JPH0647187B2 - 肉盛用分散強化銅基合金 - Google Patents

肉盛用分散強化銅基合金

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JPH0647187B2
JPH0647187B2 JP1196784A JP19678489A JPH0647187B2 JP H0647187 B2 JPH0647187 B2 JP H0647187B2 JP 1196784 A JP1196784 A JP 1196784A JP 19678489 A JP19678489 A JP 19678489A JP H0647187 B2 JPH0647187 B2 JP H0647187B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、肉盛用銅基合金、より詳しくは、耐摩耗性に
優れかつ耐熱性を向上させた分散強化型の肉盛用銅基合
金に関する。
〔従来の技術〕 銅(Cu)基の耐摩耗性材料としては、CuにBeを2
%前後添加したベリリウム銅あるいはコルソン合金とし
て知られるCu-Ni-Si合金などの析出硬化型の合金や、C
u基マトリックス中にSiO2,Cr2O3,BeO,TiO2,ZrO2,MgO,M
nOなどの硬質酸化物を主体とする分散相粒子を分散させ
た分散強化型の合金が知られている。
析出硬化型合金は長時間の固体内での拡散によって時効
析出させるため、高温で長時間の処理を必要とし、その
ため大物部品には適用し難く、また高温での長時間の処
理によってひずみなどの問題が発生し易い。また析出硬
化型合金で析出する粒子は、せいぜい数μm程度と著し
く微細であるため、硬さは得られても、耐摩耗特性、特
に摺動摩耗に対しては充分な耐摩耗性能が得られなかっ
た。すなわち耐摺動性能は、ある程度大きい(10〜100
μm程度)硬質粒子が分散している方が良好となるが、
析出硬化型合金ではこのような大きな径の粒子を析出さ
せることは困難であった。
一方、分散強化型合金のうち、内部酸化法によって得ら
れるものは、分散相粒子の生成のために固体内での拡散
を伴なうため、前記同様に高温長時間の処理を必要と
し、大物部品に適用し難く、またひずみ等の発生の問題
もあった。また焼結法による分散強化型合金は、分散相
粒子の径は自由に設定できるが、材料全体の圧縮・焼結
を必要とするため、部材の一部のみに局部的に形成する
ことは困難であった。
そこで、本発明者らは、耐摩耗性肉盛用Cu基合金とし
て、Cu基マトリックス中にFe-Ni系、Ni-Cr系などの珪
化物ないし硼化物の硬質粒子を分散した組織を有するCu
-Ni-Fe-Si-B合金(特願昭61-303176号、特願昭63-15782
6号公報)、Cu-Ni-Ti-Si-B合金(特願昭62-99379号、特
開昭63-264295号公報、Cu-Ni-Fe-Cr-Si合金(特願昭62-
267766号、特開平01-111831号公報およびCu-Ni-Cr-Si-B
合金(特願昭62-312619号)を提案した。これらのCu
基分散強化合金は分散硬質粒子によって耐摩耗性、特に
摺動摩耗特性を向上させている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、内燃機関(例えば、自動車用エンジン)の排
気バルブはその温度がフェース部では700℃以上であ
り、しかも排気ガス温度は1000℃以上という状態であ
る。このために、バルブシートは当然に700℃以上のバ
ルブと接触しかつ1000℃以上の排気ガス流にさらされ
る。したがって、バルブシート最表面はかなりの高温状
態になってしまう。特に、Cu基合金のバルブシートの
場合には、その表面温度が融点近くまでも上昇してしま
うので、Cu基合金でバルブに非常に凝着しやすい状態
になっている。そして、一旦凝着が発生すると、そこで
はCu基合金同士の接触となるために、凝着が激しく進
行してしまい、摩耗が増大してしまう。このようなこと
は、Cu基合金を高温状態にある(になる)摺動箇所や
接触箇所にて耐摩耗材として使用したときに生じる。
従来材および本発明者らが提案してきた耐摩耗性Cu基
合金は、第2相による析出ないし晶出による強化作用を
主に利用しており、Cuリッチ(α)相の初晶の部分
