JPH064843Y2 - 棒状化粧品繰出容器 - Google Patents
棒状化粧品繰出容器Info
- Publication number
- JPH064843Y2 JPH064843Y2 JP11427888U JP11427888U JPH064843Y2 JP H064843 Y2 JPH064843 Y2 JP H064843Y2 JP 11427888 U JP11427888 U JP 11427888U JP 11427888 U JP11427888 U JP 11427888U JP H064843 Y2 JPH064843 Y2 JP H064843Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- stick
- sliding cylinder
- shaped cosmetic
- cylindrical holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、口紅等の棒状化粧品の繰出容器に関する。
従来、棒状化粧品を保持している筒状ホルダを着脱自在
にして別の棒状化粧品を保持している筒状ホルダと交換
して再度同一繰出容器を使用することが行なわれてい
る。
にして別の棒状化粧品を保持している筒状ホルダと交換
して再度同一繰出容器を使用することが行なわれてい
る。
従来のこのような棒状化粧品の繰出容器の例として第５
図に示す実開昭５８−５４２１９号公報に記載されてい
るものがある。この従来例では、第５図に示すように、
内周面に螺旋溝２が形成された外筒１を設けて、この外
筒１内に内筒６を回動自在に挿入し、内筒６の周壁には
軸線方向に伸びる長孔７を形成している。この内筒６内
に摺動筒10を昇降可能に挿入して、摺動筒10の外周面に
は前記長孔７を介して螺旋溝２に係合する突起11を形成
している。そして、この摺動筒10の上部に、棒状化粧品
30の基部を保持する筒状ホルダ15を螺着することによ
り、別の棒状化粧品30を保持している筒状ホルダ15と取
り替えることも可能である。
図に示す実開昭５８−５４２１９号公報に記載されてい
るものがある。この従来例では、第５図に示すように、
内周面に螺旋溝２が形成された外筒１を設けて、この外
筒１内に内筒６を回動自在に挿入し、内筒６の周壁には
軸線方向に伸びる長孔７を形成している。この内筒６内
に摺動筒10を昇降可能に挿入して、摺動筒10の外周面に
は前記長孔７を介して螺旋溝２に係合する突起11を形成
している。そして、この摺動筒10の上部に、棒状化粧品
30の基部を保持する筒状ホルダ15を螺着することによ
り、別の棒状化粧品30を保持している筒状ホルダ15と取
り替えることも可能である。
しかしながら、前記従来例では、棒状化粧品30を保持し
ている筒状ホルダ15を摺動筒10から取り外すことができ
る反面、携帯時などにおける信動等により螺合が緩むお
それがあり、この場合、棒状化粧品30の使い勝手が悪く
なったりすることもある。
ている筒状ホルダ15を摺動筒10から取り外すことができ
る反面、携帯時などにおける信動等により螺合が緩むお
それがあり、この場合、棒状化粧品30の使い勝手が悪く
なったりすることもある。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、棒状化
粧品30を保持している筒状ホルダ15の取り替えが容易
で、また、摺動筒10に筒状ホルダ15を確実に取り付け
て、緩み止めの効果があるようにすることを技術的課題
とする。
粧品30を保持している筒状ホルダ15の取り替えが容易
で、また、摺動筒10に筒状ホルダ15を確実に取り付け
て、緩み止めの効果があるようにすることを技術的課題
とする。
本考案は、前記の技術的課題を解決するために以下のよ
うな構成とした。
うな構成とした。
即ち、内周面に螺旋溝２が形成された外筒１を設け、こ
の外筒１内に内筒６を回動自在に挿入し、内筒６の周壁
には軸線方向に伸びる長孔７を形成し、この内筒６内に
摺動筒10を昇降可能に挿入し、摺動筒10の外周面には前
記長孔７を介して螺旋溝２に係合する突起11を形成し、
この摺動筒10内に棒状化粧品30の基部を保持する筒状ホ
ルダ15を嵌入し、そして、前記筒状ホルダ15の下部には
摺動筒10と係合する係止突部16を設けると共に、下部内
面の対称位置に一対のブリッジ17を設けて、両ブリッジ
17間における筒状ホルダ15の下部には、下端の開放され
たスリット18を形成して棒状化粧品繰出容器とした。
の外筒１内に内筒６を回動自在に挿入し、内筒６の周壁
には軸線方向に伸びる長孔７を形成し、この内筒６内に
摺動筒10を昇降可能に挿入し、摺動筒10の外周面には前
記長孔７を介して螺旋溝２に係合する突起11を形成し、
この摺動筒10内に棒状化粧品30の基部を保持する筒状ホ
ルダ15を嵌入し、そして、前記筒状ホルダ15の下部には
摺動筒10と係合する係止突部16を設けると共に、下部内
