JPH0738878Y2 - 可動飾りの駆動装置 - Google Patents
可動飾りの駆動装置Info
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- JPH0738878Y2 JPH0738878Y2 JP7744291U JP7744291U JPH0738878Y2 JP H0738878 Y2 JPH0738878 Y2 JP H0738878Y2 JP 7744291 U JP7744291 U JP 7744291U JP 7744291 U JP7744291 U JP 7744291U JP H0738878 Y2 JPH0738878 Y2 JP H0738878Y2
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- JP
- Japan
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- ornament
- arm
- parallel link
- decoration
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、からくり時計等に用い
られる可動飾りの駆動装置に関する。
られる可動飾りの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、正時になると扉が開き、扉の
内部にある鳩が出現する鳩時計や、人形が音楽を演奏す
るからくり時計が良く知られている。
内部にある鳩が出現する鳩時計や、人形が音楽を演奏す
るからくり時計が良く知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の鳩時計は、鳩の
動きは直線運動のみであり、現代においては面白味に欠
けたものとなっている。
動きは直線運動のみであり、現代においては面白味に欠
けたものとなっている。
【0004】また、鳥等の飾りの動きを優雅にするため
に、水平方向と鉛直方向とを組合わせた軌跡に沿って飾
りを駆動したい場合、水平方向の駆動機構および鉛直方
向の駆動機構が各々必要となり、機構が大掛かりになっ
てしまう。また、公共の場所に設置される大型のからく
り時計の場合、一般的に時計本体を高い所に設置するこ
とが多く、下から見上げることになる。そのような場合
でも内部の駆動機構が見えないようにすることが好まし
い。しかし、時計本体より鳥等の飾りが飛び出す様な演
出をしたい場合、この飾りを前進させるための駆動機構
(水平方向)が時計本体より外に出るため見えてしま
う。また時計本体を屋外に設置した場合、外部に露出し
た駆動機構を雨風から守る防水対策をとる必要があり、
機構が大掛かりになってしまう。
に、水平方向と鉛直方向とを組合わせた軌跡に沿って飾
りを駆動したい場合、水平方向の駆動機構および鉛直方
向の駆動機構が各々必要となり、機構が大掛かりになっ
てしまう。また、公共の場所に設置される大型のからく
り時計の場合、一般的に時計本体を高い所に設置するこ
とが多く、下から見上げることになる。そのような場合
でも内部の駆動機構が見えないようにすることが好まし
い。しかし、時計本体より鳥等の飾りが飛び出す様な演
出をしたい場合、この飾りを前進させるための駆動機構
(水平方向)が時計本体より外に出るため見えてしま
う。また時計本体を屋外に設置した場合、外部に露出し
た駆動機構を雨風から守る防水対策をとる必要があり、
機構が大掛かりになってしまう。
【0005】本考案の目的は、1つの動力で水平方向と
鉛直方向とを組合わせた軌跡に沿って飾りを動かし、し
かも動力部は時計本体内部に位置させ雨風に直接当たら
ないようにすると共に、下から見上げても内部の駆動機
構が見えないような可動飾りの駆動装置を提供すること
にある。
鉛直方向とを組合わせた軌跡に沿って飾りを動かし、し
かも動力部は時計本体内部に位置させ雨風に直接当たら
ないようにすると共に、下から見上げても内部の駆動機
構が見えないような可動飾りの駆動装置を提供すること
にある。
【0006】本考案の他の目的は、飾りに鳥を用いて、
この鳥が翼をはばたくように見せる可動飾りの駆動装置
を提供することにある。
この鳥が翼をはばたくように見せる可動飾りの駆動装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ための本考案の可動飾りの駆動装置は、一端部に飾りを
有し、他端部が一方向に沿って移動自在であるスライダ
に一点で揺動自在に連結している平行リンクと、この平
行リンクとスライダとの連結点を中心として平行リンク
を揺動させる揺動手段と、平行リンクを構成するアーム
の柄部にその一端部が回転自在に連結してありかつ駆動
モ―タによりその他端部を中心として回転駆動されるク
ランクとからなる。
ための本考案の可動飾りの駆動装置は、一端部に飾りを
