JPH064837U - 伝送網 - Google Patents

伝送網

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Publication number
JPH064837U
JPH064837U JP4507192U JP4507192U JPH064837U JP H064837 U JPH064837 U JP H064837U JP 4507192 U JP4507192 U JP 4507192U JP 4507192 U JP4507192 U JP 4507192U JP H064837 U JPH064837 U JP H064837U
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JP
Japan
Prior art keywords
driven
stations
station
power source
transmission line
Prior art date
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Pending
Application number
JP4507192U
Other languages
English (en)
Inventor
浩二 司田
康 仁保
Original Assignee
東芝エンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東芝エンジニアリング株式会社 filed Critical 東芝エンジニアリング株式会社
Priority to JP4507192U priority Critical patent/JPH064837U/ja
Publication of JPH064837U publication Critical patent/JPH064837U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ループ形の伝送路で、いくつかのステーショ
ンに電源遮断があっても伝送網の運転が継続できるよう
にする。 【構成】 この考案の伝送網は、2系統のいずれかの電
源が遮断した場合、遮断した電源によって駆動されるス
テーションをバイパススイッチによって伝送路から切り
離し、同時に切り替えスイッチを切り替えることによっ
てこの電源によって駆動される中継器から他の電源によ
って駆動される中継器に切り替えて伝送路に接続し、正
常な電源により当該電源によって駆動されるステーショ
ンだけを継続して動作させ、電源障害が発生しても縮退
運転で伝送系を維持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はループ形の伝送網に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数のステーションがループ形の伝送路に接続された伝送網であって 、障害対策としてUリンクおよびバイパススイッチなどによって障害ステーショ ンを切り離すようにした伝送網は、図2に示すような構成であった。すなわち、 マスターステーションとしてのAステーション1、これらに伝送路2を介して接 続されたUリンク方式のBステーション3、Cステーション4、そして、これら のBステーション3、Cステーション4それぞれに伝送路5を介して接続された Dステーション6、Eステーション7およびFステーション8などによって構成 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような従来の伝送網は小規模伝送網を目的として構成されたも ので、障害の発生したステーションはシステムから切り離すようにしているため 、次のような問題点があった。すなわち、複数ステーションで電源遮断などの障 害が発生すると、Uリンクだけでは障害ステーションのみを除いて正常な他のス テーションをすべて立ち上げるということができない。例えば、図2の伝送網に おいて、マスターステーションをAステーション1とし、Dステーション6とE ステーション7で電源遮断障害が発生した場合、UリンクによってAステーショ ン1と共にBステーション3とCステーション4を立ち上げることができるが、 正常なFステーション8をシステムに組み入れて立ち上げることができない問題 点があった。
【0004】 そこで、複数ステーションの電源遮断時にバイパススイッチによって障害ステ ーションをバイパスする方式もあるが、従来のものでは、伝送路に障害ステーシ ョンが複数連続して発生すると、バイパスによる減衰が大きいために立上げがで きない問題点があった。
【0005】 この考案はこのような従来の問題点に鑑みなされたもので、ループ形の伝送網 で複数のステーションに障害が発生しても、残りの正常なステーション間で通常 のループを形成することができる伝送網を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、異なった2系統の電源のいずれかによって駆動される複数のステ ーションがループ形の伝送路に接続された伝送網において、複数のステーション 各々にバイパススイッチを設け、伝送路の適所に前記2系統の電源それぞれによ って駆動される信号増幅用の中継器を並設し、これらの中継器を切り替えスイッ チによって前記伝送路に切り替え接続するようにしたものである。
【0007】
【作用】
この考案の伝送網では、2系統のいずれかの電源が遮断した場合、遮断した電 源によって駆動されるステーションをバイパススイッチによって伝送路から切り 離し、同時に切り替えスイッチを切り替えることによってこの電源によって駆動 される中継器から他の電源によって駆動される中継器に切り替えて伝送路に接続 することにより、正常な電源によって駆動されるステーションだけを継続して動 作させ、電源障害が発生してもループ形の伝送系の運転を継続する。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて詳説する。
【0009】 図1はこの考案の一実施例のシステム構成を示しており、2系統の電源A,B のうちA電源によって駆動される複数のステーション11,12,13と、B電 源によって駆動される複数のステーション14,15,16がループ形の伝送路 17に接続されている。そして、ステーション11〜16それぞれにはバイパス スイッチ18〜23が設けられている。
