JPH0610829Y2 - 脚体及びカウンター - Google Patents

脚体及びカウンター

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JPH0610829Y2
JPH0610829Y2 JP1989033067U JP3306789U JPH0610829Y2 JP H0610829 Y2 JPH0610829 Y2 JP H0610829Y2 JP 1989033067 U JP1989033067 U JP 1989033067U JP 3306789 U JP3306789 U JP 3306789U JP H0610829 Y2 JPH0610829 Y2 JP H0610829Y2
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JP
Japan
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leg
legs
foldable
mounting
state
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JP1989033067U
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JPH02124031U (ja
Inventor
修治 舟越
Original Assignee
成興工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は折り畳みができる脚体及びカウンターに関す
る。
[従来の技術] この種の脚体の使途は多種多様であり、使用しない場合
は嵩低状態で収納しておくことができるので、最低では
嵩高い大型のアイロン台、鏡、置き物台にも脚体が取り
付けられているものが他見されるようになってきた。
しかしこれらは重量があるため、折り畳むのにかなりの
力を要し、また面倒であるため、結局、折り畳まないま
ま放置されることが多い。
一方、従来より、4本の脚をそれぞれ2本ずつU字状の
パイプで構成し、それらをX字状に交叉させると共に、
一方の脚を中折れ自在とすることにより開閉自在とし、
全体に折り畳めるようにしたり、さらに2段階に高さを
調節できるようにしたテーブルないし架台が提案されて
いる(実開昭58−24226号公報、実公昭43−1
3621号公報参照)。
しかしこれらのテーブルないし架台も開閉のたびにスト
ッパーなどを操作する必要があるので、開閉操作が面倒
である。しかも4本の脚を構成するパイプが作業者など
の邪魔になり、安定感が悪いという問題がある。
[考案が解決しようとする課題] この考案は軽量物はもちろんのこと、前記相当の重量の
ある物品でも簡単、軽快に折り畳みができ、しかも開い
たときの脚部が作業者の邪魔にならない折畳式の脚体、
およびこの脚体を利用したカウンターを提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案の脚体は、その先端に台板に対して回転自在に取
り付けるための取付部を有すると共に、狭い間隔で平行
に配置された2本一対のパイプ製の第1の脚部と、その
先端に台板に対して回転自在に取り付けるための取付部
を有する1枚の板状パイプ製の第2の脚部とを、第1の
脚部の間に第2の脚部を挟む状態でジョイント部により
回転自在に交叉して開閉自在のX脚を形成し、該X脚の
第2の脚部におけるジョイント部より上方の適当位置に
折曲自在部を設け、折曲自在部より上方の折曲自在脚部
と下方の主脚とを、開脚状態における下方に偏心した回
転中心を有するヒンジにより連結し、前記折曲自在脚部
または主脚のいずれか一方に、他方と当接して折曲自在
部が下方に凸となるように曲がることを阻止する当接部
を設け、前記第1の脚部の上端近辺に、開脚状態におけ
る上方に湾曲する湾曲部を設け、第1および第2の脚部
の下端近辺を、開脚状態において更に大きく拡がる方向
に曲げると共に、下端に幅方向に延びる横杆を設けて成
ることを構成上の特徴としている。
本考案のカウンターは、前記脚体における第1及び第2
の脚部の取付部に台板を固定して成ることを特徴として
いる。
[作用] この考案の脚体は、X脚の取付部を、脚体を取り付ける
べき目的物に止着することにより、X脚の開脚度合いが
一定に保持される。またX脚の2組の脚部の先端の間隔
は常時一定であり、第2の脚部の折曲自在部は当接部で
当接しているだけであるから、折り畳み動作は、例えば
第1の脚部(折曲自在部を有しない側の脚部)が内向き
に回動するように、上記目的物の一端を押し上げるだけ
でよく、それにより第2の脚部の折曲自在部がヒンジに
よって折れ曲がり、X脚を閉脚させることができる。
反対に開脚操作は、例えば第1の脚部が外向きに回動す
るように上記目的物の上面を押し下げるだけでよく、そ
れにより折曲自在部の折曲角度が拡がってX脚が開脚
し、当接部によって第2の脚部の折曲自在部が一直線状
に延びた状態で静止することとなる。したがって極めて
