JPH0648121A - 方向性トレッドパターンを備えたタイヤのセット - Google Patents
方向性トレッドパターンを備えたタイヤのセットInfo
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- JPH0648121A JPH0648121A JP5138439A JP13843993A JPH0648121A JP H0648121 A JPH0648121 A JP H0648121A JP 5138439 A JP5138439 A JP 5138439A JP 13843993 A JP13843993 A JP 13843993A JP H0648121 A JPH0648121 A JP H0648121A
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- Japan
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- tire
- vehicle
- tread pattern
- tires
- directional tread
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0302—Tread patterns directional pattern, i.e. with main rolling direction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C19/00—Tyre parts or constructions not otherwise provided for
- B60C19/001—Tyres requiring an asymmetric or a special mounting
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S152/00—Resilient tires and wheels
- Y10S152/904—Specified tread pattern for front tire and rear tire
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】車両に装着するタイヤが発する騒音によって引
き起こされる車両の乗員の不快感を最小限に抑える。 【構成】車両に装着するタイヤは、「Ｖ」字形の方向性
トレッドパターンを備えたタイヤトレッドを有し、車両
のフロントアクスル上に「先端を後ろにして」、又リヤ
アクスル上に「先端を前にして」取り付けられる。
き起こされる車両の乗員の不快感を最小限に抑える。 【構成】車両に装着するタイヤは、「Ｖ」字形の方向性
トレッドパターンを備えたタイヤトレッドを有し、車両
のフロントアクスル上に「先端を後ろにして」、又リヤ
アクスル上に「先端を前にして」取り付けられる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に装着するための
タイヤのセット、さらに詳しくは、方向性トレッドパタ
ーンすなわちそのデザインがタイヤの回転方向に関連づ
けられたトレッドパターンを有するタイヤトレッドを備
えたタイヤに関する。
タイヤのセット、さらに詳しくは、方向性トレッドパタ
ーンすなわちそのデザインがタイヤの回転方向に関連づ
けられたトレッドパターンを有するタイヤトレッドを備
えたタイヤに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】タイヤ
のセットというのは、車両の完全な装備に必要なタイヤ
全体のことである。方向性トレッドパターンは、かなり
以前から知られており、農耕用タイヤ又は作業現場又は
鉱山で使用されるタイヤに、昔から利用されている。こ
のトレッドパターン原理は数年前から、高速走行用タイ
ヤにおいて応用され、或る程度の成功をおさめており、
ここでグルーブとリブの組合せの特徴は、タイヤが遭遇
するさまざまな地面上の接地特性、摩耗及び耐久特性、
走行抵抗及び高速性能特性、直線及びカーブでの車両の
挙動特性ならびに騒音特性の間に考えられる最良の妥協
点を得るように選択されている。
のセットというのは、車両の完全な装備に必要なタイヤ
全体のことである。方向性トレッドパターンは、かなり
以前から知られており、農耕用タイヤ又は作業現場又は
鉱山で使用されるタイヤに、昔から利用されている。こ
のトレッドパターン原理は数年前から、高速走行用タイ
ヤにおいて応用され、或る程度の成功をおさめており、
ここでグルーブとリブの組合せの特徴は、タイヤが遭遇
