JP2000002066A - ブラインドの開閉操作用紐 - Google Patents

ブラインドの開閉操作用紐

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JP2000002066A
JP2000002066A JP16515098A JP16515098A JP2000002066A JP 2000002066 A JP2000002066 A JP 2000002066A JP 16515098 A JP16515098 A JP 16515098A JP 16515098 A JP16515098 A JP 16515098A JP 2000002066 A JP2000002066 A JP 2000002066A
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JP
Japan
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string
opening
closing operation
blind
slat
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Pending
Application number
JP16515098A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kawamori
良夫 河盛
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラインドの開閉操作を行う場合に動作方向
を間違えることなく操作できるようにした。 【解決手段】 ブラインドにおけるスラット5の転傾開
閉操作用の紐6の一部に、紐6の色と異なる複数の色を
連続または近接させて付した着色部10を形成し、この
着色部10は2色10a,10bの間隔よりも広い所定
間隔をおいて多数設け、かつ着色配列は紐に沿って一様
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラインドの開閉
操作用紐に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭やオフィスの窓の内側に設けられる
ブラインドは、窓あるいは掃出し窓の上框に固定配置さ
れるリトラクタケースの下部に、両側に一対の吊下げ用
紐を介して多数のスラットを吊下げ支持するとともに、
間隔調整紐により各スラットを所定の間隔で展開保持し
たもので、ケースの両端に巻上げ開閉操作用の紐とスラ
ットの傾斜角度を変更して転傾開閉させる傾転開閉操作
用の紐をループ状に垂下させている。また、種類によっ
ては両操作を兼用した紐もある。
【0003】そして、巻上げ開閉操作用の紐をループ状
にたぐることで、スラットの巻上げが行われ、最終的に
は各スラットは、リトラクタケースの下面に重畳した状
態に引上げられる。この状態で巻上げ開閉操作用紐は、
リトラクタに内蔵されたストッパブレーキにより固定さ
れ、各スラットは引上げ位置に保持される。
【0004】この状態から展開を行う場合には、巻上げ
開閉操作用紐をブレーキから離間する方向に引けば、ス
ラットは自重により落下しつつ間隔調整用紐の間隔に応
じて展開する。この展開位置はブレーキに対する巻上げ
開閉操作用紐の離接により自由に調節できる。
【0005】また転傾開閉操作用紐のループの一方を引
くことにより、間隔調整紐の位置が変り、各スラットは
一方側に傾斜し、その逆にループの他方を引くことで、
各スラットを逆側に傾斜させることができる。そして、
引き具合に応じてスラット傾斜角度をほぼ90°(全
閉)から水平(全開)まで変更でき、これに応じて日照
調整や見通し調整が可能である。
【0006】両操作を兼用した紐の場合には、紐の一方
のループを引くと、各スラットが一方側に全閉すべく傾
動し、さらにこの状態から引続けるとスラットが巻上げ
られる構造が採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に市販されている
ブラインドは、全体のカラーがスラットの色にコーデネ
ートされており、例えば、スラットの色がピンクなら、
紐類を含む全ての部品がピンク系統に統一され、室内イ
ンテリア家具としての色彩の統一を図っている。
【0008】従って、以上述べた二種類の操作用紐は、
スラットの色に応じた色の紐が用いられ、馴れるまでに
は区別がつけ難く、各スラットの展開状態から巻取ろう
とする場合に、巻上げ開閉用紐を操作すれば良いのに、
誤って転傾開閉用紐を操作したり、その逆も生ずる。
【0009】また、転傾開閉用紐または兼用紐を操作す
る場合においても、そのループの引張り方向を間違える
ことで、自分の思う角度方向とは別の角度方向に傾斜さ
せる場合があり、その都度引張り方向をループの一方か
ら他方に変更しなければならないため、操作に慣れた人
であっても操作の都度試行錯誤を繰返さなくてはなら
ず、煩わしいものとなっていた。
【0010】本発明は、以上の課題を解決するものであ
り、その目的は、開閉操作を行う場合に動作方向を間違
えることなく操作できるようにしたブラインドの開閉操
作用紐を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明は、ブラインドにおける遮蔽体の転傾操作用
の紐の一部に、紐の色と異なる複数の色の着色部を連続
または所定間隔をおいて連続的に形成したことを特徴と
する。
【0012】従って、この発明にあっては、二種類の開
閉操作用紐を有する場合には異なる色彩の有無により、
巻上げ開閉操作用紐と転傾開閉操作用紐との識別が出来
る。また、操作紐が二種または一種のいずれにおいて
も、開閉操作する場合には、馴れてしまえば、色配列方
向を見ることで、ループのどちらをつかんで引けばその
人の望む方向に遮蔽体を動作させるかが一目瞭然性を持
って判断できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1、
2は本発明を兼用操作紐タイプに適用したブラインドの
全体構成を示すものである。
【0014】図におけるブラインドは、窓枠の上框に沿
って固定されるリトラクタケース1と、リトラクタケー
ス1の下部両側に配置された一対の吊下げ用紐2を介し
て吊下げられた下部支持バー3と、ケース1と支持バー
3との間にあって、左右それぞれ一対の間隔調整紐4を
介して多段に平行配列された多数のスラット5と、ケー
ス1の下部一端側にループ状に吊下げられた転傾と巻上
げの双方を兼用した開閉操作用の紐6を備えたものであ
る。
【0015】ケース1の内部には図示しないが、前記吊
下げ用紐2の巻取り機構、間隔調整紐4の傾斜支持機構
及び前記開閉操作用紐6のブレーキ機構が内蔵されてお
り、前記開閉操作用紐6の引張り操作に連繋してこれら
を動作させ、スラット5の形態を変化させる。
【0016】すなわち、以上のブラインドの通常の展開
状態では、図1(a)に示すように、各スラット5が水
平位置して面を開口させ、見通しを確保している。
【0017】この状態から開閉操作用紐6のループ一方
側6aを引くと、図1(b)に示すごとく、スラット5
は手前側に傾斜して見通し面を遮蔽する。次いでさらに
引くと、さらに傾斜度合を深めるとともに、見通し面の
全閉状態で図2(a)に示すように吊下げ用紐2が引上
げられ、支持バー3が上昇し、各スラット5は下部から
順に支持バー3上に重合し、最後にはケース1の下部に
重合状態に引上げられ、この状態に保持される。
【0018】また、図1(a)に示す状態から、開閉操
作用紐6のループ他方側6bを引くと、図2(b)に示
すように、各スラット5は前記とは逆に向う側に向けて
傾斜することになる。
【0019】従って、開閉操作用紐6のループ一方側6
aと他方側6bとの引張り方向を間違えると、操作者の
思う見通し面形状とは逆の傾きとなったり、思わず引上
げられてしまう場合があり、また、開閉操作用紐6は図
示のごと正規のループ形状に吊下げられるものでなく、
撚れた状態で吊下げられる場合が多く、絡み合った紐の
どちらを引けば良いのかは直ちに判断できない。
【0020】そこで、本発明では、図3に示すように開
閉操作用紐6の外周部に、紐の色とは異なる二種類の色
10a,10bを連続又は近接させて付した着色部10
を形成し、この着色部10は上記2色10a,10bの
間隔よりも広い所定間隔をおいて多数設け、かつ色10
a,10bの配列は開閉操作用紐6に沿って一様となし
た。
【0021】従って、図において、ループ一方側6aで
は着色部10の色は上から順に10a,10bがペアに
なって近接して、交互に配列されこの2色10a,10
bをペアにした着色部10が所定間隔で規則的に繰り返
され、ループ他方側6bでは着色部10の色は反転して
上から順に10b,10aの配列となる。このため、開
閉操作用紐6が撚れた状態であってもループ一方側6a
または他方側6bのどちらかであるか直ちに目視判別で
きる。
【0022】なお、操作に慣れない当初段階でも間違い
なく開閉するため、開く場合、閉じる場合のイメージに
対応して、開くために引く方向の側に明色系(明色また
は明度の高い色)を、閉じるために引く方向の側に暗色
系(暗色または明度の低い色)を使うことが好ましく、
こうすることによって、この色の配列順序を見ること
で、直ちにどちら側を引けばよいのかを判断できること
になるのである。
【0023】また、ブラインドの種類によっては、巻上
げ開閉操作用紐と転傾開閉操作用紐の二種類をケース両
側に装備させたものもあるが、この場合には転傾用紐に
も前記着色部を形成しておくことにより、以上の効果に
加え、巻上げ開閉操作と転傾開閉操作との誤認を生ずる
ことも防止できる。
【0024】さらに、以上の実施形態では、遮蔽体とし
てスラットを用いているが、横方向に開閉するカーテン
などにもこの種のループ紐を用いた開閉機構が採用され
ているので、カーテン式のブラインドにも適用可能であ
ることも勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるブラインドの開閉操作用紐にあっては、これに
付した色配列の並び方を見ることで、ループのどちらを
つかんで引けばその人の望む方向に遮蔽体を作動させ得
るかが一目瞭然性と判断できるため、操作毎の試行錯誤
がなく、煩わしさを解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明を適用したブラインド
の形状変化を示す斜視図である。
【図2】(a),(b)は図1に引続く形状変化を示す
斜視図である。
【図3】本発明にかかる開閉操作用紐を拡大して示す部
分斜視図である。
【符号の説明】
1 リトラクタケース 2 吊下げ用紐 5 スラット(遮蔽体) 6 開閉操作用紐 6a ループ一方側 6b ループ他方側 10 着色部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラインドにおける遮蔽体の転傾操作用
    の紐の一部に、紐の色と異なる複数の色を連続または近
    接させて付した着色部を形成し、外着色部を所定間隔を
    おいて多数設け、かつ着色配列は紐に沿って一様となし
    たことを特徴とするブラインドの操作用紐。
JP16515098A 1998-06-12 1998-06-12 ブラインドの開閉操作用紐 Pending JP2000002066A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299379A (ja) * 2004-03-15 2005-10-27 Nanjo Fumiko ブラインド操作用紐及びブラインド操作用紐補助具
CN102741585A (zh) * 2009-10-05 2012-10-17 M·曼维尔 指示型牵拉线
US9149924B2 (en) 2008-11-13 2015-10-06 Marie Manvel Pull handle
JP2019206842A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 シャープ株式会社 状態提示装置、及び状態提示部材

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