有し、他端部が一方向に沿って移動自在であるスライダ
に一点で揺動自在に連結している平行リンクと、この平
行リンクとスライダとの連結点を中心として平行リンク
を揺動させる揺動手段と、平行リンクを構成するアーム
の柄部にその一端部が回転自在に連結してありかつ駆動
モ―タによりその他端部を中心として回転駆動されるク
ランクとからなる。
【0008】または、一端部に飾りが揺動自在に連結し
てあり、他端部が一方向に沿って移動自在であるスライ
ダに連結している平行リンクと、この飾りと平行リンク
との連結点を中心として上記飾りを揺動させる揺動手段
と、平行リンクを構成する揺動アームの柄部にその一端
部が回転自在に連結してありかつ駆動モ―タによりその
他端部を中心として回転駆動されるクランクとからな
る。
てあり、他端部が一方向に沿って移動自在であるスライ
ダに連結している平行リンクと、この飾りと平行リンク
との連結点を中心として上記飾りを揺動させる揺動手段
と、平行リンクを構成する揺動アームの柄部にその一端
部が回転自在に連結してありかつ駆動モ―タによりその
他端部を中心として回転駆動されるクランクとからな
る。
【0009】または、上記飾りは鳥の形を模しかつ板バ
ネを介して連結された翼を有することもある。
ネを介して連結された翼を有することもある。
【0010】または、上記平行リンクに代えて、1本の
ア―ムによってリンクが構成されていることもある。
ア―ムによってリンクが構成されていることもある。
【0011】または、上記スライダに代えて、上記リン
クの他端部は上記ア―ムの長手方向に沿って移動自在で
ある一点を中心として揺動自在であることもある。
クの他端部は上記ア―ムの長手方向に沿って移動自在で
ある一点を中心として揺動自在であることもある。
【0012】
【作用】クランクが回転することにより、リンク機構を
介して飾り(鳥)が水平方向と鉛直方向とを組合わせた
軌跡に沿って動き、飾り(鳥)が揺動すると共にその翼
がはばたく。
介して飾り(鳥)が水平方向と鉛直方向とを組合わせた
軌跡に沿って動き、飾り(鳥)が揺動すると共にその翼
がはばたく。
【0013】
【実施例】本考案の実施例を、図面に基づいて説明す
る。
る。
【0014】図1,2に示すように、正面形状が横長長
方形をなす枠1の正面に凹部1aが設けてあり、この凹
部1a内に文字板2が設けてある。枠1内部に設けてあ
る計時用ムーブメント3から指針軸4が文字板2を貫通
して前方に突出しており、この突出端に指針5が設けて
ある。
方形をなす枠1の正面に凹部1aが設けてあり、この凹
部1a内に文字板2が設けてある。枠1内部に設けてあ
る計時用ムーブメント3から指針軸4が文字板2を貫通
して前方に突出しており、この突出端に指針5が設けて
ある。
【0015】図1に示すように、文字板2は、指針軸4
を通る鉛直線Lで左右に等分割されて文字板2a,2b
となっており、各表面には、時表示単位である指標6…
が形成されている。ここで、文字板2(2a,2b)の
表面から指針5までの距離をD(図2)とする。文字板
2a,2bはそれぞれ独立して回転自在に支持され、駆
動手段により、互いに逆回りに回転駆動されるものであ
り、以下、文字板2の支持手段およびその駆動手段につ
いて説明する。
を通る鉛直線Lで左右に等分割されて文字板2a,2b
となっており、各表面には、時表示単位である指標6…
が形成されている。ここで、文字板2(2a,2b)の
表面から指針5までの距離をD(図2)とする。文字板
2a,2bはそれぞれ独立して回転自在に支持され、駆
動手段により、互いに逆回りに回転駆動されるものであ
り、以下、文字板2の支持手段およびその駆動手段につ
いて説明する。
【0016】図1〜3に示すように、指針軸4を通る鉛
直線Lと平行に左右の文字板2a,2bをそれぞれ2等
分する平面上に、各文字板2a,2bを回転自在に支持
する回転支持部材7a,7bの軸心A1,A2が位置し
ている。この軸心A1,A2は、それぞれ文字板2a,
2bの表面から距離d(図2)だけ前方に位置してい
る。ここで、文字板2a,2bの表面から指針5までの
距離Dおよび軸心A1,A2までの距離dは、D<2d
の条件を満たす関係にある。この条件式を満たすことに
より、文字板2a,2bが軸心A1,A2を中心に反転
して指針5より前方に到達することになる。なお、本実
施例では、D=1.5dに設定してある。
直線Lと平行に左右の文字板2a,2bをそれぞれ2等
分する平面上に、各文字板2a,2bを回転自在に支持
する回転支持部材7a,7bの軸心A1,A2が位置し
ている。この軸心A1,A2は、それぞれ文字板2a,
2bの表面から距離d(図2)だけ前方に位置してい
る。ここで、文字板2a,2bの表面から指針5までの
距離Dおよび軸心A1,A2までの距離dは、D<2d
の条件を満たす関係にある。この条件式を満たすことに