するさまざまな地面上の接地特性、摩耗及び耐久特性、
走行抵抗及び高速性能特性、直線及びカーブでの車両の
挙動特性ならびに騒音特性の間に考えられる最良の妥協
点を得るように選択されている。
【０００３】タイヤトレッドの中央にある端部が最初に
タイヤの接地部に進入するような、タイヤの周方向に対
して強く傾斜したグルーブ及びリブをもつ方向性トレッ
ドパターンが、低い騒音発生を保証することは既知の事
実である。このことは、いわゆる「Ｖ字」形又は山形模
様のトレッドパターンを開示する仏国特許明細書第２６
３７５４７号又は欧州特許出願明細書第０４０２３０３
号の教示の一部となっている。前述のトレッドパターン
が、推奨された回転方向を遵守した場合にタイヤの楕円
形状接地部の前方で比較的小さい値の音の強さつまり音
量を生成するというのが実際に本当であるとしても、そ
れは外部騒音つまり車両の外部で感知される騒音のこと
である。この外部騒音は、タイヤの楕円形状接地部の前
方又は後方でタイヤのそばで測定されるか又は、試験的
車両が走行する「コースの縁部」で測定される。
タイヤの接地部に進入するような、タイヤの周方向に対
して強く傾斜したグルーブ及びリブをもつ方向性トレッ
ドパターンが、低い騒音発生を保証することは既知の事
実である。このことは、いわゆる「Ｖ字」形又は山形模
様のトレッドパターンを開示する仏国特許明細書第２６
３７５４７号又は欧州特許出願明細書第０４０２３０３
号の教示の一部となっている。前述のトレッドパターン
が、推奨された回転方向を遵守した場合にタイヤの楕円
形状接地部の前方で比較的小さい値の音の強さつまり音
量を生成するというのが実際に本当であるとしても、そ
れは外部騒音つまり車両の外部で感知される騒音のこと
である。この外部騒音は、タイヤの楕円形状接地部の前
方又は後方でタイヤのそばで測定されるか又は、試験的
車両が走行する「コースの縁部」で測定される。
【０００４】同様に、車両の乗員にとってはるかに不快
であり、しかもタイヤのトレッドパターンが円周上の厳
密に同一の要素で構成されているためになおさら不快で
あるいわゆる内部騒音が存在する。「可変ピッチ」と呼
ばれる周知の技術は、トレッドパターン要素の周方向長
さが、異なっており、音のエネルギーが共振を避けるべ
く広い周波数スペクトル上に分布するような形で決めら
れているために、内部騒音の著しい減衰を可能にする。
内部騒音は、タイヤのサイズすなわちこのタイヤの最大
軸方向幅に対するタイヤの高さの比、装備された車両の
走行速度、横方向グルーブの位置設定によって特に影響
を受けることから、さらに減少させる必要がある。
であり、しかもタイヤのトレッドパターンが円周上の厳
密に同一の要素で構成されているためになおさら不快で
あるいわゆる内部騒音が存在する。「可変ピッチ」と呼
ばれる周知の技術は、トレッドパターン要素の周方向長
さが、異なっており、音のエネルギーが共振を避けるべ
く広い周波数スペクトル上に分布するような形で決めら
れているために、内部騒音の著しい減衰を可能にする。
内部騒音は、タイヤのサイズすなわちこのタイヤの最大
軸方向幅に対するタイヤの高さの比、装備された車両の
走行速度、横方向グルーブの位置設定によって特に影響
を受けることから、さらに減少させる必要がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】タイヤトレッドが発する
騒音の源及びこれらの騒音が車両の乗員に伝達される仕
方について出願人が行なった研究により、外部で発生す
る音の量のレベルを増大させることなく改善を達成する
ことができた。本発明によれば、「Ｖ字」形に似た線形
をもちタイヤトレッドの一方の縁部から他方の縁部に至
る横方向グルーブを少なくとも有する方向性トレッドパ
ターンを備えたタイヤトレッドを各々含む少なくとも４
つのタイヤから成るタイヤのセットは、車両のリヤアク
スルに装着されるタイヤが、Ｖ字の頂部が最初にタイヤ
の接地部に進入するような回転方向を有し、車両のフロ
ントアクスルに装着されるタイヤが反対の回転方向を有
し、「Ｖ字」の頂部は、「Ｖ字」の枝の軸方向外側端部
の後にタイヤの楕円形状接地部に進入することを特徴と
している。この定義において、Ｖ字形は、以下に説明す
るように広い意味で用いられている。
騒音の源及びこれらの騒音が車両の乗員に伝達される仕
方について出願人が行なった研究により、外部で発生す
る音の量のレベルを増大させることなく改善を達成する
ことができた。本発明によれば、「Ｖ字」形に似た線形
をもちタイヤトレッドの一方の縁部から他方の縁部に至
る横方向グルーブを少なくとも有する方向性トレッドパ
ターンを備えたタイヤトレッドを各々含む少なくとも４
