JPH0646672A - 直根の成長を抑制した果樹栽培方法と栽培する果樹の根の徒長防止網 - Google Patents
直根の成長を抑制した果樹栽培方法と栽培する果樹の根の徒長防止網Info
- Publication number
- JPH0646672A JPH0646672A JP4242496A JP24249692A JPH0646672A JP H0646672 A JPH0646672 A JP H0646672A JP 4242496 A JP4242496 A JP 4242496A JP 24249692 A JP24249692 A JP 24249692A JP H0646672 A JPH0646672 A JP H0646672A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 直根の成長を抑制した果樹栽培方法とこれに
使用するモノフィラメントで製織した根の徒長防止網を
提供する。 【構成】 地面にモノフィラメントで製織した網を敷
き、その上に培養土を載置して果樹を植え果樹の直根の
下方への成長を抑制して育成を行なう栽培方法と、この
方法に使用するモノフィラメントで製織した直根徒長防
止網。
使用するモノフィラメントで製織した根の徒長防止網を
提供する。 【構成】 地面にモノフィラメントで製織した網を敷
き、その上に培養土を載置して果樹を植え果樹の直根の
下方への成長を抑制して育成を行なう栽培方法と、この
方法に使用するモノフィラメントで製織した直根徒長防
止網。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は果実の品質を向上し、単
位目面積当たりの生産量を増大し作業性を改善する為に
果樹の直根の徒長を防いで果樹を栽培する方法と栽培す
る果樹の直根の徒長を防止する網に関する。
位目面積当たりの生産量を増大し作業性を改善する為に
果樹の直根の徒長を防いで果樹を栽培する方法と栽培す
る果樹の直根の徒長を防止する網に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は果樹の栽培は栽培する果樹を地面
に直接植え自由に成長させて栽培してきた。成長の制御
は施肥、枝の選定以外はほとんど行われていないのが実
状である。この様な栽培方法を行うと果樹の直根は水分
の多い方向に伸びる性質があるので下方に伸びて行き多
くの水分を吸収する。
に直接植え自由に成長させて栽培してきた。成長の制御
は施肥、枝の選定以外はほとんど行われていないのが実
状である。この様な栽培方法を行うと果樹の直根は水分
の多い方向に伸びる性質があるので下方に伸びて行き多
くの水分を吸収する。
【0003】ところがこのように果樹を地面に直接植え
ると例えば果樹の場合は果実の甘味がある程度以上に大
きくならないと言う現象がある。近年根の成長を押さえ
る為に不織布等を使用して根の成長を押さえることが試
みられたが根の成長力は大きいので成長を十分に制御す
ることができなかった。
ると例えば果樹の場合は果実の甘味がある程度以上に大
きくならないと言う現象がある。近年根の成長を押さえ
る為に不織布等を使用して根の成長を押さえることが試
みられたが根の成長力は大きいので成長を十分に制御す
ることができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように自由状態で
育成した果樹は果実の甘味がある程度以上に高くはなら
ないこと、等の欠点があったが近年消費生活の高級化指
向から果実の糖度を高くすることが強く要求されてい
る。本発明者はこのような問題は果樹の栽培時に水分が
過剰に供給される点にも大きな原因があることを解明し
て本発明を完成した。
育成した果樹は果実の甘味がある程度以上に高くはなら
ないこと、等の欠点があったが近年消費生活の高級化指
向から果実の糖度を高くすることが強く要求されてい
る。本発明者はこのような問題は果樹の栽培時に水分が
過剰に供給される点にも大きな原因があることを解明し
て本発明を完成した。
【0005】果樹を地面に直接植えると毛細管現象によ
り水分は地中からいくらでも供給される。しかも前述の
ように果樹の直根は水分の多い方向に伸びる性質がある
ので下方に伸びて行き益々多くの水分を吸収し糖度は高
くならない。
り水分は地中からいくらでも供給される。しかも前述の
ように果樹の直根は水分の多い方向に伸びる性質がある
ので下方に伸びて行き益々多くの水分を吸収し糖度は高
くならない。
【0006】また、近年果樹では樹木を矮小化すること
が強く要求されている。果樹を矮小化すると同一面積で
の果樹の本数を多くすることが出来、矮小化しても果実
の大きさと数に変化がない利点があり、収穫作業が容易
となるからである。本発明者はこの様な従来技術の問題
は水分の過剰の供給を制御しなければならないこと、根
の伸びを制限しなければならないことを解明して本発明
を完成した。果樹は直根と支根の成長を抑制すると矮小
化するので根の伸びを制限すると矮小化も同時に行える
