラック32と噛
合するピニオン34を回転させ移動台22を平行移動させる
平行移動用モータ36が載置固定されている。ウォームホ
イル42を含む減速ギヤを収納するギヤボックス30の外周
にはリッミトスイッチ等のセンサ38を設け、回転用モー
タ30からウォームギヤ40、ウォームホイル42へ伝達され
る回転を制御する。
本実施例のカラクリ時計の装飾装置は以上の構成からな
り、以下動作について説明する。
第1図は時計体に内蔵された時計機構(図示せず)から
正時信号が出力される直前の状態を示している。正時信
号が出力されると別途設けた制御装置からの制御信号に
基づき第4図の実線で示される移動台22は平行移動用モ
ータ36の回転に伴い二点鎖線で示される位置に移動す
る。移動が終わると回転用モータ31により支持棒16は18
0度回転しセンサ38により回転を停止する。その後再び
平行移動用モータ36が逆転し実線の位置にもどり停止し
第6図に示すように子供が前部へ配置されることとな
る。そして一連の動作が終わると再び上述の動作を繰り
返し第1図の状態にもどる。
移動台22の平行移動時における位置決めはリミットスイ
ッチ等のセンサをもちいてもよく、タイマでモータの回
転時間を制御してもよい。さらに上述の説明では時計機
構から正時信号により起動を始めたが、すべて別途設け
た制御装置で制御することが可能であり、音楽にあわせ
て動作させたり動作順序を変えたりすることもできる。
本実施例においては、2本の支持棒に前面及び後面が各
々形状の異なる装飾体を取りつけたが、支持棒はいくつ
あっても良い。
尚、本考案に係るカラクリ時計の装飾体を屋外に配置し
た場合、風により可動装飾体21が揺動するのを防止する
ため第7図に示すように支持体10にガイドレール44を固
定し該ガイドレール44と嵌合する嵌合部材45を有した連
結棒46を、装飾体18側の下部固定アーム19に設けた支柱
48に固定しても良い。
(考案の効果) 以上説明したように、枠体には固定台と少なくとも1台
の移動台を有し、該固定台にはラックが設けられ、該移
動台には該ラックと噛合するピニオンが設けられたカラ
クリ時計の装飾装置において、前記移動台に搭載された
少なくとも1つの回転用モータにより回転可能で、前記
枠体から垂直方向に突出する少なくとも2本の支持棒
と、前記支持棒に各々固定され、前面及び後面に異なっ
た背景の描いてある背板を介して、該前面及び後面には
各々形状の異なる装飾体と、からなり、前記装飾体の組
み合わせにより異なる絵柄を構成した。
【図面の簡単な説明】 第1図は本願考案の可動装飾体をもちいたカラクリ時計
の正面図、 第2図は内部機構を省略した第1図のA-A線断面図、 第3〜5図は本実施例の駆動装置の説明図、 第6図は可動装飾体が180度回転した状態を示す図、 第7図は可動装飾体の固定の説明図である。 14……枠体、16……支持棒、21……可動装飾体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体には固定台と少なくとも1台の移動台
    を有し、該固定台にはラックが設けられ、該移動台には
    該ラックと噛合するピニオンが設けられたカラクリ時計
    の装飾装置において、 前記移動台に搭載された少なくとも1つの回転用モータ
    により回転可能で、前記枠体から垂直方向に突出する少
    なくとも2本の支持棒と、 前記支持棒に各々固定され、前面及び後面に異なった背
    景の描いてある背板を介して、該前面及び後面には各々
    形状の異なる装飾体と、 からなり、前記装飾体の組み合わせにより異なる絵柄を
    構成することを特徴とするカラクリ時計の装飾体。
JP1990035104U 1990-03-30 1990-03-30 カラクリ時計の装飾体 Expired - Lifetime JPH073356Y2 (ja)

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JP1990035104U JPH073356Y2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 カラクリ時計の装飾体

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JP1990035104U JPH073356Y2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 カラクリ時計の装飾体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03125288U JPH03125288U (ja) 1991-12-18
JPH073356Y2 true JPH073356Y2 (ja) 1995-01-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107988U (ja) * 1988-01-14 1989-07-20

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JPH03125288U (ja) 1991-12-18

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