つのタイヤから成るタイヤのセットは、車両のリヤアク
スルに装着されるタイヤが、Ｖ字の頂部が最初にタイヤ
の接地部に進入するような回転方向を有し、車両のフロ
ントアクスルに装着されるタイヤが反対の回転方向を有
し、「Ｖ字」の頂部は、「Ｖ字」の枝の軸方向外側端部
の後にタイヤの楕円形状接地部に進入することを特徴と
している。この定義において、Ｖ字形は、以下に説明す
るように広い意味で用いられている。
【０００６】横方向グルーブの線形は、この「Ｖ字」形
状を有する場合、すなわち、横方向グルーブが、赤道面
の両側にありこの面に関して対称でありしかも同じ角度
だけタイヤの周方向に対して傾斜している２本の枝を有
している場合には、「Ｖ字」形の頂部すなわち２本の枝
の交差部は同一平面内にあり、確かに「Ｖ字」形に類似
している。
状を有する場合、すなわち、横方向グルーブが、赤道面
の両側にありこの面に関して対称でありしかも同じ角度
だけタイヤの周方向に対して傾斜している２本の枝を有
している場合には、「Ｖ字」形の頂部すなわち２本の枝
の交差部は同一平面内にあり、確かに「Ｖ字」形に類似
している。
【０００７】グルーブの線形は同様に、２本の枝が連続
しているか又は不連続である場合すなわち必ずしも互い
の延長上にない部分で形成されている場合にも「Ｖ字」
形に似ていると認められる：このことは、２本の枝が赤
道面に関して対称でない場合にも言えることであり、こ
の場合２本の枝は絶対値で異なる傾斜を有する可能性が
ある。さらに「Ｖ字」の頂部つまり先端が赤道面上では
なくこの面に対して平行な面上にあり軸方向にずれてい
る場合にも同様のことが言える。
しているか又は不連続である場合すなわち必ずしも互い
の延長上にない部分で形成されている場合にも「Ｖ字」
形に似ていると認められる：このことは、２本の枝が赤
道面に関して対称でない場合にも言えることであり、こ
の場合２本の枝は絶対値で異なる傾斜を有する可能性が
ある。さらに「Ｖ字」の頂部つまり先端が赤道面上では
なくこの面に対して平行な面上にあり軸方向にずれてい
る場合にも同様のことが言える。
【０００８】「Ｖ字」の頂部が鋭角又は鈍角で形成され
ている場合、頂部が丸味をもつ場合、傾斜した枝の軸方
向内側の２つの端部が軸方向グルーブの一部分により統
合されるような形で一部切り取られている場合にも、
「Ｖ字」形は同様に遵守されることになる。同じく「Ｖ
字」形に類似するものとしてみなされるのは、軸方向内
側の端部が周方向、軸方向又はその両方向で同時にずれ
ているような一緒にならないような２本の傾斜した枝を
有する線形である。このことは軸方向グルーブの部分に
より軸方向に内側に延長された２本の傾斜した枝が一緒
にならない線形についても同様に言えることである。
ている場合、頂部が丸味をもつ場合、傾斜した枝の軸方
向内側の２つの端部が軸方向グルーブの一部分により統
合されるような形で一部切り取られている場合にも、
「Ｖ字」形は同様に遵守されることになる。同じく「Ｖ
字」形に類似するものとしてみなされるのは、軸方向内
側の端部が周方向、軸方向又はその両方向で同時にずれ
ているような一緒にならないような２本の傾斜した枝を
有する線形である。このことは軸方向グルーブの部分に
より軸方向に内側に延長された２本の傾斜した枝が一緒
にならない線形についても同様に言えることである。
【０００９】好ましくは、「Ｖ字」形の横方向グルーブ
をもつ本発明の方向性トレッドパターンは同様に、展開
したとき直線か又はわずかにジグザグ状である周方向グ
ルーブを含んでいる。本発明は、制限的な意味のない以
下の実施例の説明と添付図面を参照することでより良く
理解できるだろう。
をもつ本発明の方向性トレッドパターンは同様に、展開
したとき直線か又はわずかにジグザグ状である周方向グ
ルーブを含んでいる。本発明は、制限的な意味のない以
下の実施例の説明と添付図面を参照することでより良く
理解できるだろう。
【００１０】
【実施例】タイヤＰのトレッド１には、その中央にある
周方向グルーブ１０及び幅広の２本の側方の周方向グル
ーブ１１を含むトレッドパターンが具備されている。グ
ルーブ１１とグルーブ１０の間には、幅の小さい２本の
周方向グルーブ１２も存在する。グルーブ１０及び１１
は、タイヤトレッド１の幅を４つのほぼ同等の部分に実
質的に分割しており、タイヤトレッドの縁部Ｂ1 から縁
部Ｂ2 に至るタイヤ上のその線形を検討するとＶという
文字の幾何形状が思い起こされることからいわゆる「Ｖ
字」形の横方向グルーブを伴ってブロック２を形成す
る。これらのグルーブは、タイヤＰの周方向に対して強
く傾斜した部分２０で形成され、この部分２０は、この
周方向に対してより小さな角度で傾斜した部分２１によ
