JPH062451U - 表示機能付コンピュータ - Google Patents

表示機能付コンピュータ

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JPH062451U
JPH062451U JP3744292U JP3744292U JPH062451U JP H062451 U JPH062451 U JP H062451U JP 3744292 U JP3744292 U JP 3744292U JP 3744292 U JP3744292 U JP 3744292U JP H062451 U JPH062451 U JP H062451U
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JP
Japan
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liquid crystal
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display
crystal display
light
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Pending
Application number
JP3744292U
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English (en)
Inventor
周司 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH062451U publication Critical patent/JPH062451U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、表示面の解像度を低下させること
なく、装置を小型化しつつ、情報の表示能力を高めて情
報の識別を瞬時に行い得ることを目的とする。 【構成】 入力手段により入力された情報に基づいて、
保持体に保持された液晶表示手段により処理情報を表示
する表示機能付コンピュータにおいて、液晶表示手段
(7)は、入力手段により入力された情報又はその処理
情報を表示面に表示するとともに、表示面の情報部分で
は光を吸収し、情報部分以外では光を透過させる透過型
液晶表示体(4)と、保持体(3)に透過型液晶表示体
(4)の表示面に対向して設けられ、透過型液晶表示体
(4)の表示面に向けて光を発生する発光体(5)と、
保持体(3)に発光体(5)の反対側に前記表示面に対
向して設けられ、透過型液晶表示体(4)を透過した発
光体(5)からの光の直進方向を変えて外部の投映面に
結像させる結像手段(6)とを備えて成ることを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種情報の処理および表示に利用される表示機能付コンピュータに 係り、特に、装置全体を小型化しつつ情報を瞬時に視認し得るようにした表示機 能付コンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種の情報を処理するとともに実時間で表示させるために、CRT等の モニター装置による表示機能付コンピュータが広く用いられている。 このようなCRTを用いた表示機能付コンピュータは、一般にデスクトップ型 と呼ばれ、所定の場所で情報を処理している。 一方、CRTより小さく作れる液晶表示装置を用いて、全体的に小型化を図っ た表示機能付コンピュータも広く使われている。
【0003】 このような液晶表示を用いた表示機能付コンピュータには、例えば、ラップト ップ型あるいはノート型のコンピュータなどがあり、適宜な場所に持ち運びして 各種の情報を処理することができる。
【0004】 また、電子手帳などのようなものでは、液晶表示等により表示面をさらに小型 化しても、表示する文字等の情報が一定の大きさを保って使用者に識別できるよ うに、全体の小型化に伴って表示面の解像度を低くしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような表示機能付コンピュータでは、その小型化に伴い 、表示面の解像度を低くしなければならず、結果として情報の表示能力(表示面 により多くの情報を表示させるかを示す度合)を低下させるという問題がある。 また、表示面の解像度を低くするために独自の仕様で作成されるので、従来の 解像度の高いコンピュータとは互換性がないという問題もある。
【0006】 さらに、コンピュータに表示される情報を例えば多数の人に見せる場合には、 現状の表示機能では、表示面の大きさが小さくて表示内容の識別が困難であると いう問題がある。このため、多数の人に見せる場合は、一旦、情報をプリンタ等 により外部に出力し、改めて情報を拡大投映する必要があることから、OHP等 のような別の機器を用いなければならず、結果として情報確認に手間がかかるば かりでなく、装置が大型になるという問題もある。
【0007】 本考案は上記実情を考慮したもので、表示面の解像度を低下させることなく、 また装置を小型化しつつ、情報の表示能力を高めて情報の識別を瞬時に行うこと が可能な表示機能付コンピュータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の考案は上記課題を解決するために、入力手段により入力され た情報に基づいて所定の処理を行ない、保持体に保持された液晶表示手段により 、入力情報または処理情報を表示するようにした表示機能付コンピュータにおい て、液晶表示手段は、入力手段により入力された情報またはその処理情報を表示 面に表示するとともに、表示面の情報部分では光を吸収し、情報部分以外では光 を透過させる透過型液晶表示体と、保持体に透過型液晶表示体の表示面に対向し て設けられ、透過型液晶表示体の表示面に向けて光を発生する発光体と、保持体 に発光体の反対側に透過型液晶表示体の表示面に対向して設けられ、透過型液晶 表示体を透過した発光体からの光の直進方向を変えて外部の投映面に結像させる 結像手段とを備えて成るようにした表示機能付コンピュータである。
【0009】
【作用】
従って、本考案の表示機能付コンピュータにおいては、発光体が透過型液晶表 示体に光を与えることにより表示内容に対応した透過光が発生し、結像手段がこ の透過光の焦点を合わせて外部の投映面に拡大して結像させる。
【0010】 これにより、表示面上では識別できなかった文字や図形等の情報が拡大されて 識別できるようになるため、表示能力を低下させることなくコンピュータを小型 化することができる。
【0011】 また、投映面とコンピュータとの間を適宜離すことにより、表示内容を任意の 倍率で拡大できるため、多数の人が識別できるように情報を表示することができ る。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。
【0013】 図1は、本考案に係る表示機能付コンピュータを手帳サイズで実現した場合の 構成例を示す概要図である。本表示機能付コンピュータは、各種情報を入力する 入力手段としてのキーボード1と、入力された情報を処理するコンピュータ2と 、キーボード1およびコンピュータ2に電気的に接続され、開閉軸3aにより開 閉自在にほぼ垂直状態で設けられた保持体3と、キーボード1により入力された 情報またはその処理情報を表示面に表示するとともに、表示面の情報部分では光 を吸収し、情報部分以外では光を透過させる透過型液晶表示体4と、保持体3に 透過型液晶表示体4の表示面に対向して設けられ、透過型液晶表示体4の表示面 に向けて光を発生する発光体5と、保持体3に発光体5の反対側に透過型液晶表 示体4の表示面に対向して設けられ、透過型液晶表示体4を透過した発光体5か らの光の直進方向を変えて外部の投映面に結像させる結像手段6とで構成してい る。 なお、上記透過型液晶表示体4、発光体5および結像手段6により、本考案の 主要部となる液晶表示手段7を構成する。
【0014】 ここで、コンピュータ2は、演算及び記憶等の通常の情報処理機能に加え、投 映像を補正するために透過型液晶表示体4の表示面に対してバランス等を制御で きる機能をもっている。例えば、上方に向けて斜めに投映した際に、上底が長い 台形となる投映像の歪みを補正するために、キーボード1からの入力に基づいて 連続的に表示面の表示形状を変えられるバランス制御機能や、拡大投映による上 下反転を補正する上下反転制御機能などである。
【0015】 また、透過型液晶表示体4は、コンピュータ2からの信号に基づいて、透明な 表示パネルの表示面に液晶で情報を表示するものであって、液晶表示された情報 部分以外では、発光体5からの光を透過させる。
【0016】 一方、発光体5は、透過型液晶表示体4に直進性をもつ光を入射させるための ものであり、例えば、複数の小さいランプを並列させて作成される平板型の光源 である。
【0017】 また、結像手段6は、透過型液晶表示体4の透過光を外部の投映面に結像させ るために、例えば複数の細かいレンズを全面に設けた平板型レンズ6aと、この 平板型レンズを透過型液晶表示体4に対して前後の光軸方向に移動させて前記透 過光の焦点を調整できる焦点調整手段6bとから構成されるものである。 この場合、焦点調整手段6bによる平板型レンズ6aの移動は、例えば手動も しくはキーボード1からの情報に基づいて行うようになっている。 次に、以上のように構成した本実施例の表示機能付コンピュータの動作につい て、図2を用いて説明する。
【0018】 まず、発光体5からは、透過型液晶表示体4に向けて直進性のある光が発生し 、透過型液晶表示体4に照射される。このとき、透過型液晶表示体4には、上下 を反転させた情報が表示されている。これにより、透過型液晶表示体4を透過し た光は、上下を反転した情報がそのまま、平板型レンズ6aに入射する。そして 、この入射した透過光は、平板型レンズ6aにより屈折され,上下が反転して外 部の投映面8に拡大して投映される。これにより、透過型液晶表示体4に表示さ れた情報が拡大して投映面8に表示される。
【0019】 また、上記において、この投映面8に表示された情報がぼやけているときには ,焦点調整手段6bにより平板型レンズ6aを移動させて焦点を調整することに より、情報が鮮明に表示される。
【0020】 さらに、情報をより一層拡大して表示したい場合には、コンピュータ本体を投 映面8から遠ざけることにより、拡大倍率を上げるとともに、平板型レンズ6a を移動させて焦点を合わせる。
【0021】 さらにまた、液晶表示手段7を上方に向けて情報を斜めに表示したときには、 表示像の形状は上底が長い台形となるが、このような場合には、例えば、透過型 液晶表示体4の表示面内の表示範囲の上側を狭くするように表示形状を変えるこ とにより、表示像の形状を補正する。
