JPH0648064B2 - 粉粒体輸送用の分岐コツクおよびその切換方法 - Google Patents
粉粒体輸送用の分岐コツクおよびその切換方法Info
- Publication number
- JPH0648064B2 JPH0648064B2 JP535086A JP535086A JPH0648064B2 JP H0648064 B2 JPH0648064 B2 JP H0648064B2 JP 535086 A JP535086 A JP 535086A JP 535086 A JP535086 A JP 535086A JP H0648064 B2 JPH0648064 B2 JP H0648064B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- case
- granular material
- silo
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、粉粒体を貯留するサイロから、空気輸送され
る粉粒体あるいはサイロ水洗時に排出される残留粉粒体
と洗浄水を別の排出路に流す粉粒体輸送用の分岐コック
およびその切換方法に関するものである。
る粉粒体あるいはサイロ水洗時に排出される残留粉粒体
と洗浄水を別の排出路に流す粉粒体輸送用の分岐コック
およびその切換方法に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来のこの種切換弁には第11図に示すように、傾斜形
スライドゲート弁100が使用されている。このスライ
ドゲート弁は板状の弁体を摺動させて、粉粒体を空気輸
送する通路の遮断、解放を行なうようになっている。
スライドゲート弁100が使用されている。このスライ
ドゲート弁は板状の弁体を摺動させて、粉粒体を空気輸
送する通路の遮断、解放を行なうようになっている。
ところで、粉粒体を貯留するサイロ102では、異なる
種類の粉粒体に入替える場合に、サイロ102の内部壁
面に付着している粉粒体を除去するために、シャワーノ
ズル104でサイロ102の水洗を行なうが、水洗時に
粉粒体と洗浄水の混合体を水洗時専用の通路106へ排
出する必要がある。
種類の粉粒体に入替える場合に、サイロ102の内部壁
面に付着している粉粒体を除去するために、シャワーノ
ズル104でサイロ102の水洗を行なうが、水洗時に
粉粒体と洗浄水の混合体を水洗時専用の通路106へ排
出する必要がある。
しかしながら、スライドゲート弁100では通常の通路
108を弁体で遮断できるだけであって、通常の通路1
08を遮断した後に、水洗時専用の通路106を自動的
に解放するためには別に自動開閉装置を設置することが
必要となり、非常に構造が複雑になる、よって、水洗時
には作業員がスライドゲート弁の近傍に立入り、手作業
で水洗時専用の通路106を開けている。このため前述
の水洗作業は面倒な作業になっている。
108を弁体で遮断できるだけであって、通常の通路1
08を遮断した後に、水洗時専用の通路106を自動的
に解放するためには別に自動開閉装置を設置することが
必要となり、非常に構造が複雑になる、よって、水洗時
には作業員がスライドゲート弁の近傍に立入り、手作業
で水洗時専用の通路106を開けている。このため前述
の水洗作業は面倒な作業になっている。
別例として、本発明のような分岐コックに、1本の流入
ポートおよび2本の流出ポートを有するケースと、ケー
スの内面に前記両ポートの開閉を制御する切換用ダンパ
ーを設け、前記サイロ洗浄時に残留粉粒体と洗浄水の混
合体を所定の流出ポートへ排出する状態での、ダンパー
とケースの間の隙間をシールするために、ダンパー周囲
の摺動面に中空円筒状ゴムを配置し、この中空ゴム内面
に圧縮空気を吹込み、ゴムを膨脹させている機構の弁も
あるが、シール材の劣化等の問題があり、メンテナンス
フリーと言える機能を有していない。
ポートおよび2本の流出ポートを有するケースと、ケー
スの内面に前記両ポートの開閉を制御する切換用ダンパ
ーを設け、前記サイロ洗浄時に残留粉粒体と洗浄水の混
合体を所定の流出ポートへ排出する状態での、ダンパー
とケースの間の隙間をシールするために、ダンパー周囲
の摺動面に中空円筒状ゴムを配置し、この中空ゴム内面
に圧縮空気を吹込み、ゴムを膨脹させている機構の弁も
あるが、シール材の劣化等の問題があり、メンテナンス
フリーと言える機能を有していない。
また、スライドゲート弁の代りに水封型のボール形3方
弁を使用すれば、以上の問題は解消するが粉粒体の空気
輸送に使用し得るような大口径のシール付ボール形3方
弁は高価であり、コストを上昇させるという問題点があ
る。
弁を使用すれば、以上の問題は解消するが粉粒体の空気
輸送に使用し得るような大口径のシール付ボール形3方
弁は高価であり、コストを上昇させるという問題点があ
る。
(発明の目的) 第1発明は、粉粒体を貯留するサイロの水洗時に粉粒体
と洗浄水の混合体が外部に漏洩することを防止でき、し
かも低コストの粉粒体輸送用の分岐コックを提供するこ
とを目的としている。
と洗浄水の混合体が外部に漏洩することを防止でき、し
かも低コストの粉粒体輸送用の分岐コックを提供するこ
とを目的としている。
また第2発明は、かかる分岐コックを切換える際に、コ
ックのローターとケースの間に異物が噛みこむことを防
止し得る粉粒体輸送用の分岐コックの切換方法を提供す
ることを目的としている。
ックのローターとケースの間に異物が噛みこむことを防
止し得る粉粒体輸送用の分岐コックの切換方法を提供す
ることを目的としている。
(発明の構成) (1)技術的手段 第1発明は、粉粒体を貯留するサイロから、空気輸送さ
れる粉粒体あるいはサイロ水洗時に排出される残留粉粒
体と洗浄水の混合体を別の排出路に流す粉粒体輸送用の
分岐コックに、1本の流入ポートおよび2本の流出ポー
トを有するケースと、ケースの内部に回動自在に設けら
れ前記両ポートの開閉を制御するローターとを備え、前
記サイロ洗浄時に残留粉粒体と洗浄水の混合体を所定の
流出ポートへ排出する状態でのローターとケースの間
に、ローターとケースの隙間をシールするために、外部
から供給される密封気体を貯留するシールチャンバーを
設けたことを特徴とする粉粒体輸送用の分岐コックであ
る。
れる粉粒体あるいはサイロ水洗時に排出される残留粉粒
体と洗浄水の混合体を別の排出路に流す粉粒体輸送用の
分岐コックに、1本の流入ポートおよび2本の流出ポー
トを有するケースと、ケースの内部に回動自在に設けら
れ前記両ポートの開閉を制御するローターとを備え、前
記サイロ洗浄時に残留粉粒体と洗浄水の混合体を所定の
流出ポートへ排出する状態でのローターとケースの間
に、ローターとケースの隙間をシールするために、外部
から供給される密封気体を貯留するシールチャンバーを
設けたことを特徴とする粉粒体輸送用の分岐コックであ
る。
第2発明は、粉粒体を貯留するサイロから、空気輸送さ
れる粉粒体あるいはサイロ水洗時に排出される残留粉粒
体と洗浄水の混合体を別の排出路に流す粉粒体輸送用の
分岐コックに、1本の流入ポートおよび2本の流出ポー
トを有するケースと、ケースの内部に回動自在に設けら
れ前記両ポートの開閉を制御するローターとを備え、前
記サイロ洗浄時に残留粉粒体と洗浄水の混合体を所定の
流出ポートへ排出する状態でのローターとケースの間
に、ローターとケースの隙間をシールするために、外部
から供給される密封気体を貯留するシールチャンバーを
設け、前記ローターを回動させる際に、分岐コック内部
に付着した付着物を分離させる振動を与え、この振動に
より分離した付着物をシールチャンバー内に供給され、
ローターとケースの隙間から吹き出す気体で流動させ、
ローターとケースの間に付着物が噛みこむことを防止す
るようにしたことを特徴とする粉粒体輸送用の分岐コッ
クの切換方法である。
れる粉粒体あるいはサイロ水洗時に排出される残留粉粒
体と洗浄水の混合体を別の排出路に流す粉粒体輸送用の
分岐コックに、1本の流入ポートおよび2本の流出ポー
トを有するケースと、ケースの内部に回動自在に設けら
れ前記両ポートの開閉を制御するローターとを備え、前
記サイロ洗浄時に残留粉粒体と洗浄水の混合体を所定の
流出ポートへ排出する状態でのローターとケースの間
に、ローターとケースの隙間をシールするために、外部
から供給される密封気体を貯留するシールチャンバーを
設け、前記ローターを回動させる際に、分岐コック内部
に付着した付着物を分離させる振動を与え、この振動に
より分離した付着物をシールチャンバー内に供給され、
ローターとケースの隙間から吹き出す気体で流動させ、
ローターとケースの間に付着物が噛みこむことを防止す
るようにしたことを特徴とする粉粒体輸送用の分岐コッ
クの切換方法である。
(2)作用 第1発明では、シールチャンバー内に密封気体を吹込
み、ローターとケースの間の隙間から水洗時の粉粒体と
洗浄水の混合物が漏洩することを防止する。
み、ローターとケースの間の隙間から水洗時の粉粒体と
洗浄水の混合物が漏洩することを防止する。
第2発明では、分岐コックを振動させて内部の付着物を
分離させ、ローターとケースの隙間から吹き出す気体で
分離した付着物を流動させて、付着物の噛みこみを防止
する。
分離させ、ローターとケースの隙間から吹き出す気体で
分離した付着物を流動させて、付着物の噛みこみを防止
する。
(実施例) (1)第1実施例 第1図を参照して第1発明を採用した合成樹脂ペレット
貯蔵用のサイロを説明する。
貯蔵用のサイロを説明する。
第1図中で10は例えば電子部品用の合成樹脂ペレット
を貯蔵するサイロであり、このサイロ10に貯蔵する合