り両側で延長され、トレッドパターンの部分２１はそれ
自体周方向と垂直なグルーブの部分２２によって補完さ
れている。このようにして、横方向グルーブ及び周方向
グルーブがブロック２を構成している。
周方向グルーブ１０及び幅広の２本の側方の周方向グル
ーブ１１を含むトレッドパターンが具備されている。グ
ルーブ１１とグルーブ１０の間には、幅の小さい２本の
周方向グルーブ１２も存在する。グルーブ１０及び１１
は、タイヤトレッド１の幅を４つのほぼ同等の部分に実
質的に分割しており、タイヤトレッドの縁部Ｂ1 から縁
部Ｂ2 に至るタイヤ上のその線形を検討するとＶという
文字の幾何形状が思い起こされることからいわゆる「Ｖ
字」形の横方向グルーブを伴ってブロック２を形成す
る。これらのグルーブは、タイヤＰの周方向に対して強
く傾斜した部分２０で形成され、この部分２０は、この
周方向に対してより小さな角度で傾斜した部分２１によ
り両側で延長され、トレッドパターンの部分２１はそれ
自体周方向と垂直なグルーブの部分２２によって補完さ
れている。このようにして、横方向グルーブ及び周方向
グルーブがブロック２を構成している。
【００１１】図２では、前述のタイヤトレッドと同じタ
イヤトレッド１を備えたタイヤＰが斜視図で示されてい
る。このタイヤＰは、横方向グルーブ２０の軸方向内側
頂部２０′が最初にタイヤの接地部に進入するような形
で矢印Ｒの方向の回転動作で駆動される。タイヤＰが逆
方向に転がると、この接地部に最初に進入するのは、側
方部分である。図３は、上述のものと同一のタイヤトレ
ッド１をもつ４本のタイヤＰが装着された乗用車Ｃを概
略的に示している。車両の前進方向は矢印Ｆで示されて
いる。本発明によれば、車両Ｃのフロントアクスル（Ａ
Ｖ）に装着するタイヤＰは、横方向グルーブ２０の中央
頂部２０′が側方部分２２の後にタイヤの接地部に進入
するような回転動作により駆動される。逆に、車両Ｃの
リヤアクスルＡＲに装着するタイヤＰは、横方向グルー
ブ２０の中央頂部２０′が側方部分２２及び２１より前
にタイヤの接地部に進入するような回転動作によって駆
動される。
イヤトレッド１を備えたタイヤＰが斜視図で示されてい
る。このタイヤＰは、横方向グルーブ２０の軸方向内側
頂部２０′が最初にタイヤの接地部に進入するような形
で矢印Ｒの方向の回転動作で駆動される。タイヤＰが逆
方向に転がると、この接地部に最初に進入するのは、側
方部分である。図３は、上述のものと同一のタイヤトレ
ッド１をもつ４本のタイヤＰが装着された乗用車Ｃを概
略的に示している。車両の前進方向は矢印Ｆで示されて
いる。本発明によれば、車両Ｃのフロントアクスル（Ａ
Ｖ）に装着するタイヤＰは、横方向グルーブ２０の中央
頂部２０′が側方部分２２の後にタイヤの接地部に進入
するような回転動作により駆動される。逆に、車両Ｃの
リヤアクスルＡＲに装着するタイヤＰは、横方向グルー
ブ２０の中央頂部２０′が側方部分２２及び２１より前
にタイヤの接地部に進入するような回転動作によって駆
動される。
【００１２】上述のフロントアクスルのタイヤが「先端
を後ろにして」転がり、リヤアクスルのタイヤが「先端
を前にして」転がると考えるならば、このように説明し
た装置は、フロントアクスル上に回転方向が「先端を前
にした」タイヤを装備し、リヤアクスル上にも同様に回
転方向が「先端を前にした」タイヤを装備した装置に比
べて約５０％の音響出力の減少を可能にする。客観的に
測定され、倍音１（トレッドパターンのブロックだけを
考慮した）に関する周波数帯域に対応するこの利得は、
人間が唯一の判定者である主観テストの場合にきわめて
大きなものであることから、車両の乗員にとって評価す
ることができるものである。
を後ろにして」転がり、リヤアクスルのタイヤが「先端
を前にして」転がると考えるならば、このように説明し
た装置は、フロントアクスル上に回転方向が「先端を前
にした」タイヤを装備し、リヤアクスル上にも同様に回
転方向が「先端を前にした」タイヤを装備した装置に比
べて約５０％の音響出力の減少を可能にする。客観的に
測定され、倍音１（トレッドパターンのブロックだけを
考慮した）に関する周波数帯域に対応するこの利得は、
人間が唯一の判定者である主観テストの場合にきわめて
大きなものであることから、車両の乗員にとって評価す
ることができるものである。
【図１】いわゆる「Ｖ字」形のトレッドパターンを備え
たタイヤトレッドの図である。
たタイヤトレッドの図である。
【図２】「先端を前にした」方向に走行する図１に記さ
れているようなタイヤトレッドを備えたタイヤを示す図
である。
れているようなタイヤトレッドを備えたタイヤを示す図
である。
