JPH0647244Y2 - コンバインのスクリュー扱胴用扱歯取付け構造 - Google Patents

コンバインのスクリュー扱胴用扱歯取付け構造

Info

Publication number
JPH0647244Y2
JPH0647244Y2 JP1988102649U JP10264988U JPH0647244Y2 JP H0647244 Y2 JPH0647244 Y2 JP H0647244Y2 JP 1988102649 U JP1988102649 U JP 1988102649U JP 10264988 U JP10264988 U JP 10264988U JP H0647244 Y2 JPH0647244 Y2 JP H0647244Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
tooth
nut
spiral blade
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988102649U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0223426U (ja
Inventor
智夫 小林
輝光 大家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanma Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP1988102649U priority Critical patent/JPH0647244Y2/ja
Publication of JPH0223426U publication Critical patent/JPH0223426U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0647244Y2 publication Critical patent/JPH0647244Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、脱穀部のスクリュー扱胴に装備する硬材の扱
歯を、ボルトナットが摩耗しないように取付けることが
できるようにしたコンバインのスクリュー扱胴用扱歯取
付け構造に関する。
〔従来の技術〕
従来は、硬材の扱歯を扱胴外周のらせん羽根にボルト及
びナットを介し締め付け固定して構成するコンバインに
おいて、例えば、実開61-158133号公報の第4図にみら
れるように、らせん羽根に設ける取付板体に孔をあけて
取付ボルトを頭部を嵌入したものが知られている。
しかしながら、取付ボルトを嵌入するために、取付板体
の厚みもそれなりに確保しなければならず、搬送される
穀稈が取付板体の端部にひっかかり、被脱穀物の流れが
阻害される不具合があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、そのような不具合を課題として解決し、ボル
トナットが摩耗しないでしかも被脱穀物の流れを阻害し
ないようにしたものであり、そのため、らせん羽根の一
方側面に接合する扱歯の外側面を彎曲状に膨出形成する
とともに、その膨出外側面の部位にはボルトの頭部が嵌
入できる凹部を形成し、らせん羽根の他方側面に接合す
る座体にはナットが嵌入できる凹部を形成して構成した
ものである。
〔作用〕
したがって、ボルトの頭部は扱歯の膨出外側面側凹部に
嵌入できるとともに、ナットは座体の凹部に嵌入できる
ことになって、外方に露出しないようにして締付け固定
できることになるので、被脱穀物に接触しない状態で摩
耗しないことになり、また、そのように露出しないで、
しかも扱歯の外側面を彎曲状に膨出させたので、被脱穀
物の流れは良好となる。
〔実施例〕
次に、図面に示す実施例について説明する。
第13図はコンバインにおける脱穀部の一部の側断面図を
示し、上部に形成した扱室(6)の前部に穀稈供給口
(7)を連通連設するとともに、後部には下向きの排塵
口(8)を連通連設し、両口間の下部には選別網(9)
を張設し、機体の前後方向にして扱室(6)内に軸架し
た扱胴(A)の外周にはらせん羽根(a)を巻着すると
ともに、扱胴(A)の終端側外周には送塵板(10)を枢
着して従来形構造同様に構成するが、前記らせん羽根
(a)には第10図に示すように上下の両孔(11)を所定
間隔おきにそれぞれ形成して構成する。
第4図ないし第7図に示す扱歯(B)は硬材であるセラ
ミック製で、両端側には両歯部(12a)(12b)を対称的
に延出するとともに、中央の両側には出張り部(13a)
(13b)を対称的に延出して板状体に形成するが、前記
らせん羽根(a)の一方側面に接合できる扱歯(B)の
側面を平面状に形成し、両出張り部(13a)(13b)の外
側面を除いて両歯部(12a)(12b)間の外側方となる外
側面(3)を縦方向および横方向に彎曲状となるよう膨
出形成し、その膨出外側面(3)の横方向中央には、ボ
ルト(1)の頭部(1a)が嵌入できる深さと横幅を有し
た凹部(4)を両歯部(12a)(12b)間にまたがって延
長するように形成し、前記凹部(4)内底面には長手方
向中央およびその両側方に3つの孔(14)をそれぞれ穿
設して構成する。
(c)は座体で、前記らせん羽根(a)の側面に接合で
きる片面を平面に形成するとともに、他方外側面(15)
を彎曲面状に膨出形成し、その膨出外側面(15)の中央
には、ナット(2)が嵌入できる深さを有した凹部
(5)を形成し、該凹部(5)の底面中央には孔(16)
を穿設して構成する。
第11図および第12図は扱歯(B)の他の側を示し、前記
実施例とは同一符号で示すように略同様に構成するが、
膨出外側面(3)の横方向中央で縦方向に長くなる頂面
(3a)に、ボルト(1)の頭部(1a)が嵌入できる6角
形状の3個の凹部(4)をそれぞれ形成して構成したも
のである。
したがって、一方の歯部(12a)がらせん羽根(a)の
外縁より突出するようにして扱歯(B)の平面状片側面
をらせん羽根(a)の一方側面に接合し、両ボルト
(1)の頭部(1a)が凹部(4)内に嵌入するようにし
て両ボルト(1)を両孔(14)(11)にそれぞれ嵌挿
し、両ボルト(1)の先端側に孔(16)をそれぞれ嵌入
させた両座体(c)をらせん羽根(a)の他方側面に接
合し、座体(c)の凹部(5)内に突入したボルト
(1)の先端に、凹部(5)内に嵌入するようにしてナ
ット(2)を螺合すると、第1図ないし第3図に示すよ
うにらせん羽根(a)に扱歯(B)を取付けることがで
きることになる。
また、他方の歯部(12b)がらせん羽根(a)の外縁よ
り突出するように振り換えて、前記同様にして取付ける
ことができる。
そのように取付けると、ボルト(1)の頭部(1a)は扱
歯(B)の凹部(4)内に嵌入するとともにナット
(2)は座体(c)の凹部(5)内に嵌入して、それぞ
れとも露出しない状態になるので、扱胴(A)により脱
穀する被脱穀物に接触しないで摩耗しないことになり、
また、扱歯(B)の外側面(3)を彎曲状に膨出形成し
てボルト(1)の頭部(1a)とナット(2)が露出しな
いので、らせん羽根(a)にそって流れる被脱穀物は良
好に流動できることになる。
〔考案の効果〕
このように本考案は、ボルト(1)の頭部(1a)が扱歯
(B)の凹部(4)に嵌入するとともにナット(2)が
座体(c)の凹部(5)に嵌入するようにして、扱歯
(B)を扱胴(A)のらせん羽根(a)に良好に締付け
固定できることになり、扱胴(A)により脱穀される被
脱穀物がボルト(1)の頭部(1a)およびナット(2)
に接触しない状態となって、摩損したり弛んだりしてト
ラブルが発生するのを防止できることになり、また、扱
歯(B)の外側面(3)を彎曲状に膨出形成してボルト
(1)の頭部(1a)とナット(2)が露出しないので、
被脱穀物はらせん羽根(a)にそってスムーズに流れな
がら良好に脱穀処理できることになり、簡単な構造にし
て好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である要部の側面図、第2図は
第1図のII-II線における視図、第3図は第1図のIII-I
II線における断面図、第4図は扱歯の側面図、第5図は
第4図のV−V線における視図、第6図は第4図のVI-V
I線における断面図、第7図は第4図の右側面図、第8
図は座体の側面図、第9図は第8図のIX-IX線における
断面図、第10図は第1図の一部を示し、第11図は扱歯の
他の例の側面図、第12図は第11図のXII-XII線における
断面図、第13図はコンバインにおける脱穀部の一部を示
す。 (B)……扱歯、(A)……扱胴、 (a)……らせん羽根、(1)……ボルト、 (2)……ナット、(3)……膨出外側面、 (1a)……頭部、(4)……凹部、 (c)……座体、(5)……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬材の扱歯(B)を扱胴(A)外周のらせ
    ん羽根(a)にボルト(1)およびナット(2)を介し
    締付け固定して構成するコンバインにおいて、前記らせ
    ん羽根(a)の一方側面に接合する前記扱歯(B)の外
    側面(3)を彎曲状に膨出形成するとともに、その膨出
    外側面(3)の部位には前記ボルト(1)の頭部(1a)
    が嵌入できる凹部(4)を形成し、前記らせん羽根
    (a)の他方側面に接合する座体(C)には前記ナット
    (2)が嵌入できる凹部(5)を形成して構成したこと
    を特徴とするスクリュー扱胴用扱歯取付け構造。
JP1988102649U 1988-08-02 1988-08-02 コンバインのスクリュー扱胴用扱歯取付け構造 Expired - Lifetime JPH0647244Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988102649U JPH0647244Y2 (ja) 1988-08-02 1988-08-02 コンバインのスクリュー扱胴用扱歯取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988102649U JPH0647244Y2 (ja) 1988-08-02 1988-08-02 コンバインのスクリュー扱胴用扱歯取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0223426U JPH0223426U (ja) 1990-02-16
JPH0647244Y2 true JPH0647244Y2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=31332751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988102649U Expired - Lifetime JPH0647244Y2 (ja) 1988-08-02 1988-08-02 コンバインのスクリュー扱胴用扱歯取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0647244Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052991Y2 (ja) * 1985-03-20 1993-01-25
JPS62196642U (ja) * 1986-06-05 1987-12-14
JPS62198932U (ja) * 1986-06-10 1987-12-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0223426U (ja) 1990-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4964838A (en) Low profile mounts for axial flow combine rotor
US7285043B2 (en) Concave for a combine harvester
JPH0647244Y2 (ja) コンバインのスクリュー扱胴用扱歯取付け構造
JPH0626125Y2 (ja) 脱穀装置の受網
JPS608667Y2 (ja) 扱胴における扱歯付き蓋板
JPH0518923Y2 (ja)
JPS63263015A (ja) 脱穀機の受網構造
JPH0646898B2 (ja) 脱穀機の受網構造
JP2569091Y2 (ja) 脱穀機の網押さえ構造
JP4183324B2 (ja) スローアウェイ式ボールエンドミルおよび切刃チップ
JPS6441Y2 (ja)
JPS627077Y2 (ja)
JPH052991Y2 (ja)
JPS61105454U (ja)
JPS6134989Y2 (ja)
JPS6038542U (ja) コンバイン
JPS61118221U (ja)
JP3298704B2 (ja) コンバインの排藁カッタ−切換カバ−
JPH0187623U (ja)
JPH0639561Y2 (ja) 脱穀機におけるフレ−ム構造
JPH0746119Y2 (ja) コンバイン
JPH0229239U (ja)
JPS63158136U (ja)
JPS6345156U (ja)
JPS5845632U (ja) 脱穀装置の排稈処理装置