成樹脂のグレードを変更する場合には、サイロ10の内
面に付着した破砕粉、塵芥等の付着物を除去することが
電子部品等の高精度を維持するために重要である。
を貯蔵するサイロであり、このサイロ10に貯蔵する合
成樹脂のグレードを変更する場合には、サイロ10の内
面に付着した破砕粉、塵芥等の付着物を除去することが
電子部品等の高精度を維持するために重要である。
そこでサイロ10の上部にはシャワーノズル12が設け
られており、合成樹脂のグレード変更時にはシャワーノ
ズル12から洗浄水を噴射してサイロ10内を水洗する
ようになっている。
られており、合成樹脂のグレード変更時にはシャワーノ
ズル12から洗浄水を噴射してサイロ10内を水洗する
ようになっている。
またサイロ10の上部にはペレット供給管14が接続さ
れており、サイロ10の下部と空気輸送管16の間には
ペレット供給管18が設けられている。サイロ出口とペ
レット供給管18の途中には第1発明の要旨である分岐
コック20が介装されており、分岐コック20の下流に
はロータリーフィーダー22が介装されている。更に分
岐コック20には排出管24が接続されている。
れており、サイロ10の下部と空気輸送管16の間には
ペレット供給管18が設けられている。サイロ出口とペ
レット供給管18の途中には第1発明の要旨である分岐
コック20が介装されており、分岐コック20の下流に
はロータリーフィーダー22が介装されている。更に分
岐コック20には排出管24が接続されている。
分岐コック20の詳細構造は第2図に示すように、ケー
ス26とローター28等から構成されている。ケース2
6は例えばステンレス鋳物製一体成型品であり、1本の
流入ポート27と2本の流出ポート30、32を有して
いる。流入ポート27の断面形状は角形、流出ポート3
0、32の断面形状は丸形である。流入ポート27、流
出ポート30は第1図中のペレット供給管18に接続さ
れており、流出ポート32は排出管24に接続されてい
る。したがって、この分岐コック20は図中では横方向
に配置されているように図示されているが、実際には矢
印U方向を上方に向け、矢印L方向を下方に向けた姿勢
で配置されている。なお、第3図以降の図面においても
同様である。
ス26とローター28等から構成されている。ケース2
6は例えばステンレス鋳物製一体成型品であり、1本の
流入ポート27と2本の流出ポート30、32を有して
いる。流入ポート27の断面形状は角形、流出ポート3
0、32の断面形状は丸形である。流入ポート27、流
出ポート30は第1図中のペレット供給管18に接続さ
れており、流出ポート32は排出管24に接続されてい
る。したがって、この分岐コック20は図中では横方向
に配置されているように図示されているが、実際には矢
印U方向を上方に向け、矢印L方向を下方に向けた姿勢
で配置されている。なお、第3図以降の図面においても
同様である。
ケース26には回動中心O1を中心として略円筒状のロ
ーター28が回動自在に収容されており、ローター28
の通路壁28aで流入ポート27と流出ポート30を連
通するか或は流入ポート27と流出ポート32を連通す
るかを切換えるようになっている。このローター28は
例えばステンレス鋼製である。
ーター28が回動自在に収容されており、ローター28
の通路壁28aで流入ポート27と流出ポート30を連
通するか或は流入ポート27と流出ポート32を連通す
るかを切換えるようになっている。このローター28は
例えばステンレス鋼製である。
ケース26の摺動面26aとローター28の摺動面28
bとの間には、ローター28の固着を防止するために所
定の寸法の隙間34が形成されている。
bとの間には、ローター28の固着を防止するために所
定の寸法の隙間34が形成されている。
ケース26aには円周方向の3箇所にシール空気導入孔
35a〜35cが穿孔されており、シール空気導入孔3
5a〜35cの外周面にはそれぞれ36が溶接されてい
る。3箇所のシール空気導入孔35a〜35cを仮想線
で繋ぐと3角形の軌跡T1を形成するようになる。一方
通路壁28aには3箇所にシールチャンバー38a〜3
8cが形成されており、これらのシールチャンバー38
a〜38cを繋ぐと軌跡T1に対して回動中心O1を中
心として、135゜の位相差を有する同形の軌跡T2が
得られる。
35a〜35cが穿孔されており、シール空気導入孔3
5a〜35cの外周面にはそれぞれ36が溶接されてい
る。3箇所のシール空気導入孔35a〜35cを仮想線
で繋ぐと3角形の軌跡T1を形成するようになる。一方
通路壁28aには3箇所にシールチャンバー38a〜3
8cが形成されており、これらのシールチャンバー38
a〜38cを繋ぐと軌跡T1に対して回動中心O1を中
心として、135゜の位相差を有する同形の軌跡T2が
得られる。
シールチャンバー38a〜38cは回動中心O1と平行
