JPH0647444Y2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH0647444Y2
JPH0647444Y2 JP1988102889U JP10288988U JPH0647444Y2 JP H0647444 Y2 JPH0647444 Y2 JP H0647444Y2 JP 1988102889 U JP1988102889 U JP 1988102889U JP 10288988 U JP10288988 U JP 10288988U JP H0647444 Y2 JPH0647444 Y2 JP H0647444Y2
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JP
Japan
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JP1988102889U
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JPH0223502U (ja
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哲丸 窪田
裕一 池田
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は処置具を挿通できる処置具チャンネルを備えた
内視鏡に関する。
[従来の技術] 近年、細長の挿入部を有する内視鏡が広く用いられるよ
うになった。
上記内視鏡は、挿入部を体腔内等に挿入して、観察でき
ると共に、USP4660573,USP4602633のように処置具チャ
ンネルを備えたものにあっては、処置具を挿通して治療
処置を行うこともできる。
また、最近、超音波プローブを処置具チャンネルに挿通
し、内視鏡観察下に体腔内の結石を破砕・除去する方法
が行なわれてきている。従来の処置具チャンネルの構造
は、特願昭62−112108、特願昭60−16915とか第12図に
示すようにその入口部1が黄銅で作られ、耐蝕性、耐強
度を向上させる目的でNiメッキ、Crメッキ等を施してい
るのが普通であった。入口部1には、処置具2の挿通時
の水密ためにゴムキャップ3が設けられている。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の処置具チャンネルに例えば前記超音波プローブを
挿通使用する場合、超音波プローブの振動により超音波
プローブと接触するチャンネル内腔又は超音波プローブ
外周が削れたり傷付いたりしてしまうという不具合があ
る。又、外周を樹脂等で絶縁被覆した高周波処置具を挿
通使用する場合、チャンネル入口部1あるいはチャンネ
ル内腔と接触する部分の処置具の被覆が傷付いたり、削
れてしまうという不具合がある。
本考案は上述した点にかんがみてなされたもので、処置
具チャンネルの耐久性を向上できると共に、処置具チャ
ンネルに挿通される処置具の耐久性を向上できる内視鏡
を提供することを目的とする。
[問題点を解決する手段及び作用] 本考案は、超音波プローブのチャンネル挿通部を挿通す
る処置具チャンネルを備えた内視鏡において、前記処置
具チャンネルと前記チャンネル挿通部との間に、前記チ
ャンネル挿通部の材料と硬度が同等以上の材料を配設し
たことを特徴とする。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案を具体的に説明する。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例に係り、第1図
は第1実施例における処置具チャンネルの入口部周辺を
示し、第2図は第1実施例の全体的構成を示す。
第2図に示すように、第1実施例の内視鏡11は、中空の
外シース12と、この外シース12内に挿通される内シース
13と、この内シース13内に挿通される光学視管14とから
構成される。
上記外シース12の基端部に後方から装着される内シース
13の基端部には送水コック15が設けられ、チューブ16を
経て供給される潅流液を生体17内に送液できるようにし
てある。しかして、生体17内に送液された潅流液は、外
シース12の基端部に設けた排水コック18を開くことによ
り排水チューブ19を経て排液できるようにしてある。
上記2つのコック15,18によって、送液及び排液を継続
して行うことができる。
上記内シース14の後方から装着される光学視管14は、細
長の挿入部(図示略)を有し、この挿入部内にライトガ
イドが挿通され、操作部に設けた口金に接続されるライ
トガイドケーブル21を経て図示しない光源装置から供給
される照明光を伝送し、出射端から出射し、病変部等を
照明できるようにしてある。照明された部位は、挿入部
先端部の対物光学系で結像され、イメージガイドを介し
てアイピース22に伝送し、このアイピース22の窓部から
観察できる観察光学系が形成してある。
又、上記光学視管14には、直管状のチャンネル管により
処置具チャンネル23が形成してあり、この処置具チャン
ネル23の入口部24から処置具としての超音波プローブ25
を挿通できるようにしてある。この処置具チャンネル23
の入口部24の前方位置にはコック26が設けてあり、処置
具を使用しない場合に閉じることにより、液もれを防ぐ
ことができるようにしてある。尚、上記内視鏡11と、処
置具としての超音波プローブ25とで内視鏡観察・処置装
置27が構成されている。
さらに、上記処置具チャンネル23の入口部24には処置具
を挿通した場合での液もれを防止するゴムキャップ28が
設けてある。
一方、上記処置具チャンネル23に挿通可能とする処置具
としての超音波プローブ25は、ハンドピース29内に設け
た図示しない超音波振動子にケーブル30を介して高周波
発振器31からの高周波振動信号を供給することにより励
振できるようにしている。この振動子の振動はホーン等
を介して振動が拡大されて発振(伝達)棒32に伝達され
る、しかして、この発振棒32の先端を結石34に押し当て
ることによって、この発振棒32で伝達された振動によっ
て、この結石34を破砕することができる。尚、発振棒32
は中空の管形状でも良い。
上記発振棒32は、第1図及び第2図に示すように、処置
具チャンネル23内を挿通可能なチャンネル挿通部を形成
している。
ところで、この第1実施例では、第1図に示すようにチ
ャンネル管の入口部24の内面には、チャンネル挿通部と
なる発振棒32の材料と硬度が同等以上又はその材料より
摩擦係数が小さい材料で形成した緩衝部材33が取付けて
ある。具体的な例として発振棒32がステンレス鋼の場合
には、緩衝部材33の材質は、硬度が同等以上となるステ
ンレス鋼,チタニウムを用いることができる。又、摩擦
係数の面からは、これが小さいものとして、フッ素樹脂
(例えばテフロン)等を用いることができる。
上記緩衝部材33は、入口部24に嵌入できる筒部と、入口
部24の端面に臨むフランジ部とからなるが、処置具チャ
ンネル23の内腔面全長にわたって形成しても良い。又、
処置具チャンネル23全長における数箇所に設けても良
い。
この第1実施例によれば、処置具チャンネル23内に処置
具としての超音波プローブ25の発振棒32を挿通し、その
際発振棒32がチャンネル内腔面に接触する場合でも、発
振棒32は先ず緩衝部材33に当接することになるため、そ
の材質として硬度の大きいものを用いると、処置具チャ
ンネル内腔面の傷つき、削れ等を小さく抑制できる。
又、摩擦係数の小さい材質を用いると、接触面での摩擦
力を小さくできるため、処置具チャンネル23及び発振棒
32の傷つき等が生じるのを抑制できる。
第3図は本考案の第2実施例の主要部を示す。
この実施例では入口部24に対し、着脱自在で装着できる
アダプタ41を設けている。このアダプタ41は、上記入口
部24に挿入できる挿入部42を有し、この挿入部42を処置
具としての超音波プローブ25の発振棒32の材料と硬度と
同等以上あるいは発振棒32の材料より摩擦係数の小さい
材料で構成している。
尚、上記アダプタ41は固定ねしじ43によって、該アダプ
タ41を入口部24に着脱自在で取付けられる。このアダプ
タ41の後端の口金部にはゴムキャップ28が覆せられてい
る。また、入口部24の外周面とこの外周面に接するアダ
プタ41の内周面にはパッキン45が介装してあり、処置具
チャンネル23から外部に気体とか液体がもれるのを防止
できるようにしている。
この第2実施例の作用効果は上記第1実施例と略同様の
ものとなる。さらに、アダプタ41を着脱自在としたこと
により、清掃を容易にできる。
第4図は本考案の第3実施例の主要部を示す。
この実施例は、上記第1実施例において、緩衝部材33と
ゴムキャップ28とを一体的に形成した部材47にしてい
る。
この第3実施例は、第2実施例と略同様の作用効果を有
し、さらに着脱が容易となる。
第5図は本考案の第4実施例の主要部を示す。
この実施例では、超音波プローブ25の発振棒32の少なく
とも処置具チャンネル23の内腔と接触する部分に、フッ
素樹脂等の摩擦係数の小さい材料のチューブ又はコーテ
ィングの被覆51を設けたものである。
この実施例の効果は上記第1実施例と同様のものとな
る。又、この実施例では光学視管14として従来例のもの
を用いることができる。
第6図は本考案の第5実施例の主要部を示す。
この実施例では超音波プローブ25の発振棒32外周に剛性
のカバー55を設け、その後端をハンドピースカバー56に
固着したものである。カバー55により発振棒32の使用中
の曲がりが防止できるとともにカバー55が処置具チャン
ネル23内部に挿入される事により、発振棒32と入口部24
内面との直接の接触を防止できる。
この実施例の効果は発振棒32の曲がりによる削れ、傷付
きを防止できる。
第7図は本考案の第6実施例の主要部を示す。
この実施例は入口部24に着脱自在で超音波プローブ25の
ハンドピースカバー61に連結される剛性のアダプタ62を
設けたものである。このアダプタ62は固定ねじ63によっ
て、入口部24に固定可能である。
上記剛性のアダプタ62により発振棒32の曲がりを防止で
き、曲がりにより入口部24内面と発振棒32とが接触する
事による削れ、傷付き等を防止できる。
この実施例の効果は上記第5実施例と同様である。
第8図は本考案の第7実施例の主要部を示す。
この実施例では内シース13と、光学視管14との間に閉塞
部材71を設けたものである。
上記内シース13の後端側は内面をテーパ面に開径にした
内シース本体部72が形成され、このテーパ面内側に光学
視管14のテーパ面を有する光学視管本体部73が嵌入さ
れ、この部分より前方に挿入部74が延設されている。こ
の挿入部74後端部分と、その外側に臨む内シース(13又
は内シース本体部72)内面との間に閉塞部材71が配設し
てある。
上記閉塞部材71により、処置具チャンネル23の内腔の出
口を塞ぎ、処置具チャンネル23の内腔を通ってシース先
端側に、削れ粉,ゴミ等が落下するのを防止する。処置
具、例えば発振棒32を挿通する孔75があらかじめ閉塞部