より、文字板2a,2bが軸心A1,A2を中心に反転
して指針5より前方に到達することになる。なお、本実
施例では、D=1.5dに設定してある。
【0017】つぎに文字板2a,2bをそれぞれ軸心A
1,A2回りに回転駆動する駆動手段の構成について説
明する。
1,A2回りに回転駆動する駆動手段の構成について説
明する。
【0018】図3,4に示すように、枠1内部の上寄り
に固定してある支持板8に駆動モータ9が設けてある。
この駆動モータ9の出力軸9aは文字板2と直交し、そ
の先端にはカサ歯車10が固着してある。支持板8に
は、駆動モータ9の出力軸9aに直交する回転軸11a
および11bが回転自在に軸支してあり、各先端部にカ
サ歯車10と噛合するカサ歯車12a,12bが固着し
てある。回転軸11a,11bの他端部には、ウォーム
13a,13bが固着してあり、この各ウォームにウォ
ームギア14a,14bが噛合している。ウォームギア
14a,14bには、それぞれ文字板2a,2bの軸部
2c,2dが嵌合している。
に固定してある支持板8に駆動モータ9が設けてある。
この駆動モータ9の出力軸9aは文字板2と直交し、そ
の先端にはカサ歯車10が固着してある。支持板8に
は、駆動モータ9の出力軸9aに直交する回転軸11a
および11bが回転自在に軸支してあり、各先端部にカ
サ歯車10と噛合するカサ歯車12a,12bが固着し
てある。回転軸11a,11bの他端部には、ウォーム
13a,13bが固着してあり、この各ウォームにウォ
ームギア14a,14bが噛合している。ウォームギア
14a,14bには、それぞれ文字板2a,2bの軸部
2c,2dが嵌合している。
【0019】したがって、駆動モータ9が始動すると、
出力軸9aの回転がカサ歯車10から12a,12bを
介して回転軸11a,11bに伝達され、ウォーム13
a,13bと噛合するウォームギア14a,14bが回
転する。ウォームギア14a,14bと文字板2a,2
bは一体となって回転し、その回転方向は互いに逆回り
である。
出力軸9aの回転がカサ歯車10から12a,12bを
介して回転軸11a,11bに伝達され、ウォーム13
a,13bと噛合するウォームギア14a,14bが回
転する。ウォームギア14a,14bと文字板2a,2
bは一体となって回転し、その回転方向は互いに逆回り
である。
【0020】文字板2a,2bの各背面および枠1内部
には、それぞれからくり動作時に前方から視認可能とな
る可動飾りが設けてあり、以下その説明をする。
には、それぞれからくり動作時に前方から視認可能とな
る可動飾りが設けてあり、以下その説明をする。
【0021】図4に示すように、枠1内部中央には、文
字板2a,2bがそれぞれ半開き状態(図16参照)に
なったときに作動する可動飾り15が設けてある。この
可動飾り15は鳥の形を模したものであり、リンク機構
によって枠1外方へ飛び出すと共に、翼を揺動する演出
を見せるものであり、以下、図5〜10を参照してその
構成を説明する。
字板2a,2bがそれぞれ半開き状態(図16参照)に
なったときに作動する可動飾り15が設けてある。この
可動飾り15は鳥の形を模したものであり、リンク機構
によって枠1外方へ飛び出すと共に、翼を揺動する演出
を見せるものであり、以下、図5〜10を参照してその
構成を説明する。
【0022】図5に示すように、枠1内部に固定された
支持板16上には、鉛直方向に延伸するスライドレール
17が設けてあり、このスライドレール17にスライダ
18がスライド自在に連結している。スライダ18に
は、逆L字状のアーム21が軸21aで揺動自在に連結
している。このアーム21の左側辺部は、スライダ18
の右側辺部に当接し、軸21aを中心とするアーム21
自身の時計回りの回転が規制されている。
支持板16上には、鉛直方向に延伸するスライドレール
17が設けてあり、このスライドレール17にスライダ
18がスライド自在に連結している。スライダ18に
は、逆L字状のアーム21が軸21aで揺動自在に連結
している。このアーム21の左側辺部は、スライダ18
の右側辺部に当接し、軸21aを中心とするアーム21
自身の時計回りの回転が規制されている。
【0023】アーム21の軸21a,21bには、それ
ぞれ揺動アーム22,23の一端部が揺動自在に連結し
ており、各アーム22,23の他端部には、飾り15を
有する飾りアーム24が軸22a,23aを介して揺動
自在に連結している。これらの4本のアーム21,2
2,23,24によって、互いに対向する1対のアーム
が常に平行姿勢を保つ平行リンク20が構成されてい
る。
ぞれ揺動アーム22,23の一端部が揺動自在に連結し
ており、各アーム22,23の他端部には、飾り15を
有する飾りアーム24が軸22a,23aを介して揺動
自在に連結している。これらの4本のアーム21,2
2,23,24によって、互いに対向する1対のアーム
が常に平行姿勢を保つ平行リンク20が構成されてい
