JPH0647587Y2 - 紫外線照射装置 - Google Patents

紫外線照射装置

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JPH0647587Y2
JPH0647587Y2 JP7899489U JP7899489U JPH0647587Y2 JP H0647587 Y2 JPH0647587 Y2 JP H0647587Y2 JP 7899489 U JP7899489 U JP 7899489U JP 7899489 U JP7899489 U JP 7899489U JP H0647587 Y2 JPH0647587 Y2 JP H0647587Y2
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JP
Japan
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work
conveyor
ultraviolet
shield plate
irradiation device
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Application number
JP7899489U
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JPH0319569U (ja
Inventor
徹 西巻
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、紫外線硬化型接着剤が塗布されたワークに
紫外線を照射する紫外線照射装置の改良に関する。
従来の技術 紫外線硬化型接着剤が塗布されたワークを連続的に硬化
処理するために、従来から第3図に示すようなインライ
ン形式の紫外線照射装置が用いられている。
この紫外線照射装置は、脚部1の上部にベルトコンベア
もしくはローラコンベア等のワーク搬送用コンベア2が
略水平に設けられているとともに、このコンベア2の中
央部を覆うようにコンベア2上に照射ボックス3が設置
され、その内部上方に紫外線ランプ4が収納されてい
る。上記照射ボックス3は、コンベア2の搬送ラインに
沿って前方と後方とがそれぞれワーク搬入口5,ワーク搬
出口6として開口しており、かつこのワーク搬入口5,ワ
ーク搬出口6に、光漏れ防止すだれ7が配設されてい
る。尚、8は上記コンベア2や紫外線ランプ4を制御す
る制御ユニットである。
上記光漏れ防止すだれ7は、例えば可撓性を有する黒色
の合成樹脂シートなどからなり、第4図に示すように、
上下方向に沿った多数のスリット7aによって上縁部のみ
を残して多数の短冊状小片7bに分離形成されている。従
って、ワーク9がコンベア2に乗って送られてくると、
該ワーク9自体に容易に押し広げられるため、その自由
な通過が許容される。尚、この光漏れ防止すだれ7は、
例えばワーク搬入口5,ワーク搬出口6のそれぞれに2重
に設けられている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の構成では、コンベア2表面等
の金属面で反射した紫外線が、光漏れ防止すだれ7の揺
れやその変形によってスリット7aを通して外部へ漏れ出
てくることがあり、該紫外線照射装置に従事している作
業者あるいは同一生産ラインの前後で作業している作業
者の目に入って安全管理上好ましくない。
またワーク9がワーク搬入口5の光漏れ防止すだれ7を
通過する際に、ワーク9に塗布された未硬化の接着剤に
光漏れ防止すだれ7が接触し、ワーク9表面を引きづっ
て行くため、接着剤がワーク9の他の部位にも付着して
しまい、その外観不良を招く、という欠点がある。
課題を解決するための手段 そこで、この考案は、少なくともワーク搬入側で従来の
ようなワークに接触する光漏れ防止すだれを用いずに紫
外線の漏れを防止するようにしたものであって、紫外線
硬化型接着剤が塗布されたワークを搬送するコンベア上
に、紫外線ランプを収納した照射ボックスが設置されて
なる紫外線照射装置において、上記照射ボックスのワー
ク搬入側および搬出側のそれぞれに、十分に長いトンネ
ル部を連接するとともに、該トンネル部の端部開口から
それぞれワークの供給部,排出部となる間隙を介して該
端部開口に対向するようにコンベアのライン上に端部遮
蔽板をそれぞれ配設し、かつ少なくとも作業者側の側方
を覆うようにワーク搬入側の端部遮蔽板側縁とトンネル
部側縁との間に側部遮蔽板を配設したことを特徴として
いる。
作用 上記構成では、照射ボックスのワーク搬入側,搬出側に
連接した十分に長いトンネル部によって、反射による外
部への紫外線の漏れが阻止され、特に作業者が位置する
搬入側の一方は、側部遮蔽板によって確実に遮光され
る。またコンベアの搬送方向に沿ったライン前後方向に
ついては、端部遮蔽板によって遮光される。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図および第2図はこの考案に係る紫外線照射装置の
一実施例を示すもので、脚部1の上部にベルトコンベア
もしくはローラコンベア等のワーク搬送用コンベア2が
略水平に設けられているとともに、このコンベア2の中
央部を覆うように、コンベア2上に矩形の箱形をなす照
射ボックス3が設置され、その内部上方に紫外線ランプ
4が収納されている。ここで上記コンベア2の上面2a
は、紫外線の反射を抑制するために、両側のフレーム等
を含めた全体が黒色つや消し塗装されている。尚、8は
上記コンベア2や紫外線ランプ4を制御する制御ユニッ
トである。また上記照射ボックス3の前後つまりワーク
搬入側およびワーク搬出側の双方に、左右両側面および
上面の3面を囲った十分に長いトンネル部11,12が連接
されている。このトンネル部11,12の内側面も、やはり
黒色つや消し塗装することが望ましい。