面の対称位置に一対のブリッジ17を設けて、両ブリッジ
17間における筒状ホルダ15の下部には、下端の開放され
たスリット18を形成して棒状化粧品繰出容器とした。
本考案は、螺旋溝２を有する外筒１と長孔７を有する内
筒６を相対回動させて、摺動筒10の突起11を長孔７に沿
って上昇させると摺動筒10が上昇すると共に棒状化粧品
30を保持した筒状ホルダ15も上昇する。そして、摺動筒
10を上昇させて、筒状ホルダ15を外方に突出させこの状
態で棒状化粧品30を使用する。この棒状化粧品30を保持
した筒状ホルダ15を取り替える際は、前記の摺動筒10の
最高上昇位置で、まず、棒状化粧品30の残部を筒状ホル
ダ15から取り外し、第４図に示すように、筒状ホルダ15
の上方からスナップリングプライヤ32を筒状ホルダ15内
に挿入して、スナップリングプライヤ32の先端をブリッ
ジ17に引っかけてはさみ付けると、筒状ホルダ15の下部
は、スリット18の下方が内方に撓む。そして、係止突部
16の外径が摺動筒10の内径より小さくなれば、スナップ
リングプライヤ32を上方に引き上げて筒状ホルダ15を摺
動筒10内から引き出す。そして、取り替え用の新しい棒
状化粧品30を保持した筒状ホルダ15を上から摺動筒10内
に挿入し押圧すると筒状ホルダ15の係止突部16は、内側
に撓んで、摺動筒10内を下降し、摺動筒10の下端部に係
合し、緩み止めとなる。そして、いつでも棒状化粧品30
が使用できる状態となることができる。
筒６を相対回動させて、摺動筒10の突起11を長孔７に沿
って上昇させると摺動筒10が上昇すると共に棒状化粧品
30を保持した筒状ホルダ15も上昇する。そして、摺動筒
10を上昇させて、筒状ホルダ15を外方に突出させこの状
態で棒状化粧品30を使用する。この棒状化粧品30を保持
した筒状ホルダ15を取り替える際は、前記の摺動筒10の
最高上昇位置で、まず、棒状化粧品30の残部を筒状ホル
ダ15から取り外し、第４図に示すように、筒状ホルダ15
の上方からスナップリングプライヤ32を筒状ホルダ15内
に挿入して、スナップリングプライヤ32の先端をブリッ
ジ17に引っかけてはさみ付けると、筒状ホルダ15の下部
は、スリット18の下方が内方に撓む。そして、係止突部
16の外径が摺動筒10の内径より小さくなれば、スナップ
リングプライヤ32を上方に引き上げて筒状ホルダ15を摺
動筒10内から引き出す。そして、取り替え用の新しい棒
状化粧品30を保持した筒状ホルダ15を上から摺動筒10内
に挿入し押圧すると筒状ホルダ15の係止突部16は、内側
に撓んで、摺動筒10内を下降し、摺動筒10の下端部に係
合し、緩み止めとなる。そして、いつでも棒状化粧品30
が使用できる状態となることができる。
以下、本考案による実施例について第１図乃至第４図を
参照しつつ説明する。
参照しつつ説明する。
この棒状化粧品繰出容器は、内周面に矩形断面の螺旋溝
２が形成された外筒１を設けて、この外筒１内に内筒６
を回動自在に挿入し、内筒６の周壁には軸線方向に伸び
る２本の長孔７を対称に形成してある。この内筒６内に
摺動筒10を昇降可能に挿入し、摺動筒10の外周面の上部
には前記長孔７を介して螺旋溝２に係合する一対の突起
11を形成してある。そして、この摺動筒10内に棒状化粧
品30の基部を保持する筒状ホルダ15を嵌入し、前記筒状
ホルダ15の上部は摺動筒10の最高上昇位置において、棒
状化粧品30と共に外方に突出するように形成し、筒状ホ
ルダ15を摺動筒10内に挿入するために使用する挿入用キ
ャップを固定する段部19を設けてある。さらに、筒状ホ
ルダ15の下部には摺動筒10の下端部と係合する係止突部
16を設けると共に、下部内面の対称位置に一対の正方形
断面のブリッジ17を設けて、両ブリッジ17間における筒
状ホルダ15の下部には、下端の開放されたスリット18を
形成した構造になっている。
２が形成された外筒１を設けて、この外筒１内に内筒６
を回動自在に挿入し、内筒６の周壁には軸線方向に伸び
る２本の長孔７を対称に形成してある。この内筒６内に
摺動筒10を昇降可能に挿入し、摺動筒10の外周面の上部
には前記長孔７を介して螺旋溝２に係合する一対の突起
11を形成してある。そして、この摺動筒10内に棒状化粧
品30の基部を保持する筒状ホルダ15を嵌入し、前記筒状
ホルダ15の上部は摺動筒10の最高上昇位置において、棒
状化粧品30と共に外方に突出するように形成し、筒状ホ
ルダ15を摺動筒10内に挿入するために使用する挿入用キ
ャップを固定する段部19を設けてある。さらに、筒状ホ
ルダ15の下部には摺動筒10の下端部と係合する係止突部
16を設けると共に、下部内面の対称位置に一対の正方形
断面のブリッジ17を設けて、両ブリッジ17間における筒
状ホルダ15の下部には、下端の開放されたスリット18を
形成した構造になっている。
以上説明したように、本考案による棒状化粧品繰出容器
は、筒状ホルダ15の下部に一対のブリッジ17が設けてあ
