JPH064840U - ペン入力方式の携帯型電子機器 - Google Patents

ペン入力方式の携帯型電子機器

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Publication number
JPH064840U
JPH064840U JP4076292U JP4076292U JPH064840U JP H064840 U JPH064840 U JP H064840U JP 4076292 U JP4076292 U JP 4076292U JP 4076292 U JP4076292 U JP 4076292U JP H064840 U JPH064840 U JP H064840U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
lid
portable electronic
electronic device
device body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4076292U
Other languages
English (en)
Inventor
博紀 砂野
馨 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4076292U priority Critical patent/JPH064840U/ja
Publication of JPH064840U publication Critical patent/JPH064840U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】タッチペンによりペン入力される表示画面を保
護するために機器本体に対して蓋部を回動開閉自在に装
着してある携帯型電子機器(例えば電子手帳)におい
て、蓋部のロック機構とタッチペンの収納機構とについ
て、構造を簡素なものにして部品点数を削減しコストダ
ウンを図る。 【構成】機器本体21の遊端部分に一対のペン収納部2
1a,21bを一体的に形成する一方、蓋部22の遊端
部分に蓋部22を機器本体21に対して閉じたとき前記
ペン収納部21a,21bに嵌合するペン収納部22a
を一体的に形成し、各ペン収納部21a,21b,22
aに嵌合状態で同軸状にペン収納用孔26,27,28
を形成し、そのペン収納用孔26,27,28にわたっ
てタッチペン25を挿抜自在に構成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ペン入力方式の電子手帳などの携帯型電子機器に係り、特には蓋部 のロック機構とタッチペンの収納機構との構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
表示画面などに対してタッチペンを用いてペン入力する方式の携帯型電子機器 においては、表示画面を保護するために蓋部が開閉自在に装着されている。そし て、機器本体に蓋部を閉じ状態に保持するためロック機構が装備されている。ま た、常時的に携帯されるものであることから機器本体にタッチペンをセットして おく必要があり、タッチペンの収納機構が装備されている。
【0003】 図4は従来のペン入力方式の携帯型電子機器(電子手帳)の蓋部を開いた状態 の平面図、図5は蓋部のロック機構を示す断面図(図4のa−a線矢視の断面図 )である。これらの図において、1は機器本体、2は蓋部、3は蓋部2を機器本 体1に開閉自在に装着するヒンジ部、4は液晶による表示画面、5は機器本体1 に回動自在に設けられた蓋部ロックノブ、5aは蓋部ロックノブ5の爪部分、5 bは蓋部ロックノブ5から一体的に延出されたスプリング座板、6は蓋部ロック スプリング、7はポップアップバネ、8は蓋部2に設けられた爪状の被係止部、 9はペンホルダー、10は伸縮式のタッチペンである。
【0004】 動作を説明すると、図5の閉じ状態において、蓋部ロックスプリング6に抗し て蓋部ロックノブ5の下側部分を矢印bのように押すと、蓋部ロックノブ5が矢 印cのように回動して被係止部8に対する爪部分5aのロック状態が解除される 。すると、被係止部8がポップアップバネ7によって上側へポップアップし、蓋 部ロックノブ5を元に戻してもロック解除状態は保たれる。したがって、蓋部2 を指先で持ち上げて開くことができる。
【0005】 蓋部2を閉め、矢印dのように上から押し下げると、被係止部8のテーパー面 が蓋部ロックノブ5の爪部分5aのテーパー面の上をすべり、蓋部ロックノブ5 を蓋部ロックスプリング6に抗して矢印b方向を回動させ、被係止部8が爪部分 5aに係止されるとともに、蓋部ロックスプリング6によって蓋部ロックノブ5 が元の位置に復帰するため、ロック状態となる。
