JPH0217626Y2 - - Google Patents

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JPH0217626Y2
JPH0217626Y2 JP20284585U JP20284585U JPH0217626Y2 JP H0217626 Y2 JPH0217626 Y2 JP H0217626Y2 JP 20284585 U JP20284585 U JP 20284585U JP 20284585 U JP20284585 U JP 20284585U JP H0217626 Y2 JPH0217626 Y2 JP H0217626Y2
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light
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、塗料などを塗布した被照射物に、
紫外線や赤外線などを照射して硬化させたり乾燥
させる照射装置に関する。
〈従来の技術〉 一般に、紫外線や赤外線などを放射する光源を
反射板内に配置して、その放射光を被照射物に照
射し、被照射物に塗布された塗料などを硬化させ
たり乾燥させる照射装置がある。
このような照射装置は、慣用技術としては第6
図に示すような構成のものがある。即ち、下部が
開口して照射口5を形成した反射板3内に、紫外
線ランプまたは赤外線ランプなどからなる光源1
を設置し、この光源1の冷却用に、冷却フアン8
を有する排気ダクト7が、反射板3上部の排気口
4に連通されている。そして、コンベヤ31で搬
送されてくる被照射物32の上方より、光源1の
放射光を被照射物32に照射するとともに、光源
1部である反射板3内の空気を上方へ排気して、
光源1を冷却するように構成されていた。
しかし、コンベヤ31が故障などで急に停止し
た場合、光源1の放射光は、被照射物32を過大
に照射して、被照射物32を焼損させるおそれが
あつた。そのため、光源1と被照射物32との間
に開閉自在なシヤツタを設け、コンベヤ31が故
障した場合、照射口5の下方をシヤツタで覆つて
遮光し、被照射物32の焼損を防止するように構
成された照射装置があつた。
第7図はこのようなシヤツタを備えた照射装置
を示し、第6図で示した照射装置と同様の光源
1、反射板3、排気ダクト7を備えており、照射
口5の下方には、照射口5を開閉するように移動
自在なシヤツタ50が配設されている。このシヤ
ツタ50はコンベヤ31の故障による停止を検知
して作動するシヤツタ駆動機構30に連結されて
いる。
そして、コンベヤ31が正常に作動して被照射
物32を搬送しているとき、シヤツタ50は照射
口5の下方を開放して(第7図の二点鎖線で示
す)、放射光を下方へ通過させる。また、コンベ
ヤ31が作動中に急に停止した場合、シヤツタ駆
動機構30に駆動されて、シヤツタ50は照射口
5の下方へ移動し、放射光の下方への倒来を遮断
して、コンベヤ31上の被照射物32の焼損を防
止するように構成されていた。
尚、34はシヤツタ50閉鎖時の光源1部の過
熱を抑制するために設けられた空気流入路であ
り、第6図、第7図中の一点鎖線矢印は空気の流
れを示し、点線は放射光の照射を示すものであ
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、このようなシヤツタを備えた従来の照
射装置においては、照射口5とシヤツタ50との
間に空気流入路34を形成するため、シヤツタ5
0の位置が下がつてコンベヤ31に近づき、その
ために被照射物32の高さが制約され、嵩高い被
照射物32の搬送ができないという問題があつ
た。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案は上記問題を解決するためになされた
ものであり、 光線照射用の光源と、上記光源の放射光を照射
口の方向へ反射させる反射板と、冷却フアンを有
する上記光源部の冷却状態を保持する排気ダクト
と、シヤツタ駆動機構により駆動され上記照射口
