JPH0648331B2 - フレキシブル電気光学素子の製造方法 - Google Patents
フレキシブル電気光学素子の製造方法Info
- Publication number
- JPH0648331B2 JPH0648331B2 JP28948985A JP28948985A JPH0648331B2 JP H0648331 B2 JPH0648331 B2 JP H0648331B2 JP 28948985 A JP28948985 A JP 28948985A JP 28948985 A JP28948985 A JP 28948985A JP H0648331 B2 JPH0648331 B2 JP H0648331B2
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- liquid crystal
- optical element
- cell
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ロール成型で一貫処理するフレキシブル電気
光学素子の製造方法に関するものである。
光学素子の製造方法に関するものである。
［開示の概要］ 本明細書及び図面は、フレキシブル液晶セルの製造方法
において、二枚のフレキシブル基板の少なくとも一方の
表面上に、ロール方向に細くくびれた連結路を有するシ
ール材を形成し、この２枚の基板をローラーを介して加
圧する際に、液状物質を滴下させてセルを形成すること
により、工程の簡素化及び連続化が可能となるようにし
たものである。
において、二枚のフレキシブル基板の少なくとも一方の
表面上に、ロール方向に細くくびれた連結路を有するシ
ール材を形成し、この２枚の基板をローラーを介して加
圧する際に、液状物質を滴下させてセルを形成すること
により、工程の簡素化及び連続化が可能となるようにし
たものである。
［従来の技術］及び［発明が解決しようとする問題点］ 従来、フレキシブル電気光学素子のロール成型による一
貫処理においては、ロールの連続性からシール材の加
熱、液晶注入工程に所定の時間を要し、一貫工程の全長
を長くとる必要があった。また、セルを真空脱気する工
程では、その連続的処理が困難であった。
貫処理においては、ロールの連続性からシール材の加
熱、液晶注入工程に所定の時間を要し、一貫工程の全長
を長くとる必要があった。また、セルを真空脱気する工
程では、その連続的処理が困難であった。
本発明は、上述従来例の欠点を除去し、処理工程の簡素
化及び連続化を可能とするフレキシブル電気光学素子の
製造方法を提供することを目的とするものである。
化及び連続化を可能とするフレキシブル電気光学素子の
製造方法を提供することを目的とするものである。
［問題点を解決するための手段］ 本発明は、二枚のフレキシブル基板の少なくとも一方の
表面上に、ロール方向に細くくびれた連結路を有するシ
ール材を形成し、この２枚の基板をローラーを介して加
圧する際に、液状物質を滴下させてセルを形成するよう
にしたフレキシブル液晶セルの製造方法である。
表面上に、ロール方向に細くくびれた連結路を有するシ
ール材を形成し、この２枚の基板をローラーを介して加
圧する際に、液状物質を滴下させてセルを形成するよう
にしたフレキシブル液晶セルの製造方法である。
本発明に用いられるシール材としては、熱可塑性樹脂が
好適に用いられる。この熱可塑性樹脂の具体例として
は、PET（ポリエチレンテレフタレート）、PES（ポリエ
ーテルサルホン）等が挙げられる。
好適に用いられる。この熱可塑性樹脂の具体例として
は、PET（ポリエチレンテレフタレート）、PES（ポリエ
ーテルサルホン）等が挙げられる。
［作用］ 上下基板の貼り合せ時に液状物質を滴下し、シールを完
了させるようにしたため、真空を用いずに液状物質を注
入することができる。すなわち、シール材はロール方向
に細くくびれた連結路を有する形状となっているため、
液状物質を滴下してシール材を加熱、加圧をしたときの
余分な液状物質は、細い連結路を通って移動するので、
気泡を取り込むことなく連続的処理が可能となる。
了させるようにしたため、真空を用いずに液状物質を注
入することができる。すなわち、シール材はロール方向
に細くくびれた連結路を有する形状となっているため、
液状物質を滴下してシール材を加熱、加圧をしたときの
余分な液状物質は、細い連結路を通って移動するので、
気泡を取り込むことなく連続的処理が可能となる。
［実施例］ 第１図はフレキシブル基板上におけるシール材の形状を
示したものである。第１図に示す様に、ポリエチレンテ
レフタレート（以下PETと記す）からなるフレキシブル
基板１の表面には、各セル単位に型取りされたシール材
２が印刷により形成され、各セルは細い連結路３によっ
てそれぞれ連通している。
示したものである。第１図に示す様に、ポリエチレンテ
レフタレート（以下PETと記す）からなるフレキシブル
基板１の表面には、各セル単位に型取りされたシール材
２が印刷により形成され、各セルは細い連結路３によっ
てそれぞれ連通している。
第２図はフレキシブル液晶セルの製造方法の一例を示す
全体構成図である。第２図において、１は前述したシー
ルパターンの印刷されるフレキシブル基板、11は対向す
るフレキシブル基板であり、本実施例ではそれぞれPET
を用いた。12は液晶を定量滴下する液晶供給装置、13は
熱可塑性樹脂であり、本実施例ではナイロンを使用し
た。また、21は熱可塑性樹脂の印刷装置、22は加圧ロー
ラー、23はホットローラーである。なお、第２図におい
て、透明電極、配向膜等の形成及び配向処理工程は省略
してある。
全体構成図である。第２図において、１は前述したシー
ルパターンの印刷されるフレキシブル基板、11は対向す
るフレキシブル基板であり、本実施例ではそれぞれPET
を用いた。12は液晶を定量滴下する液晶供給装置、13は
熱可塑性樹脂であり、本実施例ではナイロンを使用し
た。また、21は熱可塑性樹脂の印刷装置、22は加圧ロー
ラー、23はホットローラーである。なお、第２図におい
て、透明電極、配向膜等の形成及び配向処理工程は省略
してある。
次に作製手順を説明する。まず、フレキシブル基板１の
表面上に、印刷装置21によって熱可塑性樹脂のシールパ
ターンを印刷する。次に、この基板１と対向する基板11
とを加圧ローラー22によって各々対向した状態で貼り合
わせる。この時、２枚の基板が貼り合わせられる直前で
液晶供給装置12から所定量よりやや多めの液晶を滴下す
る。液晶を滴下すると同時に、加圧ローラー22によって