(マトリックスの一部)ではNiなどによる固溶強化が
あっても凝着が発生しやすい。特に、比較的酸化し難い
オーステナイト鋼やNi基又はCo基の合金で作られて
いるバルブフェース部と接触した際に初晶部分から激し
い凝着(バルブ材への移着)が生じていた。
本発明の目的は、耐凝着性を向上させて耐摩耗性を高め
た肉盛用Cu基合金を提案することである。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的が、重量%で、Ni5〜30%、B0.5〜3
%、Si1〜5%、Fe4〜30%を含有し、Sn3〜15
%およびZn3〜30%の1つあるいは両方を添加し、残
部がCuおよび不可避的不純物からなり、Cu基マトリ
ックス中にFe-Ni系の硼化物および珪化物の粒子が分散
しかつCu基初晶中にSnおよびZnの1つあるいは両
方を固溶していることを特徴とする肉盛用分散強化銅基
合金によって達成される。
上記各成分元素(Ni,B,Si,Fe,Sn,Zn,Cu)の他にAl0.1〜5
%、Ti0.1〜5%、Mn1〜10%のうちの少なくとも一種
を添加含有してもよい。
さらに上記各成分元素(i,B,Si,Fe,S,n,Cu)の他にC0.02
〜2%を添加するとともに、Cr0.5〜10%および/又はT
i0.3〜5%を添加含有してもよい。
〔作 用〕
本発明に係る分散強化Cu基合金は、既に提案したCu
基分散強化合金と同様に金属基体上にレーザやTIGア
ーク、プラズマアーク、電子ビームなどの高密度加熱エ
ネルギを用いて溶着(肉盛)することによって容易に形
成されるものであり、その組織としては、基本的にはHv
150〜250程度の硬さのCu基のマトリックス(Cu-Ni(+Z
n,Sn)の初晶およびNi(Cu)シリサイド)中に、Hv700〜12
00程度の硬質なFe-Ni系の硼化物および珪化物がほぼ均
一に分散したものとなる。ここで分散粒子の大きさは5
〜1000μm程度の範囲内にあり、またその面積率は2〜
30%程度となる。このようにFe-Ni系硼化物および珪化
物からなる硬質粒子が分散していることにより、摩耗特
性、特に摺動摩耗特性が著しく優れたものとなる。また
特にC(炭素)を添加する場合は、上記のFe−Ni系
珪化物ほか、硬質な炭化物粒子をも分散し、これよって
耐摩耗性が一層向上する。
そして、本発明ではCu基初晶部分の凝着特性を改善す
るために、Snおよび(又は)ZnをCu基初晶に固溶
させ、これら元素はCuよりも優先的に酸化するので、
該Cu基合金の摩擦表面にSnおよびZnの酸化皮膜
(いわゆる内部酸化層)を形成して金属−金属接触での
凝着を抑制・防止するわけである。なお、SnおよびZ
nがCuよりもかなり酸化されやすいことは、酸化物生
成自由エネルギー温度図(F.D.Richardson & J.H.E.Jeff
es,J.Iron Steel Inst.,160,261(1948)、固体の熱力
学:Swalin、丸善)からも明らかである。また、Cu中
に固溶されたSnおよびZnの拡散係数、並びにCu中
のCuの拡散係数は、800℃のときで、D(Sn in Cu)=
7.51×1011cm2/sec、D(Zn in Cu)=1.75×10-10cm2/sec
そしてD(Cu in Cu)=5.09×10-11cm2/secであって、S
nおよびZnの拡散係数はCu拡散係数より大きい。こ
の点からもCu基初晶の表面にてCuOよりもSnO2およびZ
Oが優先的に形成されると考えられる。
そこで、本発明における組成成分の限定理由は次のとお
りである。
Snは上述したようにCu基合金の耐凝着性向上(C基
初晶での酸化物皮膜形成)のための元素であって、3%
未満では耐凝着性の改善効果が見られず、一方、15%を
越えるとレーザやTIGなどで肉盛溶着した際に割れの
発生が見られる。なお、15%を越えると第2相(β相と
推定される組織)の発生があり、これが割れの要因とな
っている。そして、Cu-Sn状態図(日本金属学会編、金
属データブック、(1974)、丸善の第442頁、図3-290参
照)からも15%がα相に固溶する範囲の最大値に近い値
であることがわかる。これは肉盛が比較的急冷処理でも
あるので、高温での固溶量が保持されるためであると考
えられる。
Znも上述したようにCu基合金の耐凝着性向上のため
