JPH0648042B2 - 浮遊歯車装置 - Google Patents

浮遊歯車装置

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JPH0648042B2
JPH0648042B2 JP19914789A JP19914789A JPH0648042B2 JP H0648042 B2 JPH0648042 B2 JP H0648042B2 JP 19914789 A JP19914789 A JP 19914789A JP 19914789 A JP19914789 A JP 19914789A JP H0648042 B2 JPH0648042 B2 JP H0648042B2
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徹 柴田
次夫 新明
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ツオイス株式会社
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、遊星歯車装置の一種であって、遊星歯車の
一部の歯車を浮遊的に設けることにより、回転中心が固
定されず、変動する回転中心のもとで回転する浮遊歯車
装置に関する。
〔従来の技術〕
互に噛合する一対の歯車のうち、2つの歯車がそれぞれ
回転すると同時に一方の歯車(遊星歯車)が、他方の歯
車(太陽歯車)の回りを公転する歯車列は、遊星歯車と
称される。
遊星歯車の組込まれた遊星歯車装置において、歯車の取
付けられたシャフト(軸)はは、駆動軸、従動軸、固定
軸の三本の基本軸に分類され、これらの軸は、全て同軸
上に配置されている。
遊星歯車装置の基本構造は、第4図に示すようであり、
キャリアS上の遊星歯車(プラネットギヤ)Bが、太陽
外歯車(サンギヤ)A、太陽内歯車(リングギヤ)C間
に配設されて2つの太陽歯車A,Cにそれぞれに噛合し
ている。
そして、歯車Cを固定すれば、歯車Cの軸は固定軸、歯
車Aの軸は駆動軸、キャリアSの軸が従動軸となり、キ
ャリアSの軸は、歯車Aの軸と同方向に減速して回転さ
れる(第4図(A)参照)。
また、歯車Aを固定して歯車Aの軸を固定軸とすれば、
歯車Cの軸は駆動軸、キャリアSの軸が従動軸となり、
キャリアSの軸は、歯車Cの軸と同方向に減速して回転
される(第4図(B)参照)。
さらに、キャリアSを固定してキャリアSの軸を固定軸
とすれば、歯車Aの軸は駆動軸、歯車Cの軸は従動軸と
なり、歯車Cの軸は、歯車4の軸と逆方向に減速して回
転される(第4図(C)参照)。
上記3つのタイプは、プラネタリー型(第4図(A)、ソ
ーラ型(第4図(B)、スター型(第4図(C))と称され
る。
第4図(A)〜(C)に示す遊星歯車装置では、遊星歯車列を
1つしか有していないため単式遊星歯車といわれる。こ
れに対して、遊星歯車列を2つ以上有するものは複式と
言われ、一例として、遊星歯車列が2つの複式プラネタ
リー型遊星歯車装置を第5図に示す。この遊星歯車装置
では、遊星歯車B,Cは一体化され、太陽内歯車Aを固
定し、キャリアSを駆動軸とすれば、太陽内歯車Dの軸
は従動軸となる。そして、歯車A,B,C,Dの歯数を
Za,Zb,Zc,Zd、キャリアSの回転数をNsとすれば、歯
車Dの回転数Ndは以下のようになる。
Nd=Ns×(1−ZaZc/ZbZd) ここで、歯数差として、Za−Zb=a、Za−Zc=bとすれ
ば、 Nd=Ns×(bZa−aZb)/ZbZdとなる。
歯車A,B,C,Dの歯数差を1、つまり、a=b=1
で、Za−Zd=1とすれば、 Nd=Ns×1/ZbZd つまり、Ns/Nd=ZbZdとなる。
このように速比n(Ns/Nd)は、歯車B,Dの歯数Zb,
Zdの積となり、歯数Zb,Zdを適当に設定することによ
り、大きな減速比の減速装置が得られる。
また、駆動軸、従動軸を逆にしたり、歯数を適当に設定
すれば、減速でなく、増速され、遊星歯車装置が増速装
置となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
減速装置は、プリンター、複写機、カメラ、ビデオカメ
ラ、ビデオレコーダー等の精密機械分野をはじめ、自動
車の各種アクチュエーター(たとえば、ドアミラー、ワ
イパー)、住宅関連機器(たとえば、ドアの自動開
閉)、ロボットの関節等あらゆる分野に広く採用されて
いる。
使用分野、使用目的に応じて最適な減速比の減速装置が
要求されることはいうまでもなく、最近では、プリンタ
ー等の小型化、精密化に伴って、整数値でなく、少数点
以下の値を持つ中途半端な減速比(たとえば、400.5)
を必要とする場合も多い。
また、遊星歯車装置の歯車の駆動軸、従動軸、固定軸の
三本の基本軸は、同軸上に位置し、入出力軸を偏心させ
て配置することは難しく、設計上の制約がある。
歯車B,Dの歯数Zb,Zdを変えれば、減速比が変えられ
る。しかし、歯車Aをそのままとして、減速比を変えよ
うとしても、歯車Bのピッチが不変、かつ、歯車Bが歯
車Aと同軸という制約があるため、歯車Bの歯数Zbを変
えることはできない。また、歯車Dにも同様の制約があ
り、歯車Dの歯車Zdが変えられない。つまり、歯車A,
B,C,Dのうち、歯車Aを変えないで、歯車B,Dの
いずれかまたは双方を変えることはできず、歯車A,
B,C,Dの全てを同時に変えない限り、異なる減速比
が得られない。
この発明は、構成歯車の一部を変えることによって異な
る速比(減速比、増速比)の得られる遊星歯車装置の提
供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
発明者は、回転軸のない歯車も回転可能である点に注目
し、遊星歯車の一部の歯車から回転軸を除き、遊星歯車
の一部の歯車を浮遊的に設けて遊星歯車装置を構成して
いる。つまり、回転軸なしに歯車を配置して、この歯車
を浮遊的に設けることにより、固定の回転中心を持た
ず、変動する回転中心のもとで歯車を回転可能としてい
る。
具体的には、第5図に示す公知の基本構成において、歯
車Dを浮遊的に設けるとともに、別の歯車Eを歯車Dと
一体に成形し、この歯車Eに歯車Fを偏心して噛合させ
ている。ここで、歯車B、Fは、180゜位相がずれ、異
なる偏心値を持つ歯車となっている。
歯車D,Eの一体化された歯車は、このように浮遊的に
設けられるため、この発明では、封遊歯車とし、それに
因み、この構成の遊星歯車装置を浮遊歯車装置と称して
いる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。
第1図に示すように、この発明に係るる浮遊歯車装置10
は、基本的に、6つの歯車A〜Fから構成される。ま
ず、歯車Aは内歯とされ、この歯車Aに、偏心した歯車
Bが噛合される。歯車Bと一体同軸で径の異なる歯車C
に歯車Dが噛合され、歯車Dと一体に別の歯車Eが成形
されている。そして、歯車Eに歯車Fが噛合され、この
歯車Fは、歯車Eに対して偏心して配設され、歯車Aと
同軸上に位置している。
また、歯車Fは歯車Bに対して180゜位相を異にし、歯
車Eに対する歯車Fの偏心値は、歯車Aに対する歯車B
の偏心値と異なる値となっている。
歯車A,B,C,Fが、軸(シャフト)を持ち、この軸
を回転中心として回転されるのに対して、一体の歯車
D,Eは、軸を持たず、浮遊的に配設されている。その
ため、歯車B,CのキャリアSを回転させると、歯車
D,Eは、歯車Dを歯車Cに、歯車Eを歯車Fに噛合さ
せながら、回転し、その回転中心固定化されず、時時刻
刻変化している。つまり、偏心歯車B,Cの偏心量をe
とすれば、半径eの円の円周上にその回転中心を移動さ
せながら、歯車D,Eは回転する。
このように浮遊的に配設された一体の歯車D,Eを浮遊
歯車と称するものが妥当と思われる。なお、歯車Aは太
陽内歯車、歯車B,Cは遊星歯車に該当する。
上記構成の浮遊歯車装置10によれば、浮遊歯車として一
体化された歯車D,Eは、軸を持たないため、単にスラ
イドするだけで、浮遊歯車装置から離脱され、浮遊歯車
が迅速、容易に交換できる。そして、浮遊歯車の交換に
よって、浮遊歯車装置10の減速比が容易に変えられ、異
なる減速比の浮遊歯車装置が、浮遊歯車の交換だけで、
任意に構成できる。
特に、歯車D,Eの歯数が異なり、歯車D、Eが歯車
C、Fのいずれにも噛合可能であれば、つまり、歯車
C、D、E、Fがいずれも同一モジュールの歯車であれ
ば、歯車D、Eの左右を逆にし、歯車Dを歯車Fに、歯
車Eを歯車Cにそれぞれ噛合させれば、異なる減速比が
得られ、浮遊歯車の交換なしでも、異なる2つの減速比
を持つ浮遊歯車装置10が得られる。
このようにこの発明の浮遊歯車装置によれば、構成歯車
の全てを変えることなく、一部の歯車(浮遊歯車)を交
換したり、左右逆に配置するだけで、異なる減速比が得
られる。
浮遊歯車は内歯歯車に限定されず、第2図に示すよう
に、外歯歯車としてもよい。浮遊歯車を外歯歯車とする
と、歯車Fは太陽内歯車となる。
また、歯車B,CのキャリアSは歯車Aと同軸上に配置
されるが、歯車Fを歯車A、キャリアSと同軸上に配置
する必要がない。そのため、第3図に示すように、歯車
A、キャリアSの軸からずらして歯車Fが配置でき、入
出力軸の配列が適当に選択でききるため、設計上の自由
が増す。
さらに、浮遊歯車D,Eが浮遊的に配設され、回転中心
を固定化していないため、小さなトルクで回転を開始
し、なめらかな回転を継続する。従って、静かで伝達効
率の高い構成が得られる。
遊星歯車装置の一種である上記構成の浮遊歯車置10によ
れば、歯車Fの回転数Nfは、以下のようになる。
基本式:入力(回転数)Ni、歯車Aの歯数をZa、回転数
をNaとすれば、歯数Zbの歯車Bの回転数Nbは、以下の式
で表される。
Nb=(1−Za/Zb)Ni+Na Za/Zb 従って、歯車A,B,C,D,E,Fの歯数をZa〜Zf、
回転数をNa〜Nfとすれば、基本式から Nb=Nc=(1−Za/Zb)Ni+Na ZaZb…(1) Nd=Ne(1−Zc/Zd)Ni+Nb Zc/Zd…(2) Nf= (1−Ze/Zf)Ni+Ne Ze/Zf…(3) ここで、歯車Aを固定とすれば、Na=0となり、(1)式
を(2)式に代入してまとめると、 Nd=Ne=(1−ZaZc/ZbZd)Ni…(4) 式(4)を式(3)に代入してまとめると、 Nf=(1−ZaZcZe/ZbZdZf)Ni ={ZaZe(Zd-Zc)−ZdZf(Za-Zb) −ZaZd(Ze-Zf)}Ni/ZbZdZf 歯数差を考慮して、Za-Zb=a、Zd-Zc=d、Ze-Zf=e
とおけば、 Nf={ZaZe・d−ZdZf・a−ZaZd・e}Ni /ZbZdZf…(5) 速比nは n=Ni/Nf=ZbZdZf/{ZaZe・d−ZdZf・a −ZaZd・e}…(6) 従って、歯数差を適当に選択することにより、種々の速
比(減速比、増速比)の浮遊歯車装置10が得られる。ま
た、継手としても、浮遊歯車装置10が構成でできる。さ
らに、偏心運動を回転運動に変換して伝達する、いわゆ
る、ダブリュー機機構も構成される。
(例1) たとえば、歯車AB、DC、AD間の歯数差を1、つまり、a
=1、d=1、Za-Zd=1、かつ、歯車EFを同歯数(e
=0)とすれば、式(6)より、 n=ZbZdZf/{ZaZe−ZdZf} =ZbZdZf/{ZaZf−ZdZf =ZbZd/{Za−Zd} =ZbZd となり、公知の遊星歯車装置として指摘したと同様に、
高減速の減速装置が得られる。
(例2) a=d=e=1、歯車EDを同歯数とすれば、 n=ZbZdZf/{ZaZe−ZdZf−ZaZd} =ZbZdZf/{Za(Ze-Zd)−ZdZf} =ZbZdZf/−ZdZf =−Zb となり、回転方向を逆にする継手が得られる。この構成
では、増速した後、同じ速比で減速しており、低スター
トトルク、高伝達効率、低騒音という実験結果が得られ
た。
(例3) a=1、d=e=0とすれば、例2と同様に、減速比n
はn=Zbとなり、この場合、浮遊歯車装置10はダブリユ
ー機構として具体化される。
(n=ZbZdZf/−ZdZf=−Zb) (例4) a=d=e=1とすれば、 n=ZbZdZf/{ZaZe−ZdZf−ZaZd} となり、歯車A,B,C,D,E,Fの歯数Za〜Zfを適
当に設定して、ZaZe−ZdZf−ZaZd≠1とすれば、減速比
nは非整数値となり、中途半端な減速比が任意に得られ
る。
なお、三本の基本軸(駆動軸、従動軸、固定軸)とし
て、実施例では、歯車Aを固定し、キャリアSの軸を駆
動軸、歯車Fの軸を従動軸とし、プラネタリー型とし
て、浮遊歯車装置10を構成している。しかし、このタイ
プに限定されず、キャリアSを固定してソーラ型とした
り、歯車Fを固定してスター型としてもよい。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を何等限定するものではなく、この発明の
技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発
明に包含されることはいうまでもない。
たとえば、図示の構成は基本構造であり、基本構造を拡