セルを加圧すると、余分な液晶は連結路３を通って次の
セルへ送られる。すなわち、加圧しながら液晶内部の気
泡を追い出すことにより、確実にセル内部に液晶が充填
される。
表面上に、印刷装置21によって熱可塑性樹脂のシールパ
ターンを印刷する。次に、この基板１と対向する基板11
とを加圧ローラー22によって各々対向した状態で貼り合
わせる。この時、２枚の基板が貼り合わせられる直前で
液晶供給装置12から所定量よりやや多めの液晶を滴下す
る。液晶を滴下すると同時に、加圧ローラー22によって
セルを加圧すると、余分な液晶は連結路３を通って次の
セルへ送られる。すなわち、加圧しながら液晶内部の気
泡を追い出すことにより、確実にセル内部に液晶が充填
される。
次に、ローラーを通過した基板をセットローラー23でさ
らに加熱・加圧することによって、上下基板の融着が完
了する。さらに、このフレキシブル基板を連結路３の部
分で切断し、切断部を封止することにより複数個の液晶
セルを得ることができる。
らに加熱・加圧することによって、上下基板の融着が完
了する。さらに、このフレキシブル基板を連結路３の部
分で切断し、切断部を封止することにより複数個の液晶
セルを得ることができる。
上記実施例においては、上下にフレキシブル基板を用い
たセルの例を述べたが、シールパターンを印刷する側の
基板をフレキシブルとし、対向する側の基板にガラス、
アクリル等の硬質基板を用いてセルを形成することもで
きる。
たセルの例を述べたが、シールパターンを印刷する側の
基板をフレキシブルとし、対向する側の基板にガラス、
アクリル等の硬質基板を用いてセルを形成することもで
きる。
［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、真空工程を用い
ることなく液状物質の注入を行なうことができ、工程の
簡素化及び処理の連続化が可能となる。また、余分な液
状物質は細い連結路を通して次のセルへと送られるの
で、シールパターン外にはみ出さず、後工程への汚染を
最小とし、かつ液状物質の無駄を最小限に抑えることが
できる。
ることなく液状物質の注入を行なうことができ、工程の
簡素化及び処理の連続化が可能となる。また、余分な液
状物質は細い連結路を通して次のセルへと送られるの
で、シールパターン外にはみ出さず、後工程への汚染を
最小とし、かつ液状物質の無駄を最小限に抑えることが
できる。
第１図は基板におけるシール材の形状を示す図、第２図
は製造方法の一例を示す全体構成図である。 １，11…フレキシブル基板、２…シール材、 ３……連結路、12…液晶供給装置、 13…熱可塑性樹脂、21…印刷装置、 22…加圧ローラー、23…ホットローラー。
は製造方法の一例を示す全体構成図である。 １，11…フレキシブル基板、２…シール材、 ３……連結路、12…液晶供給装置、 13…熱可塑性樹脂、21…印刷装置、 22…加圧ローラー、23…ホットローラー。
Claims (1)
- 【請求項１】二枚のフレキシブル基板の少なくとも一方
の表面上に、ロール方向に細くくびれた連結路を有する
シール材を形成し、この２枚の基板をローラーを介して
加圧する際に液状物質を滴下することを特徴とするフレ
キシブル電気光学素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28948985A JPH0648331B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | フレキシブル電気光学素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28948985A JPH0648331B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | フレキシブル電気光学素子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62150218A JPS62150218A (ja) | 1987-07-04 |
| JPH0648331B2 true JPH0648331B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=17743936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28948985A Expired - Lifetime JPH0648331B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | フレキシブル電気光学素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648331B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3698749B2 (ja) | 1995-01-11 | 2005-09-21 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 液晶セルの作製方法およびその作製装置、液晶セルの生産システム |
| WO1998049597A1 (en) * | 1997-04-29 | 1998-11-05 | Advanced Display Systems, Inc. | Continuous-process machines and methods for manufacturing liquid crystal displays |
| US8253915B2 (en) * | 2003-02-21 | 2012-08-28 | Tpo Hong Kong Holding Limited | Method for manufacturing cell and cell manufactured by such method |
| JP3826145B2 (ja) | 2004-07-16 | 2006-09-27 | 株式会社クラレ | 集光フィルム、液晶パネルおよびバックライト並びに集光フィルムの製造方法 |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP28948985A patent/JPH0648331B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62150218A (ja) | 1987-07-04 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |