JPS62187820A - 紫外線照射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、電子部品などワークに塗布した紫外線硬化型
樹脂を硬化させるための紫外線照射装置に関するもので
ある。。

（背景技術ｊ 電子部品などワーク４の一部に紫外線硬化型樹脂３を第
３図のように塗布し、これを硬化させるにあたっては、
ワーク４を紫外線照射装置に導入して紫外線硬化型樹脂
３に紫外線を照射する必要がある。紫外線照射装置は照
射室２内に紫外線ランプ１を取り付け、照射室２に７−
り４が搬入される入り口５とワーク４が搬出される出口
６とを設けて形成されるが、この入り口５や出［」６か
ら紫外線が漏れると、ワーク４への紫外線硬化性樹脂３
の塗布の工程に紫外線が影響したりまた紫外線が作業者
に影響したりするおそれがある。

従って従来上り、照射室２の入り口５や出口６に屏を設
け、ワーク４の搬入搬出に合わせて扉を開閉させるよう
にしたり、入り口５や出口６にシート状カーテンを取り
付けたりして紫外線が照射室２から漏れ出ないようにす
る試みがなされている。しかし扉を設けるようにしたも
のでは扉という可動部があるためにメンテナンスが必要
になり、しかも扉が開いた際には紫外線が漏れ出ること
になるという問題があり、またシート状カーテンを取り
付けるようにしたものではワーク４に塗布した紫外線硬
化型樹脂がシート状カーテンに付着してこの紫外線硬化
型樹脂がワーク４の他の部分に付着するおそれがあると
いう問題がある。

そこで、第４図に示すように照射室２の入り口５や出［
コロに使いアーケード１１．１１を外方へ突出して設け
、この長いアーケード１１．１１によって照射室２から
紫外線が外部に漏れることを防止することがなされるに
至っている。しかしながらこのものでは、長く突出する
アーケード１１゜ｌｉｔ二上って紫外線照射装置の設置
スペースが大きく必要になるという問題があり、また紫
外線ランプ１から出る熱は照射室２内だけでなく長いア
ーケード１１内にもこもることになり、ワーク４が入り
口５のアーケード１１を通過する際に紫外線照射されて
硬化される前の紫外線硬化型樹Ｊｆｆｉ　３にこの熱が
作用し、紫外線硬化型樹１ｎｔ　３の粘度が低くなって
流動してワーク４の他の部分に紫外線硬化型ｔ３４ＷＩ
３が付着するおそれがあるという問題も有するものであ
った。

［発明の目的１ 本発明は、上記の、貞に鑑みて為されたものであり、長
いアーケードを入り［コや出口に設ける必要なく紫外線
が入り口や出［１から漏れることを防止できる紫外線照
射装置を提供することを目的とするものである。

［発明の開示］ しかして本発明に係る紫外線照射装置は、紫外線ランプ
１を設けた照射室２に紫外線硬化型樹脂３を塗布した７
−２４が搬入される入り１」５と搬出される出゛口６と
を形成し、紫外線ランプ１のＦ側にて照射室２のド部に
照射室２を上下に仕切る遮蔽板７を設けると共に、照射
室２内を通過するワー２４に塗布した紫外線硬化型樹脂
３の通過経路に沿って紫外線通過用のスリット８を遮蔽
板７に形成して成ることを特徴とするものであり、ワー
ク４の紫外線硬化型樹脂３には遮蔽板７の入りント８を
通過する紫外線のみが照射されるようにして入り口５や
出口６からの紫外線の漏れを低減できるようにし、アー
ケード１１の長さを短くできるようにしたものであって
、以下本発明を実施例により詳述する。

照射室２の上部内には紫外線ランプ１が取り付けてあり
、紫外線ランプ１の下方位置において照射室２の一方端
部と他方端部にそれぞれ入り口５と出口６とが開口して
形成しである。入り１コ５と出口６とにはそれぞれ長さ
１０ｍ５＋程度の短いアーケード１１．１１が第１図に
示すように突出して設けである。また紫外線ランプ１の
下方には入り１コ５と出口６のＬ縁位置において遮蔽板
７が設けてあり、この遮蔽板７によって第２図に示すよ
うに照射室２は上１ζに分離されるようにしである。

ワー２４はチェーン１２などの搬送手段によって入り口
５から照射室２内に搬入され出口６から搬出されるが、
このワー２４が通過する部分においてワーク４に塗布し
た紫外線硬化型樹脂３の通過経路に沿って遮蔽板７には
スリット８が形成しである。このスリット８を介しての
み照射室２は上下部が連通されるものであり、またスリ
ット８の開口幅はワーク４への紫外線硬化型樹脂３の塗
布幅１とほぼ同じ寸法に設定される。