を開閉するシヤツタとを備え、上記シヤツタは、
第1の通気部と第1の遮蔽部とを交互に設けた第
1の遮蔽板と、上記第1の遮蔽板と一体に形成さ
れ且つ所定の距離を隔てて対向されるとともに、
上記第1の遮蔽部よりも小さい幅員または直径を
有する第2の通気部と上記第1の通気部の幅員ま
たは直径よりも大きい幅員を有する第2の遮蔽部
とを交互に設けた第2の遮蔽板とを有していて、
該シヤツタが上記照射口を閉鎖したとき上記第1
の通気部を通過する放射光が上記第2の遮蔽部に
より遮光されるように形成された照射装置であ
る。
〈作用〉 この考案は、上記のように構成されたものであ
り、シヤツタが照射口を閉鎖したとき、光源から
放射されてシヤツタに到達する放射光は、その一
部が第1の遮蔽板の第1の遮蔽部により遮光され
る。そして、第1の遮蔽板の第1の通気部を通過
した放射光は、第2の遮蔽板の第2の遮蔽部によ
つて遮光され、従つて、光源の放射光は第2の遮
蔽板の下方へは到達しない。
一方、このとき光源部は、第1の遮蔽板の第1
の通気部と、第1の遮蔽板と第2の遮蔽板との間
の間隔と、第2の遮蔽板の第2の通気部とにより
形成される通気路につて外気と連通されており、
冷却フアンによる排気により空気の流通を図つ
て、光源の冷却を行うものである。
〈実施例〉 以下この考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図はこの考案の一実施例を示す断面図で
あり、第2図はシヤツタの斜視図、第3図はシヤ
ツタの拡大断面図である。
光源1は、実施例では紫外線ランプであり、そ
の上方と側方を断面半円状の反射板3に覆われ
て、放射した紫外線を下方へ向けて照射するよう
に形成されている。反射板3の上部には排気口4
が設けられ、排気口4には冷却フアン8を有する
排気ダクト7が接続され、光源1部の排気は排気
ダクト7により屋外へ導かれている。また、反射
板3の下部開口である照射口5には、照射口5に
添つて移動し照射口5を開閉するシヤツタ10が
配設されている。
シヤツタ10は、実施例では一部が断面L字状
部材からなる枠11の上部に設けられた第1の遮
蔽板13と、第1の遮蔽板13と所定の距離を隔
てて対向し、その間に中間部16を形成して枠1
1の下部に設けられた第2の遮蔽板17とから形
成されている。第1の遮蔽板13は、所定の間隔
をおいて併設された所定個数の第1の遮蔽部15
と、各第1の遮蔽部15の間に形成された所定数
の第1の通気部14とから形成されている。第1
の遮蔽部15は、表面が黒色処理(例えば、黒色
ペイントの塗布、または金属の微粒子の蒸着等)
された短冊状の鉄板からなり、その端縁に下方へ
ヘ字状に折曲された端縁部15aが形成されてい
る。尚、上記第1の通気部14の幅員は、第1の
遮蔽部15の幅員より小さく形成されている。
第2の遮蔽板17は、第1の遮蔽部15、第1
の通気部14と略同様に形成された第2の遮蔽部
19、第2の通気部18を有しており、第2の遮
蔽部19の端縁は上方へ折曲されて端縁部19a
が形成されている。そして、枠11に第1の遮蔽
板13と第2の遮蔽板17とが配設されたとき、
第1の通気部14の直下に第2の遮蔽部19が設
けられ、第1の遮蔽部15の直下に第2の通気部
18が配設されている。
そして、シヤツタ10の枠11には、実施例で
はエアシリンダからなるシヤツタ駆動機構30が
連結されている。シヤツタ駆動機構30はコンベ
ヤ31の故障による停止を検出して作動を行うよ
うに構成されており、シヤツタ10を通常時にお
ける第1図の二点鎖線で示す位置と、異常時にお
ける同じく実線で示す位置との間を移動して、照
射口5の開閉が行われる。尚、第1図の点線矢印
は放射光の照射を示し、同じく一点鎖線矢印は空
気の流れを示す。図に示すようにシヤツタ10が
閉鎖されたとき、外気は第2の通気部18、中間
部16、第1の通気部14を経て光源1部へ進入
し、更に、排気口4から排気ダクト7を経て排気
される。
第4図、第5図は、この考案の他の実施例を示
すものであり、円形に穿設された第1、第2の通