のである。
が強く要求されている。果樹を矮小化すると同一面積で
の果樹の本数を多くすることが出来、矮小化しても果実
の大きさと数に変化がない利点があり、収穫作業が容易
となるからである。本発明者はこの様な従来技術の問題
は水分の過剰の供給を制御しなければならないこと、根
の伸びを制限しなければならないことを解明して本発明
を完成した。果樹は直根と支根の成長を抑制すると矮小
化するので根の伸びを制限すると矮小化も同時に行える
のである。
【0007】
【課題を解決した手段】本発明は、 「1. 地面にモノフィラメントで製織した網を敷き、
その上に培養土を載置して果樹を植えて果樹の直根の下
方への成長を抑制しながら育成を行うことを特徴とす
る、直根の成長を抑制した果樹栽培方法。 2. 側部にも網を配置して根を包んで支根の横方向の
伸びも制御しながら育成を行なうことを特徴とする、1
項に記載された果樹育成方法。 3. 網が35メッシュ以上の織物である、1項または
2項に記載された、根の成長を抑制した果樹栽培方法。 4. 根の成長を抑制した果樹栽培方法に使用する35
メッシュ以上のモノフィラメントで製織した栽培する果
樹の根の徒長防止網。 5. モノフィラメントがポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロン、ポリエステルのモノフィラメントから選
んだ1または2以上で製織した網である、4項に記載さ
れた栽培する果樹の根の徒長防止網。」 に関する。
その上に培養土を載置して果樹を植えて果樹の直根の下
方への成長を抑制しながら育成を行うことを特徴とす
る、直根の成長を抑制した果樹栽培方法。 2. 側部にも網を配置して根を包んで支根の横方向の
伸びも制御しながら育成を行なうことを特徴とする、1
項に記載された果樹育成方法。 3. 網が35メッシュ以上の織物である、1項または
2項に記載された、根の成長を抑制した果樹栽培方法。 4. 根の成長を抑制した果樹栽培方法に使用する35
メッシュ以上のモノフィラメントで製織した栽培する果
樹の根の徒長防止網。 5. モノフィラメントがポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロン、ポリエステルのモノフィラメントから選
んだ1または2以上で製織した網である、4項に記載さ
れた栽培する果樹の根の徒長防止網。」 に関する。
【0008】
【作用】果樹、果菜等の果樹は根の成長を制御されると
糖度が高くなる性質を有している。これは根にストレス
が貯るためであると言われているが、本発明者によると
根の先端が、根の成長を抑制する材料から脱出すること
が出来ないが、脱出するすれすれの状態に置かれた時最
も糖度が上がることがわかった。
糖度が高くなる性質を有している。これは根にストレス
が貯るためであると言われているが、本発明者によると
根の先端が、根の成長を抑制する材料から脱出すること
が出来ないが、脱出するすれすれの状態に置かれた時最
も糖度が上がることがわかった。
【0009】ところが根の成長力は非常に大きいので不
織布や通常の織布では突き抜け脱出してしまう。そこで
本発明ではモノフィラメントで製織した網を使用するの
である。モノフィラメントで製織した網は強度が大き
く、根の脱出を防止するとともに空隙を有しているので
根が外へ脱出するかすれすれの状態に置くことが出来る
のである。果樹の直根は成長に応じて水分の多いほうに
のびる習性があるので自由に成長させると、下方に十分
に張るため多くの水分を吸収する。一方土壌は地中から
毛細管現象により水分が過剰に供給されるため栽培土壌
には多くの水分が存在する。
織布や通常の織布では突き抜け脱出してしまう。そこで
本発明ではモノフィラメントで製織した網を使用するの
である。モノフィラメントで製織した網は強度が大き
く、根の脱出を防止するとともに空隙を有しているので
根が外へ脱出するかすれすれの状態に置くことが出来る
のである。果樹の直根は成長に応じて水分の多いほうに
のびる習性があるので自由に成長させると、下方に十分
に張るため多くの水分を吸収する。一方土壌は地中から
毛細管現象により水分が過剰に供給されるため栽培土壌
には多くの水分が存在する。
【0010】本発明者の研究によると果樹は生育する為
には水分を必要とするが水分が多く停滞すると根が腐敗
してしまう傾向が強い、これが根腐れといわれる現象で
ある。そのため水分は上方から供給され下方に排出され
ることが理想的であり、栽培土壌は水分の透過性が良好
である必要がある。
には水分を必要とするが水分が多く停滞すると根が腐敗
してしまう傾向が強い、これが根腐れといわれる現象で
ある。そのため水分は上方から供給され下方に排出され
ることが理想的であり、栽培土壌は水分の透過性が良好
である必要がある。
【0011】本発明はこの果樹の習性に着目して果樹を
植える培養土の下にモノフィラメントで織製した網を敷
いて栽培する果樹の直根が水分の多い下方に伸びるのを
押さえると共に地中からの毛細管現象による水分の供給
を遮断するのである。こうすることにより直根の下方へ
の成長は抑制され、同時に地中からの毛細管現象による
水分の過剰の供給を防ぐことができるのである。
植える培養土の下にモノフィラメントで織製した網を敷
いて栽培する果樹の直根が水分の多い下方に伸びるのを
押さえると共に地中からの毛細管現象による水分の供給
を遮断するのである。こうすることにより直根の下方へ
の成長は抑制され、同時に地中からの毛細管現象による
水分の過剰の供給を防ぐことができるのである。
【0012】さらに、果樹は根の成長を制御すると矮小
化する。本発明者の研究によるとモノフィラメントで織
製した網を果樹の下方にのみ配置して直根の下方への成
長を制御すると幹の上方への成長が抑制され、モノフィ
ラメントで織製した網を果樹の側方に配置して支根の横
方向への成長を抑制すると枝の横方向への成長が抑制さ
れる傾向が大きい。こうして果樹を矮小化することが出
来る。こうして糖度の向上と矮小化を同時に行うことが
できる。
化する。本発明者の研究によるとモノフィラメントで織
製した網を果樹の下方にのみ配置して直根の下方への成
長を制御すると幹の上方への成長が抑制され、モノフィ
ラメントで織製した網を果樹の側方に配置して支根の横
方向への成長を抑制すると枝の横方向への成長が抑制さ
れる傾向が大きい。こうして果樹を矮小化することが出
来る。こうして糖度の向上と矮小化を同時に行うことが
できる。
【0013】また、モノフィラメントで織製した網を果
樹の側方に配置して支根の横方向の長さを特定の形状に
制御すると枝もその形状に近い形に制御されるので、隣
接した樹木との枝の交叉を防ぎ通風を良好にすることが
出来、病気の発生や害虫の発生を防ぐことが出来る。こ
の他モノフィラメントで織製した網を果樹の下方にのみ
配置して直根の下方への成長を抑制し、支根の横方向の
成長を自由として枝を十分に伸ばして棚状に仕立てるこ
ともできる。
樹の側方に配置して支根の横方向の長さを特定の形状に
制御すると枝もその形状に近い形に制御されるので、隣
接した樹木との枝の交叉を防ぎ通風を良好にすることが
出来、病気の発生や害虫の発生を防ぐことが出来る。こ
の他モノフィラメントで織製した網を果樹の下方にのみ
配置して直根の下方への成長を抑制し、支根の横方向の
成長を自由として枝を十分に伸ばして棚状に仕立てるこ
ともできる。
【0014】本発明で網として特にモノフィラメントで
織製した網を使用するのは不織布や一般の織物では強度
が小さいので果樹の根が成長に従ってこれらの織物を貫
いてしまうため成長の抑制が十分にできないことと、こ
れらの織物は排水性がわるいので養土の下に敷くと織物
の上に水がたまり根腐れを生ずる恐れがあるからであ
る。そして不織布は直根の脱出を防ぐため厚くすると水
の保持性が大きくなり透水性がなくなり根腐れを発生す
る原因となる。ところがモノフィラメントで織製した網
は強度が大きいので成長する果樹の直根も貫くことが出
来ずしかも空間率が高いので排水性が良好で根腐れの発
生がなく毛細管を形成しないので地中からの毛細管現象
による水分の供給も防ぐことが出来、根の成長や張った
形状を制御することが出来るからである。
織製した網を使用するのは不織布や一般の織物では強度
が小さいので果樹の根が成長に従ってこれらの織物を貫
いてしまうため成長の抑制が十分にできないことと、こ
れらの織物は排水性がわるいので養土の下に敷くと織物
の上に水がたまり根腐れを生ずる恐れがあるからであ
る。そして不織布は直根の脱出を防ぐため厚くすると水
の保持性が大きくなり透水性がなくなり根腐れを発生す
る原因となる。ところがモノフィラメントで織製した網
は強度が大きいので成長する果樹の直根も貫くことが出
来ずしかも空間率が高いので排水性が良好で根腐れの発
生がなく毛細管を形成しないので地中からの毛細管現象
による水分の供給も防ぐことが出来、根の成長や張った
形状を制御することが出来るからである。
【0015】本発明で使用するモノフィラメントの網は
果樹の種類にもよるが35メッシュ以上の網が良好な結
果を与える。本発明で使用するモノフィラメントの網は
ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等のモノフィラメントで製織した網であり、平織り、
綾織り、多重織り等の網が使用される。本発明で栽培す
る果樹としては、林檎、梨、桃、桜桃、葡萄、杏、キュ
ウイ、ネクタリン柑橘類、等がある。
果樹の種類にもよるが35メッシュ以上の網が良好な結
果を与える。本発明で使用するモノフィラメントの網は
ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等のモノフィラメントで製織した網であり、平織り、
綾織り、多重織り等の網が使用される。本発明で栽培す
る果樹としては、林檎、梨、桃、桜桃、葡萄、杏、キュ
ウイ、ネクタリン柑橘類、等がある。
【0016】
【実施例】次に本発明を実施例に基づいて具体的に説明
する。
する。
【0017】図1は本発明の実施例であり、地面2にモ