【0010】 伝送路17の適所には二重化切り替えスイッチ24,25が設けられ、これら の二重化スイッチ24,25それぞれのノーマルオープン接点(NO)側にA電 源によって駆動される伝送増幅用の中継器26,27が接続され、二重化切り替 えスイッチ24,25それぞれのノーマルクローズ接点(NC)側にB電源によ って駆動される伝送増幅用の中継器28,29が接続されている。したがって、 通常状態では、伝送路17は二重化切り替えスイッチ24,25それぞれのNC 接点を介してA電源によって駆動される中継器26,27と接続されてループを 形成することになる。
【0011】 次に、上記構成の伝送網の動作について説明する。
【0012】 通常、各ステーション11〜16のバイパススイッチ18〜23はオフとなっ ており、それぞれの電源A,Bにより各ステーション11〜16が駆動され、伝 送路17を通して互いにデータ伝送を行なう。そして、この場合には、二重化切 り替えスイッチ24,25が共にノーマルオープン接点(NO)側に投入されて いてA電源により駆動される中継器26,27により伝送路17の増幅が行なわ れる。
【0013】 この通常状態でA電源遮断の障害が発生すると、ステーション11〜13それ ぞれのバイパススイッチ18〜20がオンとなってこれらのA電源によって駆動 されるステーション11〜13をバイパスする。これと共に、二重化切り替えス イッチ24,25はノーマルクローズ接点(NC)側に切り替わり、B電源によ って駆動される中継器28,29が動作するようになる。この結果、電源遮断し ていない正常な電源Bによって駆動されるステーション14〜16のみで縮退運 転されるようになり、バイパススイッチ18〜20による伝送路17の減衰をB 電源による中継器28,29によって増幅するようになり、このループ形の伝送 網の運転を継続することができる。
【0014】 なお、A電源により伝送網が運転されている通常状態でB電源が遮断した場合 には、このB電源により駆動されるステーション14〜16それぞれのバイパス スイッチ21〜23がオンとなってこれらのステーション14〜16が切り離さ れ、A電源で駆動されるステーション11〜13のみの縮退運転になる。しかし ながら、この場合には二重化切り替えスイッチ24,25は切り替わらず、A電 源による中継器26,27によって引き続き伝送路17の増幅が行なわれること になる。
【0015】 このようにして、1つの電源の遮断障害によりその系統のステーションにバイ パスが発生しても、他の電源による正常なステーションによりループを再形成し てデータ伝送を継続することができるのである。
【0016】 なお、この考案において伝送路の増幅のための中継器の台数は、接続するステ ーションの台数に応じて増減することができる。また上記実施例とは逆に通常時 はB電源によって駆動される中継器を活かしておき、B電源遮断障害が発生した 場合にA電源側の中継器に切り替えるようにしてもよいものである。さらに、中 継器自身が故障した場合に、二重化切り替えスイッチを切り替えて正常な中継器 に接続するようにしてもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、A系統、B系統の2系統のいずれかの電源が 遮断した場合、遮断した電源によって駆動されるステーションをバイパススイッ チによって伝送路から切り離し、同時に切り替えスイッチを切り替えることによ って遮断された系統の電源によって駆動される中継器から正常な他の系統の電源 によって駆動される中継器に切り替えて伝送路に接続し、正常な電源によって駆 動されるステーションだけを継続して動作させるようにしているので、電源障害 が発生しても縮退運転でループ形の伝送系を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の回路ブロック図。
【図2】従来例の回路ブロック図。
【符号の説明】
11〜13 ステーション 14〜16 ステーション 17 伝送路 18〜23 バイパススイッチ 24,25 二重化切り替えスイッチ 26,27 中継器 28,29 中継器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なった2系統の電源のいずれかによっ
    て駆動される複数のステーションがループ形の伝送路に
    接続された伝送網において、前記複数のステーション各
    々にバイパススイッチを設け、伝送路の適所に前記2系
    統の電源それぞれによって駆動される信号増幅用の中継
    器を並設し、これらの中継器を切り替えスイッチによっ
    て前記伝送路に切り替え接続するようにして成る伝送
    網。
JP4507192U 1992-06-29 1992-06-29 伝送網 Pending JPH064837U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4507192U JPH064837U (ja) 1992-06-29 1992-06-29 伝送網

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4507192U JPH064837U (ja) 1992-06-29 1992-06-29 伝送網

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064837U true JPH064837U (ja) 1994-01-21

Family

ID=12709115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4507192U Pending JPH064837U (ja) 1992-06-29 1992-06-29 伝送網

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JP (1) JPH064837U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150066074A (ko) * 2013-12-06 2015-06-16 주식회사 쏠리드 광 중계 시스템의 리모트 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5440002A (en) * 1977-09-06 1979-03-28 Fujitsu Ltd By-pass system for loop-type data transmission system
JPS6372242A (ja) * 1986-09-16 1988-04-01 Canon Inc ネツトワ−クシステム
JPH03128544A (ja) * 1989-10-13 1991-05-31 Mitsubishi Electric Corp 通信ネットワークシステム

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