軽快かつ簡単に開閉操作を行なうことができる。
さらに第2の脚部が下側に偏心したヒンジで連結された
板状パイプであるから、脚部の幅が狭くても捻れ方向の
剛性が高く、重量物でも安定して支えることができる。
しかも剛性が高いので脚部の幅を狭くすることが出来、
そのため脚部が使用者の邪魔にならない。
また前記板状の第2の脚部の主脚は第1の脚部の2本の
パイプ間に収容されるように畳まれるので、折り畳み形
態は薄くなる。なお第2の脚部の折曲自在脚部は目的物
と主脚との間に挟まれてつづら折りにされるが、第1の
脚部の上端近辺に湾曲部が設けられているので、折り畳
んだ状態で目的物を垂直に吊ることができ、折り畳んだ
状態が安定する。
[実施例] つぎに本考案の脚体およびカウンターの実施例を図面に
したがって説明する。
第1図は本考案の脚体の一実施例を示す斜視図であり、
脚体に取り付けるべき目的物を鎖線で示している。第2
図は第1図の脚体の閉脚状態を示す正面図、第3図は第
1図の脚体の閉脚状態を示す側面図である。
X脚(1)は3本の脚部からなり、一方は2本の断面円
形のパイプにより構成される第1の脚部(4)である。
他方はこの第1の脚部(4)の間に設けられる、表裏面
が扁平面で、両側が孤面を形成する板状パイプからなる
第2の脚部(5)である。これら3本の脚部は隙間保持
の環(6)を各脚部間に介し、摺動自在にしたうえで、
ジョイント(7)により回動自在に連結されている。第
2の脚部(5)はジョイント(7)より上方の適当な位
置に折曲自在部(2)を有している。
第2の脚部(5)のうち折曲自在部(2)より上方の部
分(以下、折曲自在脚部(5a)と称す)の先端には、
X脚(1)を取り付けるべき目的物Aに止着するための
取付部材(8)をその両端に設けているパイプからなる
横杆(9)が固着されている。
折曲自在部(2)より下方の部分(以下、主脚(5b)
と称す)と折曲自在脚部(5a)とは以下のように構成
される折曲自在部(2)を介して回動自在に連結されて
いる。すなわち折曲自在脚部(5a)の下端には、折曲
自在脚部(5a)が第2図に示すごとく時計方向(折曲
自在部が上方に凸となる方向)に回動したときに主脚
(5b)の上面側と嵌合する断面コ字状の当接部(1
0)が突出しており、該当接部(10)の適当部位と主
脚(5b)の上端とをヒンジ(11)により回動自在に
連結している。
第1の脚部(4)の上端近辺は内向き、すなわち開脚状
態における上向きに曲折しており、上端には前記折曲自
在脚部(5a)の先端と同様に、取付部材(12)をそ
の両側に有するパイプ製の横杆(13)が固着されてい
る。さらに両方の脚部(4),(5)の下端近辺は、た
がいに対向するように、外側に適当角度で曲折形成さ
れ、各各基端には、横杆(14)および(15)が固着
されている。
なお図面符号の(16)は前記上部の横杆(9)、(1
3)を取付部材(8)、(12)に取り付けるための断
面T字状の止着部材であり、その軸部は横杆(9)、
(13)内で摺接自在になっている。
(17)は下側の横杆(14)、(15)を地面と接触
させないためのアタッチメント、(18)は第1の脚部
(5)の補強杆である。(19)はたがいに対向してい
る取付部材(8)あるいは(12)を連結している連結
板であり、この連結板の上面に、目的物Aが取り付けら
れる。
以上が脚体の実施例の構成であり、作動状態ならびに作
用を以下に説明する。
第1図の開脚状態においては、主脚(5b)の上方は当
接部(10)に嵌合して折曲自在脚部(5a)と共に一
本の脚部(5)を形成するから、脚部が分離型になって
いても外部からの衝撃などに対して充分に耐えることが
でき、ガタツキもなく安定している。また目的物Aの重
量は第2の脚部(5)に対して圧縮力を与えるが、ヒン
ジ(11)の回転中心が脚部(5)の下側であるので、
下向きに凸になろうとし、そのため当接部(10)によ
ってしっかりと支持される。したがって重量物を脚体の
取り付け目的物Aとしても充分に対応できる。
第1図の開脚状態から第3図の閉脚状態まで折り畳むに
は、X脚の2本の脚部のうち一方を閉脚するように加圧
すればよい。具体的には例えば鎖線で示す目的物Aの端
部を第1図の矢印方向に持ち上げると、第1図の(イ)
点が時計方向に回動すると共に、(ロ)点も時計方向に
回動する。またヒンジ(11)の部位の(ハ)点は反時
計方向に回動する。つまり(イ)点と(ハ)点とはX脚
の閉脚方向に回動するから、第2の脚部(5)は第1の
脚部(4)の2本のパイプの間に挿入され、重なり合
う。そのとき折曲自在脚部(5a)は第1の脚部(4)
に近接し、かつ平行になるように折り畳まれる。
またそれぞれの取付部材(8)、(12)は第1の脚部
(4)と平行に位置するから、目的物Aを垂直状態に、
かつ第1の脚部(4)に近接させて折り畳むことができ
る。
また両脚部(4)、(5)の下方は第3図に示すごとく
逆V字状に開いているので、折り畳み状態においても脚
体自体で起立しうる。したがって前記目的物Aの重量が
大きくても、脚体は安定しており、倒れてしまうといっ