る。
【0024】支持板16に設けてある駆動モータ25の
出力軸25aに、クランク26の一端部が固着してあ
り、このクランク26の先端部は、揺動アーム22の柄
部に設けた軸22bに回転自在に連結している。
出力軸25aに、クランク26の一端部が固着してあ
り、このクランク26の先端部は、揺動アーム22の柄
部に設けた軸22bに回転自在に連結している。
【0025】支持板16には、スライドレール17およ
び駆動モータ25と重ならない位置に、別の駆動モータ
27が設けてあり、その出力軸27aには、平行リンク
20を揺動させる揺動手段としての回転円板28が取り
付けてある。回転円板28には、アーム21の左側辺部
に係合可能な係合突起28a…が等間隔に3個設けてあ
る。回転円板28が回転すると、係合突起28aがアー
ム21の左側辺部を押し、アーム21は軸21aを中心
として揺動する(図9参照)。鳥の形を模した飾り15
には、図10に示すように、板バネ15aを中央にもつ
翼15bが、カバー15cによって取り付けられてお
り、この翼15bは、飾り15自身の揺動に連動して撓
むようになっている。
び駆動モータ25と重ならない位置に、別の駆動モータ
27が設けてあり、その出力軸27aには、平行リンク
20を揺動させる揺動手段としての回転円板28が取り
付けてある。回転円板28には、アーム21の左側辺部
に係合可能な係合突起28a…が等間隔に3個設けてあ
る。回転円板28が回転すると、係合突起28aがアー
ム21の左側辺部を押し、アーム21は軸21aを中心
として揺動する(図9参照)。鳥の形を模した飾り15
には、図10に示すように、板バネ15aを中央にもつ
翼15bが、カバー15cによって取り付けられてお
り、この翼15bは、飾り15自身の揺動に連動して撓
むようになっている。
【0026】つぎに飾り15の動作について説明する。
【0027】駆動モータ25が始動し、クランク26が
軸25aを中心として時計回りに回転する。クランク2
6の先端がアーム22を当初の位置(図5)より上方に
押し上げ、スライダ18がスライドレール17に沿って
上方に移動する(図6)。このとき飾り15は、当初の
位置(図5)より所定の距離だけ奥側へと後退する。ク
ランク26がさらに回転すると、飾り15が再び手前側
へと前進する(図7)。そしてさらにクランク26が回
転すると、飾り15は枠1よりも外方へ突出する(図
8)。このように、クランク26の回転により、飾り1
5は当初の位置(図5)から上方かつ前方へと移動す
る。
軸25aを中心として時計回りに回転する。クランク2
6の先端がアーム22を当初の位置(図5)より上方に
押し上げ、スライダ18がスライドレール17に沿って
上方に移動する(図6)。このとき飾り15は、当初の
位置(図5)より所定の距離だけ奥側へと後退する。ク
ランク26がさらに回転すると、飾り15が再び手前側
へと前進する(図7)。そしてさらにクランク26が回
転すると、飾り15は枠1よりも外方へ突出する(図
8)。このように、クランク26の回転により、飾り1
5は当初の位置(図5)から上方かつ前方へと移動す
る。
【0028】飾り15が枠1よりも外方へ突出した図8
の状態に到達したとき、駆動モータ25が停止すると共
に、駆動モータ27が始動して回転円板28が回転す
る。回転円板28の回転により、図9に示すように係合
突起28aがアーム21の左側辺部を押し、アーム21
が軸21aを中心として揺動する。アーム21自身の揺
動運動は、アーム23を介して飾りアーム24へと伝達
され、飾り15が軸22aを中心として揺動する。この
揺動は翼15bに伝達される。翼15bには板バネ15
aが取り付けてあるため、飾り15が揺動するに従い、
翼15b自身が撓むようになっている。したがって、あ
たかも飾り15自身が翼15bをはためかせているかの
ように見える。
の状態に到達したとき、駆動モータ25が停止すると共
に、駆動モータ27が始動して回転円板28が回転す
る。回転円板28の回転により、図9に示すように係合
突起28aがアーム21の左側辺部を押し、アーム21
が軸21aを中心として揺動する。アーム21自身の揺
動運動は、アーム23を介して飾りアーム24へと伝達
され、飾り15が軸22aを中心として揺動する。この
揺動は翼15bに伝達される。翼15bには板バネ15
aが取り付けてあるため、飾り15が揺動するに従い、
翼15b自身が撓むようになっている。したがって、あ
たかも飾り15自身が翼15bをはためかせているかの
ように見える。
【0029】図3,4に示すように、文字板2a,2b
の各背面には、互いに長さの異なる複数の円管を連ねた
楽器30a,30bが固定してあり、この楽器より前方
に所定の距離をもって打ち棒を手にした2体の人形31
a,31bが、回転テーブル32a,32b上に立設し
てある。人形31a,31bの手は可動となっており、
