JPH0647228B2 - ロツドの端面の研磨方法およびその装置 - Google Patents

ロツドの端面の研磨方法およびその装置

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JPH0647228B2
JPH0647228B2 JP1215386A JP1215386A JPH0647228B2 JP H0647228 B2 JPH0647228 B2 JP H0647228B2 JP 1215386 A JP1215386 A JP 1215386A JP 1215386 A JP1215386 A JP 1215386A JP H0647228 B2 JPH0647228 B2 JP H0647228B2
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polishing
abrasive
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JP1215386A
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純二 渡辺
忠男 斎藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B19/00Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
    • B24B19/22Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group characterised by a special design with respect to properties of the material of non-metallic articles to be ground
    • B24B19/226Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group characterised by a special design with respect to properties of the material of non-metallic articles to be ground of the ends of optical fibres

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はガラスファイバ、結晶棒、セラミックスロッド
など細径のロッドの端面を所定寸法に切断してその切断
面を加工ひずみなく鏡面に高速研磨するロッドの端面の
研磨方法およびその装置に関するものである。
<従来の技術> 第3図に従来技術の1例を示す。1は被加工試料のロッ
ド、101はその端面、2は試料ホルダ、201はロッ
ド1を挿入する孔、202は接着剤、3はダミー試料、
301はダミー試料3の研磨面、4は研磨定盤、5は研
磨剤供給ノズル、6は研磨剤である。本研磨装置を説明
する。まず、試料ホルダ2の片側に該試料ホルダ2と同
一位置にロッド用孔を有するダミー試料3を接着剤20
2にて貼り付ける。次に孔201にロッド1を挿入し接
着剤202にて側面を固定する。このときロッド1の端
面101とダミー試料3の研磨面301はおおよそ揃え
ておく。次に端面101と研磨面301を同一平面にす
るために粗研磨を行ない、粗研磨後、端面101の表面
あらさを改善し、加工ひずみを除去するために、研磨剤
6を供給しながら研磨定盤4を回転させて研磨面301
ともども仕上げ研磨する。
<発明が解決しようとする問題点> このような方法であるため、ロッド1の径に近い孔を有
する試料ホルダ2を作成し、また、同様のダミー試料3
を準備し、さらにこれらを接着して保持する作業を行な
う、手作業の多い工程が必要である。また、ダミー試料
3と被研磨試料であるロッド1の端面を揃えるため粗研
磨すると、これを仕上げるためにダミー試料3ともども
研磨するので真に研磨をしたいロッド1の面に比べてダ
ミー試料3の面積が多く能率が低く、さらに研磨定盤4
の面に直接押しつけて相互摺動させながら研磨するので
研磨面に歪が残留し、また、研磨定盤4の摩耗による平
面状態の変化があり、これを修正する手間がかかるなど
多くの欠点があった。
本発明は、細径のロッドの端面を鏡面に研磨するに際し
て従来技術における特殊な試料ホルダおよびダミー試料
を準備すること、ロッド、試料ホルダ、ダミー試料を一
体に接着して研磨可能の状態にセットすること、粗研磨
後仕上げ完了まで能率高く研磨しにくいこと、定盤摩耗
による局部変形を修正する必要があることなどの効率の
悪い作業工程が多い欠点を解決した簡単で能率のよいロ
ッドの端面の研磨方法およびその装置を提供することを
目的とするものである。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、本発明のロッドの端面の研磨
方法の構成は、細径のロッドを切断し、その端面を研磨
する工程において、該ロッドの一端を固定支持し、該支
持ロッドの軸心を中心に一定回数ずつ交互に正回転また
は逆回転させるとともに、該ロッドの軸心に直交した方
向から、高速回転する薄肉の高剛性円板を、該高剛性円
板の両側面から微粒子を含む研磨剤を供給しながら、該
ロッドに近接せしめ、研磨剤砥粒の高剛性円板の両側面
上での連れ回りによる衝撃作用と高剛性円板自身による
機械的切断作用とにより、該ロッドを切断加工する工程
と、該ロッドの切断端面に、高速回転する高剛性円板
を、研磨剤を供給しながら前記切断工程と同一軌跡で復
動走査し、該研磨剤砥粒の高剛性円板の両側面上での連
れ回りによる衝撃作用により、該ロッドの端面を鏡面仕
上する工程とを含むことを特徴としている。
また、本発明のロッドの端面の研磨装置の構成は、ロッ
ドの一端を支持固定する円錐状の固定用のスリーブと、
該スリーブを挿入する受け孔部を有し、かつ支持固定さ
れたロッドの軸心を中心に一定回数ずつ交互に正回転ま
たは逆回転する機構を備えたスリーブ受けと、該ロッド
の他端を固定する保持具と、該ロッドの切断と鏡面仕上
をする薄肉の高剛性円板と、該高剛性円板を高速回転さ
せるスピンドルと、前記高剛性円板の両側面に研磨剤を
供給するノズルと、該スピンドルにより高速回転される
高剛性円板をロッドに近接離反させる手段とからなるこ
とを特徴としている。
<作 用> 上記構成とすることにより、ロッドを所定の長さに高速
切断し、切断に使用した刃である高速回転する高剛性円
板の側面により、切断時のロッドと刃との位置の相対関
係を保ちながら且つ微粒子を供給しながら切断面部を再
度通過させることにより、高剛性円板の側面につれまわ
る微粒子により切断面を研磨することが主要な特徴とな
る。
<実施例> 以下、本発明の実施例を第1図および第2図に基づいて
説明する。
第1図において、11は被加工試料のロッドでこの場合
光ファイバを1例とする。12は試料ホルダ、21は中
心軸位置決め固定用のスリーブ、22はスリーブ受け、
14は切断および研磨用の薄肉の高剛性円板、15は研
磨剤供給用のノズル、16は研磨剤、7は試料ロッドの
切り離し部支持用V溝付きの保持具、701はそのV溝
である。
これを動作するには、光ファイバの樹脂被覆を除去した
ロッドであるガラスファイバ11をスリーブ21に挿入
し、さらにスリーブ21をスリーブ受け22に押し込
み、試料ホルダ12に固定する。次に保持具7を被切断
部に近づけ、V溝701で切り離し部を受ける。次に高
剛性円板である工具14を5〜10×10rpm程度に
高速回転させて試料の被切断部に近づける。この場合工
具14の材質として通常のダイヤモンド砥石の他、Si
C,Si,Al等のファインセラミックス
高剛性円板が使える。工具の両面からノズル15を通し
て研磨剤16を供給し、試料ホルダ12を回転(但し、
ファイバが長いか又は他端が固定されている場合には1
〜2回転同一方向に回転して逆転する)させて、工具1
4を送り込みファイバ11を切断する。切断後、工具を
急速に戻すことなく、切断時と同程度の2〜5mm/min
かこれより若干遅い1mm/min前後の速さで工具を戻す
と高速回転円板14の側面に供給された微粒子入り研磨
剤が工具側面に連れ回り、切断面に噴射され、切断時に
形成されたわずかなチッピング、加工歪が除去されて、
工程終了後の切断面の表面あらさはRmax20Å〜3
0Åになり、加工ひずみも除去されているので、端面に
おける光伝ぱにおける反射減衰量も−40dB以下にする
ことができる。切断面をさらに深く研磨する必要がある
ときは、工具14をその軸方向に2〜5μm移動、すな
わち被研磨面側に切り込みを与えてさらに1〜2回回転
工具側面を通過させることにより所定量の研磨を行うこ
とができる。ロッド11の端面を研磨するときはスリー
ブ21に挿入するとき、スリーブ21の端面の突き出し
量を予め所定長さに設定し、工具14を回転させない状
態で工具14側面をロッド11の被研磨端面に接触さ
せ、この状態から1〜2μm離して工具14および試料
であるロッド11に回転を与えて工具14側面に連れ回
る粒子により研磨することができる。なお、図におい
て、8はフランジ部、9はスピンドルである。