また、入り口５と出口６の上縁に沿って照射室２の側壁
には反射板１７が内方へ向けて針め下〃に傾斜するよう
に取り付けである。照射室２の下面は閉塞されていても
よいが、第１図及び第２図の実施例ではワーク４をチェ
ーン１２などの搬送手段を用いる関係上、照射室２のト
°面は通過用スリット１３によって開口させてあり、こ
の通過用スリット１３の下側に遮蔽用下板１４などを被
せるようにしである。

しかして、一部に紫外線硬化型樹脂３を塗布されたワー
ク４は、チェーン１２などの搬送手段に取り付けた保持
治具１５に保持された状態で送られ、アーケード１１を
通過して入り口５から照射室２内に搬入される。そして
ワーク４はスリット８に沿って照射室２内を送られる。

このときスリット８の両開口縁にはスリット８の内方・
＼向けて斜め上がりに傾斜する傾斜片１６．１６が第２
図のように形成してあり″、ワー２４は塗布した紫外線
硬化型樹Ｒｔ３がスリット８に面するよう１こ傾斜片１
６、Ｉ　Ｇの下面をスライドしながら送られる。

そして紫外線ランプ１からの紫外線はスリット８を通過
して紫外線硬化型樹脂３に照射され、紫外線硬化型樹脂
３を硬化させることができる。

ここで、照射室２内の紫外線ランプ】から出る紫外線は
遮蔽板７によって遮蔽され、スリット８のみを通過し′
Ｃワーク４の紫外線硬化型樹１ｆｆｉ３に作用すること
になり、入すロ５や出口６へと至る紫外線の量を低減で
さるものでＪ’）す、アーケー、ド１１を侵く形成する
必要なく入り口５や出口６カ・らの紫外線の漏れを防止
することができることになる。ちなみに、遮蔽板７を用
いないときには紫外線の漏れは１８０μＷ／ｃａｒ２程
度であるが、遮蔽板７を用いることによって紫外線の漏
れは蛍光灯レベルの４μＷ／ｃＩ１１２程度になる。ま
たこのようにアーケード１１の長さを短く形成できるた
めに、紫外線ランプ１から出る熱がアーケード１１内に
こ６ることを低減できる。ちなみに、第４図のものにお
いてアーケード１１を通す際のワーク４の上昇温度は４
０℃程度であるが、この上昇温度を２０℃程度に抑える
ことができる。そしてワ一り４に塗布した紫外線硬化型
樹脂３の硬化状態は第４図の従来例のものと同様である
。

尚、上記実施例においては、反射板１７によって紫外線
ランプ１からの紫外線が反射されるようにして、入す１
」５や出ＬＩ　６に至る紫外線の鼠を一層低減できるよ
うにしである。またこの反射＠１７や遮蔽板７の紫外線
ランプ１に面する面は梨地状に微細な凹凸を設けて紫外
線が乱反射されるようにし、また照射室２の内面を黒色
にして、一定方向の反射で紫外線が却って入り口５や出
口６から漏れるようなことがないようにしである。照射
室２や遮蔽板７、反射板１７．７−ケート１１などは、
空気への紫外線の作用で生成されるオゾン（０３）で酸
化されないようにステンレス＠（Ｓ　ＯＳ　）で形成す
るようにするのがよい。

［発明の効果］ 上述のように本発明にあっては、紫外線ランプの下側に
て照射室の下部に照射室を上下に仕切る遮蔽板を設ける
と共に、照射室内を通過するワークに塗布した紫外線硬
化型樹脂の通過経路に沿って紫外線通過用のスリットを
遮蔽板に形成しであるので、紫外線ランプから出る紫外
線は遮蔽板によって遮蔽され、遮蔽板のスリットのみを
通過してワークの紫外線硬化型樹脂に作用する４とにな
、　リ、照射室の入り口や出口へと至る紫外線の量を低
減でさるものであり、入り口や出口に設けるアーケード
を艮く形成する必要なく入り口や出１コからの紫外線の
漏れを防止することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の正面断面図、第２図は同」
―の側面断面図、第３図はワークに紫外線硬化型樹脂を
塗布した状態の拡大正面図、第４図は従来例の正面断面
図である。 １は紫外線ランプ、２は照射室、３は紫外線硬化型樹脂
、４はワーク、５は入り口、６は出１」、７は遮蔽板、
８はスリットである。 代理人　　弁理士　　、ｃｉ田艮七 第１図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）紫外線ランプを設けた照射室に紫外線硬化型樹脂
   を塗布したワークが搬入される入り口と搬出される出口
   とを形成し、紫外線ランプの下側にて照射室の下部に照
   射室を上下に仕切る遮蔽板を設けると共に、照射室内を
   通過するワークに塗布した紫外線硬化型樹脂の通過経路
   に沿って紫外線通過用のスリットを遮蔽板に形成して成
   ることを特徴とする紫外線照射装置。