JPH0647869A - ハーフラップ用シュリンクフィルム - Google Patents

ハーフラップ用シュリンクフィルム

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JPH0647869A
JPH0647869A JP3132812A JP13281291A JPH0647869A JP H0647869 A JPH0647869 A JP H0647869A JP 3132812 A JP3132812 A JP 3132812A JP 13281291 A JP13281291 A JP 13281291A JP H0647869 A JPH0647869 A JP H0647869A
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Jiyunichirou Suga
楯一郎 菅
Hatsuo Matsuo
初夫 松尾
Taiji Ota
泰司 太田
Masamitsu Tsukada
正光 塚田
Hiroitsu Kobayashi
啓逸 小林
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Toyo Heisei KK
Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
Heisei Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラップ時に充分な接着強度が得られるととも
に、包装仕上がりの良好なハーフラップ用シュリンクフ
ィルムを提供する。 【構成】 メルトフローレートが0.1〜2.5g/10
分,酢酸ビニル含有量が3.5〜15.0重量%のエチレン
−酢酸ビニル共重合体からなる接着層と、メルトフロー
レートが0.1〜2.5g/10分,密度が0.930g/cm
3 以下の低密度ポリエチレンまたはメルトフローレート
が0.1〜2.5g/10分,酢酸ビニル含有量が2重量%
以下のエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる外側層と
から構成された複層フィルムであって、そのグリセリン
浴中の縦方向の収縮率が110℃で35〜65%,12
0℃で65%以上であり、横方向の収縮率が110℃で
−11〜−30%,120℃で−15〜−35%であ
り、前記接着層にコロナ処理が施されてなるハーフラッ
プ用シュリンクフィルムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハーフラップ用シュリン
クフィルムに関し、詳しくは段ボール等のトレイを使用
する缶,瓶,小箱等の集積包装に使用するハーフラップ
用シュリンクフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】缶、ビ
ン、小箱等をダンボール製等のトレイに入れ、二軸方向
熱収縮製フィルムによる集積シュリンク包装する方法と
して大きく分けて二つの方法がある。一つは、トレイの
底面側及び内容物上面側から二軸方向熱収縮製フィルム
(シート)で覆い、両フィルム間を被包装物外周かつ高
さ方向中央部において熱接着とカットをし、次に全体を
加熱収縮させるフルラップシュリンク包装方法であり、
他の一つは、トレイの底面側からは熱収縮性フィルムは
覆わず、内容物上面からのみ覆い、該フィルム全外周端
部をトレイの側面に接着剤により接着固定後、熱収縮さ
せるハーフラップシュリンク包装方法である。
【0003】前者の場合は、上記の如く上下2枚のフィ
ルムをトレイのほぼ全周にわたり、かつ高さ方向中央部
において熱接着させるが、あまり立体化していないほぼ
平面状のフィルム同士の熱接着とカットであるため、接
着部分にしわがほとんど発生せず、その状態で熱収縮さ
れると熱接着部分周辺になんらしわを生ずることなく被
包装物に密着する。これは上記のようにほとんど立体化
していない平面状での2枚相互間の熱接着に基づくもの
と考えられる。このフルラップシュリンク包装は、トレ
イの下面にもフィルムを当てるため、包装材料コストの
面で好ましくない。この点前記ハーフラップシュリンク
包装は優れているということができる。
【0004】しかし、ハーフラップシュリンク包装は、
被包装物の上面からのみ二軸方向熱収縮性フィルムで覆
い、熱収縮前にフィルム周端縁を予めトレイの側面に接
着固定しておく必要がある。この場合トレイの側面の全
周に接着剤により接着固定しようとすれば、フィルムを
平面状ではなくトレイ側面(通常は四面)の方に向けて
折り曲げた立体状にしなければならない。このように全
周にわたり折り曲げて立体状にすれば必然的にコーナー
部にしわが発生してしまう。即ち、全周にわたり接着固
定する場合は熱収縮前にすでに接着部、特にトレイのコ
ーナー部にしわが生じ、熱収縮後も当然トレイ側面にし
わが多数残り見苦しいものとなる。この対策としてトレ
イ(通常は四角形)の相対する一対の側面にのみ予め接
着固定して自由に熱収縮させる方法もあるが、接着して
いない方向のフィルムの長さを相当程度長くしておかな
ければ当該方向のトレイ側面側に、該フィルムの熱収縮
に基づき被包装物の一部が被覆されずに現れたり、被覆
されるとしても収縮後のフィルムの端部をトレイに熱接
着させるいわゆる接着代がなくなり好ましくない。
【0005】本発明はこのハーフラップシュリンク包装
上の上記問題点を解決することを一つの目的とする。ま
た、従来のハーフラップ用シュリンクフィルムには、特
定のエチレン−酢酸ビニル共重合体やエチレン−エチル
アクリレート共重合体からなる単層フィルムや、これら
を段ボール等のトレイへの接着層として、その非接着層
側に、特定の低密度ポリエチレンを積層した多層フィル
ム等が使用されている(特公平2−12735号公報な
ど)。
【0006】このような従来のハーフラップ用シュリン
クフィルムは、酢酸ビニルまたはエチルアクリレートの
含有量を増すことによって、段ボールとの接着性を向上
させている。しかし、酢酸ビニルやエチルアクリレート
の含有量の増加は、フィルムそのものの融点を低下させ
てフィルムの収縮温度が低下するとともに、フィルム同
士がブロッキングを起こしやすくなる。そのため、実際
の包装時には、段ボールとの接着に必要なフィルム温度
に達する前にフィルムが収縮してしまい、スリーブ口に
シワを生じたり、さらにフィルム同士がブロッキングを
起こして、充分な段ボールとの接着状態が得られないこ
とがあり、包装仕上がりも悪くなる。
【0007】さらに、フィルムの耐熱性を損なうことか
ら、包装温度条件が狭くなり、ラップ工程の収縮トンネ
ル内で穴空きなどが発生しやすく、また、夏季と冬季で
は、包装条件を極端に変える必要が生じるなど、環境に
大きく作用されやすく、包装トラブルが多く発生してい
る。
【0008】さらに、上記の如く、フィルムをトレイの
相対する一対の側面にのみ予め接着固定し、フィルムの
他の一対はスリーブ口を形成した開口状態のまま熱収縮
させる方法において、該スリーブ口のしわの発生及びし
わのブロッキングを減少させるためには縦方向と横方向
の収縮バランスを、ある範囲に抑えることが必要であ
り、特に横方向は収縮しないほどよい。即ち、ラップ工
程で加熱される時にフィルムが縦横両方向に大きく縮む
と、スリーブ口部のフィルムが複雑に動き、その時にフ
ィルムにシワが発生し、更にフィルム同士がブロッキン
グを起こしてしまう(特開平2−172735号公
報)。
【0009】そこで本発明者等は上記従来の技術の欠点
を解消し、ハーフラップ時に、スリーブ口の方もトレイ
の側面に充分な熱圧接着が可能であり、かつ、しわのな
い包装仕上がりの良好なハーフラップ用シュリンクフィ
ルムを開発すべく鋭意研究を重ねた。
【0010】
【課題を解決するための手段】その結果、特定の成分と
特性を有する樹脂からなる複層フィルムの縦横それぞれ
の収縮特性を特定の範囲に限定し、かつ、前記複層フィ
ルムのうち、接着層を放電処理することにより、上記目
的を達成できることを見出した。本発明はかかる知見に
基づいて完成したものである。
【0011】すなわち本発明は、メルトフローレートが
0.1〜2.5g/10分,酢酸ビニル含有量が3.5〜15.
0重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる接着
層と、メルトフローレートが0.1〜2.5g/10分,密
度が0.930g/cm3 以下の低密度ポリエチレンまたは
メルトフローレートが0.1〜2.5g/10分,酢酸ビニ
ル含有量が2重量%以下のエチレン−酢酸ビニル共重合
体からなる外側層とから構成された複層フィルムであっ
て、そのグリセリン浴中の縦方向の収縮率が110℃で
35〜65%,120℃で65%以上であり、横方向の
収縮率が110℃で−11〜−30%,120℃で−1
5〜−35%であり、前記接着層にコロナ処理が施され
てなることを特徴とするハーフラップ用シュリンクフィ
ルムを提供するものである。
【0012】ここで、ハーフラップ用シュリンクフィル
ム(以下、単にフィルムと言う)とは、前記ハーフラッ
プシュリンク包装に用いられるフィルムであり、図1に
示すように、缶,瓶,小箱等の被包装体1を載置した段
ボールトレイ2の上面を覆うように設けられるもので、
フィルム3は、段ボールトレイ2の長手方向両側面2a
がホットメルト接着剤4を介して接着され、段ボールト
レイ2の短手方向両側面2bがフィルム自体の熱溶融接
着力により接着される。すなわち、ハーフラップ用シュ
リンクフィルム3で被包装体1をラップする際には、ま
ず段ボールトレイ2の長手方向両側面2aにホットメル
ト接着剤4を帯状に塗布し、該接着剤4に接着性を有す
る層(接着層)を内側にしたフィルム3の縦方向先端縁
と後端縁とを押し当てて圧着し、段ボールトレイ2側面
から上部をフィルム1で覆う。次にフィルム3を加熱収
縮させ、加熱されて半溶融状態になったフィルム3の横
方向両端部を、段ボールトレイ2の短手方向両側面2b
にロールなどで押圧して接着させる。
【0013】従って、段ボールトレイ2の短手方向両側
面2bとフィルム3との間には、ホットメルト接着剤等
が介在しないため、フィルム自体と段ボールとの接着性
が重要視されるとともに、縦横の収縮バランスが非常に
重要となる。
【0014】本発明のハーフラップ用シュリンクフィル
ムは、前述の様な範囲の特性を有するものであるが、段
ボールトレイとの接着側となる接着層のエチレン−酢酸
ビニル共重合体においては、特にメルトフローレートは
0.1〜2.5g/10分が好ましく、また酢酸ビニル含有
量は3.5〜15.0重量%の範囲が好ましい。この接着層
のエチレン−酢酸ビニル共重合体のメルトフローレート
が0.1g/10分未満では、フィルム加工時、生産性が
悪く、バブル切れという不都合があり、またメルトフロ
ーレートが2.5g/10分を超えると、フィルム強度が
弱く、熱収縮率が悪くなるという問題がある。さらに酢
酸ビニルの含有量が、3.5重量%未満の場合には充分な
接着性が得られず、15重量%を超えると収縮バランス
が悪くなり、包装時にブロッキングやシワ等が発生して
物理的に接着性を低下させる。
【0015】一方、外側層は前述のような低密度ポリエ
チレンまたはエチレン−酢酸ビニル共重合体により構成
される。特に外側層の低密度ポリエチレンでは、メルト
フローレートは0.1〜2.5g/10分が好ましく、また
密度は0.917〜0.930g/cm3 が好適である。ま
た、外側層のエチレン−酢酸ビニル共重合体では、メル
トフローレートは0.1〜2.5g/10分が好ましく、ま
た酢酸ビニル含有量は2重量%以下が好ましい。低密度
ポリエチレンの場合は、そのメルトフローレートが0.1
g/10分未満の場合には成形性が悪くなり、2.5g/
10分を超えるとフィルム強度が弱くなり、熱収縮率が
悪くなるという不都合がある。また、密度が0.930g
/cm3 を超える場合は低温収縮性や透明性が悪化する。
さらに、外側層がエチレン−酢酸ビニル共重合体の場合
は、そのメルトフローレートが0.1g/10分未満では
フィルム加工性が悪く、フローマーク等の発生という不
都合があり、またメルトフローレートが2.5g/10分
を超えるとフィルム強度が弱くなり、熱収縮率も悪くな
るという問題があり、酢酸ビニル含有量が2重量%を超
えると耐熱性が悪くなり、トンネル内でのブロッキング
や穴空きという問題が生ずる。
【0016】上述の接着層と外側層との積層は、特に限
定されるものではなく、一般に行われている共押出(多
層フィルム成形)法などにより行うことができる。また
積層後の複層フィルムの収縮率は前述の範囲にする必要
があり、縦方向の収縮率が小さいとシュリンク包装用と
して適当でなく、横方向の収縮性があれば段ボールトレ
イの短手方向両側面からフィルムが外れてしまうので、
充分に熱量を与えることができず、その結果、充分な段
ボール接着強度が得られなくなる。縦方向の収縮率が1
10℃で35〜65%であり、120℃で65%以上と
なる特性を持つことにより、熱収縮過程での被包装物と
収縮フィルム間のすべり等が適当に保たれ、収縮がスム
ーズに行われる。横方向は収縮性があっては前述の如く
問題があるが、逆に熱伸長(マイナスの収縮性)があっ
たとしても、その値が小さければ熱収縮用トンネル等に
より熱風をあてるときにバタツキが発生し、短手方向両
側面に接着させる作業が困難になる。
【0017】本発明の目的には、110℃で−11〜−
30%,120℃で−15〜−35%の熱伸長性を示す
フィルムが、熱接着工程に好適である。このような収縮
バランスは、製膜条件や延伸条件を適宜選定することに
より得ることができる。接着層へのコロナ処理は、加熱
されて半溶融状態になったフィルム3の横方向両端部
を、段ボールトレイ2の短手方向両側面2bにロールな
どで押圧して接着するときの接着性を高めるために行う
ものであり、コロナ処理の程度は、フィルムの表面張力
が35dyne/cm 以上、好ましくは38dyne/cm 以上にす
ることが望ましい。上限についてはフィルムをロール巻
きにしたときにフィルム同士がブロッキングを生じない
程度に調整すればよい。
【0018】また、接着層の厚さが外側層の2倍以上で
あるとブロッキングやシワが発生しやすくなるため、接
着層を外側層の2倍未満の厚さにすることが好ましい。
なお、本発明のフィルムを用いて包装を行う場合、その
工程は従来と同様に行え、接着剤も同様のものを使用す
ることができる。ラップ工程の加熱も、フィルム温度を
通常の110〜120℃程度にすればよい。
【0019】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例により更に
詳しく説明する。 実施例1 接着層(A層)には、酢酸ビニル含有量7重量%,メル
トフローレート(MFR)2.0g/10分のエチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA)を用い、外側層(B層)
には、MFR0.6g/10分,密度0.921g/cm3
低密度ポリエチレン(LDPE)を用いた。A層とB層
の厚さは、それぞれ8μm,42μmとし、二層フィル
ムを製膜し、A層にコロナ処理を施して第1表に示す収
縮バランスのフィルムを得た。フィルムの加熱は、フィ
ルム温度を110〜115℃として包装テストを行い、
段ボール接着強度,包装仕上がりを観察したが、いずれ
も良好であった。第1表中の段ボール接着強度は、温度
調節可能な熱板式シートシール機を用いて、幅50mmの
ダンボールに同幅のフィルムを接着層を合わせて重ね、
シール幅10mm,シール時間1秒, 圧着時間0.5秒,圧着
力1kg/cm2 でそれぞれの接着温度で接着し、その接着
強度を引張試験機を用いて測定した。
【0020】実施例2 B層として、酢酸ビニル含有量2重量%,MFR2.0g
/10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体を用いた以外
は、実施例1と同様にして二層フィルムを製膜し、A層
にコロナ処理を施して第1表に示す収縮バランスのフィ
ルムを得た。包装テストにおける段ボール接着強度,包
装仕上がりとも良好であった。
【0021】比較例1 実施例1と同様の樹脂構成で、第1表に示す収縮バラン
スのフィルムを得た。包装テストでは、スリーブ口にシ
ワが多く発生し、包装仕上がりが悪く、また、段ボール
接着強度も不充分であった。接着強度を高めるため、フ
ィルムの加熱温度を上げると、横方向に収縮して段ボー
ルとの接着しろが小さくなってしまった。
【0022】比較例2 実施例1のA層とB層の厚さをそれぞれ30μm,20
μmとし、第1表に示す収縮バランスのフィルムを得
た。包装テストでは、比較例1と同様にスリーブ口にシ
ワが多く発生し、段ボール接着強度も不充分であり、フ
ィルムの加熱温度を上げると、横方向に収縮して段ボー
ルとの接着しろが小さくなってしまった。
【0023】比較例3 酢酸ビニル含有量2.0重量%,MFR1.0g/10分,
密度0.920g/cm3のエチレン−酢酸ビニル共重合体
単層フィルムで、縦横の収縮率が第1表のものを用い
た。包装テストでは、包装仕上がりは良好であったが、
段ボール接着強度が不充分であった。
【0024】比較例4 酢酸ビニル含有量4.0重量%,MFR0.5g/10分,
密度0.920g/cm3のエチレン−酢酸ビニル共重合体
単層フィルムで、縦横の収縮率が第1表のものを用い
た。包装テストでは、全体に占める酢酸ビニル含有量が
多いため、縦方向の収縮率が大きくなり、包装時に穴空
き等の問題が生じ、充分に熱を与えられないため段ボー
ル接着強度が不充分であった。
【0025】比較例5 酢酸ビニル含有量7.0重量%,MFR2.0g/10分,
密度0.920g/cm3のエチレン−酢酸ビニル共重合体
単層フィルムで、縦横の収縮率が第1表のものを用い
た。包装テストでは、比較例4と同様に、酢酸ビニル含
有量が多いため、縦方向の収縮率が大きくなり、包装時
に穴空き等の問題が生じ、充分に熱を与えられないため
段ボール接着強度が不充分であった。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、集積包
装を行った際に充分な段ボール接着強度が得られ、包装
仕上がりの良いハーフラップフィルムを提供することが
できる。また、フィルムに耐熱性を備えていることから
環境に作用されず、包装トラブルを低減させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハーフラップフィルムの使用状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1:被包装体 2:段ボールトレイ 2a:長手方
向両側面 2b:短手方向両側面 3:フィルム 4:ホット
メルト接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 泰司 東京都中央区日本橋堀留町一丁目3番15号 平成ポリマー株式会社内 (72)発明者 塚田 正光 東京都中央区日本橋堀留町一丁目3番15号 平成ポリマー株式会社内 (72)発明者 小林 啓逸 東京都中央区日本橋堀留町一丁目3番15号 平成ポリマー株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メルトフローレートが0.1〜2.5g/1
    0分,酢酸ビニル含有量が3.5〜15.0重量%のエチレ
    ン−酢酸ビニル共重合体からなる接着層と、メルトフロ
    ーレートが0.1〜2.5g/10分,密度が0.930g/
    cm3 以下の低密度ポリエチレンまたはメルトフローレー
    トが0.1〜2.5g/10分,酢酸ビニル含有量が2重量
    %以下のエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる外側層
    とから構成された複層フィルムであって、そのグリセリ
    ン浴中の縦方向の収縮率が110℃で35〜65%,1
    20℃で65%以上であり、横方向の収縮率が110℃
    で−11〜−30%,120℃で−15〜−35%であ
    り、前記接着層にコロナ処理が施されてなることを特徴
    とするハーフラップ用シュリンクフィルム。
JP3132812A 1991-06-04 1991-06-04 ハーフラップ用シュリンクフィルム Expired - Lifetime JP3001668B2 (ja)

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