JPH0648385B2 - 電子写真感光体製造装置 - Google Patents
電子写真感光体製造装置Info
- Publication number
- JPH0648385B2 JPH0648385B2 JP4372085A JP4372085A JPH0648385B2 JP H0648385 B2 JPH0648385 B2 JP H0648385B2 JP 4372085 A JP4372085 A JP 4372085A JP 4372085 A JP4372085 A JP 4372085A JP H0648385 B2 JPH0648385 B2 JP H0648385B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- coating
- cylindrical substrate
- drum
- coating tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/05—Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
- G03G5/0525—Coating methods
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は浸漬塗布法による層形成を多数の円筒状基体に
対して連続して行なう積層型電子写真感光体の製造装置
に関する。
対して連続して行なう積層型電子写真感光体の製造装置
に関する。
本発明に言う電子写真装置とは従来公知の電子写真プロ
セスによる写真方式に係るものである。即ち最内層から
導電層、光導電層、目止め層、絶縁層、表面層を、又有
機光導体の場合は導電層、下引き層、電荷発生層、電荷
輸送層を円筒状基体上に順次形成せしめた感光体を用
い、まずその最上層表面を電極もしくはコロナ放電によ
りあらかじめ正または負に一様に帯電させ、次に前記被
帯電表面層に複写せんとする原画像を照射すると同時に
これにコロナ放電を当てて光照射部分の電荷を減衰せし
め、よって原画像の明暗のパターンに従って生ずる表面
電位の差による静電像を前記表面層上に形成せしめ、さ
らに前記静電像を荷電着色粒子を主体とする現像剤にて
可視化した後、紙等の転写材に前記可視像を内部もしく
は外部電界を利用して転写し、これを熱定着して電子写
真像を得るものである。
セスによる写真方式に係るものである。即ち最内層から
導電層、光導電層、目止め層、絶縁層、表面層を、又有
機光導体の場合は導電層、下引き層、電荷発生層、電荷
輸送層を円筒状基体上に順次形成せしめた感光体を用
い、まずその最上層表面を電極もしくはコロナ放電によ
りあらかじめ正または負に一様に帯電させ、次に前記被
帯電表面層に複写せんとする原画像を照射すると同時に
これにコロナ放電を当てて光照射部分の電荷を減衰せし
め、よって原画像の明暗のパターンに従って生ずる表面
電位の差による静電像を前記表面層上に形成せしめ、さ
らに前記静電像を荷電着色粒子を主体とする現像剤にて
可視化した後、紙等の転写材に前記可視像を内部もしく
は外部電界を利用して転写し、これを熱定着して電子写
真像を得るものである。
従来この種の感光体の製造にさいし、塗布方法はスプレ
ー法、ローラー又はブラシ塗装、フローコーター、浸漬
（ディッピング）等の種々の方法があるが、比較的均一
な塗膜が得られるとの理由で円筒状基体を塗布液中に浸
漬して塗布液を基体表面に塗着させ硬化させる方法、即
ちディッピング法（浸漬法）が一般に採用されていた。
ー法、ローラー又はブラシ塗装、フローコーター、浸漬
（ディッピング）等の種々の方法があるが、比較的均一
な塗膜が得られるとの理由で円筒状基体を塗布液中に浸
漬して塗布液を基体表面に塗着させ硬化させる方法、即
ちディッピング法（浸漬法）が一般に採用されていた。
しかしながらこの方法は円筒状基体を塗布液中にダイレ
クトに浸漬する方法であるため処理する工程において塗
布液中にゴミが混入しやすいといった重大な欠点があ
り、さらに円筒状基体（以下ドラムと略称することがあ
る）を塗布液中より引き揚げる時に基体の震動及び引き
揚げ速度ムラを生じやすいこと及び長時間処理すること
によって塗布液性能の低下を来たすこと、さらには積層
型ドラムの場合には下層に塗布した層が別の塗布液中に
浸漬されることにより下層中の物質の溶け出しが起きて
上層に塗布する液に混入することがあったり又上層に塗
