JPH09221229A - 導管内の閉塞防止装置 - Google Patents
導管内の閉塞防止装置Info
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- JPH09221229A JPH09221229A JP8053792A JP5379296A JPH09221229A JP H09221229 A JPH09221229 A JP H09221229A JP 8053792 A JP8053792 A JP 8053792A JP 5379296 A JP5379296 A JP 5379296A JP H09221229 A JPH09221229 A JP H09221229A
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 2
- 230000009471 action Effects 0.000 abstract description 2
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Landscapes
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 微小原料を上から下に導く導管内の閉塞を確
実に防止することが出来る極めて簡単な構造の装置を提
供する。 【解決手段】 振動気体発生装置20から導管6内に吐
出された振動気体は、内筒16に振動を与えると共に、
内筒16の下端から内筒16内に至り、内筒16内を上
から下に移動する微小原料に振動を与えてホッパ−13
側に上昇する。このような振動気体の作用によって、導
管6内を上から下に移動する微小原料によって導管6内
が閉塞されるのを防止することが出来る。
実に防止することが出来る極めて簡単な構造の装置を提
供する。 【解決手段】 振動気体発生装置20から導管6内に吐
出された振動気体は、内筒16に振動を与えると共に、
内筒16の下端から内筒16内に至り、内筒16内を上
から下に移動する微小原料に振動を与えてホッパ−13
側に上昇する。このような振動気体の作用によって、導
管6内を上から下に移動する微小原料によって導管6内
が閉塞されるのを防止することが出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体・粒体・微小
薄片・短繊維片等の微小原料を上から下に導く導管内の
閉塞防止装置に関する。
薄片・短繊維片等の微小原料を上から下に導く導管内の
閉塞防止装置に関する。
【0002】
【発明の目的】この発明は、微小原料を上から下に導く
導管内の閉塞を確実に防止することが出来る極めて簡単
な構造の装置を提供することを目的とするものである。
導管内の閉塞を確実に防止することが出来る極めて簡単
な構造の装置を提供することを目的とするものである。
【0003】
【前記目的を達成するための手段】本発明は前記目的を
達成するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、微小原料を上から下に導く導管に振動気体発生
装置が接続されているものである。
達成するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、微小原料を上から下に導く導管に振動気体発生
装置が接続されているものである。
【0004】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。振動気体発生装置が発生する振動気体によ
って導管内の閉塞を防止することが出来る。
ものである。振動気体発生装置が発生する振動気体によ
って導管内の閉塞を防止することが出来る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、この説明において、前と
は図1左側を、後とは同図右側をいい、左とは図1紙面
表側を、右とは同裏側をいう。
を参照しつつ説明する。なお、この説明において、前と
は図1左側を、後とは同図右側をいい、左とは図1紙面
表側を、右とは同裏側をいう。
【0006】押出成形機1の押出装置2のスクリュ−フ
ィ−ダ−4の上側を向いた入口5に通路を上下方向に向
けた断面矩形の導管6が接続されている。この導管6の
上端に混合撹拌機9の下側を向いた出口10が接続さ
れ、この混合撹拌機9の上側を向いた入口11に、ホッ
パ−13(上部に入口を有する)の出口14が接続され
ている。
ィ−ダ−4の上側を向いた入口5に通路を上下方向に向
けた断面矩形の導管6が接続されている。この導管6の
上端に混合撹拌機9の下側を向いた出口10が接続さ
れ、この混合撹拌機9の上側を向いた入口11に、ホッ
パ−13(上部に入口を有する)の出口14が接続され
ている。
【0007】前記導管6は下側部6aと上側部6bとを