第2図は他の実施例を示すもので、ロッド11を軸心に
対する斜めの面で切断、研磨することができることを示
している。すなわち、第2図は、斜めの面の切断加工を
説明するための図で、ロッド11の切断する部分を除い
た両端部を固定し、回転を与えずに工具14の側面に対
し、定められた角度(θ)を傾けて支持する。加工の1例
として、直径1mmのガラスロッドをθ=15゜の角度で
切断加工する場合に、先づ、ロッド11を斜め切断した
後片方の切断面に対して2〜5μmの切込みを与えて研
磨することによって、実施例1で述べた高品質の加工面
が得られるとともに、切断部の鋭角部、鈍角部等縁周辺
部に欠けのないシャープなエッヂをもつ加工をすること
ができる。
<発明の効果> 以上説明したように細径のロッドの端面を研磨するに際
しては、高速回転する高剛性円板の側面に微粒子入り研
磨剤を与えて、微粒子の噴射、衝撃により端面を研磨す
るか、あるいは、細径のロッドの全長のある中間点を切
断して、その切断面を研磨する場合に前記と同様高速回
転する高剛性円板の側面に微粒子入り研磨剤を与えて切
断し、次に同一工具で同じ位置で工具側面を走査して切
断面を鏡面に研磨する方法と装置であるため、従来の平
面定盤で端面を研磨する場合のように特定の試料ホル
ダ、ダミー試料の準備、設定、定盤の修正など効率、再
現性ともに低い手作業をする必要がなく、細径ロッドの
特定位置を制度よく切断し、かつ加工歪を残さず鏡面研
磨できる利点がある。このため、細径のロッドレンズの
切断と端面研磨、光ファイバコネクタ端面の研磨、光フ
ァイバ切断と切断面の研磨に使用すれば非常に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る第1実施例の概略側面図、第2図
は同じく第2実施例の概略平面図、第3図は従来例に係
る一部を断面した概略正面図である。 また、図中の符号で、7は保持具、9はスピンドル、1
1はロッド、12は試料ホルダ、14は高剛性円板、1
5はノズル、16は研磨剤、21はスリーブ、22はス
リーブ受けである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細径のロッドを切断し、その端面を研磨す
    る工程において、該ロッドの一端を固定支持し、該支持
    ロッドの軸心を中心に一定回数ずつ交互に正回転または
    逆回転させるとともに、該ロッドの軸心に直交した方向
    から、高速回転する薄肉の高剛性円板を、該高剛性円板
    の両側面から微粒子を含む研磨剤を供給しながら、該ロ
    ッドに接近せしめ、研磨剤砥粒の高剛性円板の両側面上
    での連れ回りによる衝撃作用と高剛性円板自身による機
    械的切断作用とにより、該ロッドを切断加工する工程
    と、該ロッドの切断端面に、高速回転する高剛性円板
    を、研磨剤を供給しながら前記切断工程と同一軌跡で復
    動走査し、該研磨剤砥粒の高剛性円板の両側面上での連
    れ回りによる衝撃作用により、該ロッドの端面を鏡面仕
    上する工程とを含むことを特徴とするロッドの端面の研
    磨方法。
  2. 【請求項2】ロッドの一端を支持固定する円錐状の固定
    用のスリーブと、該スリーブを挿入する受け孔部を有
    し、かつ支持固定されたロッドの軸心を中心に一定回数
    ずつ交互に正回転または逆回転する機構を備えたスリー
    ブ受けと、該ロッドの他端を固定する保持具と、該ロッ
    ドの切断と鏡面仕上をする薄肉の高剛性円板と、該高剛
    性円板を高速回転させるスピンドルと、前記高剛性円板
    の両側面に研磨剤を供給するノズルと、該スピンドルに
    より高速回転される高剛性円板をロッドに近接離反させ
    る手段とからなることを特徴とするロッドの端面の研磨
    装置。
JP1215386A 1986-01-24 1986-01-24 ロツドの端面の研磨方法およびその装置 Expired - Lifetime JPH0647228B2 (ja)

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JPS62173160A JPS62173160A (ja) 1987-07-30
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CN106826557B (zh) * 2017-03-13 2018-03-27 孟永江 一种抛光机试样夹持装置

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