布する液が下層の塗布層の中に浸み込んだりすることが
ある。
クトに浸漬する方法であるため処理する工程において塗
布液中にゴミが混入しやすいといった重大な欠点があ
り、さらに円筒状基体（以下ドラムと略称することがあ
る）を塗布液中より引き揚げる時に基体の震動及び引き
揚げ速度ムラを生じやすいこと及び長時間処理すること
によって塗布液性能の低下を来たすこと、さらには積層
型ドラムの場合には下層に塗布した層が別の塗布液中に
浸漬されることにより下層中の物質の溶け出しが起きて
上層に塗布する液に混入することがあったり又上層に塗
布する液が下層の塗布層の中に浸み込んだりすることが
ある。
そしてこのディッピング法の最大の欠点は積層構成の感
光体を製造するにあたり、第一層を塗布した後、ドラム
を移動して別の場所にある第二層の塗布装置の所へ持っ
ていかなければならなかった。そのためには大掛りな搬
送装置が必要で工程が複雑な搬送機を多数有し自動塗布
をするに際しては大きな障害となっていた。
光体を製造するにあたり、第一層を塗布した後、ドラム
を移動して別の場所にある第二層の塗布装置の所へ持っ
ていかなければならなかった。そのためには大掛りな搬
送装置が必要で工程が複雑な搬送機を多数有し自動塗布
をするに際しては大きな障害となっていた。
本発明の目的は浸漬法の特徴をいかし、搬送機を使うな
ど複雑な装置を必要とせず多数の円筒状基体に対して層
形成を連続して行ない得る積層型電子写真感光体の製造
装置を提供することにある。
ど複雑な装置を必要とせず多数の円筒状基体に対して層
形成を連続して行ない得る積層型電子写真感光体の製造
装置を提供することにある。
本発明に従って、円筒状基体上に第一段階として層形成
用塗工液を浸漬法により塗布し乾燥して第一層を形成す
るため塗布槽と乾燥器を竪列に上方に向ってこの順序で
配設し、第二段階として第一層の上に第二層を形成させ
るため上記と同様に塗布槽と乾燥器とを第一段階の上方
に竪列に配設し、以下同様にして複数段階を配設し、更
に最下段に円筒状基体の押上げ装置が設けられており、
上記塗布槽の底部は円筒状基体よりやや小さい円径を有
する、塗工液を塗布するためのリング状弾性体ブレード
パッキングを備えており、上記円筒状基体がリング状ブ
レードパッキングを通って下段より上段に押上げられる
間塗布、乾燥、硬化の一連の工程が連続して行われるこ
とを特徴とする積層型電子写真感光体の製造装置が提供
される。
用塗工液を浸漬法により塗布し乾燥して第一層を形成す
るため塗布槽と乾燥器を竪列に上方に向ってこの順序で
配設し、第二段階として第一層の上に第二層を形成させ
るため上記と同様に塗布槽と乾燥器とを第一段階の上方
に竪列に配設し、以下同様にして複数段階を配設し、更
に最下段に円筒状基体の押上げ装置が設けられており、
上記塗布槽の底部は円筒状基体よりやや小さい円径を有
する、塗工液を塗布するためのリング状弾性体ブレード
パッキングを備えており、上記円筒状基体がリング状ブ
レードパッキングを通って下段より上段に押上げられる
間塗布、乾燥、硬化の一連の工程が連続して行われるこ
とを特徴とする積層型電子写真感光体の製造装置が提供
される。
本発明を添付図面で詳細に説明する。
塗料３を内蔵する塗布槽１と乾燥器４は竪列に上方に向
って配列され、塗布槽１の底部は塗布されるドラム２０
よりやや小さい内径を有する、塗布用のリング状弾性プ
レードパッキング２よりなっている。この第一段階の上
方に塗布槽５（塗料７をもつ）と乾燥器８よりなる第二
段階が設置され、第一層の上に第二層が形成される。塗
布槽５の底部はリング状弾性体ブレードパッキング６よ
り構成される。更に第三段階として塗布槽９、乾燥器１
２及び紫外線照射装置１３がこの順に上方に向って配列
される。塗布槽９の底部は同様にリング状弾性体ブレー
ドパッキング１０より構成される。
って配列され、塗布槽１の底部は塗布されるドラム２０
よりやや小さい内径を有する、塗布用のリング状弾性プ
レードパッキング２よりなっている。この第一段階の上
方に塗布槽５（塗料７をもつ）と乾燥器８よりなる第二
段階が設置され、第一層の上に第二層が形成される。塗
布槽５の底部はリング状弾性体ブレードパッキング６よ
り構成される。更に第三段階として塗布槽９、乾燥器１
２及び紫外線照射装置１３がこの順に上方に向って配列
される。塗布槽９の底部は同様にリング状弾性体ブレー
ドパッキング１０より構成される。
また第四段階として塗布槽１４と乾燥器１７とが上方に