有しており、この導管6内に断面矩形の内筒16が納め
られ、この内筒16の上端部が導管6内面との間に間隙
を形成しないようにして導管6に取り付けられると共
に、内筒6の前後壁(上端部を除く)と導管6の前後壁
との間に間隙17が形成され、前記導管6の、間隙17
に対向する部分に形成された4つの孔に振動気体発生装
置20が接続されている。
有しており、この導管6内に断面矩形の内筒16が納め
られ、この内筒16の上端部が導管6内面との間に間隙
を形成しないようにして導管6に取り付けられると共
に、内筒6の前後壁(上端部を除く)と導管6の前後壁
との間に間隙17が形成され、前記導管6の、間隙17
に対向する部分に形成された4つの孔に振動気体発生装
置20が接続されている。
【0008】前記内筒16は、振動気体発生装置20か
らの振動気体によって振動しやすいように断面矩形の筒
状となされると共に、前後壁が下方に向かって相互に離
れるように拡がっている。なお、内筒16の左右壁は平
行であるが、左右壁を下方に向かって相互に離れるよう
に拡がらせてもよい。
らの振動気体によって振動しやすいように断面矩形の筒
状となされると共に、前後壁が下方に向かって相互に離
れるように拡がっている。なお、内筒16の左右壁は平
行であるが、左右壁を下方に向かって相互に離れるよう
に拡がらせてもよい。
【0009】前記振動気体発生装置20は5〜20ヘル
ツ前後の周波数の振動気体を導管6内に吐出するもので
ある。
ツ前後の周波数の振動気体を導管6内に吐出するもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態の作用】次に発明の実施の形態の作
用を説明する。ホッパ−13に入れられた微小原料は、
混合撹拌機9を経て内筒16(導管6)内を上から下に
移動し、スクリュ−フィ−ダ−4に至る。そして、スク
リュ−フィ−ダ−4に至った微小原料は加熱溶融された
後、スクリュ−フィ−ダ−4の前端ノズルより押出され
る。振動気体発生装置20から導管6内に吐出された振
動気体は、内筒16に振動を与えると共に、内筒16の
下端から内筒16内に至り、内筒16内を上から下に移
動する微小原料に振動を与えてホッパ−13側に上昇す
る。このような振動気体の作用によって、導管6内を上
から下に移動する微小原料によって導管6(内筒16)
内が閉塞されるのを防止することが出来る。
用を説明する。ホッパ−13に入れられた微小原料は、
混合撹拌機9を経て内筒16(導管6)内を上から下に
移動し、スクリュ−フィ−ダ−4に至る。そして、スク
リュ−フィ−ダ−4に至った微小原料は加熱溶融された
後、スクリュ−フィ−ダ−4の前端ノズルより押出され
る。振動気体発生装置20から導管6内に吐出された振
動気体は、内筒16に振動を与えると共に、内筒16の
下端から内筒16内に至り、内筒16内を上から下に移
動する微小原料に振動を与えてホッパ−13側に上昇す
る。このような振動気体の作用によって、導管6内を上
から下に移動する微小原料によって導管6(内筒16)
内が閉塞されるのを防止することが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態の利点】本発明の実施の形態は以下
の如き利点を有している。振動気体によって導管6内に
おける微小原料の閉塞が防止されて微小原料がスムーズ
に入口5に至ること、及び、内筒16が下方拡がりのテ
ーパー状となされていて微小原料が上から下にスムーズ
に流下することの相乗効果によって、入口5における微
小原料の密度が空隙の少ない常時安定した一定の高密度
となり、その一定の高密度の微小原料がスクリュ−フィ
−ダ−4に巻き込まれていくことになるので、スクリュ
−フィ−ダ−4による微小原料の単位時間当たりの押出
量を増大させつつ、単位時間当たりの押出量の変化が少
ない安定押出を実現することが出来る。
の如き利点を有している。振動気体によって導管6内に
おける微小原料の閉塞が防止されて微小原料がスムーズ
に入口5に至ること、及び、内筒16が下方拡がりのテ
ーパー状となされていて微小原料が上から下にスムーズ
に流下することの相乗効果によって、入口5における微
小原料の密度が空隙の少ない常時安定した一定の高密度
となり、その一定の高密度の微小原料がスクリュ−フィ
−ダ−4に巻き込まれていくことになるので、スクリュ
−フィ−ダ−4による微小原料の単位時間当たりの押出
量を増大させつつ、単位時間当たりの押出量の変化が少
ない安定押出を実現することが出来る。
【0012】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)微小原料とは、粉体・粒体・微小薄片・短繊維片
等の小さい片からなる原料をいう。 (2)振動気体発生装置20とは、所定周波数の振動気
体を導管6内に吐出する振動気体発生装置、所定周波数
で導管6内の気体を吸引する振動気体発生装置及び気体
を導管6内に吐出する工程と導管6内の気体を吸引する
工程とを所定周波数で交互に繰り返す振動気体発生装置
の全てを含むものである(特開平6−7744号公報参
照)。振動気体発生装置20によって発生させられる気
体の周波数は任意である。 (3)振動気体発生装置20より発生させられる振動気
体の圧力は、微小原料の種類に対応して好適な圧力が選
択されるが、−1.0kg/cm2〜6kg/cm2が一
般的である。 (4)振動気体発生装置20によって振動させられる気
体は、一般的には空気であるが、窒素等の不活性ガスを
使用してもよい。 (5)内筒16の左右壁は平行であるが、左右壁を下方
に向かって相互に離れるように拡がらせてもよい。な
お、内筒16をメガホン状の下方に向かって拡がったテ
ーパー円筒としてもよい。また、内筒16を微小原料の
通過を阻止する多孔板によって構成してもよく、単なる
板によって構成してもよい。 (6)導管6の長さや、導管6の上下端に接続される装
置・器具は任意である。また、導管6は傾斜したもので
あってもよい。 (7)間隙17は、導管6と内筒16との全周囲に形成
するようにしてもよく、また、導管6と内筒16との一
部にだけ形成するようにしてもよい。 (8)発明の実施の形態において、押出成形機1を射出
成形機に置換することも当然に可能である。この場合に
おいても、発明の実施の形態の利点の欄で述べたと同様
の理由により、射出装置の入口における微小原料の密度
が空隙の少ない常時安定した一定の高密度となり、その
一定の高密度の微小原料がスクリュ−フィ−ダ−に供給
されるので、射出量が安定した成形を実現することが出
来る。
等の小さい片からなる原料をいう。 (2)振動気体発生装置20とは、所定周波数の振動気
体を導管6内に吐出する振動気体発生装置、所定周波数
で導管6内の気体を吸引する振動気体発生装置及び気体
を導管6内に吐出する工程と導管6内の気体を吸引する
工程とを所定周波数で交互に繰り返す振動気体発生装置
の全てを含むものである(特開平6−7744号公報参
照)。振動気体発生装置20によって発生させられる気
体の周波数は任意である。 (3)振動気体発生装置20より発生させられる振動気
体の圧力は、微小原料の種類に対応して好適な圧力が選
択されるが、−1.0kg/cm2〜6kg/cm2が一
般的である。 (4)振動気体発生装置20によって振動させられる気
体は、一般的には空気であるが、窒素等の不活性ガスを
使用してもよい。 (5)内筒16の左右壁は平行であるが、左右壁を下方
に向かって相互に離れるように拡がらせてもよい。な
お、内筒16をメガホン状の下方に向かって拡がったテ
ーパー円筒としてもよい。また、内筒16を微小原料の
通過を阻止する多孔板によって構成してもよく、単なる
板によって構成してもよい。 (6)導管6の長さや、導管6の上下端に接続される装
置・器具は任意である。また、導管6は傾斜したもので
あってもよい。 (7)間隙17は、導管6と内筒16との全周囲に形成
するようにしてもよく、また、導管6と内筒16との一
部にだけ形成するようにしてもよい。 (8)発明の実施の形態において、押出成形機1を射出
成形機に置換することも当然に可能である。この場合に
おいても、発明の実施の形態の利点の欄で述べたと同様
の理由により、射出装置の入口における微小原料の密度
が空隙の少ない常時安定した一定の高密度となり、その
一定の高密度の微小原料がスクリュ−フィ−ダ−に供給
されるので、射出量が安定した成形を実現することが出
来る。
【0013】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項1の発明によれば、振動気体発生装置が発生す
る振動気体によって導管内の閉塞を防止することが出来
る。 請求項2の発明によれば、内筒によって微小原料が振
動気体発生装置に流入するのを防止又は微小原料が振動
気体発生装置に流入しにくくすることが出来る。 請求項3の発明によれば、内筒が下方拡がりのテーパ
ー状となされているので、微小原料を上から下にスムー
ズに案内することが出来る。 請求項4の発明によれば、内筒の振動によってより効
果的に導管内の閉塞を防止することが出来る。
の如き効果を奏するものである。 請求項1の発明によれば、振動気体発生装置が発生す
る振動気体によって導管内の閉塞を防止することが出来
る。 請求項2の発明によれば、内筒によって微小原料が振
動気体発生装置に流入するのを防止又は微小原料が振動
気体発生装置に流入しにくくすることが出来る。 請求項3の発明によれば、内筒が下方拡がりのテーパ
ー状となされているので、微小原料を上から下にスムー
ズに案内することが出来る。 請求項4の発明によれば、内筒の振動によってより効
果的に導管内の閉塞を防止することが出来る。
【図1】本発明の実施の形態を示す要部の簡略側面図で
ある。
ある。
【図2】図1のA部分拡大断面図である。
【図3】図2のIII−III線拡大端面図である。
6 導管 16 内筒 20 振動気体発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 治 大阪府大阪市中央区谷町6丁目5番26号 株式会社松井製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 微小原料を上から下に導く導管に振動気
体発生装置が接続されている導管内の閉塞防止装置。 - 【請求項2】 微小原料を上から下に導く導管内に内筒
が納められ、この内筒の上端部が導管内面との間に間隙
を形成しないようにして導管に取り付けられると共に、
内筒の上端部以外の部分と導管との間に間隙が形成さ
れ、前記導管の、間隙に対向する部分に振動気体発生装
置が接続されている導管内の閉塞防止装置。 - 【請求項3】 前記内筒が下方拡がりのテーパー状とな
されている請求項2記載の導管内の閉塞防止装置。 - 【請求項4】 前記内筒が振動気体発生装置からの振動
気体によって振動させられるようになされている請求項
2又は3記載の導管内の閉塞防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8053792A JPH09221229A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 導管内の閉塞防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8053792A JPH09221229A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 導管内の閉塞防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09221229A true JPH09221229A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12952677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8053792A Pending JPH09221229A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 導管内の閉塞防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09221229A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62180819A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-08-08 | Nippon Alum Mfg Co Ltd:The | 粉粒体輸送用の分岐コツクおよびその切換方法 |
JPH06154533A (ja) * | 1992-11-17 | 1994-06-03 | Matsui Mfg Co | 捕集装置のダスト払い落とし装置 |
JPH06262150A (ja) * | 1992-05-12 | 1994-09-20 | Matsui Mfg Co | 付着物除去方法とその装置 |
JPH07185493A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Matsui Mfg Co | 貯蔵容器及び貯蔵容器の清掃システム |
-
1996
- 1996-02-16 JP JP8053792A patent/JPH09221229A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62180819A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-08-08 | Nippon Alum Mfg Co Ltd:The | 粉粒体輸送用の分岐コツクおよびその切換方法 |
JPH06262150A (ja) * | 1992-05-12 | 1994-09-20 | Matsui Mfg Co | 付着物除去方法とその装置 |
JPH06154533A (ja) * | 1992-11-17 | 1994-06-03 | Matsui Mfg Co | 捕集装置のダスト払い落とし装置 |
JPH07185493A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Matsui Mfg Co | 貯蔵容器及び貯蔵容器の清掃システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060328 |