ると共に、筒状ホルダ15の下部にスリット18が形成され
てあり、筒状ホルダ15の先端が撓みやすく形成されてい
るので、このブリッジ17にスナップリングプライヤ32で
引っ掛けてはさみ付けることにより筒状ホルダ15を摺動
筒10から引き出すことができ、さらに、筒状ホルダ15の
下部に係止突部16があるので、この係止突部16が摺動筒
10の下端部に係合して確実に係止され、携帯時等の振動
などにより緩むことがないので棒状化粧品30の使い勝手
を向上することができる。
は、筒状ホルダ15の下部に一対のブリッジ17が設けてあ
ると共に、筒状ホルダ15の下部にスリット18が形成され
てあり、筒状ホルダ15の先端が撓みやすく形成されてい
るので、このブリッジ17にスナップリングプライヤ32で
引っ掛けてはさみ付けることにより筒状ホルダ15を摺動
筒10から引き出すことができ、さらに、筒状ホルダ15の
下部に係止突部16があるので、この係止突部16が摺動筒
10の下端部に係合して確実に係止され、携帯時等の振動
などにより緩むことがないので棒状化粧品30の使い勝手
を向上することができる。
第１図乃至第４図は本考案による一実施例を示し、第１
図は組立縦断面図、第２図は要部の縦断面図、第３図は
第２図のIII−III線より断面した平面図、第４図は筒状
ホルダを摺動筒から取り出す際の縦断面図、第５図は従
来例の組立縦断面図である。 １……外筒、２……螺旋溝、 ６……内筒、７……長孔、 10……摺動筒、11……突起、 15……筒状ホルダ、16……係止突部、 17……ブリッジ、18……スリット、 30……棒状化粧品。
図は組立縦断面図、第２図は要部の縦断面図、第３図は
第２図のIII−III線より断面した平面図、第４図は筒状
ホルダを摺動筒から取り出す際の縦断面図、第５図は従
来例の組立縦断面図である。 １……外筒、２……螺旋溝、 ６……内筒、７……長孔、 10……摺動筒、11……突起、 15……筒状ホルダ、16……係止突部、 17……ブリッジ、18……スリット、 30……棒状化粧品。
Claims (1)
- 【請求項１】内周面に螺旋溝２が形成された外筒１を設
け、この外筒１内に内筒６を回動自在に挿入し、内筒６
の周壁には軸線方向に伸びる長孔７を形成し、この内筒
６内に摺動筒10を昇降可能に挿入し、摺動筒10の外周面
には前記長孔７を介して螺旋溝２に係合する突起11を形
成し、この摺動筒10内に棒状化粧品30の基部を保持する
筒状ホルダ15を嵌入し、そして、前記筒状ホルダ15の下
部には摺動筒10と係合する係止突部16を設けると共に、
下部内面の対称位置に一対のブリッジ17を設けて、両ブ
リッジ17間における筒状ホルダ15の下部には、下端の開
放されたスリット18を形成した棒状化粧品繰出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11427888U JPH064843Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 棒状化粧品繰出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11427888U JPH064843Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 棒状化粧品繰出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0237013U JPH0237013U (ja) | 1990-03-12 |
| JPH064843Y2 true JPH064843Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31354877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11427888U Expired - Lifetime JPH064843Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 棒状化粧品繰出容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064843Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2547945Y2 (ja) * | 1993-08-09 | 1997-09-17 | 通晴 河野 | コンクリート管 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP11427888U patent/JPH064843Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0237013U (ja) | 1990-03-12 |
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