張して得られる構造もこの発明に含まれる。
また、歯数差を特定した例(1)〜(4)は、この発明の一例
にすぎず、これ以外にも、無限に近い数の種々の構成が
得られる。
〔発明の効果〕
上記のように、この発明によれば、浮遊歯車として一体
化された歯車D,Eは、軸を持たないため、単にスライ
ドするだけで、浮遊歯車装置から離脱され、浮遊歯車が
迅速、容易に交換できる。そのため、構成歯車の全てを
変えることなく、一部の歯車(浮遊歯車)を交換した
り、左右逆に配置するだけで、異なる減速比の浮遊歯車
装置が構成できる。
また、歯車Fは、歯車B,CのキャリアS、歯車Aの軸
からずらして配置できるため、入出力軸の配列が適当に
選択でき、設計上の自由度が増す。
さらに、歯数差を適当に選択することにより、高減速か
ら低減速まで広い範囲で、種々の減速比の減速装置が得
られる。無論、駆動軸、従動軸を逆にしたり、歯数を適
当に設定すれば、減速でなく、増速でき、浮遊歯車装置
は増速装置として構成できる。また、浮遊歯車装置か
ら、単なる継手やダブリュー機構も構成できる。
浮遊歯車D,Eが浮遊的に配設され、回転中心を固定化
していないため、小さなトルクで回転を開始するととも
に、なめらかに回転し、静かで効率の良いものとなる。
加えて、歯車A,B,C,D,E,Fの歯数をZa〜Zfと
したとき、ZaZe−ZdZf−ZaZd≠1とすれば、減速比は非
整数値となり、中途半端な減速比が任意に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、この発明に係る浮遊歯車装置の各実
施例の概略図、 第4図(A)〜(C)は、公知の遊星歯車装置の基本構造を示
す概略図、 第5図は、複式とした公知の遊星歯車装置の基本構造の
概略図である。 A:歯車(太陽内歯車)、B,C:一体、同軸の歯車
(遊星歯車)、D,E:一体の歯車(内歯または外歯の
浮遊歯車)、F:歯車(太陽歯車)、S:歯車B,Cの
キャリア、 Za〜Zf:歯車A,B,C,D,E,Fの歯数、 Ni,Na〜Nf:入力、歯車A,B,C,D,E,Fの回転
数 n(=Ni/Nf):速比。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内歯車Aと、 内歯車Aに噛合する偏心した歯車Bおよび歯車Bと一
    体、同軸で径の異なる歯車Cを備えた遊星歯車と、 歯車Cに噛合する歯車Dおよび歯車Dと一体の別の歯車
    Eを備え、浮遊的に配設されて、回転中心が固定され
    ず、変動する回転中心のもとで回転する浮遊歯車と、 浮遊歯車の歯車Eに偏心して噛合し、その偏心値が歯車
    Aに対する歯車Bの偏心値と異なり、歯車Bに対して位
    相が180゜ずれて設けられた歯車Fと、 を具備している浮遊歯車装置。
  2. 【請求項2】太陽内歯車Aと、 太陽内歯車Aに噛合する偏心した外歯車Bおよび外歯車
    Bと一体、同軸で径の異なる外歯車Cを備えた遊星歯車
    と、 外歯車Cに噛合する内歯車Dおよび内歯車Dと一体の別
    の内歯車Eを備え、浮遊的に配設されて、回転中心が固
    定されず、変動する回転中心のもので回転する浮遊歯車
    と、 浮遊歯車の内歯車Eに偏心して噛合し、その偏心値が太
    陽内歯車Aに対する外歯車Bの偏心値と異なり、外歯車
    Bに対して位相が180゜ずれて設けられた外歯車Fと、 を具備している浮遊歯車装置。
  3. 【請求項3】太陽内歯車Aと、 太陽内歯車Aに噛合する偏心した外歯車Bおよび外歯車
    Bと一体、同軸で径の異なる内歯車Cを備えた遊星歯車
    と、 内歯車Cに噛合する外歯車Dおよび外歯車Dと一体の別
    の外歯車Eを備え、浮遊的に配設されて、回転中心が固
    定されず、変動する回転中心のもとで回転する浮遊歯車
    と、 浮遊歯車の外歯車Eに偏心して噛合し、その偏心値が太
    陽内歯車Aに対する外歯車Bの偏心値と異なり、外歯車
    Bに対して位相が180゜ずれて設られた内歯車Fと、 を具備している浮遊歯車装置。
  4. 【請求項4】歯車C、D、E、Fは同一モジュールの歯
    車であり、歯車D、Eの歯数が異なる請求項1ないし3
    のいずれか記載の浮遊歯車装置。
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