JPH0647699A - 磁力往復滑動装置 - Google Patents

磁力往復滑動装置

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JPH0647699A
JPH0647699A JP20469292A JP20469292A JPH0647699A JP H0647699 A JPH0647699 A JP H0647699A JP 20469292 A JP20469292 A JP 20469292A JP 20469292 A JP20469292 A JP 20469292A JP H0647699 A JPH0647699 A JP H0647699A
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諭 相馬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ等に設けられるペーパのカッタ
装置など、往復滑動を行なう装置の構造を簡素化し、省
スペース化と低コスト化を図る。 【構成】 磁気を帯びた磁性滑動部材を、磁界の極性の
切り替えにより往復滑動させる電磁駆動部と、この電磁
駆動部の磁力の起動と極性の切り替えを行なう電磁気制
御部と、この電磁気制御部に、電磁駆動部の極性の切り
替えタイミングを通知する切替指示部とを設けてなるこ
とを特徴とする磁力往復滑動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁力を利用して、往復
運動動作を行なう磁力往復滑動装置に係わり、特に、フ
ァクシミリなどに設けられるペーパのカッタ装置に用い
るのに好適な磁力往復滑動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やファクシミリなど、ペー
パに印刷を行なう機器においては、そのペーパを切断す
るために、カッタ装置が設けられている。このようなペ
ーパのカッタ装置では、可動刃を、固定刃に当接させ、
上下させてペーパーを切断するギロチン型や、回転させ
てペーパーを切断するロータリー型などがある。このよ
うなギロチン型やロータリー型のカッタ装置では、可動
刃が、固定刃に当接しながら上下、もしくは、回転する
ために、両刃の衝突音や、擦れ音が騒音として発生して
いた。
【0003】このようなギロチン型やロータリー型のカ
ッタ装置の騒音を解決するものとしては、例えば、特開
平2−269596号公報に記載のように、円板状の切
断刃を、DCモータやステッピングモータなどに接続さ
れたワイヤを介して滑動(スライド)させ、ペーパの切
断を行なう、シャトルカッタ技術を用いたものがある。
この技術では、固定刃は不要となる。
【0004】しかし、このシャトルカッタを含む従来の
技術では、切断刃の滑動や、可動刃の駆動にモータを使
用している。このため、例えば、モータからの電波障害
が発生したり、モータを駆動するためのドライバ回路
や、モータの駆動力を伝達するためのギアやワイヤなど
のメカ機構を設ける必要があり、また、モータのサイズ
や取り付け寸法により、製品のレイアウト寸法が制約さ
れてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、切断刃などの滑動部材の駆動に
モータを使用しているため、ペーパのカッタ装置など、
往復滑動を行なう装置の構造を簡素にすることができな
い点である。本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、ファクシミリ等に設けられるペーパのカッタ装
置などを、省スペースな構造で、かつ、低コストに製作
することを可能とする磁力往復滑動装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の磁力往復滑動装置は、(1)磁気を帯びた
磁性滑動部材を、磁界の極性の切り替えにより往復滑動
させる電磁駆動部と、この電磁駆動部の磁力の起動と極
性の切り替えを行なう電磁気制御部と、この電磁気制御
部に、電磁駆動部の極性の切り替えタイミングを通知す
る切替指示部とを設けてなることを特徴とする。また、
(2)上記(1)に記載の磁力往復滑動装置において、
磁性滑動部材の往復運動を、電磁駆動部を具備した両端
間で、直線方向に規制する案内部を設けることを特徴と
する。また、(3)上記(1)、もしくは、(2)のい
ずれかに記載の磁力往復滑動装置において、磁性滑動部
材に、この磁性滑動部材の往復運動に伴い、ペーパ等を
カットする切断刃を設けることを特徴とする。また、
(4)上記(1)、もしくは、(2)のいずれかに記載
の磁力往復滑動装置において、磁性滑動部材に、この磁
性滑動部材の往復運動に伴い、ペーパ等をカットする回
転自在な円板刃と、この円板刃を磁力線から遮蔽する磁
気シールド部材とを設けることを特徴とする。また、
(5)上記(1)から(4)のいずれかに記載の磁力往
復滑動装置において、磁性滑動部材に、永久磁石を設け
ることを特徴とする。また、(6)上記(1)から
(5)のいずれかに記載の磁力往復滑動装置において、
電磁駆動部の磁力の強度を制御して、磁性滑動部材の滑
動速度を制御する速度制御部を設けることを特徴とす
る。また、(7)上記(6)に記載の磁力往復滑動装置
において、速度制御部は、電磁駆動部への電圧入力時間
を変えて、電磁駆動部の磁力の強度を制御することを特
徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、例えば、ファクシミリ等に
設けられるシャトルカッタ技術を用いたペーパカッタ装
置の切断刃の滑動に、モータの回転駆動力ではなく、磁
気の反磁力、吸磁力自体を利用する。すなわち、磁性を
帯びた滑動部材に切断刃を取り付け、また、ペーパ幅以
上の往復軌道の両サイドに電磁石を設ける。そして、こ
れらの電磁石のそれぞれの反磁力と吸磁力で、滑動部材
をペーパの端から端までスライドさせることにより、ペ
ーパを切断する。このようにすることにより、モータが
不要となり、ペーパのカッタ装置などの小型化や低コス
ト化が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の磁力往復滑動装置の本発明
に係わる構成の一実施例を示す斜視実体図である。本実
施例の磁力往復滑動装置は、ペーパを切断するカッタ装
置であり、本図において、1は、円板刃10が装着され
ている磁気を帯びた本発明に係わる磁性滑動部材、2
は、収納された磁性滑動部材1がスライド(滑動)して
往復する本発明の案内部としての案内レール、3、4
は、それぞれ、案内レール2の両サイドに配置され、磁
性滑動部材1を、反磁力と吸磁力により滑動させる本発
明の電磁駆動部としての電磁石、5、6は、同じく案内
レール2の両サイドに配置され、往復する磁性滑動部材
1の位置を検知して、電磁石3、4の極性の切り替えタ
イミングを通知する本発明の切替指示部としての位置検
知センサ、7は、切断対象のペーパ、8は、位置検知セ
ンサ5、6の検知に基づき、電磁石3、4の磁力の起動
とその極性の切り替えを行なう本発明に係わる電磁気制
御部である。
【0009】このような構成のカッタ装置の動作を説明
する。まず、ペーパ7の切断指示信号が入力され、位置
検知センサ5で、磁性滑動部材1が、電磁石3側にある
ことを検知すると、電磁気制御部8は、電磁石3、4に
電流を流し、磁力を起こさせる。この時、電磁気制御部
8は、電磁石3に磁性滑動部材1の対向する磁極と同じ
極性で、また、電磁石4に磁性滑動部材1の対向する磁
極と反対の極性で、磁力を起こさせる。このことによ
り、磁性滑動部材1は、電磁石3側から電磁石4側にス
ライドする。このスライド時に、磁性滑動部材1の円板
刃10が、ペーパ7を切断する。
【0010】磁性滑動部材1が、ペーパ7を切断しなが
ら、電磁石4側に近づくと、位置検知センサ6により検
知され、この検知により、電磁気性御部8は、電磁石
3、4への電流供給を停止する。このことにより、磁性
滑動部材1が、電磁石4に強く衝突することを防ぐ。そ
して、次のペーパ7の切断指示信号が入力されれば、電
磁気制御部8は、今度は逆に、電磁石4側から電磁石3
側に、磁性滑動部材1をスライドさせ、次のペーパ7の
切断を行なう。尚、円板刃10が、セラミックなどの非
磁性体のものであれば問題ないが、もし、磁性を帯びる
材料であれば、次の図2で示すように、円板刃10を磁
気から遮蔽する構造とする。
【0011】図2は、図1における磁性滑動部材の本発
明に係わる構成の一実施例を示す斜視実体図である。本
実施例の磁性滑動部材1は、ペーパを切断するための円
板刃10と、図1における電磁石3、4との磁力によ
り、滑動力を発生させるための永久磁石7と、この永久
磁石7の磁気から円板刃10を遮蔽するゴムなどからな
る磁気シールド部材12と、図1におけるレール2をス
ムースに滑動させるための回転ベアリングレール9と、
円板刃10を自在に回転させるための回転支軸11とに
より構成されている。
【0012】このように、ペーパを切断する刃に円板刃
10を用い、回転自在にすることにより、ペーパを効率
良く切断することができる。もし、円板刃10が磁性体
からなり、永久磁石7により磁気を帯びると、スムース
な回転ができなくなり、ペーパを正確に切断することが
できなくなる。本実施例の磁性滑動部材1では、磁気シ
ールド部材12を設けて、円板刃10が、永久磁石7の
磁気を帯びることを防止している。尚、円板刃10に、
セラミックなどの非磁性体を用いる場合には、磁気シー
ルド部材12は不要である。
【0013】次に、図3〜図5を用いて、図1の電磁気
制御部8による、図1におけるカッタ装置の本発明に係
わる動作を、さらに詳しく説明する。
【0014】図3は、図1におけるカッタ装置の本発明
に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。本図
において、1、3〜6と、8および10は、それぞれ、
図1で示す、磁性滑動部材、電磁石、位置検知センサ
(図中、SWと記載)と、電磁気制御部および円板刃で
ある。そして、電磁気制御部8は、電磁石3、4の極性
を切り替えるために、電磁石3、4に流す電流方向を切
り替えるリレー(図中、RLと記載)31、32と、電
磁石3、4を起動するための電源33と、ペーパの切断
指示入力に基づく磁性滑動部材1の往復動作の制御など
を行うCPU・コントロール部34により構成されてい
る。
【0015】CPU・コントロール部34は、ペーパの
切断指示が入力されると、位置検知センサ5、6の検知
情報に基づき、リレー31、32を制御して、電磁石
3、4に接続される電源33の電極を変え、電磁石3、
4に流れる電流の方向を切り替える。このリレー31、
32による電流の切り替えにより、電磁石3、4の極性
を切り替えて、磁性滑動部材1をスライドさせる。この
磁性滑動部材1がスライドする時に、円板刃10で、ペ
ーパを切断する。このような電磁気制御部8の動作を、
次の図4を用いて説明する。
【0016】図4は、図3における電磁気制御部の本発
明に係わる制御動作を示すフローチャートである。ペー
パの切断指示が入力されると(ステップ401)、位置
検知センサ5のオンオフを確認する(ステップ40
2)。オンであれば、次に、位置検知センサ6のオンオ
フを確認する(ステップ403)。位置検知センサ6も
オンであれば、図3における磁性滑動部材1の位置を確
認できないので、異常状態を示すカッタエラー(2)信
号を送出す(ステップ404)。位置検知センサ6がオ
フであれば、図3における磁性滑動部材1が正常に位置
検知センサ5側にあることを示しており、まず、リレー
31の接続を(2)側に切り替える(ステップ40
5)。次に、リレー32の接続を(1)側に切り替える
(ステップ406)。このことにより、図3における磁
性滑動部材1は、図3における電磁石3側から電磁石4
側に移動する。
【0017】リレー32の接続の切り替え後に、位置検
知センサ6のオンオフを確認する(ステップ407)。
この時点で、位置検知センサ6がオフであれば、図3に
おける磁性滑動部材1が異常な位置に停止したことを示
しており、異常状態を示すカッタエラー(3)信号を送
出す(ステップ408)。また、位置検知センサ6がオ
ンであれば、図3における磁性滑動部材1が正常に移動
したことを示しており、リレー31、32の接続をOF
F(オフ)側に切り替え(ステップ409)、この状態
で待機する(ステップ410)。
【0018】ステップ402において、位置検知センサ
5がオフであれば、位置検知センサ6のオンオフを確認
する(ステップ411)。位置検知センサ6もオフであ
れば、異常状態を示すカッタエラー(2)信号を送出す
(ステップ412)。位置検知センサ6がオンであれ
ば、図3における磁性滑動部材1が正常に位置検知セン
サ6側にあることを示しており、まず、リレー32の接
続を(2)側に切り替える(ステップ413)。次に、
リレー31の接続を(1)側に切り替える(ステップ4
14)。このことにより、図3における磁性滑動部材1
は、図3における電磁石4側から電磁石3側に移動す
る。
【0019】リレー31の接続の切り替え後に、位置検
知センサ5のオンオフを確認する(ステップ415)。
この時点で、位置検知センサ5がオフであれば、図3に
おける磁性滑動部材1が異常な位置に停止したことを示
しており、異常状態を示すカッタエラー(4)信号を送
出す(ステップ416)。また、位置検知センサ5がオ
ンであれば、図3における磁性滑動部材1が正常に移動
したことを示しており、リレー31、32の接続をOF
F(オフ)側に切り替え(ステップ417)、この状態
で待機する(ステップ410)。
【0020】このようにして、図3における磁性滑動部
材1が往復する時に、この磁性滑動部材1に設けた図3
の円板刃10により、ペーパの切断が行われる。このペ
ーパの切断時において、図3の円板刃10がペーパに当
接する時の磁性滑動部材の移動速度は、比較的に速くす
る必要があるが、ペーパの切断中ではそれほど速くする
必要はない。また、移動先に近くなった場合には、衝突
のショックを柔らげるために、図3における磁性滑動部
材1が、図3の電磁石3、4に当接する直前で止めるこ
とが必要である。このような図3における磁性滑動部材
1の移動速度を制御するために、図1、および、図3に
おけるカッタ装置では、電磁気制御部8の図示していな
い速度制御部により、次の図5で説明するようにして、
電磁石3、4に供給する電圧入力時間を制御している。
【0021】図5は、図3における電磁気制御部の本発
明に係わる速度制御動作の一実施例を示すタイミングチ
ャートである。本図において、51は、図3におけるC
PU・コントロール部34に入力される位置検知センサ
5の動作信号、52は、図3におけるCPU・コントロ
ール部34に入力される位置検知センサ6の動作信号、
53は、図3におけるCPU・コントロール部34から
リレー31に入力される動作信号、54は、図3におけ
るCPU・コントロール部34からリレー32に入力さ
れる動作信号、55は、図3におけるCPU・コントロ
ール部34による電源33に送出されるパワーオン制御
信号、56、57は、それぞれ、図3における電磁石
3、4に入力される電圧信号である。
【0022】位置検知センサ5の動作信号51がオン、
位置検知センサ6の動作信号52がオフの状態で、パワ
ー御制御信号55が立ち上がると、図3における電磁石
3には、マイナスの電圧信号56が、電磁石4には、プ
ラスの電圧信号57が入力される。この状態では、図3
において、磁性滑動部材1は、電磁石3から電磁石4の
方向へ移動する。
【0023】しかし、本実施例では、パワー御制御信号
55は、所定のタイミングでオフオン状態を繰返してい
る。パワー御制御信号55がオフの状態では、電磁石
3、4に入力される電圧信号56、57は、共にオフ状
態となる。このように、パワー御制御信号55を、所定
のタイミングでオフオンさせることにより、電磁石3、
4の磁力を変化させ、図3における磁性滑動部材1の移
動速度を調整することができる。
【0024】尚、パワー制御信号55のオンオフタイミ
ング、すなわち、電磁石3、4への電圧入力時間の設定
は、図3におけるCPU・コントロール部34で、プロ
グラムに基づき行なう。このプログラムで、実験等によ
り、切断に適したスピードを容易に設定することができ
る。また、プログラムを変更することにより、容易に切
断スピードを変えることができる。
【0025】このようにして、速度調整された図3にお
ける磁性滑動部材1が電磁石4側に近づくと、位置検知
センサ6の動作信号52がオンの状態に変わり、パワー
御制御信号55がオフとなる。そして、電磁石3、4に
入力される電圧信号56、57は、共にオフ状態とな
り、図3における磁性滑動部材1の移動が停止する。
尚、この位置検知センサ6の動作信号52がオンの状態
に変わった時点で、リレー31、32の動作信号でリレ
ー31、32の接続状態を切り替えることにより、電磁
石3、4に入力される電圧信号56、57の極性を切り
替え、図3における磁性滑動部材1に逆方向の力を加え
て、磁性滑動部材1を、強制的に移動停止させることが
できる。
【0026】以上、図1〜図5を用いて説明したよう
に、本実施例のカッタ装置では、磁石の反磁力、吸磁力
により円板刃を駆動し、ペーパの切断を行う。このよう
に、円板刃を移動させるためのモータが不要となり、カ
ッタ装置のコストダウンを図ることができる。また、円
板刃の往復でペーパーの切断を行うので、ペーパの切断
毎に、円板刃を元の側に戻す必要がなくなり、効率の良
い切断動作となる。また、円板刃の移動速度を、電磁石
への電圧印加時間の長短で制御しており、切断に適した
移動速度の設定が容易であり、ブレーキ回路等が不要で
ある。
【0027】尚、本発明は、図1〜図5を用いて説明し
た実施例に限定されるものではない。例えば、本実施例
では、ペーパカッタ装置の例を示したが、本発明の磁力
往復滑動装置は、直線方向への往復運動を利用する装置
に適用できる。また、例えば、カッタ装置においても、
円板刃に代わりに、両刃のカッタナイフ様のものを用い
ても良い。また、位置検知センサに関しても、本実施例
では、マイクロスイッチ様のもので示しているが、フォ
トセンサなどを用いても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、滑動部材を駆動するモ
ータが不要となり、往復滑動を行なう装置の構造を簡素
化でき、ファクシミリ等に設けられるペーパのカッタ装
置などを、省スペースな構造で、かつ、低コストに製作
することが可能である。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁力往復滑動装置の本発明に係わる構
成の一実施例を示す斜視実体図である。
【図2】図1における磁性滑動部材の本発明に係わる構
成の一実施例を示す斜視実体図である。
【図3】図1におけるカッタ装置の本発明に係わる構成
の一実施例を示すブロック図である。
【図4】図3における電磁気制御部の本発明に係わる制
御動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図5】図3における電磁気制御部の本発明に係わる速
度制御動作の一実施例を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 磁性滑動部材 2 案内レール 3、4 電磁石 5、6 位置検知センサ 7 ペーパ 8 電磁気制御部 9 回転ベアリングレール 10 円板刃 11 回転支軸 12 磁気シールド部材 31、32 リレー 33 電源 34 CPU・コントロール部 51 位置検知センサ5の動作信号 52 位置検知センサ6の動作信号 53 リレー31に入力される動作信号 54 リレー32に入力される動作信号 55 パワーオン制御信号 56、57 電圧信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気を帯びた磁性滑動部材を、磁界の極
    性の切り替えにより往復滑動させる電磁駆動手段と、該
    電磁駆動手段の磁力の起動と極性の切り替えを行なう電
    磁気制御手段と、該電磁気制御手段に、上記電磁駆動手
    段の極性の切り替えタイミングを通知する切替指示手段
    とを設けてなることを特徴とする磁力往復滑動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁力往復滑動装置にお
    いて、上記磁性滑動部材の往復運動を、上記電磁駆動手
    段を具備した両端間で、直線方向に規制する案内手段を
    設けることを特徴とする磁力往復滑動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載の磁力往復滑動装置において、上記磁性滑動部
    材に、該磁性滑動部材の往復運動に伴い、ペーパ等をカ
    ットする切断刃を設けることを特徴とする磁力往復滑動
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載の磁力往復滑動装置において、上記磁性滑動部
    材に、該磁性滑動部材の往復運動に伴い、ペーパ等をカ
    ットする回転自在な円板刃と、該円板刃を磁力線から遮
    蔽する磁気シールド部材とを設けることを特徴とする磁
    力往復滑動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の磁力往復滑動装置において、上記磁性滑動部材に、永
    久磁石を設けることを特徴とする磁力往復滑動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の磁力往復滑動装置において、上記電磁駆動手段の磁力
    の強度を制御して、上記磁性滑動部材の滑動速度を制御
    する速度制御手段を設けることを特徴とする磁力往復滑
    動装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の磁力往復滑動装置にお
    いて、上記速度制御手段は、上記電磁駆動手段への電圧
    入力時間を変えて、上記電磁駆動手段の磁力の強度を制
    御することを特徴とする磁力往復滑動装置。
JP20469292A 1992-07-31 1992-07-31 磁力往復滑動装置 Pending JPH0647699A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6047903A (en) * 1994-01-13 2000-04-11 Orion Safety Industries Pty. Limited Fluid flow conditioner

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US6047903A (en) * 1994-01-13 2000-04-11 Orion Safety Industries Pty. Limited Fluid flow conditioner

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