JPS608667Y2 - 扱胴における扱歯付き蓋板 - Google Patents
扱胴における扱歯付き蓋板Info
- Publication number
- JPS608667Y2 JPS608667Y2 JP9312879U JP9312879U JPS608667Y2 JP S608667 Y2 JPS608667 Y2 JP S608667Y2 JP 9312879 U JP9312879 U JP 9312879U JP 9312879 U JP9312879 U JP 9312879U JP S608667 Y2 JPS608667 Y2 JP S608667Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handling
- cover plate
- teeth
- opening
- handling cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は扱胴における扱歯付き蓋板に関する。
すなわち、扱胴の周面にこの扱胴の回転方向に長い楕円
状の開口を設け、該開口に扱歯付き蓋板を着脱自在にし
て構成する扱胴において、扱歯の取換えを行なうための
前記開口に対し蓋板をきわめて容易に着脱できるように
し、扱歯を取付けるその蓋板自体が、また組付は状態で
もその部分全体がきわめて堅牢な構造となり、簡単な構
造にして好適に実施できるよう提供するものである。
状の開口を設け、該開口に扱歯付き蓋板を着脱自在にし
て構成する扱胴において、扱歯の取換えを行なうための
前記開口に対し蓋板をきわめて容易に着脱できるように
し、扱歯を取付けるその蓋板自体が、また組付は状態で
もその部分全体がきわめて堅牢な構造となり、簡単な構
造にして好適に実施できるよう提供するものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は一部を破断して示す脱穀機の平面図で周面に多
数の扱歯2を植設した扱胴Aを扱胴軸8により扱室9内
に軸架し、扱室9の一側方における供給口の外方に供給
板10を装設するとともに、他側方における排藁口の外
方に4番漏斗11を装設し、後部には排塵筒12等を、
前部にはフィートチエン13等をそれぞれ装設して構成
する。
数の扱歯2を植設した扱胴Aを扱胴軸8により扱室9内
に軸架し、扱室9の一側方における供給口の外方に供給
板10を装設するとともに、他側方における排藁口の外
方に4番漏斗11を装設し、後部には排塵筒12等を、
前部にはフィートチエン13等をそれぞれ装設して構成
する。
前記扱胴Aの排藁口側寄りの周面には手を入れて扱歯2
の取換え作業ができる程度の大きさとなる開口1を前後
方向、即ち扱胴Aの回転方向に長い楕円状に形威し、該
開口1の周縁1aに接近する前後および両側4箇所の扱
胴A部分には取付用孔3をそれぞれ穿設する。
の取換え作業ができる程度の大きさとなる開口1を前後
方向、即ち扱胴Aの回転方向に長い楕円状に形威し、該
開口1の周縁1aに接近する前後および両側4箇所の扱
胴A部分には取付用孔3をそれぞれ穿設する。
Bは長楕円状の蓋板で、排藁口側に偏した一側寄りに前
記扱胴Aのものと同じ扱歯2を偏位させて植設し、該蓋
板Bの周囲には前記開口1の周縁1a部分の内面に重合
して蓋板Bの上面と扱胴A外面とが路面−となるように
細幅の段面すを圧絞形成し蓋板Bの前後および中間左右
の4箇所における段面すの部分には段面すより少しく幅
広となって外方に出張る取付面5をそれぞれ形威し、こ
の4箇所における各取付面5には前記扱胴Aの孔3に対
応合致する孔4をそれぞれ穿設して構成する。
記扱胴Aのものと同じ扱歯2を偏位させて植設し、該蓋
板Bの周囲には前記開口1の周縁1a部分の内面に重合
して蓋板Bの上面と扱胴A外面とが路面−となるように
細幅の段面すを圧絞形成し蓋板Bの前後および中間左右
の4箇所における段面すの部分には段面すより少しく幅
広となって外方に出張る取付面5をそれぞれ形威し、こ
の4箇所における各取付面5には前記扱胴Aの孔3に対
応合致する孔4をそれぞれ穿設して構成する。
また、7は前記孔3,4に挿入できるボルトで、6は該
ボルト7に螺合できるナツトで、孔4に対応させて取付
面5の下面に固定して構成する。
ボルト7に螺合できるナツトで、孔4に対応させて取付
面5の下面に固定して構成する。
したがって、上記蓋板Bを開口1を通して扱胴Aの内側
から取着するには第7図に実線で示すように扱歯2を持
って蓋板Bを開口1に対して斜めの状態にしたのち前側
を下位にして傾は開口1に挿入して扱歯2の前側を周縁
1aに接当させれば蓋板Bは仮想線(イ)で示す状態と
なって後側は開口1内にのぞむようになる。
から取着するには第7図に実線で示すように扱歯2を持
って蓋板Bを開口1に対して斜めの状態にしたのち前側
を下位にして傾は開口1に挿入して扱歯2の前側を周縁
1aに接当させれば蓋板Bは仮想線(イ)で示す状態と
なって後側は開口1内にのぞむようになる。
そこで蓋板Bを矢印(ロ)方向に回して修正し段面すを
開口1の周縁1aにそった内面に重合させ、各ポルト7
を孔3,4に挿入してナツト6に螺合し、それぞれ締付
けると、第1図ないし第4図に示すように、蓋板Bの外
面と扱胴Aの外面とが面一となるように取付けられる。
開口1の周縁1aにそった内面に重合させ、各ポルト7
を孔3,4に挿入してナツト6に螺合し、それぞれ締付
けると、第1図ないし第4図に示すように、蓋板Bの外
面と扱胴Aの外面とが面一となるように取付けられる。
また、逆の手順によって蓋板Bを取外せばこの開口1に
手を入れて扱胴Aに植設せる扱歯2の取換え作業が行な
える。
手を入れて扱胴Aに植設せる扱歯2の取換え作業が行な
える。
尚、扱歯2付き蓋板Bにおいて、扱歯2を蓋板Bの中央
部に植設した従来のものにあっては第8図に示すように
蓋板Bの前側を前記本考案のものと同様斜めの状態にし
たのち前側を下位にして傾は開口1に挿入すれば後側が
開口1にのぞんでしまわないうちに扱歯2の前側が周縁
1aに接当して蓋板Bを扱胴A内に挿入することが困難
或は不可能となり、これがため開口1を余計に大きく開
口せねばならず扱胴Aの弱体化はさけられなかったので
ある。
部に植設した従来のものにあっては第8図に示すように
蓋板Bの前側を前記本考案のものと同様斜めの状態にし
たのち前側を下位にして傾は開口1に挿入すれば後側が
開口1にのぞんでしまわないうちに扱歯2の前側が周縁
1aに接当して蓋板Bを扱胴A内に挿入することが困難
或は不可能となり、これがため開口1を余計に大きく開
口せねばならず扱胴Aの弱体化はさけられなかったので
ある。
本考案は前述の如く、扱胴の周面にこの扱胴の回転方向
に長い楕円状の開口を設け、該開口に扱歯付き蓋板を着
脱自在にして構成する扱胴における扱歯付き蓋板におい
て、上記蓋板に付設の扱歯を蓋板の一側寄りに偏位させ
、蓋板の周囲には開口の周縁部分の内面に重合して該蓋
板の上面と扱胴外面とが路面−となるように細幅の段面
を圧絞形成して、蓋板を開口を通して扱胴の内側から周
縁部分の内面に段面を重合させて着脱自在に構成したか
ら、蓋板を開口を通して挿入する際扱歯が蓋板の一側寄
りに偏位して付設されていることと蓋板の周囲の段面が
細幅に形成されていて挿入が極めて容易であって前記従
来のもののように開口を余計に大きく開設する必要がな
く手を入れて作業が可能な範囲で極力小さくして扱胴の
弱体化をさけることができ、且つこの蓋板を扱胴に取着
して脱穀作業を行なう場合、付設せる扱歯に打穀による
負荷がかかるが扱歯は蓋板の一側寄りに偏位して植設さ
れているから扱歯近くに段面があってこの段面が周縁部
分に固着される結果蓋板の周囲に圧絞形成した上記段面
と相俟って扱歯の植立姿勢における保持力を増進してそ
の姿勢を乱すことがなく、簡単な構造にして好適に実施
できる特徴を有する。
に長い楕円状の開口を設け、該開口に扱歯付き蓋板を着
脱自在にして構成する扱胴における扱歯付き蓋板におい
て、上記蓋板に付設の扱歯を蓋板の一側寄りに偏位させ
、蓋板の周囲には開口の周縁部分の内面に重合して該蓋
板の上面と扱胴外面とが路面−となるように細幅の段面
を圧絞形成して、蓋板を開口を通して扱胴の内側から周
縁部分の内面に段面を重合させて着脱自在に構成したか
ら、蓋板を開口を通して挿入する際扱歯が蓋板の一側寄
りに偏位して付設されていることと蓋板の周囲の段面が
細幅に形成されていて挿入が極めて容易であって前記従
来のもののように開口を余計に大きく開設する必要がな
く手を入れて作業が可能な範囲で極力小さくして扱胴の
弱体化をさけることができ、且つこの蓋板を扱胴に取着
して脱穀作業を行なう場合、付設せる扱歯に打穀による
負荷がかかるが扱歯は蓋板の一側寄りに偏位して植設さ
れているから扱歯近くに段面があってこの段面が周縁部
分に固着される結果蓋板の周囲に圧絞形成した上記段面
と相俟って扱歯の植立姿勢における保持力を増進してそ
の姿勢を乱すことがなく、簡単な構造にして好適に実施
できる特徴を有する。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部を破断した
脱穀機の平面図、第2図は要部の断面図、第3図は要部
の平面図、第4図はその一部の断面図、第5図は第3図
の分解図、第6図は第4図の分解図、第7図は本考案に
おける蓋板取着時の説明図、第8図は従来のものにおけ
る同説明図である。 A・・・・・・扱胴、B・・・・・・蓋板、1・・・・
・・開口、2・・・・・・扱歯、1a・・・・・・周縁
、b・・・・・・段面。
脱穀機の平面図、第2図は要部の断面図、第3図は要部
の平面図、第4図はその一部の断面図、第5図は第3図
の分解図、第6図は第4図の分解図、第7図は本考案に
おける蓋板取着時の説明図、第8図は従来のものにおけ
る同説明図である。 A・・・・・・扱胴、B・・・・・・蓋板、1・・・・
・・開口、2・・・・・・扱歯、1a・・・・・・周縁
、b・・・・・・段面。
Claims (1)
- 扱胴Aの周面にこの扱胴Aの回転方向に長い楕円状の開
口1を設け、該開口1に扱歯2付ぎ蓋板Bを着脱自在に
して構成する扱胴における扱歯付き蓋板において、上記
蓋板Bに付設の扱歯2を蓋板Bの一側寄りに偏位させ、
蓋板Bの周囲には開口1の周縁1a部分の内面に重合し
て該蓋板Bの上面と扱胴A外面とが路面−となるように
細幅の段面すを圧絞形成して、蓋板Bを開口1を通して
扱胴Aの内側から周縁1a部分の内面の段面すを重合さ
せて着脱自在に構成したことを特徴とする扱胴における
扱歯付き蓋板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9312879U JPS608667Y2 (ja) | 1979-07-05 | 1979-07-05 | 扱胴における扱歯付き蓋板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9312879U JPS608667Y2 (ja) | 1979-07-05 | 1979-07-05 | 扱胴における扱歯付き蓋板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5610345U JPS5610345U (ja) | 1981-01-29 |
| JPS608667Y2 true JPS608667Y2 (ja) | 1985-03-28 |
Family
ID=29326060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9312879U Expired JPS608667Y2 (ja) | 1979-07-05 | 1979-07-05 | 扱胴における扱歯付き蓋板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608667Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010068752A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Kubota Corp | 脱穀機用扱胴 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62298356A (ja) * | 1986-06-18 | 1987-12-25 | ジェクス株式会社 | 生理用タンポン |
| JPH0354635U (ja) * | 1990-06-29 | 1991-05-27 |
-
1979
- 1979-07-05 JP JP9312879U patent/JPS608667Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010068752A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Kubota Corp | 脱穀機用扱胴 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5610345U (ja) | 1981-01-29 |
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