JPH064801A - 回転磁気ヘッドドラム装置 - Google Patents

回転磁気ヘッドドラム装置

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Publication number
JPH064801A
JPH064801A JP4181859A JP18185992A JPH064801A JP H064801 A JPH064801 A JP H064801A JP 4181859 A JP4181859 A JP 4181859A JP 18185992 A JP18185992 A JP 18185992A JP H064801 A JPH064801 A JP H064801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary
magnetic head
slip ring
drum
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP4181859A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Hirata
真路 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4181859A priority Critical patent/JPH064801A/ja
Publication of JPH064801A publication Critical patent/JPH064801A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転磁気ヘッドドラムの組立てを容易に行
う。 【構成】 回転ドラム10には磁気ヘッド200が取付
けられ、回転ドラム10を支える回転軸30に固定部材
100を係合させる。固定部材100は、軸筒100a
とフランジ100bとを一体に有するものであり、軸筒
100aの周上に同軸ロータリートランス90を装着
し、上端開口にスリップリング50を嵌合保持させ、軸
筒の下端開口に回転軸30を挿通して位置決めを行う。
同軸ロータリートランス90は、外部信号と磁気ヘッド
200間の信号伝送路であり、スリップリング50は、
ブラシ65を通して電源電流を供給する伝送路であり、
同軸ロータリートランス90は、磁気ヘッド200に通
ずる信号伝送路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(VTRという)の回転磁気ヘッドドラム装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】VTRの回転磁気ヘッドドラム装置は、
図2に示すように下ドラム20と回転ドラム10と、ス
リップリング台130と、ステータ部材70とを主たる
構成要素とする組立体である。下ドラム20は、回転軸
30に外装され、回転ドラム10は、磁気ヘッド200
を有し、回転軸30に外装されたフランジ110に結合
され、スリップリング台130は、固定部材150を介
して回転ドラム10に結合させたものである。下ドラム
20に固定されたステータ部材70には、ブラケット6
0が取付けられ、ブラケット60に設けたブラシ65を
スリップリング台130上に設立したスリップリング5
0に接触させている。
【0003】また、ステータ部材70とスリップリング
台130間には、同軸ロータリートランス90が設けら
れ、下ドラム20とフランジ110間には平面対向ロー
タリートランス80が取付けられている。120は、増
幅回路であり、前記磁気ヘッド200からの信号を増幅
するものである。
【0004】ブラシ65及びスリップリング50は、増
幅回路120の駆動用電源の伝送路であり、また、信号
伝送路にもなる。同軸及び平面対向ロータリートランス
90,80は、磁気ヘッド200と外部回路間の信号伝
送路である。
【0005】従来のVTRにおいては、磁気ヘッドは、
ノイズレス再生やVTRの小型化に伴い、その数が増加
する傾向にある。そのため、磁気ヘッドの信号を外部に
伝達するためのロータリートランスも、磁気ヘッドの数
だけチャンネル数が必要となるが、1つのロータリート
ランスで多チャンネル化すると、チャンネル間のクロス
トークにより性能が低下するという問題があり、この問
題を解決するためにロータリートランスを大型化する
と、VTRの小型化を実現できない。そこで、図2に示
すようにロータリートランスをいくつかに分け、同軸型
と、平面対向型との組合せが用いられているのである。
【0006】図2に示す回転磁気ヘッドドラムを組立て
る際、特に同軸ロータリートランス90及びスリップリ
ング50の取付けは、次の手順で行われている。すなわ
ち、まず、同軸ロータリートランス90のローター90
bを固定部材150に取付け、該固定部材150に、ス
リップリング50を支えるスリップリング台130をね
じ135により仮止めする。
【0007】次に、同軸ロータリートランス90のロー
ター90bと、ステータ90aとのギャップを形成する
ため、同軸ロータリートランス90のローター90bの
外面にピックテスター(図示略)をあてがい、外面の振
れを10μm程度まで調整をした後、今度はスリップリ
ング50の外面にビックテスターを当て、同様に面ブレ
を調整してねじ155により正規に固定する。その後、
同軸ロータリートランス90のステータ90aを下ドラ
ム20に取付けたステータ部材70に支えて組立てを完
了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構造によるときにはスリップリング50と、同軸ロータ
リートランス90の組立て手順が極めて厄介であり、組
立てに多くの工数を要するという欠点がある。
【0009】本発明の目的は、固定部材の構造を改善し
てスリップリング及び同軸ロータリートランスの組立て
工数を大幅に削減しうる回転磁気ヘッドドラム装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による回転磁気ヘッドドラム装置において
は、回転軸と、固定部材と、同軸ロータリートランス
と、スリップリングとを有し、回転ドラムに取付けられ
た磁気ヘッドを用いて磁気テープに記録再生を行う回転
磁気ヘッドドラム装置であって、回転軸は、回転ドラム
を回転可能に軸支するものであり、固定部材は、軸筒と
フランジとを一体に有し、軸筒を通して回転軸に結合さ
せたものであり、同軸ロータリートランスは、外部信号
と、磁気ヘッド間の信号伝送路であり、ロータとステー
タとからなり、ロータは、固定部材の軸筒周面に取付け
られ、ステータは、固定側からロータに電気的に接触さ
せたものであり、スリップリングは、電源供給用の伝送
路であり、ブラシを通じて通電され、前記固定部材の軸
筒の端部開口内に嵌合保持されたものものである。
【0011】
【作用】スリップリングと同軸ロータリートランスと
は、固定部材に取り付けられ、固定部材は、回転軸に支
持されるものであるために、スリップリングと同軸ロー
タリートランスとは、回転軸を軸心として同芯上に位置
決めされる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図によって説明す
る。図1において、本発明の回転磁気ヘッドドラム装置
においても、下ドラム20が回転軸30に取付けられ、
フランジ110を介して回転ドラム10が回転軸30に
軸支され、フランジ110と、下ドラム20との間に平
面対向ロータリートランス80が介装されている点は従
来構造と同じである。以下、図2と同一構成部分には同
一の符号を付して説明を省略する。
【0013】本発明においては、軸筒100a並びにフ
ランジ100bを一体に有する固定部材100を用い、
軸筒100aを回転軸30に係合させ、軸筒100aの
周上に同軸ロータリートランス90を取付け、軸筒10
0aの端開口にスリップリング50を嵌合保持させたも
のである。フランジ100bは、回転ドラム10上に着
座させ、その上面には増幅回路120を設置している。
【0014】固定部材100の軸筒100aに回転軸3
0を通し、キー又はスプライン結合により回転軸30に
固定部材100を結合させることにより、軸筒100a
の外周に取付けた同軸ロータリートランス90のロータ
90bは、回転軸30と同芯に位置決めされ、また、軸
筒100a内に挿し込んだスリップリング50は、回転
軸30と同軸に位置決めされる。同軸ロータリートラン
ス90のステータ90aは、下ドラム20に固定させた
ステータ部材70に保持させてロータ90bに電気的に
接触させる点は従来と同じである。
【0015】実施例において、磁気テープへの記録時に
は、入力信号が同軸ロータリートランス90のステータ
90a側からロータ90bを通して磁気ヘッド200に
伝えられ、磁気テープへ記録される。また、再生時に
は、磁気テープからの信号が磁気ヘッド200に検出さ
れ、その信号は増幅回路100を経て平面対向ロータリ
ートランス80のロータ80b側からステータ80aへ
伝えられ、外部回路へ伝達される。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によるときには、軸
筒及びフランジを有する固定部材を用い、軸筒を回転ド
ラムの回転軸に係合させ、その周囲に同軸ロータリート
ランスのロータを取付け、上端開口にスリップリングを
嵌合保持させるため、固定部材を回転軸に固定した後、
スリップリングと、同軸ロータリートランスのロータと
を同芯上に位置決めして組立てることができ、従来構造
に比して組立ての際の工数を大幅に削減できる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】従来の回転磁気ヘッドドラム装置の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
10 回転ドラム 20 下ドラム 30 回転軸 50 スリップリング 65 ブラシ 80 平面対向ロータリートランス 80a ステータ 80b ロータ 90 同軸ロータリートランス 90a ステータ 90b ロータ 100 固定部材 100a 軸筒 100b フランジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と、固定部材と、同軸ロータリー
    トランスと、スリップリングとを有し、回転ドラムに取
    付けられた磁気ヘッドを用いて磁気テープに記録再生を
    行う回転磁気ヘッドドラム装置であって、 回転軸は、回転ドラムを回転可能に軸支するものであ
    り、 固定部材は、軸筒とフランジとを一体に有し、軸筒を通
    して回転軸に結合させたものであり、 同軸ロータリートランスは、外部信号と、磁気ヘッド間
    の信号伝送路であり、ロータとステータとからなり、ロ
    ータは、固定部材の軸筒周面に取付けられ、ステータ
    は、固定側からロータに電気的に接触させたものであ
    り、 スリップリングは、電源供給用の伝送路であり、ブラシ
    を通じて通電され、前記固定部材の軸筒の端部開口内に
    嵌合保持されたものであることを特徴とする回転磁気ヘ
    ッドドラム装置。
JP4181859A 1992-06-16 1992-06-16 回転磁気ヘッドドラム装置 Pending JPH064801A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4181859A JPH064801A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 回転磁気ヘッドドラム装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4181859A JPH064801A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 回転磁気ヘッドドラム装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064801A true JPH064801A (ja) 1994-01-14

Family

ID=16108086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4181859A Pending JPH064801A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 回転磁気ヘッドドラム装置

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JP (1) JPH064801A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09180102A (ja) * 1995-12-27 1997-07-11 Nec Corp 回転磁気ヘッドドラム装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09180102A (ja) * 1995-12-27 1997-07-11 Nec Corp 回転磁気ヘッドドラム装置

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