に紙面の直角方向に伸びている。シールチャンバー38
a〜38cは内部にシール用の空気(密封気体)を貯留
するもので、所定の容量に設定されている。
に紙面の直角方向に伸びている。シールチャンバー38
a〜38cは内部にシール用の空気(密封気体)を貯留
するもので、所定の容量に設定されている。
ケース26の両側面は第3図に示すように、カバー4
0、42で覆われており、ローター28の側面とカバー
40、42の間には空気室44、46を隔てている。ロ
ーター28の軸48はカバー40、42に軸支されてい
る。
0、42で覆われており、ローター28の側面とカバー
40、42の間には空気室44、46を隔てている。ロ
ーター28の軸48はカバー40、42に軸支されてい
る。
ローター28の両側板50の半径方向外周部には第4図
に示すように、例えば4枚の薄いウレタンシール52が
リング54で固定されており、リング54はビス56
(第3図)で締め付けられている。ウレタンシール52
は略環状をなし、適度の弾性と耐摩耗性を備えている。
ウレタンシール52の長さLは若干長目に設定されてお
り、ウレタンシール52の先端部は自身の弾性で湾曲し
ながら摺動面26aに密着している。
に示すように、例えば4枚の薄いウレタンシール52が
リング54で固定されており、リング54はビス56
(第3図)で締め付けられている。ウレタンシール52
は略環状をなし、適度の弾性と耐摩耗性を備えている。
ウレタンシール52の長さLは若干長目に設定されてお
り、ウレタンシール52の先端部は自身の弾性で湾曲し
ながら摺動面26aに密着している。
第3図のカバー40、42にはねじ孔55が穿孔されて
おり、リング54には空気室44、46に空気(密封気
体)を供給するニップル57が螺合している。
おり、リング54には空気室44、46に空気(密封気
体)を供給するニップル57が螺合している。
なお前記シール空気導入孔35a〜35cは1箇所に2
個ずつ配置されている。
個ずつ配置されている。
次に以上の分岐コック20を制御する機構について第5
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
第5図中で60は分岐コック20のローター28を回動
させて分岐コック20の切換動作を行なうエアーシリン
ダであり、62はシールチャンバー38a〜38c、空
気室44、46にシール用空気を供給するヘッダであ
る。
させて分岐コック20の切換動作を行なうエアーシリン
ダであり、62はシールチャンバー38a〜38c、空
気室44、46にシール用空気を供給するヘッダであ
る。
エアーシリンダ60に接続された配管64の端部は電動
3方切換弁66に接続されている。電動3方切換弁66
は空気供給管68の途中に介装されており、空気供給管
68は配管70、72に分岐接続している。配管70は
エアーシリンダ60に繋がっている。配管72はヘッダ
62に繋がっており、配管72には圧力計74、圧力調
整弁76、フィルタ78が順次に介装されている。
3方切換弁66に接続されている。電動3方切換弁66
は空気供給管68の途中に介装されており、空気供給管
68は配管70、72に分岐接続している。配管70は
エアーシリンダ60に繋がっている。配管72はヘッダ
62に繋がっており、配管72には圧力計74、圧力調
整弁76、フィルタ78が順次に介装されている。
エアーシリンダ60のロッド80は図示しないリンク機
構を介してローター28の軸48(第3図)に連結され
ており、ロッド80の伸縮動作によってローター28を
135゜の回動角度で駆動するようになっている。ヘッ
ダ62には5本の配管82が設けられており、これらの
配管82は前記シールチャンバー38a〜38c、空気
室44、46にシール空気を供給するようになってい
る。この配管82の途中には開閉弁84が介装されてい
る。
構を介してローター28の軸48(第3図)に連結され
ており、ロッド80の伸縮動作によってローター28を
135゜の回動角度で駆動するようになっている。ヘッ
ダ62には5本の配管82が設けられており、これらの
配管82は前記シールチャンバー38a〜38c、空気
室44、46にシール空気を供給するようになってい
る。この配管82の途中には開閉弁84が介装されてい
る。
次に作用を説明する。第5図に図示した状態では分岐コ
ック20の流入ポート27は流出ポート30に繋がって
おり、この状態でサイロ10(第1図)に貯蔵された合
成樹脂ペレットはサイロ10からペレット輸送管16
(第1図)へ空気輸送される。やがてサイロ10が空に
なり、サイロ10の内部を前述のように水洗する場合に
は、シャワーノズル12(第1図)から洗浄水を噴射す
る前に、分岐コック20の切換作業を行なう。
ック20の流入ポート27は流出ポート30に繋がって
おり、この状態でサイロ10(第1図)に貯蔵された合
成樹脂ペレットはサイロ10からペレット輸送管16
(第1図)へ空気輸送される。やがてサイロ10が空に
なり、サイロ10の内部を前述のように水洗する場合に
は、シャワーノズル12(第1図)から洗浄水を噴射す
る前に、分岐コック20の切換作業を行なう。
この分岐コック20の切換作業は、電動3方切換弁66
を遠隔操作して、空気供給管68からの計装用圧力空気
(0.5kg/cm2程度)を配管70、72に流す。配管7
0からエアーシリンダ60に圧力空気が供給されると、
エアーシリンダ60のロッド80が伸長してローター2
8を135゜だけ時計回り方向に回動させる。このとき
ローター28は第6図に示すように、流入ポート27と
流出ポート32を連通し、流出ポート30を塞ぐ。また
ローター28のシールチャンバー38aはケース26の
シール空気導入孔35aと連通し、シール空気導入孔3
5aから圧力空気がシールチャンバー38a内に供給さ
れる。シールチャンバー38b、38cも同様である。
を遠隔操作して、空気供給管68からの計装用圧力空気
(0.5kg/cm2程度)を配管70、72に流す。配管7
0からエアーシリンダ60に圧力空気が供給されると、
エアーシリンダ60のロッド80が伸長してローター2
8を135゜だけ時計回り方向に回動させる。このとき
ローター28は第6図に示すように、流入ポート27と
流出ポート32を連通し、流出ポート30を塞ぐ。また
ローター28のシールチャンバー38aはケース26の
シール空気導入孔35aと連通し、シール空気導入孔3
5aから圧力空気がシールチャンバー38a内に供給さ
れる。シールチャンバー38b、38cも同様である。
シールチャンバー38a〜38cに圧力空気が供給され
ると、ケース26とローター28の間の隙間34(第1
図)を通って圧力空気が外部に流出し、ケース26とロ
ーター28の間に隙間34が隔てられていても、隙間3
4を流れる圧力空気で隙間34がシールされる。
ると、ケース26とローター28の間の隙間34(第1
図)を通って圧力空気が外部に流出し、ケース26とロ
ーター28の間に隙間34が隔てられていても、隙間3
4を流れる圧力空気で隙間34がシールされる。
以上のようにシールチャンバー38a〜38cから隙間
34へ流れる圧力空気で隙間34がシールされている状
態で、サイロ10内をシャワーノズル12からの洗浄水
で洗い流し、このサイロ10内の残留ペレットと洗浄水
の混合体を第6図中の矢印Aに沿って排出管24(第1
図)に排出する。
34へ流れる圧力空気で隙間34がシールされている状
態で、サイロ10内をシャワーノズル12からの洗浄水
で洗い流し、このサイロ10内の残留ペレットと洗浄水
の混合体を第6図中の矢印Aに沿って排出管24(第1
図)に排出する。
また同時に第3図の空気室44、46にもニップル5
7、ねじ孔55から圧力空気が供給される。空気室4
4、46に供給された圧力空気の力でウレタンシール5
2の外周部は、ケース26の摺動面26aに押圧されて
自身の弾性で変形し、摺動面26aに密着する。したが
ってローター28の側板50と摺動面26aの間はウレ
タンシール52でシールされ、この間から前述の混合体
が漏洩することが防止される。
7、ねじ孔55から圧力空気が供給される。空気室4
4、46に供給された圧力空気の力でウレタンシール5
2の外周部は、ケース26の摺動面26aに押圧されて
自身の弾性で変形し、摺動面26aに密着する。したが
ってローター28の側板50と摺動面26aの間はウレ
タンシール52でシールされ、この間から前述の混合体
が漏洩することが防止される。
なおエアーシリンダ60によるローター28の回動と、
ヘッダ62からのシールチャンバー38a〜38cへの
圧力空気の供給は、必ずしも同時である必要はなく、遅
くともサイロ10から前述の混合体が流れて来る前にシ
ールチャンバー38a〜38cに圧力空気を供給すれば
よい。
ヘッダ62からのシールチャンバー38a〜38cへの
圧力空気の供給は、必ずしも同時である必要はなく、遅
くともサイロ10から前述の混合体が流れて来る前にシ
ールチャンバー38a〜38cに圧力空気を供給すれば
よい。
(2)第2実施例 第2発明を採用した合成樹脂ペレット貯蔵装置を第7図
を参照して説明する。なお第1図において、第5図と同
一符号を付した部分は同一あるいは相当部分を示す。
を参照して説明する。なお第1図において、第5図と同
一符号を付した部分は同一あるいは相当部分を示す。
第7図に示すように、前記サイロ10からサイロ10a
〜サイロ10cに合成樹脂ペレットを分配する場合に
は、空気輸送管18の途中に第2発明を採用した分岐コ
ック20aを2個介装し、空気輸送管18、排出管24
a、排出管24bをそれぞれサイロ10a〜サイロ10
cに接続してある。
〜サイロ10cに合成樹脂ペレットを分配する場合に
は、空気輸送管18の途中に第2発明を採用した分岐コ
ック20aを2個介装し、空気輸送管18、排出管24
a、排出管24bをそれぞれサイロ10a〜サイロ10
cに接続してある。
分岐コック20aのケース26には第8図、第9図に示
すように、エアーバイブレーター86が設けられてお
り、エアーバイブレーター86で分岐コック20a全体
を振動させるようになっている。このエアーバイブレー
ター86には第10図に示すように、配管88から動力
源としての圧力空気が供給されている。配管88は配管
72に分岐接続している。なお図中で90は減圧弁であ
り、92は開閉弁である。
すように、エアーバイブレーター86が設けられてお
り、エアーバイブレーター86で分岐コック20a全体
を振動させるようになっている。このエアーバイブレー
ター86には第10図に示すように、配管88から動力
源としての圧力空気が供給されている。配管88は配管
72に分岐接続している。なお図中で90は減圧弁であ
り、92は開閉弁である。
なおエアーバイブレーター86の代りに偏心モーター等
の他の振動力発生機構をしようすることも可能である。
の他の振動力発生機構をしようすることも可能である。
以上の第2実施例では、ある種類の合成樹脂ペレットを
サイロ10からサイロ10aへ空気輸送した後に、異な
る種類の合成樹脂ペレットをサイロ10b或はサイロ1
0cへ輸送するが、このとき第10図の電動3方切換弁
66が遠隔操作されて配管70、72に圧力空気が供給
されると同時に、配管88からエアーバイブレーター8
6へ圧力空気が動力源として供給され、分岐コック20
a全体を振動させる。このエアーバイブレーター86か
らの振動によりケース26の流入ポート27、流出ポー
ト30、32内面およびローター28の通路壁28aの
内面、ローター28b等に付着している付着物が分離す
る。
サイロ10からサイロ10aへ空気輸送した後に、異な
る種類の合成樹脂ペレットをサイロ10b或はサイロ1
0cへ輸送するが、このとき第10図の電動3方切換弁
66が遠隔操作されて配管70、72に圧力空気が供給
されると同時に、配管88からエアーバイブレーター8
6へ圧力空気が動力源として供給され、分岐コック20
a全体を振動させる。このエアーバイブレーター86か
らの振動によりケース26の流入ポート27、流出ポー
ト30、32内面およびローター28の通路壁28aの
内面、ローター28b等に付着している付着物が分離す
る。
一方第6図に図示した状態のシールチャンバー38a〜
38cにはヘッダ62からの圧力空気が供給されている
ので、前述の第1実施例と同様に、隙間34から圧力空
気が吹き出し、分離した付着物を外部に吹き飛ばして、
ローター28がエアーシリンダ60で回動される時に付
着物がローター28bと摺動面26aの間に噛みこむこ
とを防止する。
38cにはヘッダ62からの圧力空気が供給されている
ので、前述の第1実施例と同様に、隙間34から圧力空
気が吹き出し、分離した付着物を外部に吹き飛ばして、
ローター28がエアーシリンダ60で回動される時に付
着物がローター28bと摺動面26aの間に噛みこむこ
とを防止する。
(発明の効果) 以上説明したように第1発明による粉粒体輸送用の分岐
コックでは、シールチャンバー38a〜38cに圧力空
気が供給されると、ケース26とローター28の間の隙
間34(第1図)を通って圧力空気が外部に流出し、ケ
ース26とローター28の間に隙間34が隔てられてい
ても、隙間34を流れる圧力空気で隙間34をシールす
ることができる。
コックでは、シールチャンバー38a〜38cに圧力空
気が供給されると、ケース26とローター28の間の隙
間34(第1図)を通って圧力空気が外部に流出し、ケ
ース26とローター28の間に隙間34が隔てられてい
ても、隙間34を流れる圧力空気で隙間34をシールす
ることができる。
したがってシールチャンバー38a〜38cから隙間3
4へ流れる圧力空気で隙間34がシールされている状態
で、サイロ10内をシャワーノズル12(第1図)から
の洗浄水で洗い流し、サイロ10内の残留ペレットと洗
浄水の混合体を第6図中の矢印Aに沿って排出管24
(第1図)に排出しても、隙間34から残留粉粒体と洗
浄水の混合体が漏洩することを防止できる。
4へ流れる圧力空気で隙間34がシールされている状態
で、サイロ10内をシャワーノズル12(第1図)から
の洗浄水で洗い流し、サイロ10内の残留ペレットと洗
浄水の混合体を第6図中の矢印Aに沿って排出管24
(第1図)に排出しても、隙間34から残留粉粒体と洗
浄水の混合体が漏洩することを防止できる。
しかも以上のような分岐コック20は従来のシール付ボ
ール形3方弁と比較して安価なので、装置全体のコスト
を低減させることができる。
ール形3方弁と比較して安価なので、装置全体のコスト
を低減させることができる。
また第2発明による粉粒体輸送用の分岐コックの切換方
法によれば、エアーバイブレーター86で分岐コック2
0の内部に付着した付着物を分離し、シールチャンバー
38a〜38cの圧力空気を隙間34から外部へ吹き出
させるので、ローター28の回動時に付着物が噛みこ
み、ローター28を固着させてしまうことを防止でき
る。
法によれば、エアーバイブレーター86で分岐コック2
0の内部に付着した付着物を分離し、シールチャンバー
38a〜38cの圧力空気を隙間34から外部へ吹き出
させるので、ローター28の回動時に付着物が噛みこ
み、ローター28を固着させてしまうことを防止でき
る。
第1図は第1発明の分岐コックが採用される粉粒体の空
気輸送装置を示す構造略図、第2図は分岐コックの縦断
正面図、第3図は第2図のIII−III断面図、第4図は第
3図のIV部拡大図、第5図は分岐コックを切換操作する
空気圧系統を示す配管系統図、第6図は切換後の分岐コ
ックを示す構造略図、第7図は第2発明が実行される粉
粒体の貯蔵装置を示す構造略図、第8図は第2発明が実
行される分岐コックの縦断正面図、第9図は第8図のIX
−IX断面図、第10図は分岐コックで第2発明を実行さ
せる空気圧系統を示す配管系統図、第11図は従来の装
置を示す構造略図である。10……サイロ、12……シ
ャワーノズル、20……分岐コック、26……ケース、
28……ローター、34……隙間、35a〜35c……
シール空気導入孔、38a〜38c……シールチャンバ
ー、60……エアーシリンダ、62……ヘッダ、66…
…電動3方切換弁、86……エアーバイブレーター
気輸送装置を示す構造略図、第2図は分岐コックの縦断
正面図、第3図は第2図のIII−III断面図、第4図は第
3図のIV部拡大図、第5図は分岐コックを切換操作する
空気圧系統を示す配管系統図、第6図は切換後の分岐コ
ックを示す構造略図、第7図は第2発明が実行される粉
粒体の貯蔵装置を示す構造略図、第8図は第2発明が実
行される分岐コックの縦断正面図、第9図は第8図のIX
−IX断面図、第10図は分岐コックで第2発明を実行さ
せる空気圧系統を示す配管系統図、第11図は従来の装
置を示す構造略図である。10……サイロ、12……シ
ャワーノズル、20……分岐コック、26……ケース、
28……ローター、34……隙間、35a〜35c……
シール空気導入孔、38a〜38c……シールチャンバ
ー、60……エアーシリンダ、62……ヘッダ、66…
…電動3方切換弁、86……エアーバイブレーター
Claims (2)
- 【請求項1】粉粒体を貯留するサイロから、空気輸送さ
れる粉粒体あるいはサイロ水洗時に排出される残留粉粒
体と洗浄水の混合体を別の排出路に流す粉粒体輸送用の
分岐コックに、1本の流入ポートおよび2本の流出ポー
トを有するケースと、ケースの内部に回動自在に設けら
れ前記両ポートの開閉を制御するローターとを備え、前
記サイロ洗浄時に残留粉粒体と洗浄水の混合体を所定の
流出ポートへ排出する状態でのローターとケースの間
に、ローターとケースの隙間をシールするために、外部
から供給される密封気体を貯留するシールチャンバーを
設けたことを特徴とする粉粒体輸送用の分岐コック。 - 【請求項2】粉粒体を貯留するサイロから、空気輸送さ
れる粉粒体あるいはサイロ水洗時に排出される残留粉粒
体と洗浄水の混合体を別の排出路に流す粉粒体輸送用の
分岐コックに、1本の流入ポートおよび2本の流出ポー
トを有するケースと、ケースの内部に回動自在に設けら
れ前記両ポートの開閉を制御するローターとを備え、前
記サイロ洗浄時に残留粉粒体と洗浄水の混合体を所定の
流出ポートへ排出する状態でのローターとケースの間
に、ローターとケースの隙間をシールするために、外部
から供給される密封気体を貯留するシールチャンバーを
設け、前記ローターを回動させる際に、分岐コック内部
に付着した付着物を分離させる振動を与え、この振動に
より分離した付着物をシールチャンバー内に供給され、
ローターとケースの隙間から吹き出す気体で流動させ、
ローターとケースの間に付着物が噛みこむことを防止す
るようにしたことを特徴とする粉粒体輸送用の分岐コッ
クの切換方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP535086A JPH0648064B2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 粉粒体輸送用の分岐コツクおよびその切換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP535086A JPH0648064B2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 粉粒体輸送用の分岐コツクおよびその切換方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62180819A JPS62180819A (ja) | 1987-08-08 |
JPH0648064B2 true JPH0648064B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=11608745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP535086A Expired - Fee Related JPH0648064B2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 粉粒体輸送用の分岐コツクおよびその切換方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648064B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0729059Y2 (ja) * | 1988-08-10 | 1995-07-05 | 神鋼電機株式会社 | 自動ダンパー装置における被輸送物のかみ込み防止装置 |
JPH09221229A (ja) * | 1996-02-16 | 1997-08-26 | Matsui Mfg Co | 導管内の閉塞防止装置 |
JP5158756B2 (ja) * | 2007-06-12 | 2013-03-06 | アイシン産業株式会社 | 切り換えバルブ機構 |
JP6189250B2 (ja) | 2014-04-25 | 2017-08-30 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP535086A patent/JPH0648064B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62180819A (ja) | 1987-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9394119B2 (en) | Vacuum loading method | |
JPH0648064B2 (ja) | 粉粒体輸送用の分岐コツクおよびその切換方法 | |
US4081110A (en) | Flexible membrane discharge for vacuum hopper | |
JP4819387B2 (ja) | コンテナ排出装置 | |
JP3153488B2 (ja) | 粉体流動用タンクの粉体排出口 | |
KR100823999B1 (ko) | 공기압을 이용한 폐기물 이송장치 | |
JP7488680B2 (ja) | ボールバルブ、及びボールバルブユニット | |
KR101750097B1 (ko) | 로터리 윙 회전 호퍼부와 해압장치의 적용으로 운전 효율을 향상시킨 폐기물 이송시스템 | |
JP4334304B2 (ja) | 粉体輸送方法及び輸送装置 | |
WO2001087746A1 (fr) | Procede et dispositif de transport pneumatique de poudres | |
US3958722A (en) | Self indexing elbow | |
JPH1147704A (ja) | 粉粒体処理装置およびその洗浄方法 | |
US20180022560A1 (en) | Bulk bag sealing system | |
JP2002068369A (ja) | 粉体貯蔵用ホッパー | |
JPH07156991A (ja) | 粉粒体の貯蔵装置 | |
JPH11264485A (ja) | バルブ | |
SU1352218A1 (ru) | Дозатор в зких материалов | |
JP2004278684A (ja) | 錠剤用バタフライバルブ | |
SU1240709A1 (ru) | Устройство дл перегрузки сыпучих материалов | |
JPH0541517B2 (ja) | ||
JP2002347947A (ja) | 粉粒体保管排出装置 | |
CN210736609U (zh) | 一种用于干法乙炔生产的气相通道输送装置 | |
CN208295146U (zh) | 带气囊的多瓣蝶阀和物料输送系统 | |
JP2011027220A (ja) | 粉粒体用バタフライ弁装置 | |
US4911402A (en) | Material handling valve |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |