JPH0646953Y2 - 把持装置を設けた作業車の操作回路 - Google Patents

把持装置を設けた作業車の操作回路

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JPH0646953Y2
JPH0646953Y2 JP2791389U JP2791389U JPH0646953Y2 JP H0646953 Y2 JPH0646953 Y2 JP H0646953Y2 JP 2791389 U JP2791389 U JP 2791389U JP 2791389 U JP2791389 U JP 2791389U JP H0646953 Y2 JPH0646953 Y2 JP H0646953Y2
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JP
Japan
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valve
gripping device
pressure oil
electromagnetic
operating
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JP2791389U
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峰之 藤本
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Aichi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本考案は、ブーム先端に把持装置を設けた作業車におい
て、把持装置の作動中は常に把持装置に圧油を供給する
ようにした把持装置を設けた作業車の操作回路に関する
ものである。
(2)従来の技術 ブームの先端にマニピュレータ等の荷等を把持する把持
装置を設けた作業車は、例えば特開昭61-81111号公報に
記載されているように従来より公知であり、従来の把持
装置の操作回路は、第3図に示すように、把持装置を作
動する油圧シリンダ(19)とこの油圧シリンダ(19)を
制御する操作弁(20)とを連結する管路(17,18)にそ
れぞれパイロット式逆止弁(21)を挿入し、油圧シリン
ダ(19)を作動させないときは逆止弁(21)により油圧
シリンダ(19)より圧油が流出しないようにしたもので
ある。
(3)考案が解決しようとする問題点 従来の把持装置の操作回路は、逆止弁により油圧シリン
ダから圧油が流出しないようにしたものであるため、重
量物等の荷を把持したときに油圧シリンダ内のリークに
より油圧シリンダが作動して把持装置の把持力が減少
し、把持装置により把持した荷等が落下してしまうとい
う問題があった。
(4)問題点を解決するための手段 本考案は、上記の問題点を解決するために、ブーム先端
に荷等を把持する把持装置を設けた作業車の操作回路に
おいて、把持装置を作動させるアクチュエータを制御す
る電磁操作弁とアクチュエータに圧油を供給する油圧ポ
ンプとを連結する管路に挿入され電磁操作弁の切換わり
に連動して切換わり油圧ポンプより吐出された圧油を電
磁操作弁に供給する電磁切換弁と、電磁操作弁と電磁切
換弁とを連結する管路に挿入され常に一定量の圧油を電
磁操作弁に供給する優先弁とを備え、前記アクチュエー
タの作動中は常にアクチュエータに一定量の圧油を供給
するようにしたものである。
(5)作用 上記の構成により、把持装置を使用して作業を行うとき
は、電磁操作弁を切換えることにより電磁切換弁が連動
して切換わり、油圧ポンプより吐出された圧油を電磁操
作弁を介して一定量アクチュエータに供給し、アクチュ
エータが作動して把持装置を作動させ、把持装置が荷等
を把持する。このとき、電磁操作弁を切換えた状態にし
ている限り、電磁切換弁が切換わった状態に保持され、
アクチュエータには常に一定量の圧油が供給されて把持
装置の把持力を保持する。
(6)実施例 以下、図面により本考案の実施例について説明する。
第2図に示すように、高所作業車は、車体(1)の前後
の左右に車体(1)の外方に張出し接地可能な4個のア
ウトリガ(2)を設け、これらのアウトリガ(2)によ
り車体(1)を支持し、車体(1)上には旋回台(3)
が旋回自在に搭載され、この旋回台(3)には伸縮ブー
ム(4)の基端が枢支され、伸縮ブーム(4)は内蔵さ
れた伸縮装置(図示せず)により伸縮するとともに、起
伏シリンダ(5)により起伏し、伸縮ブーム(4)の先
端には操作キャビン(6)が首振自在に平衡保持され、
操作キャビン(6)は首振装置(図示せず)の作動によ
り左右に首振り作動し、操作キャビン(6)の前方には
一対のマニピュレータ(7)が備えられ、操作キャビン
(6)の後側面には操作キャビン(6)の前方に延出自
在に把持装置(8)が枢着され、把持装置(8)の先端
には荷等を把持するグリッパ(8a)が開閉自在に取付け
られ、操作キャビン(6)内には把持装置(8)のグリ
ッパ(8a)の開閉作動を制御する操作装置(9)が設け
られている。
第1図は把持装置(8)のグリッパ(8a)の操作回路を
示し、油圧ポンプ(10)の吐出管路(11)に電磁切換弁
(12)が連結され、電磁切換弁(12)には2本の管路
(13,14)が連結され、一方の管路(13)は他のアクチ
ュエータを制御する操作弁(図示せず)に連結され、他
方の管路(14)は電磁操作弁(15)に連結され、電磁切
換弁(12)は、通常管路(13)と油圧ポンプ(10)の吐
出管路(11)とを連結し、切換わったときに管路(14)
と油圧ポンプ(10)の吐出管路(11)とを連結する。電
磁切換弁(12)と電磁操作弁(15)とを連結する管路
(14)には常に一定量の圧油を電磁操作弁(15)に供給
する優先弁(16)が挿入され、電磁操作弁(15)は管路
(17)及び管路(18)により把持装置(8)のグリッパ
(8a)を開閉作動する油圧シリンダ(19)の伸長側及び
縮小側の油室に連結される。電磁操作弁(15)及び電磁
切換弁(12)のソレノイドはそれぞれグリッパ(8a)の
開閉作動を制御する操作装置(9)に連結され、操作装
置(9)を操作することにより電磁操作弁(15)が切換
わるとともに、電磁切換弁(12)も切換わり、油圧ポン
プ(10)から吐出された圧油を油圧シリンダ(19)に供
給する。
上記の構成により、高所作業車を使用して作業を行うと
きは、アウトリガ(2)を張出し接地させて車体(1)
を支持した後、作業者が操作キャビン(6)内に搭乗
し、伸縮ブーム(4)及び操作キャビン(6)を移動さ
せて操作キャビン(6)を任意の位置に移動し、操作キ
ャビン(6)内よりマニピュレータ(7)を操作して作
業を行うが、作業中に把持装置(8)を使用して荷等を
把持するときは、操作キャビン(6)内に設けた操作装
置(9)を操作することにより、操作装置(9)からの
信号で電磁操作弁(15)が任意の方向に切換わるととも
に、電磁切換弁(12)も(b)位置に切換わって油圧ポ
ンプ(10)の吐出管路(11)と管路(14)とを連結し、
油圧ポンプ(10)から吐出された圧油を優先弁(16)を
介して常に一定量油圧シリンダ(19)に供給して油圧シ
リンダ(19)を伸縮させ、グリッパ(8a)を開閉させて
荷等を把持する。このとき、操作装置(9)を操作し続
けて電磁操作弁(15)を切換えた状態にしている限り、
電磁切換弁(12)も(b)位置に切換わった状態に保持
されて、油圧ポンプ(10)の吐出管路(11)と管路(1
4)とを連結した状態に保持し、油圧ポンプ(10)から
吐出された圧油を優先弁(16)を介して常に一定量油圧
シリンダ(19)に供給し続けるので、把持装置(8)の
グリッパ(8a)の把持力が保持される。また、把持装置
(8)を使用しないときは、操作装置(9)を操作しな
いので、電磁操作弁(15)及び電磁切換弁(12)が切換
わらず、電磁切換弁(12)が(a)位置に保持されて油
圧ポンプ(10)の吐出管路(11)と管路(13)とが連結
され、油圧ポンプ(10)から吐出された圧油を他のアク
チュエータを制御する操作弁に供給する。
なお、上記の実施例では、操作装置(9)を操作し続け
たときに電磁操作弁(15)と電磁切換弁(12)とを切換
わった状態に保持して、油圧ポンプ(10)より吐出され
た圧油を優先弁(16)を介して常に一定量油圧シリンダ
(19)に供給し続けるものを示したが、操作装置(9)
を操作することにより、電磁操作弁(15)と電磁切換弁
(12)とを切換わった状態に自己保持させることも可能
である。
(7)考案の効果 以上のように、本考案は、把持装置のグリッパを開閉作
動させる油圧シリンダを制御する電磁操作弁を切換えた
状態にしている限り、電磁切換弁が切換わった状態に保
持されて油圧シリンダに常に一定量の圧油が供給される
ようにしたので、油圧シリンダのリーク等に関係なく常
に一定の把持力により荷等を把持することのできる把持
装置を設けた作業車の操作回路が提供され、本考案は把
持装置による荷等の把持作業における安全性の向上に有
効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例及び従来例を示し、第1図は把持
装置の操作回路図、第2図は高所作業車の作業状態を示
す側面図、第3図は従来の把持装置の操作回路図であ
る。 4……伸縮ブーム、8……把持装置、8a……グリッパ、
9……操作装置、10……油圧ポンプ、11……管路、12…
…電磁切換弁、13,14……管路、15……電磁操作弁、16
……優先弁、19……油圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブーム先端に荷等を把持する把持装置を設
    けた作業車の操作回路において、把持装置を作動させる
    アクチュエータを制御する電磁操作弁とアクチュエータ
    に圧油を供給する油圧ポンプとを連結する管路に挿入さ
    れ電磁操作弁の切換わりに連動して切換わり油圧ポンプ
    より吐出された圧油を電磁操作弁に供給する電磁切換弁
    と、電磁操作弁と電磁切換弁とを連結する管路に挿入さ
    れ常に一定量の圧油を電磁操作弁に供給する優先弁とを
    備え、前記アクチュエータの作動中は常にアクチュエー
    タに一定量の圧油を供給するようにしたことを特徴とす
    る把持装置を設けた作業車の操作回路。
JP2791389U 1989-03-10 1989-03-10 把持装置を設けた作業車の操作回路 Expired - Lifetime JPH0646953Y2 (ja)

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JPH02120497U JPH02120497U (ja) 1990-09-28
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