手にした打ち棒で円管を叩き音楽を奏でるようになって
いる。
の各背面には、互いに長さの異なる複数の円管を連ねた
楽器30a,30bが固定してあり、この楽器より前方
に所定の距離をもって打ち棒を手にした2体の人形31
a,31bが、回転テーブル32a,32b上に立設し
てある。人形31a,31bの手は可動となっており、
手にした打ち棒で円管を叩き音楽を奏でるようになって
いる。
【0030】つぎに本考案の動作について説明する。
【0031】図11に示すように、通常の状態において
は、2枚の文字板2a,2bによって枠1内部に収容さ
れている可動飾り部分が覆われている。毎正時(例えば
12時)になると、駆動モータ9(図3)が始動し、文
字板2a,2bが互いに逆方向に回転し、図12に示す
ように文字板2a,2bが半開き状態になったところで
駆動モータ9(図3)が停止し、文字板の回転が一旦停
止する。この状態で、枠1内部にある駆動モータ25
(図5)が始動し、鳥の形をした飾り15が枠1の外へ
飛び出す。飾り15が前方に出きったところで駆動モー
タ27(図5)が始動し、平行リンク20が揺動して飾
り15および翼部分15bが揺動する。
は、2枚の文字板2a,2bによって枠1内部に収容さ
れている可動飾り部分が覆われている。毎正時(例えば
12時)になると、駆動モータ9(図3)が始動し、文
字板2a,2bが互いに逆方向に回転し、図12に示す
ように文字板2a,2bが半開き状態になったところで
駆動モータ9(図3)が停止し、文字板の回転が一旦停
止する。この状態で、枠1内部にある駆動モータ25
(図5)が始動し、鳥の形をした飾り15が枠1の外へ
飛び出す。飾り15が前方に出きったところで駆動モー
タ27(図5)が始動し、平行リンク20が揺動して飾
り15および翼部分15bが揺動する。
【0032】飾り15の演出が終了して平行リンク20
が枠1内に収まると、それまで停止していた駆動モータ
9(図3)が再び始動し、文字板2a,2bが互いに逆
方向に回転し始める(図13)。当初の位置(図11)
から文字板2a,2bが180度回転し、各文字板2
a,2bの背面に設けてある楽器30a,30bおよび
人形31a,31bが正面に出たところで駆動モータ9
(図3)が停止し、文字板2a,2bの回転が停止する
(図14)。このとき、文字板2a,2bは指針5の前
方へ到達し、その結果、指針5が正面から隠れる。
が枠1内に収まると、それまで停止していた駆動モータ
9(図3)が再び始動し、文字板2a,2bが互いに逆
方向に回転し始める(図13)。当初の位置(図11)
から文字板2a,2bが180度回転し、各文字板2
a,2bの背面に設けてある楽器30a,30bおよび
人形31a,31bが正面に出たところで駆動モータ9
(図3)が停止し、文字板2a,2bの回転が停止する
(図14)。このとき、文字板2a,2bは指針5の前
方へ到達し、その結果、指針5が正面から隠れる。
【0033】図14に示すように、2体の人形31a,
31bは、最初は正面を向いているが、回転テーブル3
2a,32bがそれぞれ回転し、2体の人形31a,3
1bが楽器30a,30bの方を向いた状態(図15)
となる。この状態で、各人形31a,31bは手にした
打ち棒で楽器を叩き、演奏を開始する。
31bは、最初は正面を向いているが、回転テーブル3
2a,32bがそれぞれ回転し、2体の人形31a,3
1bが楽器30a,30bの方を向いた状態(図15)
となる。この状態で、各人形31a,31bは手にした
打ち棒で楽器を叩き、演奏を開始する。
【0034】所定の演奏が終了すると、回転テーブル3
2a,32bがそれぞれ回転して2体の人形31a,3
1bがいま一度正面を向き、いまと逆に文字板2a,2
bが回転し、図11に示す通常の状態に戻る。
2a,32bがそれぞれ回転して2体の人形31a,3
1bがいま一度正面を向き、いまと逆に文字板2a,2
bが回転し、図11に示す通常の状態に戻る。
【0035】つぎに本考案の第2の実施例について、図
16,17を参照し説明する。
16,17を参照し説明する。
【0036】図16に示すように、枠1内部に固定され
た支持板16上には、鉛直方向に延伸するスライドレー
ル17が設けてあり、このスライドレール17に、スラ
イダ41がスライド自在に連結している。スライダ41
の軸41a,41bには、それぞれ揺動アーム42,4
3の一端部が揺動自在に連結しており、各揺動アーム4
2,43の他端部には、アーム44が軸42a,43a
を介して揺動自在に連結している。スライダ41および
これらの3本のアーム42,43,44によって、互い
に対向する1対のアームが常に平行姿勢を保つ平行リン
ク40が構成されている。揺動アーム42の軸42aに
は、飾り15を有する飾りアーム45が揺動自在に連結
している。飾りアーム45の軸43aとの係合部分は、
半円弧状となっており、飾りアーム45は軸42aを中
心として揺動自在であると共に、軸43aによって時計
回りの回転が規制されている。
た支持板16上には、鉛直方向に延伸するスライドレー
ル17が設けてあり、このスライドレール17に、スラ
イダ41がスライド自在に連結している。スライダ41
の軸41a,41bには、それぞれ揺動アーム42,4
3の一端部が揺動自在に連結しており、各揺動アーム4
2,43の他端部には、アーム44が軸42a,43a
を介して揺動自在に連結している。スライダ41および
これらの3本のアーム42,43,44によって、互い
に対向する1対のアームが常に平行姿勢を保つ平行リン
ク40が構成されている。揺動アーム42の軸42aに
は、飾り15を有する飾りアーム45が揺動自在に連結
している。飾りアーム45の軸43aとの係合部分は、
半円弧状となっており、飾りアーム45は軸42aを中
心として揺動自在であると共に、軸43aによって時計
回りの回転が規制されている。
【0037】支持板16に設けてある駆動モータ25の
出力軸25aに、クランク26の一端部が固着してあ
り、このクランク26の先端部は、揺動アーム42の柄
部に設けた軸42bに回転自在に連結している。
出力軸25aに、クランク26の一端部が固着してあ
り、このクランク26の先端部は、揺動アーム42の柄
部に設けた軸42bに回転自在に連結している。
【0038】支持板16には、スライドレール17およ
び駆動モータ25と重ならない位置に別の駆動モータ5
0が設けてあり、その出力軸50aにクランク51が取
り付けてある。このクランク51先端と、飾りアーム4
5との間にはワイヤ52が掛け渡してある。クランク5
1が回転すると、図17に示すように、ワイヤ52が飾
りアーム45を引張り、飾りアーム45と一体に飾り
(鳥)15が軸42aを中心として揺動する。
び駆動モータ25と重ならない位置に別の駆動モータ5
0が設けてあり、その出力軸50aにクランク51が取
り付けてある。このクランク51先端と、飾りアーム4
5との間にはワイヤ52が掛け渡してある。クランク5
1が回転すると、図17に示すように、ワイヤ52が飾
りアーム45を引張り、飾りアーム45と一体に飾り
(鳥)15が軸42aを中心として揺動する。
【0039】駆動モータ25により平行リンク40を揺
動させ、飾り15を枠1外へ突出させる動作について
は、実質的に上記した第1の実施例と同様である。
動させ、飾り15を枠1外へ突出させる動作について
は、実質的に上記した第1の実施例と同様である。
【0040】つぎに本考案の第3の実施例について、図
18を参照し説明する。
18を参照し説明する。
【0041】図18に示すように、枠1内部に固定され
た支持板16上には、鉛直方向に延伸するガイド溝60
が設けてあり、このガイド溝60内に、スライダ61が
スライド自在に嵌入している。スライダ61には、揺動
アーム62の一端部が揺動自在に連結している。揺動ア
ーム62の他端部には、飾り15が揺動自在に連結して
いる。飾り15は、揺動アーム62との連結軸62aを
通る鉛直線上に重心をもち、常に定位置を保っている。
た支持板16上には、鉛直方向に延伸するガイド溝60
が設けてあり、このガイド溝60内に、スライダ61が
スライド自在に嵌入している。スライダ61には、揺動
アーム62の一端部が揺動自在に連結している。揺動ア
ーム62の他端部には、飾り15が揺動自在に連結して
いる。飾り15は、揺動アーム62との連結軸62aを
通る鉛直線上に重心をもち、常に定位置を保っている。
【0042】支持板16に設けてある駆動モータ25の
出力軸25aに、クランク26の一端部が固着してあ
り、このクランク26の先端部は、揺動アーム62の柄
部に設けた軸62bに回転自在に連結している。
出力軸25aに、クランク26の一端部が固着してあ
り、このクランク26の先端部は、揺動アーム62の柄
部に設けた軸62bに回転自在に連結している。
【0043】支持板16には、ガイド溝60および駆動
モータ25と重ならない位置に別の駆動モータ50が設
けてあり、その出力軸50aにクランク51が取り付け
てある。このクランク51先端と、飾り15との間には
ワイヤ52が掛け渡してある。クランク51が回転する
と、飾り15は軸62aを中心として揺動する。
モータ25と重ならない位置に別の駆動モータ50が設
けてあり、その出力軸50aにクランク51が取り付け
てある。このクランク51先端と、飾り15との間には
ワイヤ52が掛け渡してある。クランク51が回転する
と、飾り15は軸62aを中心として揺動する。
【0044】駆動モータ25によりアーム62を揺動さ
せ、飾り15を枠1外へ突出させる動作については、実
質的に上記した第1の実施例と同様である。
せ、飾り15を枠1外へ突出させる動作については、実
質的に上記した第1の実施例と同様である。
【0045】つぎに本考案の第4の実施例について、図
19を参照し説明する。
19を参照し説明する。
【0046】図19に示すように、枠1内部に固定され
た支持板16上には、固定ピン70が設けてある。この
固定ピン70は、揺動アーム71の長手方向に穿設した
ガイド溝71a内にスライド自在に嵌入している。した
がって、揺動アーム71は、それ自身の長手方向に沿っ
て移動自在である一点(固定ピン70)を中心として揺
動自在である。揺動アーム71の他端部には、飾り15
が揺動自在に連結している。飾り15は、揺動アーム7
1との連結軸71aを通る鉛直線上に重心をもち、常に
定位置を保っている。
た支持板16上には、固定ピン70が設けてある。この
固定ピン70は、揺動アーム71の長手方向に穿設した
ガイド溝71a内にスライド自在に嵌入している。した
がって、揺動アーム71は、それ自身の長手方向に沿っ
て移動自在である一点(固定ピン70)を中心として揺
動自在である。揺動アーム71の他端部には、飾り15
が揺動自在に連結している。飾り15は、揺動アーム7
1との連結軸71aを通る鉛直線上に重心をもち、常に
定位置を保っている。
【0047】支持板16に設けてある駆動モータ25の
出力軸25aに、クランク26の一端部が固着してあ
り、このクランク26の先端部は、揺動アーム71の柄
部に設けた軸71bに回転自在に連結している。
出力軸25aに、クランク26の一端部が固着してあ
り、このクランク26の先端部は、揺動アーム71の柄
部に設けた軸71bに回転自在に連結している。
【0048】支持板16には、固定ピン70および駆動
モータ25と重ならない位置に別の駆動モータ50が設
けてあり、その出力軸50aにクランク51が取り付け
てある。このクランク51先端と、飾り15との間には
ワイヤ52が掛け渡してある。クランク51が回転する
と、飾り15は軸62aを中心として揺動する。
モータ25と重ならない位置に別の駆動モータ50が設
けてあり、その出力軸50aにクランク51が取り付け
てある。このクランク51先端と、飾り15との間には
ワイヤ52が掛け渡してある。クランク51が回転する
と、飾り15は軸62aを中心として揺動する。
【0049】駆動モータ25によりアーム71を揺動さ
せ、飾り15を枠1外へ突出させる動作については、実
質的に上記した第1の実施例と同様である。
せ、飾り15を枠1外へ突出させる動作については、実
質的に上記した第1の実施例と同様である。
【0050】本実施例では、文字板2を、指針軸4を通
る鉛直線Lで左右に等分割しているが、これに限定され
るものではなく、指針軸4を通る水平線で上下に分割し
て構成したものでもよい。
る鉛直線Lで左右に等分割しているが、これに限定され
るものではなく、指針軸4を通る水平線で上下に分割し
て構成したものでもよい。
【0051】また、駆動モータ9の回転出力を、複数の
カサ歯車およびウォームギアを介して文字板2a,2b
へ伝達し、文字板を軸心A1,A2回りに回転駆動して
いるが、これに限定されるものではなく、2枚の文字板
2a,2bに直接駆動モータを取付けて回転駆動させて
もよい。
カサ歯車およびウォームギアを介して文字板2a,2b
へ伝達し、文字板を軸心A1,A2回りに回転駆動して
いるが、これに限定されるものではなく、2枚の文字板
2a,2bに直接駆動モータを取付けて回転駆動させて
もよい。
【0052】さらにまた、飾り15を揺動させる手段と
して、回転円板28を設けて平行リンクを揺動させた
り、ワイヤ52を介して直接飾りを揺動させているが、
これに限定されるものではなく、飾りに固着した磁石
を、電磁石により吸引・反発して飾りを揺動させるな
ど、種々の手段で構成してもよい。
して、回転円板28を設けて平行リンクを揺動させた
り、ワイヤ52を介して直接飾りを揺動させているが、
これに限定されるものではなく、飾りに固着した磁石
を、電磁石により吸引・反発して飾りを揺動させるな
ど、種々の手段で構成してもよい。
【0053】
【考案の効果】以上説明したように本考案の可動飾りの
駆動装置によれば、1つの動力で水平方向と鉛直方向と
を組合わせた軌跡に沿って飾りを動かすことができ、飾
り自身に揺動運動を与えることができる。さらに飾りの
動力部は枠内部に位置させ雨風に直接当たらないように
することができると共に、下から見上げても内部の駆動
機構が見えないようにすることができる。また、飾りに
鳥を用いた場合、この鳥の揺動を利用しあたかも翼をは
ばたくような演出を見せることができる。
駆動装置によれば、1つの動力で水平方向と鉛直方向と
を組合わせた軌跡に沿って飾りを動かすことができ、飾
り自身に揺動運動を与えることができる。さらに飾りの
動力部は枠内部に位置させ雨風に直接当たらないように
することができると共に、下から見上げても内部の駆動
機構が見えないようにすることができる。また、飾りに
鳥を用いた場合、この鳥の揺動を利用しあたかも翼をは
ばたくような演出を見せることができる。
【図1】本考案に係る時計の正面図
【図2】図1のA−A線拡大断面図
【図3】図1のB−B線拡大断面図
【図4】図1のC−C線拡大断面図
【図5】可動飾りの駆動装置の要部を示す側面図
【図6】同上の動作状態を示す側面図
【図7】同上の動作状態を示す側面図
【図8】同上の動作状態を示す側面図
【図9】同上の動作状態を示す側面図
【図10】飾りの要部を示す斜視図
【図11】本考案に係る時計の斜視図
【図12】同上の動作状態を示す側面図
【図13】同上の動作状態を示す側面図
【図14】同上の動作状態を示す側面図
【図15】同上の動作状態を示す側面図
【図16】可動飾りの駆動装置の第2の実施例の要部を
示す側面図
示す側面図
【図17】同上の動作状態を示す側面図
【図18】可動飾りの駆動装置の第3の実施例の要部を
示す側面図
示す側面図
【図19】可動飾りの駆動装置の第4の実施例の要部を
示す側面図
示す側面図
15 飾り 15a 板バネ 15b 翼 18 スライダ 20 平行リンク 22 アーム 25 駆動モータ 26 クランク 28 揺動手段(回転円板) 40 平行リンク 50 揺動手段(駆動モータ) 62 アーム 70 固定ピン 71 アーム
Claims (5)
- 【請求項1】 一端部に飾りを有し、他端部が一方向に
沿って移動自在であるスライダに一点で揺動自在に連結
している平行リンクと、 上記平行リンクと上記スライダとの連結点を中心として
上記平行リンクを揺動させる揺動手段と、 上記平行リンクを構成するアームの柄部にその一端部が
回転自在に連結してありかつ駆動モ―タによりその他端
部を中心として回転駆動されるクランクとからなる可動
飾りの駆動装置。 - 【請求項2】 一端部に飾りが揺動自在に連結してあ
り、他端部が一方向に沿って移動自在であるスライダに
連結している平行リンクと、 上記飾りと上記平行リンクとの連結点を中心として上記
飾りを揺動させる揺動手段と、 上記平行リンクを構成する揺動アームの柄部にその一端
部が回転自在に連結してありかつ駆動モ―タによりその
他端部を中心として回転駆動されるクランクとからなる
可動飾りの駆動装置。 - 【請求項3】 上記飾りは鳥の形を模しかつ板バネを介
して連結された翼を有することを特徴とする請求項1ま
たは2記載の可動飾りの駆動装置。 - 【請求項4】 上記平行リンクに代えて、1本のア―ム
によってリンクが構成されていることを特徴とする請求
項1または2記載の可動飾りの駆動装置。 - 【請求項5】 上記スライダに代えて、上記リンクの他
端部は上記ア―ムの長手方向に沿って移動自在である一
点を中心として揺動自在であることを特徴とする請求項
4記載の可動飾りの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7744291U JPH0738878Y2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 可動飾りの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7744291U JPH0738878Y2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 可動飾りの駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528991U JPH0528991U (ja) | 1993-04-16 |
JPH0738878Y2 true JPH0738878Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=13634145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7744291U Expired - Fee Related JPH0738878Y2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 可動飾りの駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738878Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102428480B1 (ko) * | 2022-01-24 | 2022-08-02 | 박찬희 | 카메라 요동장치 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP7744291U patent/JPH0738878Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0528991U (ja) | 1993-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |