JPH064732U - モニターと他の情報を同時に観察する装置 - Google Patents
モニターと他の情報を同時に観察する装置Info
- Publication number
- JPH064732U JPH064732U JP4389892U JP4389892U JPH064732U JP H064732 U JPH064732 U JP H064732U JP 4389892 U JP4389892 U JP 4389892U JP 4389892 U JP4389892 U JP 4389892U JP H064732 U JPH064732 U JP H064732U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- keyboard
- monitor
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- monitor screen
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】モニター画像と他の情報を視線を殆ど動かさず
に観察できる。 【構成】モニター画面1aの画像外の下枠1bに重ねて
第一反射ミラー3を置く。その前方の入射光路上に、ス
テージ4裏面に取付られた第二反射ミラー6とキーボー
ド2とを置く。ステージ4は観察者Pにとってモニター
画面1a及び第一反射ミラー3の観察を妨げない位置に
あり、その表面に資料7を載置する。
に観察できる。 【構成】モニター画面1aの画像外の下枠1bに重ねて
第一反射ミラー3を置く。その前方の入射光路上に、ス
テージ4裏面に取付られた第二反射ミラー6とキーボー
ド2とを置く。ステージ4は観察者Pにとってモニター
画面1a及び第一反射ミラー3の観察を妨げない位置に
あり、その表面に資料7を載置する。
Description
【0001】
本考案は、モニター画像と他の情報とを同時に観察する装置に関する。
【0002】
従来、パソコンやワープロ等を操作したり、モニター画像を観察する場合、モ ニター画面の近くに資料やキーボードを置き、モニター画面や資料を観察しなが らキーボードを操作する等して作業を行っている。 この場合、観察者はモニター画面を観察しながら時々視線を資料に写す等、両 者を交互に観察するのが常であった。しかも同時に、必要に応じてキーボードを 操作してモニター画像を再現したり、書き込んだり、訂正したりするものである が、キーボードの操作者が初心者や操作に不慣れな者である場合、キーボードを 見ないでキーの操作を行うことは困難であった。 従って、このような場合には、モニター画面と資料とキーボードを交互に観察 しながら、観察や読み取りや操作を行わねばならず、首や視線を動かすことが多 く、疲労しやすかった。又、このような作業は極めて煩雑でもあった。
【0003】 本考案は、このような課題に鑑みて、視線を殆ど動かすことなくモニター画像 や他の情報を観察できるようにした装置を提供することを目的とする。
【0004】
本考案によるモニターと他の情報を同時に観察する装置は、モニターの前面の 画面外近傍又は画面内に反射部材が配置され、この反射部材への入射光路上に情 報が配置されることによって、モニター画像と反射部材で反射された情報の像と を同時に観察できるようにしたことを特徴とするものである。
【0005】
観察者は、モニター画面上の像を観察する時に反射部材で反射された情報の像 を同一方向の光路上で観察することができ、視線を動かすことなくモニター画像 とキーボード又は資料等他の情報とを同時に観察することができる。
【0006】
以下、本考案の第一実施例を図1により説明する。 図1は本実施例による装置の構成図である。例えばパソコン用のモニター1の モニター画面1a前方下側には、画像操作用のキーボード2が置かれている。モ ニター画面1aの前面近傍には、所定位置に座った観察者Pから見て、画像が映 し出されるモニター画面1a外の下枠1bの領域に重ねられて第一反射ミラー3 が取り付けられいる。 キーボード2の上方で第一反射ミラー3の前方にはステージ4が取付られてお り、このステージ4は観察者Pにとって、モニター画面1a及び第一反射ミラー 3の観察の妨げにならない位置にあるものとする。ステージ4の裏面(キーボー ド2側)には、キーボード2の像を第一反射ミラー3方向に反射させる第二反射 ミラー6が取付られている。第一反射ミラー3で反射されたキーボード2の像は 、モニター画像とほぼ同一方向の光路を進んで観察者Pの眼に入射されるように なっている。 又、ステージ4の表面は資料7を載置する載置台になっていて、この資料7は 所定位置の観察者Pから観察できるようになっている。
【0007】 本実施例は上述のように構成されているから、観察者Pは所定位置に座った状 態で、モニター画面1aを観察しながらキーボード2を操作しようとする場合、 キーボード2はその像が第二反射ミラー6で反射され、モニター画面1a外の下 枠1b上の第一反射ミラー3に向かい、第一反射ミラー3で反射して観察者P方 向に向かう。そのため、観察者はモニター画面1a上の画像とその下に位置する キーボード2の像とを視線の方向を変えることなく同時に観察できる。 従って、観察者Pはモニター画面1aに対面した所定位置で、モニター画面1 aを観察しながらキーボード2の像を見てキーボード2の操作を行うことができ る。しかも、ステージ4上の資料7はキーボード2の像の光路の下側近傍に載置 されているから、視線をわずかに動かすだけで資料7をみることもでき、資料7 を見ながらのキーボード2の操作も容易である。
【0008】 上述のように本実施例は、所定の位置に座った観察者Pが視線を殆ど動かすこ となく、モニター画像とキーボード2の像と資料7とを観察することができ、観 察及び操作が容易になり、観察者Pの疲労を著しく軽減することができる。