ノフィラメントで織成した網1を敷き、その上に土を盛
って果樹5が植えられている。そして周囲には土が崩れ
ないようにブロック3が配置されている。この状態で栽
培された果樹の直根4は下方に伸びることも抑制されて
いることがわかる。果樹の幹も枝も伸びが抑えられ全体
として矮小化している。枝は支根の拡がりとほぼ同じ拡
がりとなる。下方からの水の土の毛細管現象による供給
は網2で遮断される。
ノフィラメントで織成した網1を敷き、その上に土を盛
って果樹5が植えられている。そして周囲には土が崩れ
ないようにブロック3が配置されている。この状態で栽
培された果樹の直根4は下方に伸びることも抑制されて
いることがわかる。果樹の幹も枝も伸びが抑えられ全体
として矮小化している。枝は支根の拡がりとほぼ同じ拡
がりとなる。下方からの水の土の毛細管現象による供給
は網2で遮断される。
【0018】図2は本発明の他の実施例で網1で直根4
と支根を土とともに包んで地表上で栽培する。このよう
に網で包むことにより直根4の下方および支根の横方向
の成長は制御される。この実施例は土が崩れないので図
1のようにブロックを使用する必要はない。勿論網の周
囲をブロック等で囲って補強するすることも出来る。
と支根を土とともに包んで地表上で栽培する。このよう
に網で包むことにより直根4の下方および支根の横方向
の成長は制御される。この実施例は土が崩れないので図
1のようにブロックを使用する必要はない。勿論網の周
囲をブロック等で囲って補強するすることも出来る。
【0019】図3は他の実施例で、土を掘って網で底と
周囲を覆いこの中に直根4と支根を土とともに入れて根
を囲って栽培するのである。この場合も根は成長が抑制
され果樹は矮小化していることがわかる。
周囲を覆いこの中に直根4と支根を土とともに入れて根
を囲って栽培するのである。この場合も根は成長が抑制
され果樹は矮小化していることがわかる。
【0020】図4は他の実施例で地表に網1を敷きその
上に培養土を盛って栽培する。直根の下方への成長は抑
制される。支根の横方向の成長は抑制されない。
上に培養土を盛って栽培する。直根の下方への成長は抑
制される。支根の横方向の成長は抑制されない。
【0021】図5は比較例であって根の成長は抑制され
ていないから自由に伸びている。幹も太く長く成長し枝
も横に拡がり大きく繁茂している。本発明の栽培法によ
る果樹の枝は支根とほぼ同程度の横の拡がりとなり、幹
も短く果樹が矮小化していることがわかる。
ていないから自由に伸びている。幹も太く長く成長し枝
も横に拡がり大きく繁茂している。本発明の栽培法によ
る果樹の枝は支根とほぼ同程度の横の拡がりとなり、幹
も短く果樹が矮小化していることがわかる。
【0022】次に試験例を示す。本発明の実施例は図3
の栽培法を用いた。使用した網はナイロンモノフィラメ
ントで製織した35メッシュ平織の網である。比較例は
図4の栽培方法を用いた。栽培した果樹は桃であり、2
5本栽培した。試験結果を表1に示す。
の栽培法を用いた。使用した網はナイロンモノフィラメ
ントで製織した35メッシュ平織の網である。比較例は
図4の栽培方法を用いた。栽培した果樹は桃であり、2
5本栽培した。試験結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】(註) 数値は平均の値である。13度以
上になると甘い果実の保証の表示をすることかができ
る。使用した糖度計は光センサー型屈折糖度計である。
上になると甘い果実の保証の表示をすることかができ
る。使用した糖度計は光センサー型屈折糖度計である。
【0025】
【発明の効果】本発明は根の成長を制御することにより
果樹を矮小化するとともに果実の数も変わらず、糖度を
著しく大きくすることが出来た。
果樹を矮小化するとともに果実の数も変わらず、糖度を
著しく大きくすることが出来た。
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図5】比較例を示す説明図である。
1 モノフィラメントの網 2 土 3 ブロック 4 根 5 果樹
Claims (6)
- 【請求項1】 地面にモノフィラメントで製織した網を
敷き、その上に培養土を載置して果樹を植えて果樹の直
根の下方への成長を抑制しながら育成を行うことを特徴
とする、直根の成長を抑制した果樹栽培方法。 - 【請求項2】 側部にも網を配置して根を包んで支根の
横方向の仲びも制御しながら育成を行なうことを特徴と
する、請求項1に記載された果樹育成方法。 - 【請求項3】 網が35メッシュ以上の織物である、請
求項1または2に記載された、根の成長を抑制した果樹
栽培方法。 - 【請求項4】モノフィラメントで製織した網を地表から
掘って形成した穴または溝に敷いて育成を行うことを特
徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載され
た根の成長を抑制した果樹栽培方法。 - 【請求項5】 根の成長を抑制した果樹栽培方法に使用
する35メッシュ以上のモノフィラメントで製織した栽
培する果樹の根の徒長防止網。 - 【請求項6】 モノフィラメントがポリエチレン、ポリ
プロピレン、ナイロン、ポリエステルのモノフィラメン
トから選んだ1または2以上で製織した網である、請求
項5に記載された栽培する果樹の根の徒長防止網。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4242496A JPH0646672A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 直根の成長を抑制した果樹栽培方法と栽培する果樹の根の徒長防止網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4242496A JPH0646672A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 直根の成長を抑制した果樹栽培方法と栽培する果樹の根の徒長防止網 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646672A true JPH0646672A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=17089958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4242496A Pending JPH0646672A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 直根の成長を抑制した果樹栽培方法と栽培する果樹の根の徒長防止網 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646672A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08280260A (ja) * | 1995-04-18 | 1996-10-29 | Hakubi Kensetsu Kk | 植物成長抑制マットと該マットを利用する緑化工法 |
KR20040045564A (ko) * | 2002-11-25 | 2004-06-02 | 안홍석 | 배나무 재배방법 |
JP2005229920A (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-02 | Meiko Kensho:Kk | 防根パネルを用いた防根構造、緑化構造及び防根容器 |
WO2008062928A1 (en) * | 2006-11-21 | 2008-05-29 | Heung Sik Yu | The process of planting trees in a desert and arid regions |
JP2013150559A (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-08 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 果樹の栽培方法 |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP4242496A patent/JPH0646672A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08280260A (ja) * | 1995-04-18 | 1996-10-29 | Hakubi Kensetsu Kk | 植物成長抑制マットと該マットを利用する緑化工法 |
KR20040045564A (ko) * | 2002-11-25 | 2004-06-02 | 안홍석 | 배나무 재배방법 |
JP2005229920A (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-02 | Meiko Kensho:Kk | 防根パネルを用いた防根構造、緑化構造及び防根容器 |
WO2008062928A1 (en) * | 2006-11-21 | 2008-05-29 | Heung Sik Yu | The process of planting trees in a desert and arid regions |
KR100864958B1 (ko) * | 2006-11-21 | 2008-10-22 | 유흥식 | 사막 및 건조지역의 식목방법 |
JP2013150559A (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-08 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 果樹の栽培方法 |
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