JPH0648161A - 車両の換気装置 - Google Patents

車両の換気装置

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JPH0648161A
JPH0648161A JP968592A JP968592A JPH0648161A JP H0648161 A JPH0648161 A JP H0648161A JP 968592 A JP968592 A JP 968592A JP 968592 A JP968592 A JP 968592A JP H0648161 A JPH0648161 A JP H0648161A
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ventilation
mode
switch
vehicle
operating
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Shinji Kajimoto
進士 梶本
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 換気手段を駆動するために各モードとに適宜
設定可能にした場合において、換気手段の運転状況を正
確に表示する。 【構成】 太陽電池と蓄電池と操作手段2と換気手段と
を接続した制御装置を備えた車両の換気装置において、
操作手段2の切り換え操作により、太陽電池から蓄電池
に対して充電を行う充電モードと、蓄電池からの電力供
給により換気手段を駆動する強制排気モードと、太陽電
池の起電力供給により換気手段を駆動する駐車換気モー
ドとに適宜設定可能にしてなる車両の換気装置であっ
て、操作手段2に換気手段の運転状況を表す表示部25
を設けてなり、起電力供給の測定結果に基づき表示部2
5を点灯/点滅制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば太陽電池を補助
電源として用いて、主電源として2次電池の蓄電池を用
いる車両の換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の車両においは、例えば特公昭59
−51451号公報に見られるように換気手段の換気フ
ァン等を太陽電池からの起電力により駆動し、駐車状態
における車室内の換気である駐車換気を行うものが提案
されている。一方、特開平1−172016号公報は、
夏季の炎天下に長時間駐車した場合に、車室内がかなり
の高温状態となり、搭乗時に乗員に多大な不快感を与え
ると共に、冷房装置の立ち上がりを悪くする点に鑑みて
なされた提案である。本提案によれば、駐車中の自動車
の車室内温度が所定温度以上になった場合に自動的に作
動する換気手段の換気ファンを設けておき、この換気フ
ァンの作動により車室内の空気を車室外の空気と入れ換
える駐車換気の試みがなされている。この換気ファンを
駆動させるための電源としては、日照量に応じた出力電
圧を送出する特性を持つ太陽電池を用いている。
【0003】ところで、換気ファン駆動用には通常、直
流モータを使用するが、この直流モータの起動特性につ
いて図を参照して述べると、図12は換気ファンの直流
モータの起動特性曲線を示したものであって縦軸に電流
i、横軸に電圧Vを取っている。本図において、直流モ
ータの起動特性曲線Rは図示のように、概右上りの傾向
を有しているが、図示のように電圧の低い時点におい
て、高い電流値が必要となる第1ピークRAと、第2ピ
ークRBを有している。このように、直流モータの起動
特性曲線Rは電圧の低い時点において、各ピークRA、
RBを有していることから、直流モータの起動のために
は、低い電圧から、第1ピークRAに向かい電流電圧を
連続的に次第に上昇して行き、電圧がV1(図12)に
上昇して第1ピークRAを越える時点で、モータの起動
を行う方法が採られている。換言すれば、第1ピークR
Aを越える所定電圧VT以上の電力供給を受けていれば
換気ファンは起動していると判定できるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、車内に配設され
た操作スイッチの切り換え操作により、太陽電池から蓄
電池に対して充電を行う充電モードと、蓄電池からの電
力供給により換気ファンを駆動する強制排気モードと、
太陽電池の起電力供給により換気ファンを駆動する駐車
