JPH0647286Y2 - 底の成形型 - Google Patents

底の成形型

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JPH0647286Y2
JPH0647286Y2 JP2680490U JP2680490U JPH0647286Y2 JP H0647286 Y2 JPH0647286 Y2 JP H0647286Y2 JP 2680490 U JP2680490 U JP 2680490U JP 2680490 U JP2680490 U JP 2680490U JP H0647286 Y2 JPH0647286 Y2 JP H0647286Y2
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mold
auxiliary
recess
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die
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JPH03118007U (ja
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正信 井ノ原
昭三郎 片山
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Asics Corp
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は主としてランニング用に好適な運動靴の靴底の
中間底を成形する成形型の改良に関するものである。
<従来の技術> 従来のこの種の靴底或いはその中間底等の側周に所望の
商標や意匠を表示して靴底の商品価値を向上しようとす
るために、靴底の側周における所望の意匠を表示すべき
箇所と対応すべき成形型の下型若しくは上型の凹部の内
周壁の所定箇所に所望の商標若しくは意匠を逆刻設しよ
うとする手段が試みられた。
また、同じく前記成形型の下型若しくは上型の凹部の内
周壁における商標等を表示すべき所定箇所相当部位を分
割して別部品としての側型を形成し、該側型の内周壁に
所望の商標等を逆刻設する手段が提供された。例えば、
昭和61年特許出願公告第47081号・靴底の製造法。
<考案が解決すべき問題点> 従来の前者の成形型によれば、その所望の商標や意匠を
表示すべきその下型若しくは上型の凹部の内周壁に所望
の商標等を刻設し難いので単に比較的浅い若しくは簡単
な例えば線状の意匠等を逆刻設できるに過ぎなかった。
同じく従来の後者の提供された手段によれば成形型の上
型と下型及び側型等によって形成されるキャビテイ内に
未加硫の非気泡性ゴム若しくは未発泡の気泡性ゴム又は
未架橋の非気泡性の熱可塑性合成樹脂若しくは未架橋の
未発泡の気泡性の熱可塑性合成樹脂を充填又は注入若し
くは射出する場合、前記成形型の各型による圧力や熱に
よって前記各材料の流動性若しくは軟化性がよいこと並
びに材料のもつ圧力例えば未発泡の各気泡性材のもつ発
泡圧等によって比較的所望の商標等を側周に表示した靴
底を製造し易い。然しながら前記成形型の上型と下型及
び側型等で形成するキャビテイ内に該キャビテイの約1
・4乃至2・0倍程度の厚みの既発泡のEVAの中間底形
材料を充填した場合には、前記各型で該材料を圧縮して
も少なくとも該材料に限り流動性がないので、側周の全
部若しくはその一部における所定箇所に所望の商標等を
顕著に表示した中間底を製造することができ難い欠陥が
あった。
<問題を解決する手段> 本考案の底の成形型は、上型1と下型2及び補助型3か
らなり、前記補助型3はその内面に所望の意匠4を逆刻
設し該意匠4を刻設できる厚みを有しかつその上端辺で
その適宜箇所から外方に逆L字形のフック5を複数個突
出形成し、前記下型2はその上面6側における凹部7及
び該凹部7の開口縁に沿う外周縁に前記補助型3の各フ
ック5を挿入できる透孔若しくは不透孔を複数個穿設
し、前記補助型3の各フック5を前記下型2の各透孔若
しくは不透孔8に挿入する如く該補助型3を前記下型2
の凹部7内に装着してなることを特徴とするもの。或い
はまた前記底の成形型Aの補助型3はその上端辺の外側
に沿って突出形成した前記各逆L字形のフック5に代え
て複数個の突起9を形成し、前記下型2はその凹部7の
底面を除く内面壁10に前記透孔若しくは不透孔8に代え
て溝部11を形成し、前記補助型3の各突起9を前記下型
2の各溝部11内に緊密に嵌入する如く該補助型3を下型
2の凹部7内に装着することを特徴とするもの。或いは
更にまた成形型20は上型21と下型22及び補助型23からな
り、前記補助型23はその内面に適宜の意匠4を逆刻設し
その外面を前記下型22の凹部7の内壁面10の一部に当接
しかつ相当の広がりをもった竪板12及び該竪板12の上端
辺から横に広がる横板13からなりこれらの竪板12と横板
13とを該竪板12の上端辺で一体的に結合形成し、前記下
型22はその凹部7の開口縁の外周に広がる上面6の一部
において前記補助型23の横板13を嵌合する上面凹み14を
形成し、前記補助型23の横板13を前記下型22の上面凹み
14内に嵌合する如く前記補助型23を前記下型22の凹部7
内に装着することを特徴とするもの等を提供するもので
ある。
<作用> 本考案の成形型Aはその補助型3の内面において意匠4
を逆刻設しかつ前記下型2の内面壁10と当接している部
分の厚みに相当する体積だけ下型2の凹部7内のキャビ
テイ15の容積を狭くし前記両型1と2による既発泡のEV
Aの中間底材等19に対す圧力を実質的に強化できる。ま
た前記下型2と補助型3はそれぞれの逆L字形のフック
5と透孔若しくは不透孔8によって或いは同じく前記下
型22と補助型23はそれぞれの突起9と溝部11によって、
前記補助型3を前記下型22の凹部7内に或いは前記補助
型23を前記下型22の凹部7内に、装着又は取り外しを自
由自在にすることができる。
<実施例> 本考案に係る底の成形型Aは、これを図面に従ってその
実施例を示すと以下の通りである。
前記の成形型Aは第1図I乃至IIIで示すように上型1
と下型2及び補助型3により構成されている。前記上型
1はその下面側における各隅部辺で下方に突出するノッ
ク16を複数個(及び凸部18)を形成している。前記下型
2はその上面側にいて上向きに開口した凹部7、その上
面6における該凹部7の開口縁沿いの外周の一部例えば
後記の補助型3に対応する部辺に多数の透孔若しくは不
透孔8及びを前記上型1の各ノック16を嵌合する透孔若
しくは不透孔17をそれぞれ穿設している。更に前記補助
型3はその内面側に所望の意匠4を逆刻設しかつ該意匠
4を刻設することができる厚みを有しており、またその
外面側が前記下型2の内面壁10に当接し更にまたその上
部辺から外方に逆L字形のフック5を突出形成してい
る。従って本考案に係る底の成形型Aの使用例即ち所望
の中間底の製造法を示すと、先ず前記補助型3の各逆L
字形のフック5を前記下型2の各透孔若しくは不透孔8
内に挿嵌するように補助型3を下型2の凹部7内に装着
し、次に第4図I及びIIで示すように該下型2の凹部内
に、前記下型2と前記上型1(の凸部18)によって形成
されるキャビテイ15の1・4乃至2・0倍程度の体積を
もった既発泡のEVAの中間底等材19を充填し、その後に
前記上型1がその各ノック16を前記下型2の各透孔若し
くは不透孔17内に挿嵌しかつ前記中間底等材19を押圧す
る如く下型2を閉鎖し、常法の手段で加熱加圧して、第
7図Iで示すような中間底Bを製造することができる前
記上型1及び下型2は通常の成形型材例えばアルミニュ
ウム合金で形成され、前記補助型3は真鍮、アルミニュ
ウム合金、亜鉛合金等のような所望の意匠4を刻設し易
い金属材若しくは非鉄金属材の板状若しくは少なくとも
下型2の内面壁10と接する部分は前記材料に代えて網状
のを使用すればよく、かつ前記下型2の凹部7の内面壁
10に当接し易いように平面が弧状に形成することが望ま
しい。同じく前記補助型3における前記下型2の凹部7
内の内面壁10と接する部分は、所望の意匠4を刻設する
ために、該意匠4の刻設深さを超える例えば1・5乃至
2・5mm程度の厚みを有することが望ましい。
<別実施例> 本考案に係る底の成形型Aは第I乃至III等で示めされ
たものの他に第1図Iと第2図I及びII等で示されてい
るように、上型1と、上端辺の外側に沿って突出形成し
た前記逆L字形のフック5に代えて複数個の突起9を形
成した補助型3及び、その凹部7の底面を除く内面壁10
に前記透孔若しくは不透孔8に代えて溝部11を形成した
下型2で構成されており、第5図I及びIIで示すように
前記補助型3の各突起9を前記下型2の各溝部11内に緊
密に嵌入する如く補助型3を下型2内に装着し、その後
は前実施例の場合と同様の手段で第7図IIで示すような
所望の中間底Bを製造することができる。
更にまた、本考案は第1図I乃至III等及び第2図IとI
I等で示されている成形型Aの他に、第3図I乃至IIIで
示されているように、上型21、下型22及び補助型23で構
成されており、前記補助型23はその内面に適宜の意匠4
を逆刻設しまたその外面を前記下型22の凹部7の内面壁
10の一部に当接しかつ相当の広がりをもった竪板12及び
該竪板12の上端辺から横に広がる横板13からなりこれら
の竪板12と横板13とを該竪板12の上端辺で一体的に結合
形成し、前記下型22はその凹部7の開口縁の外周に広が
る上面6の一部において前記補助型23の横板13を嵌合す
る上面凹み14を形成し、前記補助型23の横板13を前記下
型22の上面凹み14内に嵌合する如く前記補助型23を前記
下型22内に装着することを特徴とする成形型20を構成す
る。この成形型20は第6図I及びIIで示すように、前述
の各実施例の成形型Aの場合と同様の手段で第7図III
で示すような所望の中間底Bを製造することができる。
<効果> 本考案の底の成形型A若しくは20はそれぞれの下型2若
しくは22の凹部7内にそれぞれの補助型3若しくは23を
装着してキャビテイ15の容積を狭くしているので中間底
材等19に対して強い圧力を加えてその側周に所望の商標
や意匠4を表示した中間底Bが得られる。また、前記補
助型3若しくは23はそれぞれ下型2若しくは22の凹部7
内に装着又は取り外しできるので、異なる意匠4をその
内面に逆刻設した補助型3若しくは23を使用して多種の
異なる意匠24を顕著に表示した中間底Bを製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図I乃至IIIは本考案に係る最初の実施例の底の成
形型の斜面略図の例示であって、Iはその上型を示し、
IIはその下型を示し、IIIはその補助型を示すものであ
る。第2図I及びIIは同じく本考案に係る別実施例の底
の成形型の斜面略図の例示であって、Iはその下型を示
し、IIはその補助型を示すものである。第3図I乃至II
Iは同じく本考案に係る他の別実施例の底の成形型の斜
面略図の例示であって、Iはその上型を示し、IIはその
下型を示し、IIIはその補助型を示すものである。第4
図I及びIIは最初の実施例に係る底の成形型の使用例を
示す底の踵と対応する部辺における横断面略図の例示で
ある。第5図I及びIIは別実施例に係る底の成形型の使
用例を示す底の踵と対応する部辺における横断面略図の
例示である。第6図I及びIIは同じく他の別実施例に係
る底の成形型の使用例を示す底の踵と対応する部辺にお
ける横断面略の例示図である。第7図I乃至IIIは本考
案に係る底の成形型の使用により製造された中間底の側
面略図の例示である。 <図面の符号> A……成形型、 B……中間底、 1……上型、 2……下型、 3……補助型、 4……意匠、 5……逆L字形のフック、 6……上面、 7……凹部、 8……透孔若しくは不透孔、 9……突起、 10……内面壁、 11……溝部、 12……竪板、 13……横板、 14……上面凹み、 15……キャビテイ、 16……ノック、 17……透孔若しくは不透孔、 18……凸部、 19……中間底等材、 20……成形型、 21……上型、 22……下型、 23……補助型、 24……意匠、 25……透孔、

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上型1と下型2及び補助型3からなり、前
    記補助型3はその内面に所望の意匠4を逆刻設し該意匠
    4を刻設できる厚みを有しかつその上端辺でその適宜箇
    所から外方に逆L字形のフック5を複数個突出形成し、
    前記下型2はその上面6側における凹部7及び該凹部7
    の開口縁に沿う外周縁に前記補助型3の各フック5を挿
    入できる透孔若しくは不透孔8を複数個穿設し、前記補
    助型3の各フック5を前記下型2の各透孔若しくは不透
    孔8内に嵌合する如く該補助型3を前記下型2の凹部7
    内に装着し、前記補助型3の体積だけキャビティ15の容
    積を小さくしてなることを特徴とする底の成形型。
  2. 【請求項2】前記補助型3はその上端辺の外側に沿って
    突出形成した前記各逆L字形のフック5に代えて複数個
    の突起9を形成し、前記下型2はその前記凹部7の底面
    を除く内面壁10に前記透孔若しくは不透孔8に代えて溝
    部11を形成し、前記補助型3の各突起9を前記下型2の
    各溝部11内に緊密に嵌合する如く補助型3を下型2の凹
    部7内に装着し、前記補助型3の体積だけキャビティ15
    の容積を小さくしてなることを特徴とする、実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の底の成形型。
  3. 【請求項3】上型21と下型22及び補助型23からなり、前
    記補助型23はその内面に適宜の意匠4を逆刻設しその外
    面を前記下型22の凹部7の内面壁10の一部に当接しかつ
    相当の広がりをもった竪板12の上端辺から横に広がる横
    板13からなりこれらの竪板12と横板13とを該竪板12の上
    端辺で一体的に結合形成し、前記下型22はその凹部7の
    口縁外周に広がる上面6の一部において前記補助型23の
    横板13を嵌合する上面凹み14を形成し、前記補助型23の
    横板13を前記下型22の上面凹み14内に嵌合する如く前記
    補助型23を該下型22の凹部7内に装着し、前記補助型23
    の体積だけキャビティ15の容積を小さくしてなることを
    特徴とする底の成形15型。
JP2680490U 1990-03-15 1990-03-15 底の成形型 Expired - Lifetime JPH0647286Y2 (ja)

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KR100516102B1 (ko) * 2005-03-28 2005-09-21 박영설 운동화의 미드솔에 측방으로 관통되어진 통공을 갖는 미드솔

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