JPH0647619B2 - アクリロキシ基含有オルガノポリシロキサン、その製造方法およびその用途 - Google Patents

アクリロキシ基含有オルガノポリシロキサン、その製造方法およびその用途

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JPH0647619B2
JPH0647619B2 JP61282908A JP28290886A JPH0647619B2 JP H0647619 B2 JPH0647619 B2 JP H0647619B2 JP 61282908 A JP61282908 A JP 61282908A JP 28290886 A JP28290886 A JP 28290886A JP H0647619 B2 JPH0647619 B2 JP H0647619B2
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俊夫 鈴木
誠 吉武
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東レ・ダウコ−ニング・シリコ−ン株式会社
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/38Polysiloxanes modified by chemical after-treatment

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アクリロキシ基含有オルガノポリシロキサ
ン、その製造方法およびその用途に関するものである。
[従来の技術] 従来、分子中に(メタ)アクリル基を有するオルガノポ
リシロキサンは公知であり、それらを用いたエネルギー
線硬化性組成物も多数提案されている(尚、ここでいう
エネルギー線は波長100〜400nmの光線(紫外
線)、電子線、可視光線、赤外線、X線およびガンマ線
を意味する)。
例えば(イ)特開昭48−47997号公報、特開昭48
−47998号公報、特開昭48−47999号公報、
特開昭48−48000号公報、特開昭56−8692
2号公報には(メタ)アクリロキシ基含有オルガノポリ
シロキサン化合物の種々の製法が示されており、それら
が光重合性を有することが示されている。これらの(メ
タ)アクリロキシ基含有オルガノポリシロキサンにおい
ては、1つのけい素原子には最大1つの(メタ)アクリ
ロキシ基を含有する有機基が結合している。
また、(ロ)特開昭53−88098号公報には1つのけ
い素原子に2個以上の(メタ)アクリロキシ基を含有す
る有機基が結合しているオルガノポリシロキサンが示さ
れているが、これはSi−O−C結合により(メタ)アク
リロキシ基を有する有機基がけい素原子に結合されてい
る。
さらに(ハ)特開昭60−190427号公報には1つの
けい素原子に2個以上の(メタ)アクリロキシ基を含有
する有機基が結合しているオルガノポリシロキサンの製
法が法示されているが、これはアミノ基含有オルガノポ
リシロキサンに(メタ)アクリル化合物をマイケル付加
反応させたものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記した従来技術には種々の問題点があ
った。すなわち、(イ)の1つのけい素原子に1個だけ
(メタ)アクリロキシ基を含有する有機基が結合してい
るオルガノポリシロキサンからなるエネルギー線硬化性
組成物は、酸素による硬化阻害を受けやすく、従って酸
素の存在下硬化を行わせると硬化が非常に遅くなるとい
う欠点があった。また、(ロ)のSi−O−C結合により
(メタ)アクリロキシ基を有する有機基がけい素原子に
結合したオルガノポリシロキサンは、Si−O−C結合が
徐々に加水分解する傾向があり、組成物の安定性に欠け
るという欠点があった。さらに、(ハ)のアミノ基と(メ
タ)アクリレート基によるマイケル付加反応生成物は保
存中に徐々にゲル化するという欠点があった。
そこで本発明者らはかかる従来技術の問題点を解決すべ
く鋭意検討を行った結果、本発明に至ったものである。
本発明は、上述した欠点を解消することを目的とし、酸
素による硬化阻害を受けにくく、室温に放置しても加水
分解したりゲル化したりすることのない新規なアクリロ
キシ基含有オルガノポリシロキサン、その製造方法およ
びアクリロキシ基含有オルガノポリシロキサンを主剤と
するエネルギー線硬化性オルガノポリシロキサン組成物
を提供するものである。
[問題点の解決手段とその作用] 上記した目的は、 1 1分子中に少なくとも1つの式 R1 aR2SiO(3-a)/2 (式中、R1はアルキル基、アリール基、ハロゲン化アル
キル基またはアルコキシ基、R2は式 または式 で示される基、R3は式 −OC(O)C(R4)=CH2 で示される基、R4は水素原子もしくはメチル基、aは1
または2である)で示される単位を有し、分子中のシロ
キサン単位の合計数が2〜2000の範囲内であるアク
リロキシ基含有オルガノポリシロキサン。
2 1分子中に少なくとも1つの式 または式 (式中、R1はアルキル基、アリール基、ハロゲン化アル
キル基またはアルコキシ基、aは1または2である) で示される単位を有するエポキシ基含有オルガノポリシ
ロキサン(但し、分子中のシロキサン単位の合計数が2
〜2000の範囲内である。)に、アクリル酸もしくは
メタアクリル酸を反応させ、しかる後に塩酸捕そく剤の
存在下、アクリル酸クロライドもしくはメタアクリル酸
クロライドと反応させることを特徴とする、1分子中に
少なくとも1つの式 R1 aR2SiO(3-a)/2 (式中、R1はアルキル基、アリール基、ハロゲン化アル
キル基またはアルコキシ基、R2は式 または式 で示される基、R3は式 −OC(O)C(R4)=CH2 で示される基、R4は水素原子もしくはメチル基、aは1
または2である)で示される単位を有するアクリロキシ
基含有オルガノポリシロキサンの製造方法。
3 1分子中に少なくとも1つの式 R1 aR2SiO(3-a)/2 (式中、R1はアルキル基、アリール基、ハロゲン化アル
キル基またはアルコキシ基、R2は式 または式 で示される基、R3は式 −OC(O)C(R4)=CH2 で示される基、R4は水素原子もしくはメチル基、aは1
または2である)で示される単位を有し、分子中のシロ
キサン単位の合計数が2〜2000の範囲内であるアク
リロキシ基含有オルガノポリシロキサンを主剤とするエ
ネルギー線硬化性オルガノポリシロキサン組成物により
達成される。
これを説明するに、本発明の新規なアクリロキシ基含有
オルガノポリシロキサンは、1分子中に少なくとも1つ
の式 R1 aSiO(3-a)/2 (式中、R1はアルキル基、アリール基、ハロゲン化アル
キル基またはアルコキシ基、R2は式 または式 で示される基、R3は式 −OC(O)C(R4)=CH2 で示される基、R4は水素原子もしくはメチル基、aは1
または2である)で示される単位を有するアクリロキシ
基含有オルガノポリシロキサンである。
前記した式中、R1のアルキル基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基が例示され、R1のアリー
ル基としては、フェニル基、トリル基、ナフチル基が例
示され、R1のハロゲン化アルキル基としては、クロロメ
チル基、トリフロロプロピル基が例示され、R1のアルコ
キシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基が例示されるが、合成のしやすさから好ましくはR1
アルキル基である。aは1または2である。
本オルガノポリシロキサンは、該シロキサン単位のみで
構成されてよく、また他のシロキサン単位を含んでよ
い。
他のシロキサン単位は式 R5 bSiO(4-b)/2 で示されるものであり、式中、R5は一価有機基、水素原
子、または水酸基であり、bは0,1,2または3であ
る。R5の一価有機基としては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基のようなアルキル基、フェニル基、
トリル基、ナフチル基などのアリール基、ビニル基、ア
リル基のようなアルケニル基、クロロメチル基、トリフ
ロロプロピル基のようなハロゲン化アルキル基、メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基のようなアルコキシ基
が例示されるが、合成のしやすさから好ましくはアルキ
ル基である。bは0,1,2または3である。
本アクリロキシ基含有オルガノポリシロキサンの構造
は、直鎖状、分岐を含む直鎖状、環状、網目状が例示さ
れるが、好ましくは直鎖状、わずかに分岐を含む直鎖
状、環状である。また、本発明のアクリロキシ基含有オ
ルガノポリシロキサンをエネルギー線硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物に適用することができることから、
分子中のシロキサン単位の合計数が2〜2000の範囲
内であることが必要であり、より好ましくは10〜20
00の範囲内である。
本アクリロキシ基含有オルガノポリシロキサンの具体例
としては、以下にあげるものがある。
なお、上記した式中 を表わす。
本発明のアクリロキシ基含有オルガノポリシロキサン
は、1分子中に少なくとも1つの式 または (式中、R1はアルキル基、アリール基、ハロゲン化アル
キル基またはアルコキシ基、aは1または2である)で
示される単位を有するエポキシ基含有オルガノポリシロ
キサンに、アクリル酸もしくはメタアクリル酸を反応さ
せ、しかる後に塩酸捕そく剤の存在下、アクリル酸クロ
ライドもしくはメタアクリル酸クロライドと反応させる
ことにより得られる。
前記した式中、R1としてはアクリロキシ基含有オルガノ
ポリシロキサンで例示したアルキル基、アリール基、ハ
ロゲン化アルキル基およびアルコキシ基があげられる。
原料となるエポキシ基含有オルガノポリシロキサンは該
エポキシ基含有シロキサン単位のみで構成されてもよく
また他のシロキサン単位を含んでよい。
他のシロキサン単位は、アクリロキシ基含有オルガノポ
リシロキサンで例示した式 R5 bSiO(4-b)/2 で示される単位であり、前述通りである。
エポキシ基含有オルガノポリシロキサンの構造は、直鎖
状、分岐を含む直鎖状、環状、網目状が例示されるが、
好ましくは直鎖状、わずかに分岐を含む直鎖状、環状で
ある。また、分子中のシロキサン単位の合計数は、アク
リロキシ基含有オルガノポリシロキサン合成後のエネル
ギー線硬化性組成物の調製のしやすさから、2〜200
0の範囲内であることが必要であり、より好ましくは1
0〜2000の範囲内である。
エポキシ基含有オルガノポリシロキサンの具体例として
は、以下にあげるものがある。
なお上記した式中、 GEは CEは を表わす。
上述したエポキシ基含有オルガノポリシロキサンとアク
リル酸もしくはメタアクリル酸を反応させるには、該オ
ルガノポリシロキサン中のエポキシ基1モルに対し、ア
クリル酸もしくはメタアクリル酸が1モル以上となる量
を使用すればよい。好ましくは、エポキシ基1モルに対
し、アクリル酸もしくはメタアクリル酸1〜10モルと
なる量である。反応温度は25℃〜200℃、好ましく
は60℃〜150℃である。反応時間は特に制限されな
いが好ましくは30分間〜100時間とされる。
該反応は、大気圧下、減圧下、加圧下で行なってよく、
また雰囲気として空気中、不活性気体中でよく、またベ
ンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素
類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのよ
うなケトン類、クロロホルム、四塩化炭素、トリクロロ
エタン、トリクロロエチレンのようなハロゲン化炭化水
素類、ジメチルホルムアミド、アセトニトリルのような
各種有機溶剤を併用してよい。また反応は触媒の併用な
しで進行するが、P−トルエンスルホン酸、メタンスル
ホン酸、トリフルオロ酢酸、モルホリン、トリブチルア
ミン、ベンジルジメチルアミン、1,4−ジアザビシク
ロ〔2.2.2.2〕オクタン等の触媒を併用してよい。また
反応基のゲル化を防止するためにメトキシフェノール、
フェノチアジン、ハイドロキノン、t−ブチルピロカテ
コールのような重合禁止剤を用いてよい。
かくして、第1段目のアクリロキシ化反応が行なわれ、
次に塩酸捕そく剤の存在下、アクリル酸クロライドもし
くはメタアクリル酸クロライドと反応させることにより
第2段目のアクリロキシ化反応が行なわれる。
塩酸捕そく剤としては、トリメチルアミン、トルエチル
アミン、ピリジンのような3級アミン、ジメチルアミ
ン、ジエチルアミン、ピペラジンのような2級アミン、
ブチルアミン、アニリンのような1級アミン、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、アンモニアのような無機塩
基が例示されるが、好ましくは3級アミンである。
2段目のアクリロキシ化反応は本発明の特徴をなすもの
であり、1段目に導入されたアクリロキシ基もしくはメ
タアクリロキシ基の極めて近傍に第2のアクリロキシ基
またはメタアクリロキシ基を導入することにより、酸素
による硬化阻害を受けにくく、しかも室温においての保
存安定性を向上させる作用効果が発現する。
アクリル酸クロライドもしくはメタアクリル酸クロライ
ドの使用量は、第1段反応後のアクリロキシ化ポリシロ
キサンのアクリロキシ基1モルに対し、アクリル酸クロ
ライドもしくはメタアクリル酸クロライドが1モル以上
となる量を使用すればよい。好ましくはアクリロキシ基
1モルに対し、アクリル酸クロライドもしくはメタアク
リル酸クロライドが1〜10モルとなる量である。反応
温度は0℃〜150℃、好ましくは0℃〜120℃であ
る。反応時間は特に制限されないが、好ましくは10分
間〜10時間とされる。該反応は大気圧下、減圧下、加
圧下で行なってよく、また雰囲気としては、空気中、不
活性気体中でよくまた有機溶媒を併用してよい。なお有
機溶媒は第1段目の反応の際に例示したものがあげられ
る。
かくして得られた本発明のアクリロキシ基含有オルガノ
ポリシロキサンは、そのままもしくは本願発明の特徴を
損なわない範囲で添加剤を加えることによりエネルギー
線硬化性オルガノポリシロキサン組成物となる。
他の添加剤としては、アセトフェノン、プロピオフェノ
ン、ミヒラーケトン、ベンゾフェノン、エチルベンゾフ
ェノン、ベンゾキノン、P−ジアセチルベンゼン、1,
3−ジフェニルアセトン、キサントーン、フルオレノ
ン、ベンズアセデヒド、アンスラキノン、カルバゾー
ル、3−メチルアセトフェノン、4−クロロベンゾフェ
ノン、4,4′ジメトキシベンゾフェノン、ベンズフラ
ンのような光増感剤;ベンゾイルパーオキサイド、ジク
ミルパーオキサイド、ブチルパーオキサイドのような重
合開始剤;ジエチルアミン、ジイロプロピルアミン、ジ
ブチルアミン、ジエチルアミノエタノール、ピペリジン
のような酸素硬化阻害抑制剤;アルコキシフェノン類、
カテコール類、ヒドロキノン類、フェノチアジンのよう
な重合禁止剤;組成物の粘度を下げる目的でヘキサジオ
ールアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レートのような反応性希釈剤;有機溶剤;オルガノポリ
シロキサン;ヒュームドシリカ、沈降シリカのような充
填剤;着色剤が例示される。
本発明のエネルギー線硬化性オルガノポリシロキサン組
成物は紫外線、電子線、可視光線、赤外線、X線、ガン
マ線を照射することにより硬化する。
紫外線源としては、キセノンランプ;低圧、中圧または
高圧の水銀灯が例示され、電子線源としてはリニアフィ
ラメントから連続したカーテン状のビームを照射する装
置が例示される。
本発明のエネルギー線硬化性オルガノポリシロキサン組
成物は、ガラス、セラミック、金属、樹脂、紙、繊維等
の各種基材に対する接着剤、塗料、被覆剤、離型剤とし
て使用できる。
[実施例] 以下に実施例をあげて本発明を説明する。例中「部」と
あるのは「重量部」を意味し、また「%」とあるのは
「重量パーセント」を意味する。また、ことわりのない
かぎり特性値は25℃において測定した値である。
実施例1 攪はん機、還流冷却器、滴下ロートおよび温度計を備え
た4つ口フラスコに平均式 (式中、EPは である。) で示されるエポキシ基含有ポリシロキサン100部、ト
ルエン100部、テトラメチル尿素1部、フェノチアジ
ン0.02部を仕込み、攪はんしつつ100℃まで昇温
した。滴下ロートよりアクリル酸5部を徐々に滴下し、
滴下終了後100℃で10時間反応させた。反応終了後
減圧蒸留によりトルエンおよび未反応のアクリル酸を除
去し、これをAP−1とした。AP−1は核磁気共鳴分
析、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーおよび赤
外分光分析の結果、次の式で示されるポリシロキサンで
あることを確認した。
(式中、ACは である。) 次に攪はん機、還流冷却器、滴下ロートおよび温度計を
備えた4つ口フラスコにAP−1を100部、トルエン
100部、トリエチルアミン9部を仕込み攪はんした。
フラスコを水冷しながら滴下ロートよりアクリル酸クロ
ライド8部を温度が上昇しないようにゆっくりと滴下し
た。滴下終了後室温で1時間攪はんし、さらに40℃で
1時間攪はんして反応を完結させた。反応終了後ろ過に
よりトリエチルアミンの塩酸塩を除去し、減圧蒸留によ
りトリエチルアミン、トルエンおよび未反応のアクリル
酸クロライドを除去した。かくして得られたポリシロキ
サンをDAP−1とし、AP−1と同様の分析により次
の式で示されるポリシロキサンであることを確認した。
(式中、DACは である。) 次にDAP−1および比較例としてのAP−1をアルミ
板上に厚さ約10ミクロンとなるように塗布し、紫外線
および電子線を照射して硬化性を試験した。ただし、紫
外線の場合は増感剤としてそれぞれ2−メチル2−ヒド
ロキシプロピオフェノンを2%添加したものを用いた。
紫外線照射の光源は160w/cmの中圧水銀灯であり、
照射場所の雰囲気は大気であった。電子線照射装置の照
射方式はカーテンビーム方式であり、出力電圧165K
V、電流は2.5mA、照射場所の雰囲気は酸素濃度50
0ppmであった。硬化性の試験方法は、手でこすって皮
膜が破壊されなくなるまでに要した照射量を測定した。
結果を第1表に示す。
実施例2 攪はん機、還流冷却器、滴下ロートおよび温度計を備え
た4つ口フラスコに (式中、CEPは である。) で示されるエポキシ基含有ポリシロキサン100部、キ
シレン100部、テトラメチル尿素1.5部およびフェ
ノチアジン0.02部を仕込み、攪はんしつつ100℃
まで昇温した。滴下ロートよりアクリル酸7.5部を徐
々に滴下し、滴下終了後100℃で10時間反応させ
た。反応終了後減圧蒸留によりキシレンおよび未反応の
アクリル酸を除去し、これをAP−2とした。AP−2
は核磁気共鳴分析、ゲルパーミエーションクロマトグラ
フィーおよび赤外分光分析の結果次の式で示されるポリ
シロキサンであることを確認した。
(式中、CACは である。) 次に攪はん機、還流冷却器、滴下ロートを備えたフラス
コにAP−2を100部、トルエン100部、ピリジン
8.6部を仕込み攪はんした。フラスコを水冷しながら
滴下ロートよりアクリル酸クロライド10部を温度が上
昇しないようにゆっくりと滴下した。滴下終了後室温で
1時間攪はんし、さらに40℃で1時間攪はんして反応
を完結させた。反応終了後ろ過によりピリジンの塩酸塩
を除去し、減圧蒸留によりピリジン、トルエンおよび未
反応のアクリル酸クロライドを除去した。かくして得ら
れたポリシロキサンをDAP−2とし、AP−2と同様
の分析により次の式で示されるポリシロキサンであるこ
とを確認した。
(式中、DCACは である。) 次にDAP−2と比較例としてのAP−2を実施例1の
場合と同様にアルミ板上に塗布し、電子線照射による硬
化性を試験した。照射条件は実施例1と同じであるが、
雰囲気の酸素濃度を200ppmと500ppmの2通りにつ
いて試験した。結果を第2表に示した。
さらにDAP−2を暗所、温度30℃、相対湿度70%
の雰囲気に3箇月間放置したが、外観、粘度および硬化
性は全く変化はなかった。
比較例として 式 で示されるオルガノポリシロキサンを同様の条件に放置
したが、2箇月以内に白濁し、ついには不均一な液体に
なってしまった。さらに別の比較例として 式 で示されるオルガノポリシロキサンと、トリメチロール
プロパントリアクリレートとを1:2のモル比で80℃
の温度下1時間反応させたものを同様の条件に放置した
が、3箇月以内にゲル化した。
実施例3 攪はん機、還流冷却器、滴下ロートおよび温度計を備え
た4つ口フラスコに 式 (式中、EPは である。) で示されるエポキシ基含有ポリシロキサン100部、キ
シレン100部、テトラメチルグアニジン1部およびフ
ェノチアジン0.02部を仕込み、攪はんしながら11
0℃まで昇温した。滴下ロートよりメタアクリル酸6.
4部を徐々に滴下し、滴下終了後110℃で15時間反
応させた。反応終了後減圧蒸留によりトルエンおよび未
反応のメタアクリル酸を除去し、これをMP−1とし
た。MP−1は核磁気共鳴分析、ゲルパーミエーション
クロマトグラフィーおよび赤外分光分析の結果、次の式
で示されるシロキサンであることを確認した。
(式中、MCは である。) 次に攪はん機、還流冷却器、滴下ロート、および温度計
を備えた4つ口フラスコにMP−1を100部、キシレ
ン150部およびトリエチルアミン10部を仕込み攪は
んした。フラスコを氷冷しながら滴下ロートよりメタア
クリル酸クロライド9部を温度が上昇しないようにゆっ
りと滴下した。滴下終了後50℃で2時間攪はんして反
応を完結させた。反応終了後ろ過によりトリエチルアミ
ンの塩酸塩を除去し、減圧蒸留によりトリエチルアミ
ン、キシレン、および未反応のメタアクリル酸クロライ
ドを除去した。かくして得られたポリシロキサンをDM
P−1とし、MP−1と同様の分析により次の式で示さ
れるポリシロキサンであることを確認した。
(式中、DMCは である。) 次にDMP−1と比較例としてのMP−1にそれぞれ2
メチル2プロピオフェノンを3%添加したものを実施例
1と同様にアルミ板上に塗布し、紫外線を照射して硬化
性を試験した。なお、紫外線の光源および照射条件は実
施例1と全く同様に行なった。結果を第3表に示した。
実施例4 攪はん機、還流冷却器、滴下ロートおよび温度計を備え
た4つ口フラスコに 式 (式中、CEPは である。) で示されるエポキシ基含有ポリシロキサン100部、キ
シレン100部、テトラメチル尿素1.5部およびフェ
ノチアジン0.02部を仕込み、攪はんしつつ100℃
まで昇温した。滴下ロートよりメタアクリル酸8.5部
を徐々に滴下し、滴下終了後100℃10時間で反応さ
せた。反応終了後減圧蒸留によりキシレンおよび未反応
のメタアクリル酸を除去し、これをMP−2とした。M
P−2は核磁気共鳴分析、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィーおよび赤外分光分析の結果次の式で示され
るポリシロキサンであることを確認した。
(式中、CMCは である。) さらに攪はん機、還流冷却器、滴下ロートを備えたフラ
スコにMP−2を100部、トルエン100部、ピリジ
ン9.8部を仕込み攪はんした。フラスコを水冷しなが
ら滴下ロートよりアクリル酸クロライド12部を温度が
上昇しないようにゆっくりと滴下した。滴下終了後室温
で1時間攪はんし、さらに40℃で1時間攪はんして反
応を完結させた。反応終了後ろ過によりピリジンの塩酸
塩を除去し、減圧蒸留によりピジン、トルエンおよび未
反応のアクリル酸クロライドを除去した。かくして得ら
れたポリシロキサンをDMP−2とし、MP−2と同様
の分析により次の式で示されるポリシロキサンであるこ
とを確認した。
(式中、DCMCは である。) 次にDMP−2と比較例としてのMP−2を実施例1の
場合と同様にアルミ板上に塗布し、電子線照射による硬
化性を試験した。照射条件は実施例1と同じであるが、
雰囲気の酸素濃度を20ppmと50ppmの2通りについて
試験した。結果を第4表に示した。
[発明の効果] 本発明のオルガノポリシロキサンは、2つのアクリロキ
シ基もしくはメタアクリロキシ基が極めて近傍に存在す
るオルガノポリシロキサン単位を少なくとも1つ有する
という特徴があり、本発明の製造方法は、目的とするア
クリロキシ基含有ポリシロキサンが効率良く得られると
いう特徴がある。またアクリロキシ基含有オルガノポリ
シロキサンを主剤とするエネルギー線硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物は、酸素による硬化阻害を受けにく
く、しかも保存安定性が良好であるという特徴を有して
いる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1分子中に少なくとも1つの式 R1 aR2SiO(3-a)/2 (式中、R1はアルキル基、アリール基、ハロゲン化アル
    キル基またはアルコキシ基、R2は式 または式 で示される基、R3は式 −OC(O)C(R4)=CH2 で示される基、R4は水素原子もしくはメチル基、aは1
    または2である)で示される単位を有し、分子中のシロ
    キサン単位の合計数が2〜2000の範囲内であるアク
    リロキシ基含有オルガノポリシロキサン。
  2. 【請求項2】1分子中に少なくとも1つの式 または式 (式中、R1はアルキル基、アリール基、ハロゲン化アル
    キル基またはアルコキシ基、aは1または2である) で示される単位を有するエポキシ基含有オルガノポリシ
    ロキサン(但し、分子中のシロキサン単位の合計数が2
    〜2000の範囲内である。)に、アクリル酸もしくは
    メタアクリル酸を反応させ、しかる後に塩酸捕そく剤の
    存在下、アクリル酸クロライドもしくはメタアクリル酸
    クロライドと反応させることを特徴とする、1分子中に
    少なくとも1つの式 R1 aR2SiO(3-a)/2 (式中、R1はアルキル基、アリール基、ハロゲン化アル
    キル基またはアルコキシ基、R2は式 または式 で示される基、R3は式 −OC(O)C(R4)=CH2 で示される基、R4は水素原子もしくはメチル基、aは1
    または2である)で示される単位を有するアクリロキシ
    基含有オルガノポリシロキサンの製造方法。
  3. 【請求項3】1分子中に少なくとも1つの式 R1 aR2SiO(3-a)/2 (式中、R1はアルキル基、アリール基、ハロゲン化アル
    キル基またはアルコキシ基、R2は式 または式 で示される基、R3は式 −OC(O)C(R4)=CH2 で示される基、R4は水素原子もしくはメチル基、aは1
    または2である)で示される単位を有し、分子中のシロ
    キサン単位の合計数が2〜2000の範囲内であるアク
    リロキシ基含有オルガノポリシロキサンを主剤とするエ
    ネルギー線硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
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