【0006】 タッチペン10は、蓋部2を開いた状態で、その先端をヒンジ部3の穴に差し 込み、後端をペンホルダー9に保持させることで、携帯型電子機器の折り畳みの ヒンジ部分に収納される。蓋部2は、タッチペン10を保持させた状態で開閉自 在となっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成の携帯型電子機器(電子手帳)においては、蓋部のロック機構および タッチペンの収納機構を構成するために必要としている部品点数が多く(蓋部ロ ックノブ5,蓋部ロックスプリング6,ポップアップバネ7,被係止部8,ペン ホルダー9)、構造を複雑化してるとともにコストアップを招いている。
【0008】 本考案は、このような事情に鑑みて創案されたものであって、構造を簡素なも のにして部品点数を削減しコストダウンを図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、機器本体に対して蓋部が回動開閉自在に取り付けられたペン入力方 式の携帯型電子機器において、機器本体の遊端部分と蓋部の遊端部分のそれぞれ に蓋部の閉じ状態で互いに嵌合するペン収納部が一体的に形成され、これら各ペ ン収納部には両者の嵌合状態で同軸状に連通するペン収納用孔が形成されており 、それら同軸状態の両ペン収納用孔間にわたってタッチペンを挿抜自在に構成し てあることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】 蓋部を機器本体に対して閉じると、蓋部のペン収納部が機器本体のペン収納部 に嵌合し、それぞれのペン収納用孔が同軸状に連通する。それら両ペン収納用孔 間にわたってタッチペンを挿入すると、タッチペンを介して両ペン収納部が嵌合 状態にロックされ、蓋部は機器本体に対して閉じ状態にロックされることになる 。同時に、タッチペンは両ペン収納部に収納されることになる。すなわち、蓋部 のロック機構とタッチペンの収納機構とが構造的にひとまとまりとなっている。
【0011】 蓋部を閉じるときにはタッチペンは使用せず収納するといったことも有機的な結 び付きを形成している。
【0012】
【実施例】
以下、本考案に係るペン入力方式の携帯型電子機器の一実施例を図面に基づい て詳細に説明する。
【0013】 図1はペン入力方式の携帯型電子機器(電子手帳)の外観(部分的開き状態) を示す斜視図、図2は閉じ状態を示す正面図、図3は閉じ状態を示す側面図であ る。
【0014】 機器本体21の一側辺部に対して蓋部22の一側辺部が図示しないヒンジ部に よって回動開閉自在に枢着されている。機器本体21には液晶による表示画面2 3やキー入力部24が設けられており、表示画面23はタッチペン25によるデ ータ入力面ともなっている。
【0015】 機器本体21の遊端部分の両側に一対のペン収納部21a,21bが軸方向に 所定の間隔を隔てて一体的に形成されている一方、蓋部22の遊端部分の中央部 分に1つのペン収納部22aが一体的に形成されている。機器本体21の一対の ペン収納部21a,21bのうち一方のペン収納部21aには軸方向に沿って貫 通するペン収納用孔26が形成され、他方のペン収納部21bには有底のペン収 納用孔27が形成されている。これら一対のペン収納用孔26,27は同軸状と なっている。蓋部22のペン収納部22aにも軸方向に沿って貫通するペン収納 用孔28が形成されている。
【0016】 蓋部22のペン収納部22aは、蓋部22を機器本体21に対して閉じたとき に一対のペン収納部21a,21bの間に嵌合するようになっている。その嵌合 状態で3つのペン収納用孔26,28,27は同軸状に連通することになる。こ の3つのペン収納用孔26,28,27に対してタッチペン25を挿入および抜 き出し自在に構成してある。
【0017】 次に、動作を説明する。
【0018】 この携帯型電子機器の使用を終えるとき、表示画面23の保護のため蓋部22 を閉じる。蓋部22を機器本体21に対して閉じると、蓋部22のペン収納部2 2aが機器本体21の一対のペン収納部21a,21bの間に嵌合し、3つのペ ン収納用孔26,28,27が同軸状に連通した状態となる。この嵌合状態で、 使用の終了したタッチペン25を3つのペン収納用孔26,28,27にわたっ て挿入すると、タッチペン25を介して機器本体21のペン収納部21a,21 bと蓋部22のペン収納部22aとがロックされる。すなわち、蓋部22が機器 本体21に対して閉じ状態にロックされる。同時に、タッチペン25は3つのペ ン収納用孔26,28,27に収納されることになる。
【0019】 すなわち、蓋部22のロック機構とタッチペン25の収納機構とがひとまとま りになっており、ペン収納部21a,21bは機器本体21と一体であり、ペン 収納部22aは蓋部22と一体であるから、部品点数が特に増えるというもので はなく、むしろ部品点数が従来例に比べて大幅に少なくなっているとともに、構 造的にも非常にシンプルなものとなっている。
