JPH0648273A - 水滴付着ミラーの視界改良具 - Google Patents
水滴付着ミラーの視界改良具Info
- Publication number
- JPH0648273A JPH0648273A JP4218235A JP21823592A JPH0648273A JP H0648273 A JPH0648273 A JP H0648273A JP 4218235 A JP4218235 A JP 4218235A JP 21823592 A JP21823592 A JP 21823592A JP H0648273 A JPH0648273 A JP H0648273A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air flow
- mirror
- vehicle
- outside
- collected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車などの車両のアウトサイドミラーの水
滴を除去して視界を改良する用具を提供する。 【構成】 アウトサイドミラー部２０に連結固定手段
４，５、及び車両の前進方向に向ける気流収集領域１
と、ミラー表面２２との間隔が徐々に狭くなる収集気流
放出領域２とを含む遮蔽手段３を備える 【効果】 走行しながら収集した気流及び雨滴を加速し
てミラー表面上に連続流として流下させ、視界を改善す
る。
滴を除去して視界を改良する用具を提供する。 【構成】 アウトサイドミラー部２０に連結固定手段
４，５、及び車両の前進方向に向ける気流収集領域１
と、ミラー表面２２との間隔が徐々に狭くなる収集気流
放出領域２とを含む遮蔽手段３を備える 【効果】 走行しながら収集した気流及び雨滴を加速し
てミラー表面上に連続流として流下させ、視界を改善す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水滴付着ミラーの視界
改良具に関し、特には、自動車などの車両の外側に露出
して備え付けられたミラー表面上の水滴を除去して視界
を改良する用具に関する。
改良具に関し、特には、自動車などの車両の外側に露出
して備え付けられたミラー表面上の水滴を除去して視界
を改良する用具に関する。
【０００２】
【従来の技術】降雨時に自動車を運転すると、自動車の
外側に露出して備え付けてあるアウトサイドミラー（フ
ェンダーミラーやドアミラーなど）のミラー表面に雨滴
が付着し、ミラーが見にくくなることがある。こうした
雨滴を走行時に自動的に除去する公知の手段としては、
ミラー面の裏側から加熱する方法や、フロントウインド
ーガラスの雨滴除去と同様に、ミラー表面をワイパーで
拭い落とす方法などがあった。しかしながら、これらは
いずれも比較的高価な方法であり、簡便な手段は従来ま
ったく知られていなかった。
外側に露出して備え付けてあるアウトサイドミラー（フ
ェンダーミラーやドアミラーなど）のミラー表面に雨滴
が付着し、ミラーが見にくくなることがある。こうした
雨滴を走行時に自動的に除去する公知の手段としては、
ミラー面の裏側から加熱する方法や、フロントウインド
ーガラスの雨滴除去と同様に、ミラー表面をワイパーで
拭い落とす方法などがあった。しかしながら、これらは
いずれも比較的高価な方法であり、簡便な手段は従来ま
ったく知られていなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、自動車などの車両の外側に露出して備え付けてある
アウトサイドミラーのミラー表面に付着した雨滴を走行
時に自動的に除去し、アウトサイドミラーの視界を改善
する簡便な手段を提供することにある。
は、自動車などの車両の外側に露出して備え付けてある
アウトサイドミラーのミラー表面に付着した雨滴を走行
時に自動的に除去し、アウトサイドミラーの視界を改善
する簡便な手段を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、本発明に
より、（１）車両のアウトサイドミラー部に連結して固
定する手段及び、（２）車両の前進方向に向けることの
できる気流収集領域と、前記アウトサイドミラー部のミ
ラー表面との間隔が徐々に狭くなる収集気流放出領域と
を含む遮蔽手段を備えることを特徴とする、車両のアウ
トサイドミラー部の水滴付着ミラー表面の視界改良具に
よって達成することができる。
より、（１）車両のアウトサイドミラー部に連結して固
定する手段及び、（２）車両の前進方向に向けることの
できる気流収集領域と、前記アウトサイドミラー部のミ
ラー表面との間隔が徐々に狭くなる収集気流放出領域と
を含む遮蔽手段を備えることを特徴とする、車両のアウ
トサイドミラー部の水滴付着ミラー表面の視界改良具に
よって達成することができる。
【０００５】本発明の視界改良具の１態様を図１に示
す。本発明の視界改良具１０は、車両（図示せず）の外
側に備え付けられているアウトサイドミラー部２０に連
結して使用する。視界改良具１０は、（１）気流収集領
域１と収集気流放出領域２とからなる遮蔽手段３、及
び、（２）アウトサイドミラー部２０への固定具４と、
その固定具４と前記遮蔽手段３とを連結する連結棒５と
を有する連結固定手段から構成される。
す。本発明の視界改良具１０は、車両（図示せず）の外
側に備え付けられているアウトサイドミラー部２０に連
結して使用する。視界改良具１０は、（１）気流収集領
域１と収集気流放出領域２とからなる遮蔽手段３、及
び、（２）アウトサイドミラー部２０への固定具４と、
その固定具４と前記遮蔽手段３とを連結する連結棒５と