換気モードとに適宜設定できるように構成することが考
えられる。このように構成する場合には、換気ファンの
動作状態を乗員に知らせる必要性から操作スイッチに表
示部(表示ランプ)を設けておき、例えば換気ファンの
運転中に点灯表示させておけば乗員に安心感を与えるの
で好適なマン−マシンインターフェースが実現できるの
で好ましい。特に、上記の強制排気モードのように、即
座に強制排気(換気)を行いたい場合には、表示ランプ
を点灯表示させることでスイッチ操作を違和感なく行う
ことができる。
【0005】しかしながら、操作スイッチの切り換え操
作により、駐車換気モードに設定して、太陽電池と換気
ファンとが接続された状態にしたことに連動して操作ス
イッチの表示部(表示ランプ)を点灯させるように制御
すると、例えば日射量が足りずに換気ファンを運転する
ために十分な太陽電池からの起電力供給が無い場合で
も、表示部が点灯されてしまう結果、換気ファンが停止
中であっても表示ランプが点灯してしまう不具合が発生
してしまう。すなわち、換気ファンの運転モニターラン
プとしての機能を満足できない問題点がある。
【0006】したがって、本発明の車両の換気装置は上
記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、太陽電池と蓄電池と操作手段と換気手段と
を接続した制御装置を備えた車両の換気装置の操作手段
の切り換え操作により、蓄電池からの電力供給により換
気手段を駆動する強制排気モードと、太陽電池の起電力
供給により換気手段を駆動する駐車換気モードとに適宜
設定可能にした場合において、換気手段の運転状況を正
確に表示することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上述の課題を解決し、目的を達成するために本
発明は、太陽電池と蓄電池と操作手段と換気手段とを接
続した制御装置を備えた車両の換気装置において、前記
操作手段の切り換え操作により、前記太陽電池から前記
蓄電池に対して充電を行う充電モードと、前記蓄電池か
らの電力供給により前記換気手段を駆動する強制排気モ
ードと、前記太陽電池の起電力供給により前記換気手段
を駆動する駐車換気モードとに適宜設定可能にしてなる
車両の換気装置であって、前記操作手段に前記換気手段
の運転状況を表す表示部を設けてなり、前記起電力供給
の検出結果に基づき前記表示部を点灯/消灯制御するこ
とで、換気手段の運転状況を正確に表示できるように働
く。
【0008】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本願発明の好適
な各実施例を説明する。図1は換気装置を搭載した乗用
車50を左斜め後方から見た外観斜視図であって、一部
を破断するとともに、内部を透過状態で示している。本
図において、乗用車50の前方のエンジンルーム内には
繰り返し充電放電が可能な2次電池である周知の蓄電池
5が配設される一方、屋根部52の前部には光電変換機
能と適度な光透過性を有するアモルファス・シリコンか
ら構成される太陽電池6が配設されている。また、トラ
ンクルーム51内の両側には第1換気ファン3と、第2
換気ファン4がリアトレイ19の換気口19aに夫々連
通するように不図示の専用換気通路を経て設けられてい
る。また、第1換気ファン3と、第2換気ファン4は、
トランクルーム51内に設けられている制御装置1に対
して接続されて、所定条件下において駆動制御される。
さらに、運転席と助手席の間の操作パネル上には後述す
る換気モードを任意に設定する操作スイッチ2が設けら
れており、制御装置1に対して接続されている。
【0009】以上の構成により、操作スイッチ2の操作
に基づいて第1換気ファン3、第2換気ファン4の駆動
のための後述の制御を行い、乗用車50の前方のベンチ
レーション装置の空気取り入れ口から流入した外気A1
を車室53内に導入して、高温状態の車内空気A2を外
気A1で置換してから、リアトレイ19の換気口19a
を介して、第1換気ファン3、第2換気ファン4から排
気A3としてバンパー51の裏側から外部に排気するよ
うにしている。
【0010】次に、図2は制御装置1のブロック図であ
り、本図において制御装置1には入力信号に基づいて各
種制御判定を行うマイクロプロセッサ13(以下、CP
Uという)の他に後述の駆動回路部他が内蔵されてい
る。この制御装置1は図1に示した箱内に収容されると
ともに、図3に図示のピン配列を有するコネクタ14を
一体的に設けており、各ピン14aを介して第1換気フ
ァン3、第2換気ファン4他がコネクタ接続されてお
り、組み立て保守などを容易にしている。
【0011】さて、図2において、制御装置1にはエン
ジンの始動状態を検出するイグニッションスイッチ8
(以降、IGスイッチと言う)がエアコン電源用フュー
ズ11を介して接続されている。また、上述の太陽電池
6は車体の接地線12にマイナス側の一方が接続されて
おり、プラス側が制御装置1に接続されて設けられてい
る。また、太陽電池6を制御装置1の間には太陽電池の
起電力電圧を測定して制御装置に測定結果を入力する電
圧測定手段30が接続されている。
【0012】そして、蓄電池5は周知のように車体の接
地線12にマイナス側の一方が接続され、プラス側がル
ーム電源用フューズ10を介して制御装置1に接続され
ている。さらに、IGスイッチ8の操作のためのエンジ
ンキー7aの有無状態を検出するキー有無検出スイッチ
7は、蓄電池5のプラス側の接続線の途中から分岐して
制御装置1に接続されている。
【0013】一方、操作スイッチ2は、後述のように表
示ランプ25を内蔵するとともに、所謂シーソー式に構
成されており、接地線12と操作スイッチ2の状態を示
す各信号線D、K、Aが制御装置1に対して接続されて
いる。また、第1換気ファン3には温度センサ9が一体
的に設けられており、制御装置1に接続されており、外
気温度の検出結果を制御装置1に入力可能にして後述の
制御を実行可能にしている。
【0014】続いて、図4は第1換気ファン3の取付状
態外観図であり、図5Aは温度センサ9の拡大外観図、
図5Bは図4のX−X矢視断面図である。先ず、図4に
おいて、第1換気ファン3と第2換気ファン4とは、第
2換気ファン4側に温度センサ9が一体的に設けられて
いないことを除けば互いに略同様に構成され、かつ同様
に取付られるものである。
【0015】図4において、第1換気ファン3はトラン
クルーム51のサイドパネル20下方に穿設された開口
穴部20aの回りを気密状態に遮蔽するスポンジラバー
状のシール体3bを介在させてサイドパネル20に対し
て固定されている。また、温度センサ9は開口穴部20
aの近傍において固定されており、図5Aに図示のよう
にセンサ部9aが外側を向くようにしてバンパー21の
裏側近辺の温度を検出するようにしている。また、換気
ファン3の排気口部分には換気ファンの駆動にともない
自動開閉させるために、上縁部を支持されたラバー製の
開閉蓋3aが図示のように2段に平行に設けられてい
る。
【0016】以上説明の構成の換気ファン3、4を駆動
状態を述べると、図5Bに図示のように開閉蓋3aが破
線図示の位置に換気ファンの送風圧により移動して、排
気A3としてバンパー51の裏側とサイドパネル20の
間から外部に排気A3として排気される。一方、換気フ
ァン3、4の駆動が停止されると、ラバー製の開閉蓋3
aは自重他の働きにより図中の実線図示の位置に復帰し
て、外気や雨水などがトランクルーム51内に開閉蓋3
aを介して流入することを防止できるようにしている。
ここで、開口部20aを設けたサイドパネル20はバン
パー21の裏側に位置するので、美観的にも優れるとと
もに、風雨が直接的に開閉蓋3aに当たらないようにで
きるし、さらには温度センサ9の汚れ防止も図ることが
できる。以上説明のように制御装置に対して接続され、
かつトランクルーム内に配設された換気ファンは、操作
スイッチ2の操作状態、IGスイッチ8の有無状態、外
気温度状態、太陽電池の開放電圧などに応じて制御装置
によるモードの自動設定が行われて駆動制御される。
【0017】図6は各モードの遷移一覧表であり、ま
た、図7Aは図6の遷移一覧表における駐車換気モー
ド、図7Bはその強制排気モード、図7Cはその充電モ
ードの電力供給状態を表したブロック図である。図6と
図7A、7B、7Cにおいて、エンジン運転中に操作ス
イッチ2が強制排気側に倒されると、図7Bに示される
強制排気モードになり、換気ファン3、4の駆動が行わ
れる。また、エンジン停止中に操作スイッチ2が強制排
気側に倒されるとは図7Cに図示の充電モードになり太
陽電池からの充電が行われる。
【0018】次に、エンジン運転中に操作スイッチ2が
中立位置のオフ位置にセットされており、途中で強制排
気側に倒されると、電源タイマが作用して10分間の強
制排気が行われる一方、エンジン停止中に操作スイッチ
2が中立位置のオフ位置にセットされた状態では、図7
Cに図示の充電モードにされる。そして、エンジン停止
中ではあるが、IGキー7aは挿入されており、しかも
操作スイッチ2が駐車換気側にロックされている場合に
は、充電モードになる。また、エンジン停止中であっ
て、例えばIGキー7aを抜いてから運転者が車外に出
た状態であり、しかも外気温度が7℃以下の場合には充
電モードになる。
【0019】またエンジン停止中であって、例えばIG
キー7aを抜いてから運転者が車外に出た状態であり、
しかも外気温度が7から15℃の場合には充電モードま
たは駐車換気モードになる。そして、エンジン停止中で
あって、例えばIGキー7aを抜いてから運転者が車外
に出た状態であり、しかも外気温度が15℃の場合には
図7Aに図示の駐車換気モードになる。
【0020】以上説明のモード自動設定は制御装置1に
内蔵のCPU13により、図8に示す制御フローチヤー
トに基づいて自動設定されるものである。即ち、図2に
図示の構成の制御装置1の駆動開始後にステツプS1に
おいて操作スイッチ2の操作状態の判定が行われて、強
制排気側にオンされている場合にはステツプS2に進
む。これに続いてステツプS3に進み、IGスイッチが
オンされてエンジンが運転状態であるかどうかの判定が
されて、エンジン停止状態であるとの判断がされるとス
テツプS8に進み充電モードに移行する。一方、ステツ
プS3において、IGスイッチがオンでありエンジン運
転中の判断がされると、ステツプS4において電源タイ
マの起動がされて、続くステツプS5の強制排気モード
に移行して、換気ファンの駆動が実行される。これに続
いて、ステツプS6において、電源タイマの起動から約
10分間が経過したかどうかの判定がされて、経過した
時点においてステツプS7において換気ファンの駆動を
停止する。
【0021】一方、ステツプS1で操作スイッチ2の操
作状態の判定が行われて、中立位置にオフされている場
合にはステツプS10に進み、IGスイッチがオンされ
てエンジンが運転状態であるかどうかの判定がされて、
エンジン停止状態である判断がされるとステツプS8に
進み充電モードに移行する。また、ステツプS10にお
いてIGスイッチがオンされてエンジンが運転状態であ
る判定がされると、ステツプS11に進み、操作スイッ
チが強制排気側にオンされたどうかの判定がされて、オ
ンされた状態を検出すると上記のステツプS4に移行し
て、強制排気モードに移行して10分間の強制排気が実
行される。また、ステツプS11において操作スイッチ
が強制排気側にオンされていないと判定された場合に
は、ステツプS12において初期状態にリターンする。
【0022】そして、ステツプS1で操作スイッチ2の
操作状態の判定が行われて、駐車換気側にロックされて
いる場合には、ステツプS14に進み、IGキー7aが
挿入されているかどうかの判定がキー有無検出スイッチ
7により行なわれる。IGキー7aが挿入されていると
判断されるとステツプS8の充電モードに移行する。ま
た、IGキー7aが挿入されていない状態がキー有無検
出スイッチ7により行われると、ステツプS15に進み
温度センサ9による温度測定が実行されて、外気温度が
例えば7℃以下であって、車室内の温度上昇があまり無
い場合にはステツプS8の充電モードに移行する。ま
た、ステツプS16において外気温度が7℃以上あると
測定された場合には、ステツプS17に進み7から15
℃の間にななっているかの判断がされて、15℃以上の
場合にはステツプS19の駐車換気モードであって、太
陽電池6から電源供給を受ける駐車換気モードに移行す
る。一方、ステツプS17において外気温度が7から1
5℃の間になっている場合には、ステツプS18に進み
太陽電池に対する日射量の大小に応じて充電モードまた
は駐車換気モードに移行する。以上説明のように制御装
置1が機能して各モードに自動設定されるが、次に操作
スイッチの表示動作について述べる。
【0023】次に、図9(a)は操作スイッチ2の平面
図、(b)は操作スイッチ2の側面図であって、機能本
位に示した図である。先ず、図9(a)において、操作
スイッチ2は、図1に示した乗用車のように、例えば運
転席と助手席の間に設けらており、回動軸26を回動支
点としたシーソー式である。さらに、この操作スイッチ
2は、第1端部2a側を押圧すると自動的に元の位置に
復帰する所謂モーメンタリー(M)機構と、第2端部2
b側を押圧するとその押圧された位置に留まり、再度押
圧されると元の位置に復帰するオルタネート(AL)機
構を内蔵している。この操作スイッチ2の操作面上にお
いて、上記の第1端部2a近くには換気ファンが運転時
に点灯する表示ランプ25が内蔵されてる一方、換気状
態を示す自動車の絵文字と、各文字2dが印刷表示など
されて設けられている。
【0024】次に、図9(b)において、上記の第1端
部2aの下方には、モーメンタリー(M)機構により開
閉されるとともに信号線Dに接続された第1スイッチ
(SW1)27が配設される一方、上記の第2端部2b
の下方には、オルタネート(AL)機構により開閉され
るとともに信号線Kに接続された第2スイッチ(SW
2)28が夫々配設されており、操作スイッチ2の押圧
に応じて各スイッチからの信号を制御装置1に送るよう
に構成されている。
【0025】次に、以上説明の構成になる操作スイッチ
の表示ランプ25の表示制御について、添付の制御フロ
ーチヤートに基づいて説明する。図10は、操作スイッ
チの点灯制御例のフローチヤートであり、図8において
説明済のフローと略平行処理されるものであり、図8と
共通処理部分については(各モード)で表して説明の重
複を避けて示している。図10において、操作スイッチ
の表示ランプ25の表示制御が開始すると、ステツプS
30において、IGスイッチがオン状態であるかどうか
の判定がされて、オフであるとの判定がされると、エン
ジン停止状態であると判断される。次に、ステツプS3
1に進み、操作スイッチ2の操作が行われて第1スイッ
チ27がオンされたか否かの判定がされて、オンされて
いない場合にはオンされるまで待機し、オンされている
場合には上記の駐車換気モードに移行する(ステツプS
32)。
【0026】この後に、ステツプS33に進み上記の太
陽電池の電圧を測定をする電圧測定手段30により太陽
電池の起電力電圧VSを測定してステツプS34に進
み、起電力電圧VSが換気ファン用の直流モータを十分
に起動できる所定電圧VT以上ないし同じになっている
かどうかの判定がなされて、以上であって換気ファンの
起動を行える場合にはステツプS35に進む。また、V
T以下であれば、ステツプS33に戻り日射量の上昇を
待つなどしてから、再度起電力電圧の測定を行う。一
方、ステツプS34において、VSがVT以上または同
じと判断されると、ステツプS35に進み換気ファンを
オン(起動)させる。これに続いて、ステツプS36に
おいて、表示ランプ25をオンさせて、換気ファンが運
転状態になっていることを表示する。この後、ステツプ
S37において、VSがVTより低くなるまで、ステツ
プS35、36を繰り返し実行して、VSがVTより低
くなるとステツプS38に進み、換気ファンをオフ(停
止)させ、引き続きステツプS39において表示ランプ
25をオフ(消灯)させてから、リターンして以降上記
のフローを繰り返し実行する。
【0027】一方、ステツプS30において、IGスイ
ッチがオン状態であり、エンジンが運転中であると判断
された場合には、ステツプS40に進み操作スイッチ2
の第1スイッチ27がオンされたかどうかの判断がされ
て、オンされた場合にはステツプS41の上述した強制
換気(排気)モードに進んで、蓄電池(車載バッテリ
ー)からの電源供給を受けて換気ファンの強制運転を例
えば10分間行うようにする。この後に、ステツプS4
2において、表示ランプ25を点灯させて、換気ファン
が運転状態であることを表示する。この後に、ステツプ
S43において、強制運転時間の経過をモニターして所
定時間(10分間)の経過後に、ステツプS44に進み
表示ランプの消灯を行う。以降、操作スイッチが操作さ
れるのを待機する。
【0028】また、ステツプS40において、第1スイ
ッチ27がオンされていないと判断された場合には、ス
テツプS46に進み、今度は第2スイッチ28が上述の
オルタネート機構を介してオンされた状態になっている
かどうかの判断が行われる。この判断の結果、第2スイ
ッチ28がオン側に倒されていると判断されると、ステ
ツプS47に進み、蓄電池に対して太陽電池から充電を
行う充電モードに移行する。この後に、リターンして以
上のフローを繰り返す。
【0029】以上説明したように表示ランプの点灯/消