【0020】 そして、蓋部22の閉じ状態のロックとタッチペン25の収納とを同時に行う ことができ、また、タッチペン25の取り出しと蓋部22のロック解除とを同時 に行うことができる。携帯型電子機器の使用開始に当たっては、蓋部22を開く 必要とタッチペン25を取り出す必要とがあるがそれが同時に行え、また、使用 終了に際しては蓋部22を閉じる必要とタッチペン25を収納する必要とがある がそれを同時に行える非常に合理的な構造となっている。
【0021】 なお、タッチペン25の先端部分の外周面と有底のペン収納用孔27の内周面 との双方にローレット加工を施してあり、タッチペン25の収納時には両者の適 度な摩擦力によりタッチペン25の不測の抜け出しを防止する。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、蓋部のロック機構とタッチペンの収納機構と を構造的にひとまとまりとし機能的に結び付けているので、全体として構造の簡 素化と部品点数の削減とが図られ、省スペースおよびコストダウンを達成するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る携帯型電子機器(電子
手帳)の部分的な開き状態での外観を示す斜視図であ
る。
【図2】実施例の携帯型電子機器の閉じ状態の正面図で
ある。
【図3】実施例の携帯型電子機器の閉じ状態の側面図で
ある。
【図4】従来例に係る携帯型電子機器(電子手帳)の開
き状態を示す平面図である。
【図5】図4におけるa−a線矢視の断面図である。
【符号の説明】
21 機器本体 21a,21b ペン収納部 22 蓋部 22a ペン収納部 23 表示画面 25 タッチペン 26,27,28 ペン収納用孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体に対して蓋部が回動開閉自在に
    取り付けられたペン入力方式の携帯型電子機器におい
    て、機器本体の遊端部分と蓋部の遊端部分のそれぞれに
    蓋部の閉じ状態で互いに嵌合するペン収納部が一体的に
    形成され、これら各ペン収納部には両者の嵌合状態で同
    軸状に連通するペン収納用孔が形成されており、それら
    同軸状態の両ペン収納用孔間にわたってタッチペンを挿
    抜自在に構成してあることを特徴とするペン入力方式の
    携帯型電子機器。
JP4076292U 1992-06-15 1992-06-15 ペン入力方式の携帯型電子機器 Pending JPH064840U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4076292U JPH064840U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 ペン入力方式の携帯型電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4076292U JPH064840U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 ペン入力方式の携帯型電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064840U true JPH064840U (ja) 1994-01-21

Family

ID=12589641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4076292U Pending JPH064840U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 ペン入力方式の携帯型電子機器

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JP (1) JPH064840U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103687754A (zh) * 2011-08-22 2014-03-26 三菱电机株式会社 移动体用信息设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103687754A (zh) * 2011-08-22 2014-03-26 三菱电机株式会社 移动体用信息设备
JP5456210B2 (ja) * 2011-08-22 2014-03-26 三菱電機株式会社 移動体用情報機器
CN103687754B (zh) * 2011-08-22 2015-05-20 三菱电机株式会社 移动体用信息设备

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