JPH0647445A - 可変式プレス金型 - Google Patents

可変式プレス金型

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Publication number
JPH0647445A
JPH0647445A JP22090292A JP22090292A JPH0647445A JP H0647445 A JPH0647445 A JP H0647445A JP 22090292 A JP22090292 A JP 22090292A JP 22090292 A JP22090292 A JP 22090292A JP H0647445 A JPH0647445 A JP H0647445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
movable portion
movable
wire
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP22090292A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kosakai
俊夫 小坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP22090292A priority Critical patent/JPH0647445A/ja
Publication of JPH0647445A publication Critical patent/JPH0647445A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Wire Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加工物の成形寸法の相違に有効に対応し得
る可変式プレス金型を提供する。 【構成】 上型1及び下型6のそれぞれが固定部2,7
及び可動部3,8を備えており、上型1及び下型6の可
動部3,8をそれぞれの固定部2,7から移動させて相
互位置調整することにより、被加工物を所望の長さ寸法
に曲げ成形し得るようにしたものである。上型1は更に
第2の可動部15を有し、線径の異なる被加工物に対応
し得るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に長さ寸法及び線
径が異なる線材の曲げ加工に好適なプレス用金型の構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】線材等を曲げ成形する場合、プレス加工
により行うことができるが、従来、例えば図10に示し
たように、被加工物である線材Wを図示例の形状に曲げ
る際、長さ寸法Lが変わるとそれに応じて専用の金型を
使用していた。また、線径dが変わった場合にも別途専
用の金型が必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
線材Wの長さ,線径等の寸法が相違すると、被加工物の
種類毎に専用のプレス金型を使用しなければならなかっ
た。一例として、実開昭60−24421号公報により
開示されたプレス装置によれば、複数のスライド台に着
脱自在に取り付けた一対の金型により、曲げ形状が異な
る被加工物に対応し得るようになっているが、この装置
では被加工物に応じて専用の金型の切替えを行う必要が
ある。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、被加工物の成
形寸法の相違に有効に対応し得る可変式プレス金型を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の可変式プレス
金型は、上型及び下型のそれぞれが固定部及び可動部を
備え、上型及び下型の可動部をそれぞれの固定部から移
動させて相互位置調整を行うことにより、被加工物を所
望の長さ寸法に曲げ成形し得るようにしたものである。
【0006】特に上記上型は第2の可動部を有し、線径
の異なる被加工物に対応し得るようになっている。
【0007】
【作用】この発明によれば、上型及び下型のそれぞれ可
動部は、被加工物の長さに合わせてその固定部から移動
して相互位置調整される。これにより、同一の金型にお
いて、被加工物を異なる長さ寸法に曲げ成形することが
できる。さらに、上記上型の第2の可動部を、被加工物
の線径に合わせて位置調整することにより、線径が異な
る被加工物に有効に対応することができる。
【0008】
【実施例】以下、図1乃至図10に基づきこの発明によ
る可変式プレス金型の一実施例を説明する。なお、この
実施例における被加工物は前述した例の線材Wとする。
【0009】図1はこの発明に係るプレス金型の全体構
成を示しており、図において、1は上型で、両側に突出
する固定部2(これは一体品である)とその間に配置さ
れた可動部3とを備えている。固定部2にはシャフト4
が回動自在に挿通し、これにより回り対偶が構成され
る。可動部3は上記シャフト4と螺合してねじ対偶を構
成する。5はシャフト4の一端に固着したハンドルで、
このハンドル5の操作により可動部3がシャフト4の軸
方向に沿って往復動する。
【0010】6は下型で、両側に突出する固定部7とそ
の間に配置された可動部8とを備えている。固定部7に
はシャフト9が回動自在に挿通し、これにより回り対偶
が構成される。可動部8は上記シャフト9と螺合して、
ねじ対偶を構成する。可動部8は、シャフト9の一端に
固着したハンドル10の操作によりシャフト9の軸方向
に沿って往復動する。
【0011】上記可動部3は図2に示したように、固定
部2の凹部2aと嵌合し、この凹部2aにガイドされて
スライドするようになっている。そして、リーマボルト
11及び11′が、固定部2に設けた締付用長穴12
(図3(a)参照)と可動部3に設けた締付用丸穴13
(図3(b)参照)にそれぞれ挿通されるようになって
いて、可動部3はその適宜のスライド位置でリーマボル
ト11,11′により固定部2に締付・固定される。こ
の場合、締付用長穴12の長さが可動部3のスライド範
囲に対応している。また、可動部8も可動部2と同様に
して図4に示したように、固定部7の凹部7aにガイド
されてスライドする。可動部8もまた、その適宜のスラ
イド位置でリーマボルト14,14′により固定部7に
締付・固定される。
【0012】上型1は更に図5に示したように、第2の
可動部15を有している。この可動部15は被加工物の
線径の変化に対応し得るようにしたものであるが、図5
において、16はシャフト9の下側で固定部2に螺合し
たシャフトで、ねじ対偶を構成する。第2の可動部15
は上記シャフト16に挿通し、これによりすべり対偶が
構成されるが、ハンドル17の操作により第2の可動部
15はシャフト16に沿って往復動する。
【0013】第2の可動部15は図6に示したように、
固定部2の凹部2bと嵌合し、この凹部2bにガイドさ
れてスライドするようになっている。そして、固定部2
に設けたねじ穴18にボルト19,19′が螺合すると
共に、該ボルト19,19′が第2の可動部15に形成
した長穴20に挿通される。第2の可動部15は長穴2
0の範囲内でシャフト16の軸方向に沿ってスライド可
能となっており(図7参照)、その適宜のスライド位置
で上記ボルト19,19′により固定部2に締付・固定
される。
【0014】上記の場合、上型1及び下型6は通常の方
法によりプレス機本体にボルトによって固定されるよう
になっている。
【0015】この発明の可変式プレス金型は上記のよう
に構成されており、次にその作用を説明する。線材Wを
長さ寸法L1 に曲げる場合、図8(a)を参照すると、
固定部2と可動部3の内側間隔がこの寸法L1 となるよ
うに、可動部3が位置調整される。なお、厳密には寸法
1 の公差を考慮して可動部3の位置調整が行われる
が、ここではその説明を省略する。また、可動部3を位
置調整するために、該可動部3はハンドル5の回動操作
によりシャフト4の軸方向に沿って移動され、リーマボ
ルト11,11′により所定位置で締付・固定される。
【0016】一方、下型6において、固定部7と可動部
8の間隔が上記寸法L1 に対応するように、可動部8が
位置調整される。可動部8もまた、ハンドル10の回動
操作によりシャフト9の軸方向に沿って移動され、リー
マボルト14,14′により所定位置で締付・固定され
る。こうして可動部3,8がそれぞれ上型1及び下型6
の所定位置にセッティングされ、線材Wが長さ寸法L1
に曲げられる。
【0017】次に、線材Wを長さ寸法L2 に曲げる場
合、図8(b)に示したように、上記長さ寸法L1 の場
合と同様にして、寸法L2 に対応するように可動部3及
び可動部8がそれぞれ位置調整される。そしてこの場合
においても、可動部3及び可動部8が所定位置にセッテ
ィングされることにより、線材Wを長さ寸法L2 に曲げ
ることができる。このように、上型1及び下型6のそれ
ぞれ可動部3,8を、線材Wの曲げ寸法に合わせてその
固定部2,7から移動させて位置調整することにより、
線材Wを異なる長さ寸法に曲げ成形することができる。
【0018】さらに、線材Wの線径dが変化する場合、
上型1の第2の可動部15により、異なる線径dに有効
に対応することができる。即ち、線材Wの線径dに合わ
せて第2の可動部15を位置調整することにより、線径
dが異なる線材Wを所定の長さ寸法Lに曲げることがで
きる。
【0019】この発明に係る可変式プレス金型はまた、
図9に示されるようにパネル材Pを曲げ成形する場合に
も、上述した線材Wの場合と基本的に同様にして有効に
適用することができる。そして、幅寸法h及び板厚tが
変化する場合でも同一の金型によってパネル材Pを適正
に曲げ成形することができる。
【0020】
【発明の効果】上述したようにこの発明によれば、専用
金型を使用することなく、成形寸法の異なるプレス品を
容易に形成することができる。従来、製品毎に専用のプ
レス型を使用していたが、本発明による可変式プレス金
型では汎用型のみで済むため、型費用が格段に安くな
り、その上製品の納期を早めることができる。さらに、
線材のみならず、パネル材に対しても有効に対応するこ
とができ、適用範囲が広い等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の可変式プレス金型の一実施例による
縦断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】この発明の可変式プレス金型における可動部締
結用の締付用長穴及び丸穴を示す平面図である。
【図4】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図5】この発明の可変式プレス金型に係る第2の可動
部を示す図1のC部拡大断面図である。
【図6】上記第2の可動部の締結構造を示す図5のD−
D線に沿う断面図である。
【図7】第2の可動部の締付用長穴及びねじ穴を示す平
面図である。
【図8】この発明の可変式プレス金型の作動例を説明す
る概略断面図である。
【図9】この発明の可変式プレス金型によるパネル材の
成形例を示す斜視図である。
【図10】被加工物としての線材の成形例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 上型 2,7 固定部 3,8 可動部 4,9 シャフト 5,10 ハンドル 6 下型 11,11′ リーマボルト 12 締付用長穴 13 締付用丸穴 14,14′ リーマボルト 15 第2の可動部 16 シャフト 17 ハンドル 18 ねじ穴 19,19′ ボルト 20 長穴 W 線材 P パネル材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型及び下型のそれぞれが固定部及び可
    動部を備え、上型及び下型の各可動部をそれぞれの上記
    固定部から移動させて相互位置調整することにより、被
    加工物を所望の長さ寸法に曲げ成形し得るようにしたこ
    とを特徴とする、可変式プレス金型。
  2. 【請求項2】 前記上型は第2の可動部を有し、線径の
    異なる被加工物に対応し得るようにしたことを特徴とす
    る、請求項1に記載の可変式プレス金型。
JP22090292A 1992-07-29 1992-07-29 可変式プレス金型 Pending JPH0647445A (ja)

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JP22090292A JPH0647445A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 可変式プレス金型

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JP22090292A JPH0647445A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 可変式プレス金型

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JPH0647445A true JPH0647445A (ja) 1994-02-22

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ID=16758326

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JP22090292A Pending JPH0647445A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 可変式プレス金型

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100414954B1 (ko) * 2001-09-17 2004-01-16 주식회사 동구기업 길이조정이 가능한 가동금형
KR20040094996A (ko) * 2003-05-06 2004-11-12 현진소재주식회사 기계부품의 노치형성용 지그
US7077170B2 (en) 2003-01-07 2006-07-18 Renesas Technology Corp. Method of forming leads of a semiconductor device
JP2009509774A (ja) * 2005-10-04 2009-03-12 オート シャシ アンテルナショナル エスエヌセー 長さが調節可能なパンチ及び/又は金型を具備する閉断面のクロスメンバーを製造するための装置と方法
CN110076240A (zh) * 2019-04-30 2019-08-02 惠州市神马模具有限公司 一种精密分体式板块成型模具

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