た危険性はなく、安心して折り畳むことができる。
第3図の状態から第1図の状態に展開する場合は、X脚
の上方の脚部のうち一方を開くように加圧すればよい。
具体的には、例えば目的物Aの下端側を第3図の矢印方
向に持ち上げれば、(イ)点および(ロ)点が反時計方
向に回動し、そして当接部(10)に主脚(5b)の上
方が嵌合して当接し、目的物Aが水平になる。そのとき
X脚(1)は完全に開脚状態となる。
以上のとおり、この脚体は折り畳み操作および展開操作
が極めて軽快かつ簡単で、X脚の展開状態においては、
当接部(10)に主脚(5b)の上端が嵌合するように
なっているので、衝撃が加わっても確実な開脚状態を保
持することができる。また折り畳み時においては脚部が
重なり合うようにして折り畳まれるので、極めて薄型に
なり、しかも安定した起立状態をうることができる。
つぎにこの考案のカウンターの実施例を図面にしたがっ
て説明する。なお前記脚体の実施例で用いた第1図と第
3図を援用するが、鎖線の目的物Aは台板3としてい
る。
カウンターは台板3と前記脚本とからなる。台板3は横
方向に長く、その長手方向に沿って前記脚体のX脚
(1)の取付部材(8)、(12)を取り付けている。
このカウンターの脚体の構成、作用および動作は、前述
の脚体と同様同理である。
したがって台板(3)は水平状態から垂直状態へと簡単
かつ迅速に変化していくことができるので、相当の重量
があっても軽快に折り畳むことができ、展開することが
できる。また台板(3)はその長手方向が上下方向とな
るように折り畳まれるので、平面形状の専有面積が小さ
くなる。また薄型に折り畳むことができるので、折り畳
んだ状態の外観も好体裁である。さらに折り畳み状態に
おける台板(3)は垂直状態になっているので、この台
板(3)を利用して、絵、メモなどを貼付することなど
が可能である。
[考案の効果] 以上のとおり本考案の脚体およびカウンターは実に簡
単、軽快に作動できるので、使用、不使用に応じて展
開、折畳を迅速にすることができる。
また折畳状態においては目的物および台板は垂直になる
から、壁面として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の脚体およびカウンターの一実施例を示
す斜視図、第2図は第1図の脚体の閉脚状態を示す正面
図、第3図は第1図の脚体の閉脚状態を示す側面図であ
る。 (図面の主要符号) (1)…X脚、(2)…折曲自在部、 (3)…台板、(4)…第1の脚部、 (5)…第2の脚部、(10)…当接部、 (11)…ヒンジ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】その先端に目的物に対して回転自在に取り
    付けるための取付部を有すると共に、狭い間隔で平行に
    配置された2本一対のパイプ製の第1の脚部と、その先
    端に目的物に対して回転自在に取り付けるための取付部
    を有する1枚の板状パイプ製の第2の脚部とを、第1の
    脚部の間に第2の脚部を挟む状態でジョイント部により
    回転自在に交叉して開閉自在のX脚を形成し、 該X脚の第2の脚部におけるジョイント部より上方の適
    当位置に折曲自在部を設け、 折曲自在部より上方の折曲自在脚部と下方の主脚とを、
    開脚状態における下方に偏心した回転中心を有するヒン
    ジにより連結し、 前記折曲自在脚部または主脚のいずれか一方に、他方と
    当接して折曲自在部が下方に凸となるように曲がること
    を阻止する当接部を設け、 前記第1の脚部の上端近辺に、開脚状態における上方に
    湾曲する湾曲部を設け、 第1および第2の脚部の下端近辺を、開脚状態において
    更に大きく拡がる方向に曲げると共に、下端に幅方向に
    延びる横杆を設けてなる脚体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の脚体における第1及び第2
    の脚部の取付部に台板を固定して成るカウンター。
JP1989033067U 1989-03-22 1989-03-22 脚体及びカウンター Expired - Lifetime JPH0610829Y2 (ja)

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JPH02124031U JPH02124031U (ja) 1990-10-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4313621Y1 (ja) * 1964-06-15 1968-06-10
JPS5824226U (ja) * 1981-08-07 1983-02-16 奥澤 明男 折りたたみ式架台

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JPH02124031U (ja) 1990-10-12

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