【0009】 尚、上述の実施例では、キーボード2の像は室内光等外部の光によってそのま ま観察することができるが、周囲が暗い場合には、光源をステージ4の裏面に第 二反射ミラー6と並べて配置してもよく、この場合、光源からの照射光でキーボ ード2が照射され、その反射光が第二反射ミラー6で反射して第一反射ミラー3 に向かうことになる。 又、上述の実施例の構成において、キーボード2と資料7とを入れ換えて配置 してもよい。この場合、資料7の像を第一及び第二反射ミラー3,6によって観 察し、キーボード2はステージ4上で直接観察しつつ操作することになる。 尚、ステージ4の裏面に位置する第二反射ミラー6を、キーボード2方向に突 出する凹面反射ミラーによって構成してもよく、この場合、第一反射ミラー3で 反射されるキーボード2又は資料7の像は拡大像として観察できる。
【0010】 次に、本考案の第二実施例を図2により説明する。 図2は装置の構成図であり、第一実施例と同様の部材には同一の符号を用いて その説明を省略する。 本実施例では、モニター画面1aの前面には、下部(一点鎖線図示)にダイク ロイックミラーとしての処理が施されたダイクロ部9aを有するフィルター9が 取り付けられ、このダイクロ部9aはモニター画面内の下部に重なる位置にある 。又、キーボード2の近くの適所にはキーボード2照明用の光源10が設けられ ている。そして、光源10で照明されたキーボード2の像は第二反射ミラー6で 反射されて、フィルター下部のダイクロ部9aに入射されて、モニター画像の光 路方向に反射されるようになっている。
【0011】 従って、ステージ4の下部を暗くした状態で、必要に応じて光源10を点灯す れば、モニター画像と共にキーボード2の像を同時に観察できる。 この場合、モニター画像の下部はキーボード2の像と重なるために見えなくな るが、画像の上部のみを見ながらキーボード2を操作する場合等には、このよう に構成しても何ら支障はない。 尚、光源10を点灯しなければ、フィルター9全面を通してモニター画像を透 過観察できる。
【0012】 又、フィルター9に代えてモニター画面1a全面にダイクロイックミラーを取 り付けるようにしてもよい。この場合、ダイクロイックミラーはハーフミラーを 構成してモニター画面1aからの光束は透過させるようにし、キーボード2の光 束はモニター画面1aの光(例えば緑色光とする)と異なる原色光(例えば赤色 光とする)にすれば、ダイクロイックミラーで反射されることになり、両者の像 を画面上部と下部とで同時に観察できる。 尚、第一反射ミラー3とフィルター9のダイクロ部9aとダイクロイックミラ ーは、反射部材を構成する。
【0013】
上述のように、本考案に係るモニターと他の情報を同時に観察する装置は、モ ニターの前面に反射部材が配置され、該反射部材への入射光路上に情報が配置さ れるようにしたから、観察者はモニター画面とキーボードや資料等他の情報の像 を視線を動かさずに同時に観察でき、観察や操作等の作業が容易になると共に観 察者の疲労を軽減することができる。
【図1】本考案の第一実施例による装置の概略構成を示
す側面図である。
す側面図である。
【図2】本考案の第二実施例による装置の概略構成を示
す側面図である。
す側面図である。
1……モニター、1a……モニター画面、2……キーボ
ード、3……第一反射ミラー、7……資料、9a……ダ
イクロ部。
ード、3……第一反射ミラー、7……資料、9a……ダ
イクロ部。
Claims (1)
- 【請求項1】モニターの前面の画面外近傍又は画面内に
反射部材が配置され、該反射部材への入射光路上に情報
が配置されることによって、モニター画像と前記反射部
材で反射された情報の像とを同時に観察できるようにし
た装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4389892U JPH064732U (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | モニターと他の情報を同時に観察する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4389892U JPH064732U (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | モニターと他の情報を同時に観察する装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064732U true JPH064732U (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=12676532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4389892U Pending JPH064732U (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | モニターと他の情報を同時に観察する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064732U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010217212A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Sharp Corp | 表示装置 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP4389892U patent/JPH064732U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010217212A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Sharp Corp | 表示装置 |
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