そして、ワーク搬出側のトンネル部12内には、前述した
光漏れ防止すだれ7が2重に取り付けられており、かつ
その端部開口つまりワーク搬出口12aからワーク排出部
となる間隙を介して該搬出口12aに対向するように、コ
ンベア2のライン上に端部遮蔽板13が立設されている。
上記ワーク搬出口12aと上記端部遮蔽板13との間には、
ワーク9の取り出しに十分な間隙が確保してある。
またワーク搬入側のトンネル部11は光漏れ防止すだれ7
を具備しておらず、その端部開口つまりワーク搬入口11
aからワーク供給部となる間隙を介して該搬入口11aに対
向するように、コンベア2のライン上に端部遮蔽板14が
立設されているとともに、該端部遮蔽板14の手前側の側
縁とワーク搬入口11a側縁との間に、第2図に示すよう
に、側部遮蔽板15が立設されている。すなわち、作業者
16が通常位置するワーク搬入口11aの一方の側部は、ト
ンネル部11と側部遮蔽板15と端部遮蔽板14とが完全に連
続した形となっている。尚、これらの遮蔽板13,14,15の
内側面もやはり黒色つや消し塗装することが望ましい。
上記構成においては、トンネル部11,12が十分に長く形
成されているとともに、コンベア2上面2aでの反射が黒
色つや消し塗装によって抑制されるため、ワーク搬入口
11aおよびワーク搬出口12aから斜め方向に出ようとする
紫外線は非常に少なくなる。そして、ワーク搬出口12a
側では、光漏れ防止すだれ7によって確実に遮光され
る。またワーク搬出口12aから搬送方向に沿って出よう
とする紫外線は、上記光漏れ防止すだれ7更には端部遮
蔽板13によって遮光される。
またワーク搬入口11a側では、側部遮蔽板15によって作
業者16側に漏れようとする僅かな紫外線をも確実に遮光
できる。そしてワーク搬入口11aから搬送方向に沿って
出ようとする紫外線は端部遮蔽板14によって遮光され
る。
従って、該紫外線照射装置に従事する作業者16ならびに
隣接する機器17に従事する作業者18(第2図参照)の目
に紫外線が入ることがない。
また上記構成では、ワーク搬入側に光漏れ防止すだれ7
が用いられておらず、未硬化接着剤を塗布したワーク9
が非接触で照射ボックス3内に搬入されるため、従来の
ような接着剤の他部位への付着による外観不良を生じる
ことがない。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、この考案に係る紫外線照
射装置によれば、外部への紫外線の漏れを非常に少なく
することができ、作業者の目を痛めることがない。また
ワークに塗布された未硬化接着剤に接触することがない
ので、従来のような接着剤の他部位への付着による外観
不良を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る紫外線照射装置の正面図、第2
図はその平面図、第3図は従来の紫外線照射装置の正面
図、第4図は光漏れ防止すだれの正面図である。 2…コンベア、3…照射ボックス、11,12…トンネル
部、13,14…端部遮蔽板、15…側部遮蔽板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紫外線硬化型接着剤が塗布されたワーク
    (9)を搬送するコンベア(2)上に、紫外線ランプ
    (4)を収納した照射ボックス(3)が設置されてなる
    紫外線照射装置において、上記照射ボックス(3)のワ
    ーク搬入側および搬出側のそれぞれに、十分に長いトン
    ネル部(11,12)を連接するとともに、該トンネル部(1
    1,12)の端部開口(11a,12a)からそれぞれワーク
    (9)の供給部,排出部となる間隙を介して該端部開口
    (11a,12a)に対向するようにコンベア(2)のライン
    上に端部遮蔽板(13,14)をそれぞれ配設し、かつ少な
    くとも作業者(16)側の側方を覆うようにワーク搬入側
    の端部遮蔽板(14)側縁とトンネル部(11)側縁との間
    に側部遮蔽板(15)を配設したことを特徴とする紫外線
    照射装置。
JP7899489U 1989-07-04 1989-07-04 紫外線照射装置 Expired - Lifetime JPH0647587Y2 (ja)

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JP7899489U JPH0647587Y2 (ja) 1989-07-04 1989-07-04 紫外線照射装置

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JP7899489U JPH0647587Y2 (ja) 1989-07-04 1989-07-04 紫外線照射装置

Publications (2)

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JPH0319569U JPH0319569U (ja) 1991-02-26
JPH0647587Y2 true JPH0647587Y2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=31622759

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JP7899489U Expired - Lifetime JPH0647587Y2 (ja) 1989-07-04 1989-07-04 紫外線照射装置

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JPH0319569U (ja) 1991-02-26

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