材71に設けられている。尚、この閉塞部材71は摩擦係数
の小さいフッ素樹脂等で形成してある。
この実施例の効果としては、削れ粉,ゴミ等ののシース
先端側への落下を防止できる。
第9図は本考案の第8実施例の主要部を示す。
この実施例は光学視管本体73の処置具チャンネル23内腔
の例えば先端側にOリング等の弾性部材81を設けたもの
である。
この実施例の効果は上記第7実施例と同じである。
第10図は本考案の第9実施例の主要部を示す。
この実施例は、処置具チャンネル23の内腔面に摩擦係数
の小さい材料で被覆又はコーティングした膜85が設けて
ある。この実施例の効果は上記第1実施例と略同様のも
のとなる。
尚、上記摩擦係数の小さい材料の代りに、処置具のチャ
ンネル挿入部の材質と同等以上の硬度を有する材質のも
のにしても良い。
第11図(a),(b)は第1実施例の変形例を示す。
第11図(a)は入口部24の外周に形成したねじに螺合す
る雌ねじ91を有するアダプタ方式の緩衝部材92であり、
同図(b)は入口部24の内周面の雌ねじに螺合する雄ね
じ93を外周面に設けたスリーブ状緩衝部材94である。上
記部材92,94は摩擦係数の小さい材質又は処置具のチャ
ンネル挿通部95の硬度と同等以上の材質で形成してい
る。
これら変形例の効果は上記第2又は第3実施例とほぼ同
様のものとなる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、処置具チャンネル内
に挿通される処置具の挿入部の材質の硬度と同等以上又
は摩擦係数の小さい材料で処置具チャンネルにおける少
くとも入口部周辺部を形成してあるので、処置具との接
触による傷等が発生することを抑制でき、耐久性を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第1実施例に係り、第1図
は第1実施例における処置具チャンネルの入口部周辺を
拡大して示す断面図、第2図は第1実施例の全体的構成
図、第3図は本考案の第2実施例の主要部を示す断面
図、第4図は本考案の第3実施例の主要部を示す断面
図、第5図は本考案の第4実施例の主要部を示す断面
図、第6図は本考案の第5実施例の主要部を示す断面
図、第7図は本考案の第6実施例の主要部を示す断面
図、第8図は本考案の第7実施例の主要部を示す断面
図、第9図は本考案の第8実施例の主要部を示す断面
図、第10図は本考案の第9実施例の主要部を示す断面
図、第11図は第1実施例の変形例の主要部を示す断面
図、第12図は従来例の主要部を示す断面図である。 11…内視鏡、12…外シース 13…内シース、14…光学視管 23…処置具チャンネル 24…入口部、25…超音波プローブ 27…内視鏡観察・処置装置 28…ゴムキャップ、32…発振棒 33…緩衝部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波プローブのチャンネル挿通部を挿通
    する処置具チャンネルを備えた内視鏡において、 前記処置具チャンネルと前記チャンネル挿通部との間
    に、前記チャンネル挿通部の材料と硬度が同等以上の材
    料を配設したことを特徴とする内視鏡。
JP1988102889U 1988-08-03 1988-08-03 内視鏡 Expired - Lifetime JPH0647444Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988102889U JPH0647444Y2 (ja) 1988-08-03 1988-08-03 内視鏡

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JP1988102889U JPH0647444Y2 (ja) 1988-08-03 1988-08-03 内視鏡

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Publication Number Publication Date
JPH0223502U JPH0223502U (ja) 1990-02-16
JPH0647444Y2 true JPH0647444Y2 (ja) 1994-12-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4594612B2 (ja) * 2003-11-27 2010-12-08 オリンパス株式会社 挿入補助具
CN102781302B (zh) * 2010-07-05 2015-05-06 奥林巴斯医疗株式会社 内窥镜管及内窥镜装置

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JPS59196204U (ja) * 1983-06-13 1984-12-27 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡
JPS60148536A (ja) * 1984-01-17 1985-08-05 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡

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JPH0223502U (ja) 1990-02-16

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