向って配列され第３層の硬化膜上に第４層が形成され
る。最下段にドラムを押上げる装置としてエア圧シリン
ダー１９と押上げローラー１８が設けてあり、これによ
りドラムは連続的に上方に押上げられる。
向って配列され第３層の硬化膜上に第４層が形成され
る。最下段にドラムを押上げる装置としてエア圧シリン
ダー１９と押上げローラー１８が設けてあり、これによ
りドラムは連続的に上方に押上げられる。
塗布槽の底部のリング状塗布ブレードは樹脂（例えばポ
リエチレン，テフロン）あるいはゴム（シリコンゴム，
ウレタンゴム）の弾性体パッキングである。塗布された
ドラムは上昇して乾燥機（例えば熱風吹出し乾燥機）に
よって乾燥，硬化される。以後ドラムは上昇し乍ら塗
布，乾燥の一連工程を経て次の層が形成される。
リエチレン，テフロン）あるいはゴム（シリコンゴム，
ウレタンゴム）の弾性体パッキングである。塗布された
ドラムは上昇して乾燥機（例えば熱風吹出し乾燥機）に
よって乾燥，硬化される。以後ドラムは上昇し乍ら塗
布，乾燥の一連工程を経て次の層が形成される。
第三段階では紫外線硬化樹脂を含む塗工液を用いて塗
布，乾燥後紫外線照射ランプ１３にて紫外線硬化を行な
う。
布，乾燥後紫外線照射ランプ１３にて紫外線硬化を行な
う。
最後に第四段階として塗布槽１４と乾燥器１７を用いて
第４層の表面層を形成させることによりドラム感光体が
製造される。
第４層の表面層を形成させることによりドラム感光体が
製造される。
この間ドラムはたえず一定速度（50〜300mm/minの範囲
内で）で押上げられており、従ってドラム１本の長さを
４００mm、ドラム上昇速度を２００mm/minと設定すれ
ば、ドラムの投入から完成まで２０分間ですみ、２分間
で１本のドラム感光体が製造されるという高い効率にな
る。
内で）で押上げられており、従ってドラム１本の長さを
４００mm、ドラム上昇速度を２００mm/minと設定すれ
ば、ドラムの投入から完成まで２０分間ですみ、２分間
で１本のドラム感光体が製造されるという高い効率にな
る。
なおドラムの供給部と排出部にオートハンド２１及び２
３並びにベルトコンベア２２及び２４を設置し完全自動
でドラム感光体が製造される。
３並びにベルトコンベア２２及び２４を設置し完全自動
でドラム感光体が製造される。
本装置では塗布層を４層とし第３層に紫外線硬化樹脂を
用いたが、積層の数は何層でもよく５層，６層でも可能
であり、紫外線硬化樹脂を用いない場合は紫外線照射ラ
ンプは必要ない。
用いたが、積層の数は何層でもよく５層，６層でも可能
であり、紫外線硬化樹脂を用いない場合は紫外線照射ラ
ンプは必要ない。
又乾燥温度が非常に高温になる場合には熱風送風機の直
後に冷風送風機を取り付けてドラムを冷却する。
後に冷風送風機を取り付けてドラムを冷却する。
以上説明したとおり、リング状弾性体ブレードパッキン
グを底部にもつ塗布槽を竪方向に配列することにより、
装置の構造を簡略化ししかも高効率で積層型感光体を連
続的に製造できる。
グを底部にもつ塗布槽を竪方向に配列することにより、
装置の構造を簡略化ししかも高効率で積層型感光体を連
続的に製造できる。
さらに完全自動装置であるためゴミやほこり等が混入し
にくく良質のドラム感光体を製造するのに非常にすぐれ
ている。又従来のようなディッピング法を用いないため
一度に大量の塗工液を必要とせず、塗工液の安定した状
態で塗工できさらに上層の塗布液が下層へ浸み込み特性
を悪化させたり、塗布した層が次層塗布のとき溶解して
次層の液に混入するというようなことが少なくなる。
にくく良質のドラム感光体を製造するのに非常にすぐれ
ている。又従来のようなディッピング法を用いないため
一度に大量の塗工液を必要とせず、塗工液の安定した状
態で塗工できさらに上層の塗布液が下層へ浸み込み特性
を悪化させたり、塗布した層が次層塗布のとき溶解して
次層の液に混入するというようなことが少なくなる。
図面は本発明のドラム感光体製造装置の一例を示す断面
概略図である。 １，５，９，１４…塗布槽、２，６，１０，１５…リン
グ状ブレードパッキング、３，７，１１，１６…塗工液
（塗料）、４，８，１２，１７…熱風送風機、１３…紫
外線照射装置、２０…ドラム、１８…押上げローラー。
概略図である。 １，５，９，１４…塗布槽、２，６，１０，１５…リン
グ状ブレードパッキング、３，７，１１，１６…塗工液
（塗料）、４，８，１２，１７…熱風送風機、１３…紫
外線照射装置、２０…ドラム、１８…押上げローラー。
