JPH0647273U - エレベーターのかごの天井構造 - Google Patents

エレベーターのかごの天井構造

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JPH0647273U
JPH0647273U JP8374092U JP8374092U JPH0647273U JP H0647273 U JPH0647273 U JP H0647273U JP 8374092 U JP8374092 U JP 8374092U JP 8374092 U JP8374092 U JP 8374092U JP H0647273 U JPH0647273 U JP H0647273U
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JP
Japan
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lighting
opening
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ceiling
illumination
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Withdrawn
Application number
JP8374092U
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English (en)
Inventor
博明 舘野
禎章 内藤
隆 鶴岡
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明用開口部4aを有する天井枠材4と、こ
の天井枠材4より上方に配設された照明器具3と、この
照明器具3を覆うために前記照明用開口部4aに取り付
けられた多数の透光板7とを備え、透光板7を蛇腹構造
とし、この蛇腹構造の透光板7を縮めることによって前
記照明用開口部4aを開けるようにした。 【構成】 照明用開口部4aを開ける際の手間は簡便と
なり、また蛇腹構造の透光板7を落としてしまう虞れも
ない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エレベーターのかごの天井構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベーターのかごとして例えば図10および図11に示すようなもの がある。同図において、符号101はエレベーターのかごであり、このかご10 1の天井には照明器具(例えば、サークライン状の蛍光灯)102が複数配設さ れている。照明器具の下には乳白色のアクリル樹脂等からなる照明用グローブ板 103(照明保護部材)が天井枠材104に取り付けられており、この中央の照 明用グローブ板103aは天井枠材104に載置されている。
【0003】 ところで、前記照明器具が古くなってこの光度が低くなったりすると、この照 明器具は取り替えなければならない。そのためには、中央の照明用グローブ板1 03aを少し、一方側へずらして開口部104aを開け、照明器具102を取り 替え、また他方側へ同様にずらして取り替えている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のかごの天井構造にあっては、照明器具を取り 替えるためには、照明用グローブ板103aを一方側へずらし、また、他方側へ ずらして開口部104aを開けなければならず、煩雑であるという問題点があっ た。また、照明用グローブ板103aを一方側から他方側へずらす途中で天井枠 材104から落としてしまう虞れもあった。
【0005】 本考案は、照明保護部材を一方側から他方側へずらして、前記開口部を開ける 手間が簡便となり、また途中落としてしまう虞れのないエレベーターのかごの天 井構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案にあっては照明用開口部を有する天 井枠材と、この天井枠材より上方に配設された照明器具と、この照明器具を覆う ために前記照明用開口部に取り付けられた照明保護部材とを備え、前記照明保護 部材を蛇腹構造とし、この照明保護部材を縮めることによって前記照明用開口部 を開けるようにし構成とする。または、エレベーターのかごの天井構造において 、前記照明保護部材を蛇腹構造とする代りにロールシート構造とし、この照明保 護部材を巻き取ることによって前記照明用開口部を開けるようにした構成とする 。
【0007】
【作用】
天井に配設された照明器具が古くなって光度が低下すると、この照明器具は取 り替えなければならない。
【0008】 蛇腹状に繋げられた多数の透光板を一方側に縮めて、またはロールシートを巻 き取ることによって、照明用開口部をいっぱいに開ける。照明用開口部はいっぱ いに開けられているので、多数の照明器具の取り替えは無理なく一度に行える。
【0009】
【実施例】
以下本考案を図面に基づいて説明する。図1ないし図5は本考案に係るエレベ ーターのかごの天井構造の第1実施例を示す図である。
【0010】 図1において、エレベーターのかご1の天井には照明器具3が複数配設されて おり、この照明器具3の下には照明保護部材2が天井枠材4の照明用開口部4a (図5に示す)に取り付けられている。
【0011】 図2に示すように、照明保護部材2は天井枠材4の照明用開口部4aの両側に 設けられた一対の側板5,6と、この側板5,6に取り付けられ蛇腹状に繋げら れた多数の透光板7とからなっている。側板5、6は図3にも示すように(側板 5のみ図示)断面略コの字型となっており、この中心線部分にはそれぞれガイド 用スリット5a(一方のみ図示)が形成されている。
【0012】 透光板7は乳白色のアクリル樹脂製であって、全体が矩形をした板材である。 この多数の透光板7の下面側(かご内方側)には図4に示すように一枚の塩化ビ ニル製の透明シート8が接着されており、多数の透光板7は透明シート8によっ て繋げられている。
【0013】 透光板7の両端にはそれぞれ金具9が冠着され、この金具9には脱落防止の係 止部10aを有するガイドピン10がそれぞれ溶接されている。なお、図3中右 下方側のガイドピン11のみ係止部を有していない。このガイドピン10,11 は側板5のガイド用スリット5aに係合している。また、ガイドピン10の係止 部10aには多数の透光板7を一定間隔に保つためのワイヤ12が取り付けられ ている。
【0014】 側板5、6の先端側(図3中右下方側)にはそれぞれ爪部材13(一方のみ図 示)が揺動自在に取り付けられ、この爪部材13はスプリング13bによって図 3中反時計方向に常時付勢力を受けている。なお、図3に示す爪部材13の方に のみアーム部13aが形成されている。
【0015】 照明保護部材2を照明器具の下側に配設するには、蛇腹状に繋げられて多数の 透光板7を照明用開口部4aの全部に亘って伸長させてこれを閉め、ガイドピン 11を爪部材13の先端に引っ掛け、多数の透光板7を伸長させた状態にロック する。
【0016】 ところで、天井に配設された照明器具3が古くなって光度が低下すると、この 照明器具3は取り替えなければならない。そこで、天井枠材4の挿通孔4bにフ ック部材を挿入し、これを爪部材13に引っ掛けて時計方向に回動させて、ガイ ドピン11とのロック状態を解除する。
【0017】 次に蛇腹状に繋げられた多数の透光板7を図5に示すように一方側に縮めて、 照明用開口部4aをいっぱいに開ける。照明用開口部4aはいっぱいに開けられ ているので、多数の照明器具3の取り替えは無理なく一度に行える。また、透光 板7は側板5,6に係合しているので、開閉の際に照明用開口部4aから外れて 落ちる虞れはない。
【0018】 次に、本考案に係るエレベーターのかごの天井構造の第2実施例を図6ないし 図9に示して説明する。図6において、照明保護部材21はロールシート22と 照明用開口部23(図9に示す)の両側に設けられた側端部材24,25とから なっている。ロールシート22は巻き軸26に巻かれており、この巻き軸26の 両端はブラケット27a,27bに回転自在に支持されている。
【0019】 また巻き軸26にはシーブ部26aが設けられ、シーブ部26aにはワイヤー 28の一端が止着されて巻き付けられ、この他端側には引張りスプリング29が 止着されている。ロールシート22は乳白色のポリエステル製布地からなり、こ の先端にも引っ掛け棒22aが取り付けられている。
【0020】 側端部材24は、図7に示すように全体が断面略コの字形となっており、この 上部24aは下部24bに対して回動自在となっている。上部24aには突起片 24cが設けられ、図8に示すようにこの突起片24cにフック部材を引っ掛け れば上部24aは回動して開く。
【0021】 照明保護部材21を照明器具の下側に配設するには天井枠材4の挿通孔4cに フック部材を挿入し、これを突起片24cに引っ掛けて上部24aを回動する。 引っ掛け棒22aに取り付けられた突起片22bを引っ張れば、ロールシート2 1は巻かれた状態から解かれて照明用窓23全部を覆う。このとき、上部22a を閉じ引っ掛け棒22aを側端部材24,25に引っ掛ける。
【0022】 一方、照明用開口部23を開けるには、側端部材24の上部24aを回動させ ると、引張スプリング29によってロールシート22は巻き軸26に巻き取られ て一方側へ移動する。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、照明保護部材を蛇腹構造とし、これを 縮めることによって照明用開口部を開けるようにし、または照明保護部材をロー ルシート構造とし、これを巻き取ることによって前記照明用開口部を開けるよう にしたので、この開ける際の手間は簡便となり、またこの照明保護部材を落とし てしまう虞れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るエレベーターのかごの天井構造の
第1実施例が適用されたかごの斜視図。
【図2】このかごの天井構造の第1実施例を上から見た
斜視図。
【図3】図2中A矢視拡大斜視図。
【図4】照明保護部材の断面図。
【図5】照明保護部材を開けている状態を示す斜視図。
【図6】このかごの天井構造の第2実施例を上から見た
斜視図。
【図7】側端部材の断面図。
【図8】側端部材の作用を示す図。
【図9】照明保護部材を開けている状態を示す斜視図。
【図10】従来のかごの斜視図。
【図11】従来のかごの天井構造を示す断面図。
【符号の説明】
1…かご 2…照明保護部材 3…天井枠材 4…照明用開口部 7…透光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鶴岡 隆 千葉県佐倉市大崎台2−5−17 宍倉ハイ ツ202号

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明用開口部を有する天井枠材と、この
    天井枠材より上方に配設された照明器具と、この照明器
    具を覆うために前記照明用開口部に取り付けられた照明
    保護部材とを備え、前記照明保護部材を蛇腹構造とし、
    この照明保護部材を縮めることによって前記照明用開口
    部を開けるようにしたことを特徴とするエレベーターの
    かごの天井構造。
  2. 【請求項2】 請求項(1)記載のエレベーターのかご
    の天井構造において、前記照明保護部材を蛇腹構造とす
    る代りにロールシート構造とし、この照明保護部材を巻
    き取ることによって前記照明用開口部を開けるようにし
    たことを特徴とするエレベーターのかごの天井構造。
JP8374092U 1992-12-04 1992-12-04 エレベーターのかごの天井構造 Withdrawn JPH0647273U (ja)

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JP8374092U Withdrawn JPH0647273U (ja) 1992-12-04 1992-12-04 エレベーターのかごの天井構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017039561A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 東芝エレベータ株式会社 エレベータの照明装置
WO2021038828A1 (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 株式会社日立製作所 エレベータ装置の乗りかご

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CN114364628A (zh) * 2019-08-30 2022-04-15 株式会社日立制作所 电梯装置的轿厢
CN114364628B (zh) * 2019-08-30 2023-11-14 株式会社日立制作所 电梯装置的轿厢

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