【図３】乗用車に装着された４本のタイヤを上から見た
図である。
図である。
１ タイヤトレッド １０、１１ 周方向グルーブ ２０′ グルーブの頂部 Ｐ タイヤ Ｒ 回転方向
フロントページの続き (72)発明者 フランソワ ファーヴル フランス 63119 シャトーゲイ リュー ドレシェロン ７ (72)発明者 ディディエール マルタン フランス 63400 シャマリエール アベ ニュー ジャン ジョレ 20エフ
Claims (2)
- 【請求項１】 「Ｖ字」形に似た線形をもつ横方向グル
ーブを少なくとも有している方向性トレッドパターンを
備えたタイヤトレッド（１）を各々含むオンロード車両
のためのタイヤ（Ｐ）のセット又は装置において、タイ
ヤ（Ｐ）の回転方向（Ｒ）を車両の前進について考えた
とき、車両のリヤアクスルに装着するタイヤ（Ｐ）が、
「Ｖ字」形グルーブの頂部（２０′）が最初にタイヤの
接地部に進入するような回転方向（Ｒ）を有するのに対
して、車両のフロントアクスルに装着するタイヤ（Ｐ）
は反対の回転方向（Ｒ）を有し、「Ｖ字」形グルーブの
頂部（２０′）はその軸方向外側の端部の後にタイヤの
接地部に進入することを特徴とするタイヤのセット又は
装置。 - 【請求項２】 タイヤ（Ｐ）のトレッド（１）が周方向
グルーブ（１０）（１１）を備えた方向性トレッドパタ
ーンを有することを特徴とする、請求項１に記載のタイ
ヤセット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9207241 | 1992-06-11 | ||
| FR9207241A FR2692201A1 (fr) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | Train de pneumatiques à sculptures directionnelles. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648121A true JPH0648121A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=9430763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5138439A Pending JPH0648121A (ja) | 1992-06-11 | 1993-06-10 | 方向性トレッドパターンを備えたタイヤのセット |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5421389A (ja) |
| EP (1) | EP0573890B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0648121A (ja) |
| DE (1) | DE69301194T2 (ja) |
| ES (1) | ES2084414T3 (ja) |
| FR (1) | FR2692201A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007506590A (ja) * | 2003-07-04 | 2007-03-22 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 二輪車用の一対のフロント及びリヤ空気圧タイヤと前記一対のタイヤを装着した二輪車のウエット及びドライの両路面上での性能を改良する方法 |
| JP2010285104A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ランフラットタイヤ組立体及びそれに用いられるサポートリング |
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| JP3515232B2 (ja) * | 1995-07-11 | 2004-04-05 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ及びその使用方法 |
| IT1275552B (it) * | 1995-07-14 | 1997-08-07 | Pirelli | Pneumatico polivalente per autoveicoli |
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|---|---|---|---|---|
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