Claims (2)
- 【請求項１】円筒状基体上に第一段階として層形成用塗
工液を浸漬法により塗布し乾燥して第一層を形成するた
め塗布槽と乾燥器を竪列に上方に向ってこの順序で配設
し、第二段階として第一層の上に第二層を形成させるた
め上記と同様に塗布槽と乾燥器とを第一段階の上方に竪
列に配設し、以下同様にして複数段階を配設し、更に最
下段に円筒状基体の押上げ装置が設けられており、上記
塗布槽の底部は円筒状基体よりやや小さい円径を有す
る、塗工液を塗布するためのリング状弾性体ブレードパ
ッキングを備えており、上記円筒状基体がリング状ブレ
ードパッキングを通って下段より上段に押上げられる間
塗布、乾燥、硬化の一連の工程が連続して行われること
を特徴とする積層型電子写真感光体の製造装置。 - 【請求項２】上記の複数段階の少なくとも１段階におい
て乾燥器の上部に紫外線照射装置を配置する特許請求の
範囲第１項の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4372085A JPH0648385B2 (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 電子写真感光体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4372085A JPH0648385B2 (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 電子写真感光体製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61204635A JPS61204635A (ja) | 1986-09-10 |
| JPH0648385B2 true JPH0648385B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=12671626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4372085A Expired - Fee Related JPH0648385B2 (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 電子写真感光体製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648385B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63278062A (ja) * | 1987-05-09 | 1988-11-15 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 感光体ドラムの連続的製造方法 |
| JP2604743B2 (ja) * | 1987-05-09 | 1997-04-30 | 三井東圧化学株式会社 | 感光体ドラムの連続的製造方法 |
| JP2002326047A (ja) * | 2001-05-01 | 2002-11-12 | Ricoh Co Ltd | 塗工装置と電子写真感光体の製造装置及び製造方法 |
| JP2006160771A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Bridgestone Corp | リングコーター塗装方法 |
| JP2006255679A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Ricoh Co Ltd | 塗膜付円筒体の製造方法及び装置 |
| AU2007299024B2 (en) * | 2006-09-18 | 2012-02-09 | Agfa Graphics Nv | A device and a process for coating a peripheral surface of a sleeve body |
-
1985
- 1985-03-07 JP JP4372085A patent/JPH0648385B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61204635A (ja) | 1986-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |