JPH0646611Y2 - スパイラルフィン自動容接装置 - Google Patents
スパイラルフィン自動容接装置Info
- Publication number
- JPH0646611Y2 JPH0646611Y2 JP1988010032U JP1003288U JPH0646611Y2 JP H0646611 Y2 JPH0646611 Y2 JP H0646611Y2 JP 1988010032 U JP1988010032 U JP 1988010032U JP 1003288 U JP1003288 U JP 1003288U JP H0646611 Y2 JPH0646611 Y2 JP H0646611Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fin
- tube
- spiral
- welding device
- welding
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、熱交換器に使用されるスパイラルフィンチュ
ーブの製作に適用されるスパイラルフィンの自動溶接装
置に関する。
ーブの製作に適用されるスパイラルフィンの自動溶接装
置に関する。
従来のスパイラルフィン溶接装置によるフィンの溶接状
態を第4図に示し、第5図に第4図でフィン巻き後の手
動切断及び切断後のグラインダ仕上げを示す。
態を第4図に示し、第5図に第4図でフィン巻き後の手
動切断及び切断後のグラインダ仕上げを示す。
チューブ01は溶接台車06のチューブ回転用のキャリッジ
07にて掴まれて回転しながら溶接台車06と共に→矢印方
向に進行していく。これと同時にフィン溶接装置03部の
フランジ04にて帯状フィン02を押し付けながらチューブ
01に巻き付けて行き、フィンコンタクト05にて通電を行
って矢印の回転とともにフィン02とチューブ01の接触
部を圧着溶接を行う。
07にて掴まれて回転しながら溶接台車06と共に→矢印方
向に進行していく。これと同時にフィン溶接装置03部の
フランジ04にて帯状フィン02を押し付けながらチューブ
01に巻き付けて行き、フィンコンタクト05にて通電を行
って矢印の回転とともにフィン02とチューブ01の接触
部を圧着溶接を行う。
このフィン02の切断装置はなく、フィン02は少々長めに
巻き付けておき手動にて切断をして溶接装置より搬出す
る。その後、第5図(a)に示すように人手により手動
チッパ010でフィン溶接端を切断し、続いて同図(b)
に示すグラインダ011にて手入れを行っていた。
巻き付けておき手動にて切断をして溶接装置より搬出す
る。その後、第5図(a)に示すように人手により手動
チッパ010でフィン溶接端を切断し、続いて同図(b)
に示すグラインダ011にて手入れを行っていた。
前述のように従来技術では、人手による作業であること
からスパイラルフィン切断部の切断箇所の不揃いと手仕
上げなどによる工数増加を来たすとともに、またフィン
チューブに傷を付ける可能性があるなどの問題を呈し
た。
からスパイラルフィン切断部の切断箇所の不揃いと手仕
上げなどによる工数増加を来たすとともに、またフィン
チューブに傷を付ける可能性があるなどの問題を呈し
た。
本考案は、上記課題を解決するために、チューブにフィ
ン巻付けの回転を与えるとともにチューブ搬出入方向に
正逆移動するチューブ回転用キャリッジと、フィンに接
触して電流を供給するフィンコンタクトとチューブを中
央部にして直交する位置でフィンを巻締めするフランジ
とを有した溶接装置において、前記フランジ設置位置よ
り上流側の未溶接のフィンを把握するフィンクランプ装
置と、前記フランジの近傍でフィンに対し近接又は離間
方向に摺動可能な刃を有するフィン切断装置とを具備し
てなりフィンを溶接部分と同じ位置で切断し、あだ巻き
をなくすようにしたことを特徴とするスパイラルフィン
自動溶接装置を提供する。
ン巻付けの回転を与えるとともにチューブ搬出入方向に
正逆移動するチューブ回転用キャリッジと、フィンに接
触して電流を供給するフィンコンタクトとチューブを中
央部にして直交する位置でフィンを巻締めするフランジ
とを有した溶接装置において、前記フランジ設置位置よ
り上流側の未溶接のフィンを把握するフィンクランプ装
置と、前記フランジの近傍でフィンに対し近接又は離間
方向に摺動可能な刃を有するフィン切断装置とを具備し
てなりフィンを溶接部分と同じ位置で切断し、あだ巻き
をなくすようにしたことを特徴とするスパイラルフィン
自動溶接装置を提供する。
本考案のスパイラルフィンの自動溶接装置は上記のよう
な構造となるので、スパイラルフィンをチューブ上に任
意のピッチで形成でき、かつフィンコンタクトを配して
確実な溶接を行わしむるとともに、チューブにスパイラ
ルフィン溶接後の端部をフィン切断装置の自動介入なら
しめて切断する一連の動作を制御することのできる自動
溶接装置である。
な構造となるので、スパイラルフィンをチューブ上に任
意のピッチで形成でき、かつフィンコンタクトを配して
確実な溶接を行わしむるとともに、チューブにスパイラ
ルフィン溶接後の端部をフィン切断装置の自動介入なら
しめて切断する一連の動作を制御することのできる自動
溶接装置である。
また本考案においては、前記フィン切断装置によってフ
ィンの端部のみを切断し、前記フィンクランプ装置によ
ってフィンを把握したままの状態でキャリッジを回転さ
せることにより、溶接箇所と同じ位置でフィンを切断で
きるため、従来装置がもつ前記問題点を解決でき、あだ
巻き(少々長めに巻付ける)等をなくすことができる。
ィンの端部のみを切断し、前記フィンクランプ装置によ
ってフィンを把握したままの状態でキャリッジを回転さ
せることにより、溶接箇所と同じ位置でフィンを切断で
きるため、従来装置がもつ前記問題点を解決でき、あだ
巻き(少々長めに巻付ける)等をなくすことができる。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
第1図は本考案の一実施例に係るスパイラルフィン自動
溶接装置の全体構成を示す斜視図、第2図は本実施例に
係る第1図のスパイラルフィン切断装置の構成を示す側
面図。第3図は本実施例に係る第2図III−III矢視のス
パイラルフィンクランプ部構成を示す正面図である。第
1図から第3図において、1はチューブ、2はフィン、
3は溶接装置、4はフランジ、5はフィンコンタクト、
6はシリンダ、7はキャリッジ、8はスパイラルフィン
切断装置、9はスパイラルフィンクランプ装置、10はフ
ィン送給部、11はサーボモータ、13はクランプ部、14は
シリンダ、15は自動チッパ、16はシリンダ、17は移動ベ
ッド、18はチッパ作動部である。
溶接装置の全体構成を示す斜視図、第2図は本実施例に
係る第1図のスパイラルフィン切断装置の構成を示す側
面図。第3図は本実施例に係る第2図III−III矢視のス
パイラルフィンクランプ部構成を示す正面図である。第
1図から第3図において、1はチューブ、2はフィン、
3は溶接装置、4はフランジ、5はフィンコンタクト、
6はシリンダ、7はキャリッジ、8はスパイラルフィン
切断装置、9はスパイラルフィンクランプ装置、10はフ
ィン送給部、11はサーボモータ、13はクランプ部、14は
シリンダ、15は自動チッパ、16はシリンダ、17は移動ベ
ッド、18はチッパ作動部である。
次に構成を詳述すると、フィン2を巻くチューブ1を、
フィンピッチを任意に変換可能とする不図示の駆動機構
を有したサーボモータ11により矢印のように回転駆動
され、かつシリンダ6にて同チューブ1を把握したまゝ
→矢印方向に移動するチューブ回転用キャリッジ7を装
備する。また同チューブ1に直交してフィン巻締めする
フランジ4を取付けた溶接装置3と、同チューブ1を挟
んで対峙するようにフィン送給部10を配置している。こ
のフィン送給部10の上方にはシリンダ14の駆動によりフ
ィン2を挾持するスパイラルフィンクランプ装置9を取
付けてある。更に同チューブ1を挾んで前記溶接装置3
と対峙し、かつ前記フィン送給部10の直下で、溶接部下
部に位置して移動ベッド17上をシリンダ16の駆動により
チッパ作動部18を有した自動チッパ15を装備したスパイ
ラルフィン切断装置8を設けたスパイラルフィンの自動
溶接装置である。更に操作手順を述べるとフィン巻き後
のスパイラルフィンチューブ2をチューブ回転用のキャ
リッジ7で任意角度に回転させ、溶接部上部のフィンク
ランプ9でフィンをクランプ13し、下部に設置された作
動部18からの振動で作動する自動チッパをエアシリンダ
で上昇させ、フィン端部にフィン幅の約2/3長さで傷を
付ける。この傷付け後に自動チッパ15を下降させてフィ
ンをクランプしたまゝの状態でキャリッジを回転させ、
フィンを傷部より切断する機構を有した溶接装置であ
る。
フィンピッチを任意に変換可能とする不図示の駆動機構
を有したサーボモータ11により矢印のように回転駆動
され、かつシリンダ6にて同チューブ1を把握したまゝ
→矢印方向に移動するチューブ回転用キャリッジ7を装
備する。また同チューブ1に直交してフィン巻締めする
フランジ4を取付けた溶接装置3と、同チューブ1を挟
んで対峙するようにフィン送給部10を配置している。こ
のフィン送給部10の上方にはシリンダ14の駆動によりフ
ィン2を挾持するスパイラルフィンクランプ装置9を取
付けてある。更に同チューブ1を挾んで前記溶接装置3
と対峙し、かつ前記フィン送給部10の直下で、溶接部下
部に位置して移動ベッド17上をシリンダ16の駆動により
チッパ作動部18を有した自動チッパ15を装備したスパイ
ラルフィン切断装置8を設けたスパイラルフィンの自動
溶接装置である。更に操作手順を述べるとフィン巻き後
のスパイラルフィンチューブ2をチューブ回転用のキャ
リッジ7で任意角度に回転させ、溶接部上部のフィンク
ランプ9でフィンをクランプ13し、下部に設置された作
動部18からの振動で作動する自動チッパをエアシリンダ
で上昇させ、フィン端部にフィン幅の約2/3長さで傷を
付ける。この傷付け後に自動チッパ15を下降させてフィ
ンをクランプしたまゝの状態でキャリッジを回転させ、
フィンを傷部より切断する機構を有した溶接装置であ
る。
以上、具体的に説明したように本考案においてはスパイ
ラルフィン溶接機中における、スパイラルフィンの巻締
め、溶接後の切断作業の自動化が図れることにより人手
を要す切断とグラインダによる手入れを不要として合理
化が図れることと、スパイラルフィンチューブの品質向
上につながる自動溶接装置である。
ラルフィン溶接機中における、スパイラルフィンの巻締
め、溶接後の切断作業の自動化が図れることにより人手
を要す切断とグラインダによる手入れを不要として合理
化が図れることと、スパイラルフィンチューブの品質向
上につながる自動溶接装置である。
第1図は本考案の一実施例に係るスパイラルフィンの自
動溶接装置の全体構成を示す斜視図、第2図は本実施例
に係る第1図のスパイラルフィン切断装置の構成を示す
側面図、第3図は本実施例に係る第2図III−III矢視の
スパイラルフィンクランプ部構成を示す正面図、第4図
は従来のスパイラルフィン溶接装置の全体構成を示す斜
視図、第5図は従来のチューブにスパイラルフィン巻付
け後の(a)図は手動による切断を示す模式図、同
(b)図は(a)図の切断後のグラインダ仕上げを示す
模式図である。 1…チューブ、2…フィン、3…溶接装置、4…フラン
ジ、5…フィンコンタクト、6…シリンダ、7…キャリ
ッジ、8…スパイラルフィン切断装置、9…スパイラル
フィンクランプ装置、10…フィン送給部、11…サーボモ
ータ、13…クランプ部、14…シリンダ、15…自動チッ
パ、16…シリンダ、17…移動ベッド、18…チッパ作動
部。
動溶接装置の全体構成を示す斜視図、第2図は本実施例
に係る第1図のスパイラルフィン切断装置の構成を示す
側面図、第3図は本実施例に係る第2図III−III矢視の
スパイラルフィンクランプ部構成を示す正面図、第4図
は従来のスパイラルフィン溶接装置の全体構成を示す斜
視図、第5図は従来のチューブにスパイラルフィン巻付
け後の(a)図は手動による切断を示す模式図、同
(b)図は(a)図の切断後のグラインダ仕上げを示す
模式図である。 1…チューブ、2…フィン、3…溶接装置、4…フラン
ジ、5…フィンコンタクト、6…シリンダ、7…キャリ
ッジ、8…スパイラルフィン切断装置、9…スパイラル
フィンクランプ装置、10…フィン送給部、11…サーボモ
ータ、13…クランプ部、14…シリンダ、15…自動チッ
パ、16…シリンダ、17…移動ベッド、18…チッパ作動
部。
Claims (1)
- 【請求項1】チューブにフィン巻付けの回転を与えると
ともにチューブ搬出入方向に正逆移動するチューブ回転
用キャリッジと、フィンに接触して電流を供給するフィ
ンコンタクトとチューブを中央部にして直交する位置で
フィンを巻締めするフランジとを有した溶接装置におい
て、前記フランジ設置位置より上流側の未溶接のフィン
を把握するフィンクランプ装置と、前記フランジの近傍
でフィンに対し近接又は離間方向に摺動可能な刃を有す
るフィン切断装置とを具備してなりフィンを溶接部分と
同じ位置で切断し、あだ巻きをなくすようにしたことを
特徴とするスパイラルフィン自動溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988010032U JPH0646611Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | スパイラルフィン自動容接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988010032U JPH0646611Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | スパイラルフィン自動容接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01114174U JPH01114174U (ja) | 1989-08-01 |
JPH0646611Y2 true JPH0646611Y2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=31217330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988010032U Expired - Lifetime JPH0646611Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | スパイラルフィン自動容接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646611Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5220370A (en) * | 1975-08-09 | 1977-02-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Automatic continuous welding machine for spiral fin tube |
JPS52118312U (ja) * | 1976-03-05 | 1977-09-08 |
-
1988
- 1988-01-28 JP JP1988010032U patent/JPH0646611Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01114174U (ja) | 1989-08-01 |
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