灯制御を行うことで、各モードにおける換気ファンの運
転状況に応じて、正確な表示ができる。次に、図11は
操作スイッチの別構成の側面図であって、上記のシーソ
ー式に代えて、操作スイッチ50の操作部を2分割した
例を示している。本図において、第1押圧部50aは押
圧すると自動的に元の位置に復帰する所謂モーメンタリ
ー(M)機構を内蔵しており、第2押圧部50bは押圧
するとその押圧された位置に留まり、再度押圧されると
元の位置に復帰するオルタネート(AL)機構を内蔵し
ている。この操作スイッチ50の下方において、上述の
第1、第2スイッチ27、28を設けるようにしても良
い。なお、以上説明した本願発明は、上記実施例の構成
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲において適宜変更可能なことは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、太
陽電池と蓄電池と操作手段と換気手段とを接続した制御
装置を備えた車両の換気装置の操作手段の切り換え操作
により、蓄電池からの電力供給により換気手段を駆動す
る強制排気モードと、太陽電池の起電力供給により換気
手段を駆動する駐車換気モードとに適宜設定可能にした
場合において、換気手段の運転状況に対応して正確に表
示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は換気装置を搭載した乗用車50を左斜め
後方から見た外観斜視図である。
【図2】制御装置1のブロック図である。
【図3】制御装置1のコネクタの外観図である。
【図4】第1換気ファン3の取付状態外観図である。
【図5A】温度センサ9の拡大外観図である。
【図5B】図4のX−X矢視断面図である。
【図6】各モードの遷移一覧表である。
【図7A】図6の遷移一覧表における駐車換気モードを
表したブロック図である。
【図7B】図6の遷移一覧表における強制排気モードを
表したブロック図である。
【図7C】図6の遷移一覧表における充電モードの電力
供給状態を表したブロック図である。
【図8】各モード設定の制御フローチヤートである。
【図9】(a)操作スイッチの平面図、(b)操作スイ
ッチの側面図である。
【図10】操作スイッチの点灯表示制御フローチヤート
である。
【図11】操作スイッチの別構成図である。
【図12】直流モータの起動特性曲線Rと電圧電流との
関係を表した関係図である。
【符号の説明】
1 制御装置、 2 操作スイッチ、 3 第1換気ファン、 4 第2換気ファン、 5 蓄電池、 6 太陽電池、 7 IGキー有無検出スイッチ、 8 IGスイッチ、 9 温度センサ、 13 CPU、 25 表示ランプ、 26 回動軸、 27 第1スイッチ、 28 第2スイッチ、 30 電圧測定手段である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池と蓄電池と操作手段と換気手段
    とを接続した制御装置を備えた車両の換気装置におい
    て、 前記操作手段の切り換え操作により、前記太陽電池から
    前記蓄電池に対して充電を行う充電モードと、前記蓄電
    池からの電力供給により前記換気手段を駆動する強制排
    気モードと、前記太陽電池の起電力供給により前記換気
    手段を駆動する駐車換気モードとに適宜設定可能にして
    なる車両の換気装置であって、 前記操作手段に前記換気手段の運転状況を表す表示部を
    設けてなり、 前記起電力供給の測定結果に基づき前記表示部を点灯/
    消灯制御することを特徴とする車両の換気装置。
JP968592A 1992-01-23 1992-01-23 車両の換気装置 Withdrawn JPH0648161A (ja)

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JP (1) JPH0648161A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007307957A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Toyota Motor Corp 車両用空調制御装置

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