JPH0647299Y2 - 折り畳み天板 - Google Patents

折り畳み天板

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JPH0647299Y2
JPH0647299Y2 JP40563390U JP40563390U JPH0647299Y2 JP H0647299 Y2 JPH0647299 Y2 JP H0647299Y2 JP 40563390 U JP40563390 U JP 40563390U JP 40563390 U JP40563390 U JP 40563390U JP H0647299 Y2 JPH0647299 Y2 JP H0647299Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
top plate
rod
mounting
link member
pivotally attached
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP40563390U
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English (en)
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JPH0493613U (ja
Inventor
弘一 北田
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、間仕切パネルや壁面等
の取付面に折り畳み自在に取り付けられる折り畳み天板
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の折り畳み天板としては、
例えば図8に示すように、壁面W等の取付面に起伏自在
に枢着された天板aに上部連杆bの上端を枢着し下部連
杆cの下端を前記壁面Wに枢着するとともに上部連杆b
と下部連杆cとを枢着してなり、天板aが水平状態で前
記上部連杆bと下部連杆cとが直線状となり且つ上部連
杆bの一側縁に設けた係合辺dが下部連杆cとの枢着点
より下方の下部連杆cの側縁に係合することで上部連杆
bと下部連杆cとの直線状態を維持して天板aを水平状
態に保持するとともに、上部連杆bと下部連杆cとをそ
の枢着点で屈折させることにより天板aを下方へ折り畳
み可能としたものがある。
【0003】しかし、上記のような従来の折り畳み天板
では、天板aを水平状態から下方へ折り畳む際には天板
aを片手で支えつつ上下の連杆b,cを後方へ屈折させ
るといった操作が必要があり、しかも、天板aの使用時
にこの上下連杆b,cへ人体や物が触れて連杆b,cが
屈折すると天板aが下方へ倒伏して危険であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の点に鑑
み、間仕切パネルや壁面等の取付面へ起伏自在に取り付
けられる折り畳み天板として、天板を片手でしかもワッ
タッチ操作で折り畳み、且つ水平に組み立て可能とする
とともに、使用時には天板が不用意に倒伏したりするこ
とがなく安全に使用可能な折り畳み天板を提供せんとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る折り畳み天
板は上記の目的を達成するために、天板と、基端部を壁
面等の取付面へ枢着し先端部を前記天板へ枢着するとと
もに前記基端部と先端部との中途位置に前記天板側端へ
下方から係合する凸軸を内向き突設してなる左右一対の
取付杆と、基端部を前記取付杆より下方の壁面等の取付
面へ枢着し先端部が前記天板と取付杆との枢着位置より
後方の天板下面に係合して天板を水平状態に支持する支
持杆と、一端を前記支持杆へ他端を該支持杆と天板との
係合位置より後方の天板下面へ枢着してなるリンク部材
と、より構成してなる。
【0006】
【作用】上記のような本考案に係る折り畳み天板によれ
ば、天板を水平に組み立てた状態においては、天板はそ
の側面に枢着した左右一対の取付杆と下面へ係合した支
持杆とにより水平に支持されるとともに、前記支持杆と
天板下面との間がリンク部材にて連結されていることか
ら、天板と支持杆との係合点、支持杆とリンク部材との
枢着点、及びリンク部材と天板との枢着点の3点により
位置固定されて天板は水平状態に保持される。次に、こ
の水平状態の天板を折り畳むには、先ず、天板前端を一
旦上方へ持ち上げることにより、該天板は取付杆との枢
着点の後方で該取付杆に内向きに突設した凸軸が天板側
端へ下方から係合した状態で取付杆とともに取付杆の壁
面への枢着点を中心に全体が上方へ回動する。これによ
り、天板下面と支持杆先端との係合が解除され、且つリ
ンク部材と天板下面との枢着点が天板とともに上方へ移
動することによりリンク部材と支持杆との枢着点が後方
へ移動して支持杆とリンク部材とが直線状態となり、更
に前記枢着点で後方へ屈折する。そして天板前端を下方
へ下げることにより、前記リンク部材と支持杆とが壁面
へ重なる方向へ互いに折り畳まれるとともに天板側端に
係合した凸軸の係合が解除され、天板は取付杆に吊下さ
れた状態で壁面に重なるように折り畳まれる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面の実施例にもとづき本考案を
更に詳細に説明する。
【0008】図1は本考案に係る折り畳み天板の1実施
例の斜視図であり、図2はその側面図、図3は天板を折
り畳む様子を示す側面図、図4は折り畳んだ状態の側面
図、図5は底面図である。図中符号1が天板、2,2は
前記天板1の両側位置で基端部を壁面W等の取付面に固
着した取付金具7へ軸21にて枢着し先端部を前記天板1
の側面へ軸22にて枢着してなる左右一対の取付杆であ
り、該取付杆2の中途位置には内向きに凸軸23を突設
し、該凸軸23を天板1の側面部分に埋設して取り付けた
受け金具6の下向き係合溝61内へ下方から係合して天板
1を支持してなり、また、3は基端部を壁面Wに固着し
た取付金具8へ軸31にて枢着するとともに先端部を前記
天板1の下面へ係脱自在に係合してなる支持杆3で、図
示した実施例においてはこの支持杆3を天板1両側の前
記取付杆2の内側位置に一対設け、その先端部分を前記
天板1側面の受け金具6の係合溝61内へ前記取付杆2の
凸軸23の下方から係合させるとともに、該支持杆3,3
のそれぞれには、一端を後方の天板1下面に固着した取
付金具9へ軸41にて枢着したリンク部材4の他端を枢着
してなり、該枢着点において左右の支持杆3,3を遊動
軸5にて連結してなる。
【0009】上記の如く構成してなる本考案に係る折り
畳み天板においては、天板1が水平状態にあるときは、
図2に示すように該天板1はその両側面に左右一対の取
付杆2の先端が軸22で枢着され、該天板1の下面の係合
溝61部分へ支持杆3の先端部分が係合されるとともに、
該支持杆3と後方の天板1下面との間がリンク部材4に
て連結されていることから、支持杆3が係合溝61に係合
した状態では天板1と支持杆3との係合点、該支持杆3
とリンク部材4とを枢着してなる遊動軸5、及び該リン
ク部材4と天板1とを枢着している軸41の3点により位
置固定されて天板1は水平状態に保持される。
【0010】次に、この水平状態の天板1を折り畳むに
は、先ず、天板1の前端を一旦上方へ持ち上げることに
より、図3の如く該天板1は取付杆2の凸軸23が該天板
1側面の受け金具6の係合溝61内に下方から係合した状
態で取付杆2とともに壁面への枢着である軸21を中心に
全体が上方へ回動する。これにより、支持杆3の先端は
天板1の受け金具6の係合溝61から外れ、且つリンク部
材4と天板1下面との枢軸41が天板1の回動とともに上
方へ移動することによりリンク部材4と支持杆3とを枢
着している遊動軸5が後方へ移動し、支持杆3とリンク
部材4とが一旦直線状態になり更に前記遊動軸5部分で
後方屈折する。これと同時に一旦上方へ回動させた天板
1の前端を再び下方へ下げることにより、図4の如く前
記リンク部材4と支持杆3とが壁面Wへ重なる方向へ互
いに折り畳まれるとともに天板1は軸21を中心に取付杆
2とともに下方へ回動し、且つ天板1の受け金具6の係
合溝61に係合していた取付杆2の凸軸23の係合が解除さ
れて天板1は取付杆2に吊下された状態で壁面Wに重な
るように折り畳まれる。
【0011】また、上記の如く折り畳まれた天板1を水
平状態に組み立てて使用するには、天板1の前端を上方
へ持ち上げることにより、前記の折り畳みの手順とは逆
に取付杆2の凸軸23が再び天板1側面の受け金具6の係
合溝61内へ係合し、天板1と取付杆2とが一体に上方へ
回動するとともにリンク部材4が該リンク部材4と支持
杆3との自重により下方へ回動して遊動軸5が前方へ移
動し、更に天板1を水平状態を越えて上方へ持ち上げる
ことで遊動軸5部分で屈折した状態の支持杆3とリンク
部材4とが直線状態を越えて図3のようにリンク部材4
が垂下状態になり、この状態から天板1の前端を下方へ
下げることにより、遊動軸5が更に前方へ移動して天板
1は再び図2のような水平状態に復帰し、且つこの状態
に保持される。
【0012】尚、上記実施例においては、天板1下面を
支持する支持杆3を天板1の両側の2箇所に設けている
が、この支持杆3及びリンク部材4は天板1の下面中央
の1箇所だけに設けてもよいし、また、天板1の幅が大
きいとき等には3箇所以上に設けてもよい。また、図中
符号32は天板1の折り畳み時に取付杆2に内向きに突設
した凸軸23を収容する凹所である。
【0013】
【考案の効果】上記の如く、本考案に係る折り畳み天板
によれば、天板を水平な組み立て状態から折り畳むに
は、該天板の前端を一旦上方へ持ち上げた後これを下げ
るだけで簡単に折り畳み可能であるとともに、折り畳み
状態の天板を再び水平状態に組み立てて使用する際にも
天板前端を一旦水平方向を越えて上方へ持ち上げた後こ
れを下げるだけで天板を水平状態に保持することがで
き、天板の折り畳み及び組み立ての操作は天板前端を片
手で持ってワッタッチ操作で簡単に行うことができる。
しかも、使用時に天板を支持してなる支持杆等に人や物
が触れただけ天板が倒れるようなこともなく安全に使用
することができる。また、この折り畳み天板の取り付け
にあたっては、取付杆と支持杆との基端部を取付面へ枢
着状態に取り付けるだけで極めて簡単に取り付けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る折り畳み天板の1実施例の斜視図
【図2】前記折り畳み天板の組み立て状態の側面図
【図3】天板を折り畳む様子を示す側面図
【図4】天板を折り畳んだ状態の側面図
【図5】折り畳み天板の底面図
【図6】要部を示す拡大側面図
【図7】その断面説明図
【図8】従来の折り畳み天板の側面図
【符号の説明】
1 天板 2 取付杆 3 支持杆 4 リンク部材 5 遊動軸 6 受け金具 7 取付金具 8 取付金具 9 取付金具 21 枢軸 22 枢軸 23 凸軸 31 枢軸 32 凹所 41 枢軸 61 係合溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と、基端部を壁面等の取付面へ枢着
    し先端部を前記天板へ枢着するとともに前記基端部と先
    端部との中途位置に前記天板側端へ下方から係合する凸
    軸を内向き突設してなる左右一対の取付杆と、基端部を
    前記取付杆より下方の壁面等の取付面へ枢着し先端部が
    前記天板と取付杆との枢着位置より後方の天板下面に係
    合して天板を水平状態に支持する支持杆と、一端を前記
    支持杆へ他端を該支持杆と天板との係合位置より後方の
    天板下面へ枢着してなるリンク部材と、よりなる折り畳
    み天板。
JP40563390U 1990-12-29 1990-12-29 折り畳み天板 Expired - Lifetime JPH0647299Y2 (ja)

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JP40563390U JPH0647299Y2 (ja) 1990-12-29 1990-12-29 折り畳み天板

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JPH0493613U JPH0493613U (ja) 1992-08-14
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Effective date: 19950606