【0022】 以上のように、本実施例によれば、透過型液晶表示体4に表示した情報を、発 光体5および結像手段6により拡大して投映面8に表示することができる。これ により液晶表示手段7の表示面内に、直接には識別できない程度の小さな文字情 報等が表示されても、外部の投映面8に拡大表示されるので容易に識別可能とな る。従って、小さな液晶表示手段7の表示面により多くの情報を表示することが できる。また、上記理由により、コンピュータの小型化に際して、解像度を低く する必要がなくなり、情報の表示能力の低下を防ぐことができる。さらに、表示 面の解像度を低くしなくてもよいので、従来の解像度の高いコンピュータと互換 性のある仕様で作成することができる。さらにまた、表示面を小さくできるので 、装置全体の大きさを少なくとも手帳サイズ程度で実現できるので、持ち運びも 容易である。
【0023】 一方、コンピュータの情報を直接に拡大表示するので、従来のようにOHP等 の別の機器を用いる必要がなくなり、装置を大形にすることなく、瞬時に多数の 人に表示情報を見せることができる。また、動く映像なども瞬時に拡大投映でき るのでプレゼンテーション装置としても優れた機能を発揮することができる。
【0024】 なお、上記実施例では、発光体5が直進性をもつ光を発する場合について説明 したが、これに限らず発光体5が拡散性をもつ光を発し、この発光体5の後段に レンズを設けることにより直進性をもつ光を透過型液晶表示体4に入射させる構 成としても、本考案を同様に実施できるものである。 その他、本考案はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可 能である。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、発光体が透過型液晶表示体に光を与える ことにより表示内容に対応した透過光が発生し、この透過光を結像手段により拡 大投映して外部の投映面に結像させることができるので、表示面の解像度を低下 させることなく、また装置を小型化しつつ、情報の表示能力を高めて情報の識別 を瞬時に行うことが可能な表示機能付コンピュータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る表示機能付コンピュータを手帳サ
イズで実現した場合の構成例を示す概要図。
【図2】本考案に係る表示機能付コンピュータの動作を
示す図。
【符号の説明】
1…キーボード、2…コンピュータ、3…保持体、4…
透過型液晶表示体、5…発光体、6…結像手段、6a…
平板型レンズ、6b…焦点調整手段、7…液晶表示手
段、8…投映面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段により入力された情報に基づい
    て所定の処理を行ない、保持体に保持された液晶表示手
    段により、前記入力情報または処理情報を表示するよう
    にした表示機能付コンピュータにおいて、 前記液晶表示手段は、 前記入力手段により入力された情報またはその処理情報
    を表示面に表示するとともに、表示面の情報部分では光
    を吸収し、情報部分以外では光を透過させる透過型液晶
    表示体と、 前記保持体に前記透過型液晶表示体の表示面に対向して
    設けられ、透過型液晶表示体の表示面に向けて光を発生
    する発光体と、 前記保持体に前記発光体の反対側に前記透過型液晶表示
    体の表示面に対向して設けられ、前記透過型液晶表示体
    を透過した前記発光体からの光の直進方向を変えて外部
    の投映面に結像させる結像手段とを備えて成ることを特
    徴とする表示機能付コンピュータ。
JP3744292U 1992-06-03 1992-06-03 表示機能付コンピュータ Pending JPH062451U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3744292U JPH062451U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 表示機能付コンピュータ

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JP3744292U JPH062451U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 表示機能付コンピュータ

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JPH062451U true JPH062451U (ja) 1994-01-14

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ID=12497630

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JP3744292U Pending JPH062451U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 表示機能付コンピュータ

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