の元素であって、3%未満では耐凝着性の改善効果が見
られず、一方、30%を越えると肉盛溶着した際に割れの
発生が見られる。この場合にも、30%を越えると第2相
の発生があり、割れの要因となっている。そして、Cu-Z
n状態図(前記の金属データブック、第443頁、図3-297
参照)からも30%がα相固溶範囲の最大値に近い値であ
ることがわかる。これは肉盛が比較的急冷処理でもある
ので、高温での固溶量が保持されるためであると考えら
れる。
NiはCu基マトリックスを強化するとともに硬質なFe
-Ni系硼化物および珪化物を形成するに必要な元素であ
り、5%未満ではマトリックスの強化の効果が得られ
ず、一方30%を越えれば金属基材への溶着性、特にAl
合金基材に対する溶着性が低下し、金属基材に対する溶
着による局部的耐摩耗性向上の目的が達成され得なくな
るおもれがある。
Siは硬質粒子としてのFe-Ni形珪化物を生成するため
に必要な元素であり、またCu基マトリックスを強化す
る役割を果たす。Siが1%未満では目的とする珪化物
硬質粒子が形成されず、一方5%を越えれば金属基材上
に溶着させる際に割れが生じ易くなる。
BもSiと同様に硼化物硬質粒子を生成するに有効な元
素であり、またCu基マトリックスを強化する役割をも
果たす。Bが0.5%未満では上記の効果が充分に得られ
ず、一方3%を越えれば金属基材上に溶着する際に割れ
が生じじ易くなる。
FeはCu基のマトリックスにほとんど固溶しない元素
であって、硬質粒子としてのFe-Ni系硼化物および珪化
物を生成するための主要元素となる。Feが4%未満で
は充分な分散量の硬化物粒子が得られず、一方30%を越
えれば金属基材、特にAl合金基材への溶着性が低下す
る。
上記各成分元素(Sn,Zn,Ni,Si,B,Fe)のほか、Al0.1〜5
%、Ti0.1〜5%およびMn1〜10%のすくなくとも1種
を添加できる。このようにAl,Ti,Mnのうちの1種以上を
添加することによってCu基マトリックスの強度と分散
相の強度をより一層向上させることができる。ここでAl
0.1%未満、Ti0.1%未満、Mn1%未満では上記の効果
が充分に得られず、一方Al5%、Ti5%、Mn10%
を越えれば靭性の低下をもたらすことになる。
さらに、前記のNi,Si,B,Feの各成分元素のほか、Cr0.
5〜10%および/又はTi0.3〜5%と、C0.02〜2%とを
添加することによって、前述のようなFe-Ni系硼化物お
よび珪化物のほか、炭化物をも硬質粒子として生成さ
せ、耐摩耗性を一層向上させることができる。ここで、
Cr0.5%未満、Ti0.3%未満、C0.02%未満ではベース
のCu-Ni-B-Si-Fe合金と比較して耐摩耗性を向上させる
効果が少なく、一方Cr10%、Ti5%、C2%を越え
れば靭性が低下するとともに、金属基材、特にAl合金
基材に対する溶着性が低下することになる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して、本発明の実施態様例によっ
て本発明を詳しく説明する。
本発明に係るCu基分散強化合金はAl合金やそのほか
鋼や鋳鉄等、任意の金属基体上へ、レーザやTIGアー
ク、電子ビーム、プラズマアーク等の高密度加熱エネル
ギを用いて溶着することにより容易に形成することがで
きる。すなわち、Al合金などからなる金属基体の特に
耐摩耗性を向上させるべき部品の表面に、本発明のCu
基分散強化型合金の成分組成を有する合金粉末、あるい
は全体としてその成分組成となるような混合粉末を予め
配置しておくか、またはその合金粉末もしくは混合粉末
を供給しながら、レーザ等の高密度加熱エネネルギを粉
末の上から照射してその粉末を金属基体上で急速溶融さ
せ、引続きその高密度加熱エネルギの照射位置の移動も
しくは照射停止によりその溶融物を急速に冷却凝固さ
せ、金属基体上に肉盛溶着させる。合金粉末でなく溶接
棒にして、これを用いて肉盛することができる。
レーザを用いて溶着により金属基体上に本発明のCu基
分散強化合金粉末から肉盛層を形成することは、例え
ば、特開昭63-157826号公報にて開示されたやり方で行
なうことができる。
実験1 下記組成の本発明に係る合金粉末A,B,Cおよび比較
例の合金粉末Dを用意し、レーザ光を熱源としてAl合
金基板(JIS AC-2Cのアルミニウム合金鋳物)上に溶着
させて分散強化Cu基合金肉盛層A〜Dを形成した。
A:Cu-19.9Ni-2.96Si-1.38B-8.02 Fe-7.89Zn B:Cu-19.3Ni-2.93Si-1.25B-7.55 Fe-10.45Sn C:Cu-19.6Ni-2.95-Si-1.32B-7.72 Fe-3.95Zn-5.25Sn D:Cu-20.1Ni-2.96Si-1.36B-7.96Fe 肉盛溶着方法は、具体的には、特開昭63-157826号公報
での第1図〜第3図に関連して説明した方法を用いて、
溶着条件は、レーザ出力4.5kw、レーザビーム径2.5mm、
レーザ照射エネルギ密度270W/mm2、レーザビームのオシ
レート幅7mm、スシレート周波数200Hz、走査速度800mm
/minとした。形成した分散強化Cu基合金肉盛層を所定
寸法に研削加工してテストピースA〜Dを作成した。
本発明に係るCu基合金肉盛層A〜Cの組織は第4A
図、第4B図および第4C図の顕微鏡写真(400倍)に
示すとおりであり、Fe-Ni系の硼化物および珪化物の粒
子が一面に分散している。そして、これら肉盛層のCu
基初晶中に含まれるZnおよびSnの量は、EPMA分析で
調べて、肉盛層AでZn=10〜18%、肉盛層BでSn=
12〜22%および肉盛層CでZn=5〜10%、Sn=8〜
15%であった。
凝着特性を評価するために、第2図に示すように、ヒー
タ1によって加熱した状態でバルブ材2にCu基合金肉
盛層3付きテストピース4を往復運動的に押付けた。こ
の試験条件は、加熱温度=300〜350℃(接触面)、押付
け力P=20kgf(面圧=5kgf/mm2)、往復距練L=5m
m、往運速度=500回/分、試験時間=30分、そしてバル
ブ材材質=21−4N鋼(JISではSUH35)であった。試験
後、バルブ材2に付着したCu基合金の凝着高さを粗さ
計で測定して、第1図に示す結果が得られ、比較例Dと
比べて本発明ののCu基合金A〜Cは凝着高さが低く、
凝着量も少なかった。
実験2 SnおよびZnを添加していないCu-20Ni-3Si-1.5B-8Fe
のCu基合金にSn又はZnを添加した場合に、その添
加量とCu基初晶硬度との関係を調べて、第3図に示す
結果が得られた。
第3図から明らかなように、Sn,Znの添加によって初晶
部分の硬さが従来のCu基分散強化合金よりもHv30〜10
0程度向上する。この硬度向上の点からも耐摩耗性が向
上することは明白である。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る分散強化Cu基合金はSn
およびZn添加に起因して改善された耐凝着性を含めた
優れた耐摩耗性を有している。そして、本発明の分散強
化Cu基合金は任意の金属基板上へ肉盛溶着形成できる
ので、各種の機械部品(バルブシートを含め)での耐摩
耗性が必要な部位のみに肉盛層を形成して従来よりも特
性向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明および比較例の分散強化Cu基合金肉
盛層の凝着高さを示すグラフであり、 第2図は、耐凝着性を評価するための試験を説明するテ
ストピースとバルブ材の概略断面図であり、 第3図は、Sn又はZn添加量とCu基初晶硬度との関
係を示すグラフであり、 第4A図、第4B図および第4C図は本発明に係る分散
強化Cu基合金肉盛層A〜Cそれぞれの金属組織を示す
顕微鏡写真(400倍)である。 1……ヒータ、2……バルブ材、 3……Cu基合金肉盛層、 4……テストピース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%で、Ni5〜30%、B0.5〜3%、
    Si1〜5%、Fe4〜30%を含有し、Sn3〜15%お
    よびZn3〜30%の1つあるいは両方を添加し、残部が
    Cuおよび不可避的不純物からなり、Cu基マトリック
    ス中にFe-Ni系の硅化物および珪化物の粒子が分散しか
    つCu基初晶中にSnおよびZnの1つあるいは両方を
    固溶していることを特徴とする肉盛用分散強化銅基合
    金。
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