を有する連結固定手段から構成される。
【０００６】ここで車両とは動力又は人力によって走行
する任意の乗物を意味し、自動車、電車、自転車及び船
舶などが含まれる。従って、例えば、２輪自動車（オー
トバイなど）や４輪自動車（乗用車など）を始め、その
他の大型自動車（大型トラック、バスなど）、特殊自動
車（トラックター）や３輪自動車、更には軌道上を走行
する路面電車、電車や汽車などを挙げることができる。
する任意の乗物を意味し、自動車、電車、自転車及び船
舶などが含まれる。従って、例えば、２輪自動車（オー
トバイなど）や４輪自動車（乗用車など）を始め、その
他の大型自動車（大型トラック、バスなど）、特殊自動
車（トラックター）や３輪自動車、更には軌道上を走行
する路面電車、電車や汽車などを挙げることができる。
【０００７】本発明の視界改良具は、前記の各種車両の
外側に備え付けられている任意のアウトサイドミラーに
取り付けることができる。すなわち、降雨時に走行する
とミラー表面に雨滴が付着して視界が妨害されるアウト
サイドミラーである。代表的には、自動車のフェンダー
ミラーやドアミラーなどを挙げることができる。
外側に備え付けられている任意のアウトサイドミラーに
取り付けることができる。すなわち、降雨時に走行する
とミラー表面に雨滴が付着して視界が妨害されるアウト
サイドミラーである。代表的には、自動車のフェンダー
ミラーやドアミラーなどを挙げることができる。
【０００８】本発明の視界改良具１０は、例えば図１に
示すとおり、固定具４によってアウトサイドミラー部２
０のミラーカバー２１に取り付ける。本発明の視界改良
具１０は、アウトサイドミラー部２０に脱着自在な態様
でもよく、アウトサイドミラー部２０に最初から付属し
て備え付けた態様であることもできる。更に、連結棒５
を折り曲げ可能にして、降雨時に利用する際に引き伸ば
すが、それ以外は折り畳んでおく態様、或いは車両内か
ら遠隔操作によって折り畳み及び引き伸ばし可能にする
こともできる。
示すとおり、固定具４によってアウトサイドミラー部２
０のミラーカバー２１に取り付ける。本発明の視界改良
具１０は、アウトサイドミラー部２０に脱着自在な態様
でもよく、アウトサイドミラー部２０に最初から付属し
て備え付けた態様であることもできる。更に、連結棒５
を折り曲げ可能にして、降雨時に利用する際に引き伸ば
すが、それ以外は折り畳んでおく態様、或いは車両内か
ら遠隔操作によって折り畳み及び引き伸ばし可能にする
こともできる。
【０００９】本発明の視界改良具１０は、その遮蔽手段
３の気流収集領域１が車両進行方向に向くように、アウ
トサイドミラー部２０に取り付ける。降雨時に車両が矢
印Ａの方向に進むと、気流及び雨滴が矢印Ｂの方向から
次々に気流収集領域１に衝突し壁面を伝わって、気流収
集領域１の下方に続く収集気流放出領域２に流れる。収
集気流放出領域２はミラー表面２２との間隔が徐々に狭
くなるように配置されているので、気流収集領域１で集
めた空気流と雨滴とが、加速されてミラー表面２２の上
を流れる。ミラー表面２２上を気流及び水流が絶え間無
く連続流として流れるので、水滴が不連続に存在する場
合と比較して、視界が改善される。
３の気流収集領域１が車両進行方向に向くように、アウ
トサイドミラー部２０に取り付ける。降雨時に車両が矢
印Ａの方向に進むと、気流及び雨滴が矢印Ｂの方向から
次々に気流収集領域１に衝突し壁面を伝わって、気流収
集領域１の下方に続く収集気流放出領域２に流れる。収
集気流放出領域２はミラー表面２２との間隔が徐々に狭
くなるように配置されているので、気流収集領域１で集
めた空気流と雨滴とが、加速されてミラー表面２２の上
を流れる。ミラー表面２２上を気流及び水流が絶え間無
く連続流として流れるので、水滴が不連続に存在する場
合と比較して、視界が改善される。
【００１０】気流収集領域１の角度は、図１に示すよう
に、上端が下端よりも進行方向に対して若干出ている態
様が好ましいが、垂直までの任意の角度でよい。また、
気流収集領域１の角度及び収集気流放出領域２とミラー
表面との間隔は、降雨の程度によって調整するのが好ま
しく、この調整を車両内から遠隔操作可能にするのが特
に好ましい。また、本発明の視界改良具１０は、図１に
示すように、アウトサイドミラー部２０の上部に配置す
るのが好ましいが、連続水流を提供することができる限
り、アウトサイドミラー部２０の横などに配置すること
もできる。
に、上端が下端よりも進行方向に対して若干出ている態
様が好ましいが、垂直までの任意の角度でよい。また、
気流収集領域１の角度及び収集気流放出領域２とミラー
表面との間隔は、降雨の程度によって調整するのが好ま
しく、この調整を車両内から遠隔操作可能にするのが特
に好ましい。また、本発明の視界改良具１０は、図１に
示すように、アウトサイドミラー部２０の上部に配置す
るのが好ましいが、連続水流を提供することができる限
り、アウトサイドミラー部２０の横などに配置すること
もできる。
【００１１】
【発明の効果】従来のアウトサイドミラーでは、降雨時
に雨滴が不連続に付着して視界を妨害するのに対し、本
発明の視界改良具は簡便な構造であるにもかかわらず、
走行しながら収集した気流及び雨滴を加速してミラー表
面上に連続流として流下させるので、効果的に視界を改
善することができる。
に雨滴が不連続に付着して視界を妨害するのに対し、本
発明の視界改良具は簡便な構造であるにもかかわらず、
走行しながら収集した気流及び雨滴を加速してミラー表
面上に連続流として流下させるので、効果的に視界を改
善することができる。
【図１】本発明の視界改良具の１態様を模式的に、一部
を切り欠いて示す断面図である。