気部を有する構成を除いて、第1の実施例と同じ
である。
即ち、この第2の実施例におけるシヤツタ20
は、枠11の上部に設けられた第1の遮蔽板23
と、第1の遮蔽板23と所定の距離を隔てて対向
し、その間に中間部16を形成して枠11の下部
に設けられた第2の遮蔽板27とから形成されて
いる。
第1の遮蔽板23は表面を第1の実施例と同様
に黒色処理された鉄板からなり、所定径の第1の
通気部24が所定の間隔をおいて方眼状に穿設さ
れており、各第1の通気部24の外周相互間の距
離は、第1の通気部24の直径よりも大きい幅員
の第1の遮蔽部25が形成されている。第2の遮
蔽板27は、第1の通気部24、第1の遮蔽部2
5と同様に形成された第2の通気部28、第2の
遮蔽部29が形成されている。そして、枠11に
第1の遮蔽板23と第2の遮蔽板27とが配設さ
れたとき、第1の通気部24の直下に第2の遮蔽
部29が設けられ、第1の遮蔽部25の直下に第
2の通気部28が配設されている。
尚、この考案は上述の説明および図例に制限さ
れることなく、この考案の技術的思想から逸脱し
ない範囲において、その実施態様を変更すること
ができる。
〈考案の効果〉 この考案による照射装置は以上のような構成よ
りなるものであり、コンベヤが停止してシヤツタ
が照射口を閉鎖したとき、光源の放射光は第1の
遮蔽部と第2の遮蔽部とによつて遮光され、コン
ベヤ上の被照射物が過大に照射されることがな
く、被照射物の焼損が防止される。このとき、シ
ヤツタに形成された第2の通気部から第1の通気
部に至る通気部により、光源部の冷却のための空
気の流通が行なわれる。従つて、従来のように照
射口とシヤツタとの間に空気流入路の形成が不要
となり、シヤツタ位置が高く設定できるので、コ
ンベヤ上の被照射物の高さの制約が少くなつて、
嵩高い被照射物の搬送、照射を行うことができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の照射装置の断面
図、第2図は第1図の中のシヤツタの斜視図、第
3図は同じくシヤツタの拡大断面図、第4図は他
の実施例のシヤツタの斜視図、第5図は同じく拡
大断面図、第6図は従来の照射装置の一例を示す
断面図、第7図は他の従来の照射装置の断面図で
ある。 1…光源、3…反射板、5…照射口、7…排気
ダクト、10…シヤツタ、13…第1の遮蔽板、
14…第1の通気部、15…第1の遮蔽部、17
…第2の遮蔽板、18…第2の通気部、19…第
2の遮蔽部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 光線照射用の光源と、前記光源の放射光を照
    射口の方向へ反射させる反射板と、冷却フアン
    を有し前記光源部の冷却状態を保持する排気ダ
    クトと、シヤツタ駆動機構により駆動され前記
    照射口を開閉するシヤツタとを備え、 前記シヤツタは、第1の通気部と第1の遮蔽
    部とを交互に設けた第1の遮蔽板と、前記第1
    の遮蔽板と一体に形成され且つ所定の距離を隔
    てて対向されるとともに、前記第1の遮蔽部よ
    りも小さい幅員または直径を有する第2の通気
    部と前記第1の通気部の幅員または直径よりも
    大きい幅員を有する第2の遮蔽部とを交互に設
    けた第2の遮蔽板とを有していて、該シヤツタ
    が前記照射口を閉鎖したとき前記第1の通気部
    を通過する放射光が前記第2の遮蔽部により遮
    光されるように形成されたことを特徴とする照
    射装置。 2 前記シヤツタが前記放射光の高吸収率材によ
    り表面処理されてなる実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の照射装置。
JP20284585U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0217626Y2 (ja)

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