を切り欠いて示す断面図である。
１・・・気流収集領域 ２・・・収集気流放出領域 ３・・・遮蔽手段 ４・・・固定具 ５・・・連結棒 １０・・・視界改良具 ２０・・・アウトサイドミラー部２０ ２１・・・ミラーカバー ２２・・・ミラー表面
Claims (1)
- 【請求項１】 （１）車両のアウトサイドミラー部に連
結して固定する手段及び、（２）車両の前進方向に向け
ることのできる気流収集領域と、前記アウトサイドミラ
ー部のミラー表面との間隔が徐々に狭くなる収集気流放
出領域とを含む遮蔽手段を備えることを特徴とする、車
両のアウトサイドミラー部の水滴付着ミラー表面の視界
改良具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4218235A JPH0648273A (ja) | 1992-07-25 | 1992-07-25 | 水滴付着ミラーの視界改良具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4218235A JPH0648273A (ja) | 1992-07-25 | 1992-07-25 | 水滴付着ミラーの視界改良具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648273A true JPH0648273A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16716724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4218235A Pending JPH0648273A (ja) | 1992-07-25 | 1992-07-25 | 水滴付着ミラーの視界改良具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648273A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015207020A (ja) * | 2015-06-29 | 2015-11-19 | 株式会社富士通ゼネラル | カメラ装置 |
-
1992
- 1992-07-25 JP JP4218235A patent/JPH0648273A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015207020A (ja) * | 2015-06-29 | 2015-11-19 | 株式会社富士通ゼネラル | カメラ装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2007041640A1 (en) | Vehicle side-view mirror water removal arrangement | |
| CN109606321A (zh) | 一种去除侧面车窗雨雪的汽车控制系统及加热方法 | |
| CN205098146U (zh) | 车载雨滴清除器 | |
| JPH0648273A (ja) | 水滴付着ミラーの視界改良具 | |
| FR2499478B1 (fr) | Structure de lunette arriere avec deflecteur aerodynamique pour un vehicule automobile | |
| CN109606265A (zh) | 一种去除后视镜雨雪的汽车控制系统及加热方法 | |
| CN103507764A (zh) | 一种全自动汽车后视镜清洗装置 | |
| JPH06171473A (ja) | 凍結除去装置付バックミラー | |
| US5542737A (en) | Air deflector for the rear of a vehicle | |
| CN2511543Y (zh) | 一种车辆车外防雨后视镜 | |
| JPS5814341B2 (ja) | 自動車のフロントガラス清浄装置 | |
| JP3041504U (ja) | 自動車ガラス，ミラーのエア掃除 | |
| JPS6117882Y2 (ja) | ||
| CN105620430B (zh) | 一种汽车 | |
| EP3967559B1 (en) | A method and a system for the management of an assistance system for a windscreen of a cab of a vehicle | |
| DE19541156A1 (de) | Beseitigung bzw. Verhinderung von Wasseransammlungen auf Seitenscheiben von Fahrzeugen | |
| CN107757786A (zh) | 一种摩托车用多功能后视镜 | |
| CN2652735Y (zh) | 汽车专用气流雨刷 | |
| CN219857082U (zh) | 一种用于汽车后视镜及车玻璃的吹扫装置 | |
| JP2000351356A (ja) | バックミラー用エアーワイパー | |
| JP2002356145A (ja) | 曇り・水滴取りジェット | |
| JPH0939556A (ja) | 車輌のデフロスタ | |
| JP3024056U (ja) | 圧縮エヤ噴射式の水滴排除バックミラー | |
| JP3062642U (ja) | 自動車用エアーワイパー装置 | |
| KR960003461Y1 (ko) | 자동차 사이드미러의 빗물제거구조 |