JPH0646533A - ニッケル・カドミウム電池の充電器 - Google Patents
ニッケル・カドミウム電池の充電器Info
- Publication number
- JPH0646533A JPH0646533A JP19573892A JP19573892A JPH0646533A JP H0646533 A JPH0646533 A JP H0646533A JP 19573892 A JP19573892 A JP 19573892A JP 19573892 A JP19573892 A JP 19573892A JP H0646533 A JPH0646533 A JP H0646533A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- discharge
- charging
- discharging
- nickel
- Prior art date
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- Pending
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ニッケル・カドミウム電池の電池寿命等による
容量低下を、充電器側の表示により実使用する前に情報
として使用者に提供する。 【構成】電源回路１と、充電回路２と、充電／放電切換
回路３と、終止電圧検出回路４と、放電回路５とで構成
される従来の放電回路付充電器に、サイクル数検出回路
７と、充電タイマ８と、放電カウンタ９を付加し、放電
・充電を２サイクル行い、２回目の放電電気量を放電カ
ウンタ９にて計数し、表示部１０にて表示し、ニッケル
・カドミウム電池パック６の容量情報を使用者に提供す
る。 【効果】上記により、これまで曖昧な判断しかできなか
った寿命に対する判断情報を使用者に提供することがで
きる。
容量低下を、充電器側の表示により実使用する前に情報
として使用者に提供する。 【構成】電源回路１と、充電回路２と、充電／放電切換
回路３と、終止電圧検出回路４と、放電回路５とで構成
される従来の放電回路付充電器に、サイクル数検出回路
７と、充電タイマ８と、放電カウンタ９を付加し、放電
・充電を２サイクル行い、２回目の放電電気量を放電カ
ウンタ９にて計数し、表示部１０にて表示し、ニッケル
・カドミウム電池パック６の容量情報を使用者に提供す
る。 【効果】上記により、これまで曖昧な判断しかできなか
った寿命に対する判断情報を使用者に提供することがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ニッケル・カドミウム
電池の充電器に関し、特に充電前に一度放電を行った
後、充電を行う充電器に関する。
電池の充電器に関し、特に充電前に一度放電を行った
後、充電を行う充電器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のニッケル・カドミウム電池の放電
回路付充電器について図面を参照して説明する。
回路付充電器について図面を参照して説明する。
【０００３】図２は従来例のニッケル・カドミウム電池
の放電回路付充電器の機能ブロック図である。
の放電回路付充電器の機能ブロック図である。
【０００４】図２において、従来例のニッケル・カドミ
ウム電池の放電回路付充電器２１は、電源回路１と、ニ
ッケル・カドミウム電池対応の充電回路２と、充電／放
電切換回路１３と、終止電圧検出回路４と、放電回路１
５と、電池パック６とで構成されている。
ウム電池の放電回路付充電器２１は、電源回路１と、ニ
ッケル・カドミウム電池対応の充電回路２と、充電／放
電切換回路１３と、終止電圧検出回路４と、放電回路１
５と、電池パック６とで構成されている。
【０００５】ここで、電源回路１は、ＡＣ１００Ｖ入力
を整流、平滑し、直流電源を作る。充電回路２は、ニッ
ケル・カドミウム電池対応のものであり、充電／放電切
換回路１３は、放電回路１５による放電終了後、充電動
作に切り換える。終止電圧検出回路４は、放電時の過放
電を防止するために電池電圧が放電終了迄下ったことを
検知するものである。放電回路１５は電池を定電流で放
電させる。
を整流、平滑し、直流電源を作る。充電回路２は、ニッ
ケル・カドミウム電池対応のものであり、充電／放電切
換回路１３は、放電回路１５による放電終了後、充電動
作に切り換える。終止電圧検出回路４は、放電時の過放
電を防止するために電池電圧が放電終了迄下ったことを
検知するものである。放電回路１５は電池を定電流で放
電させる。
【０００６】この放電回路付充電器２１にて、ニッケル
・カドミウム電池の電池パック６の放電・充電を行う。
・カドミウム電池の電池パック６の放電・充電を行う。
【０００７】機能的にはまず電池パック６が接続される
と、充電／放電切換回路１３は放電動作側にあり、放電
回路１５により電池パック６が接続される。放電は電池
パック６の電圧が放電終止電圧（１Ｖ／セル）迄下が
り、終止電圧検出回路４が検知する迄続行し、その後、
充電／放電切換回路３が充電動作側に切り換わり、充電
に移行する。
と、充電／放電切換回路１３は放電動作側にあり、放電
回路１５により電池パック６が接続される。放電は電池
パック６の電圧が放電終止電圧（１Ｖ／セル）迄下が
り、終止電圧検出回路４が検知する迄続行し、その後、
充電／放電切換回路３が充電動作側に切り換わり、充電
に移行する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のニッケ
ル・カドミウム電池の放電回路付充電器は、ニッケル・
カドミウム電池が寿命にいたり、容量低下した場合で
も、正常な電池に対するのと同様の処理を行い、かつ正
常動作表示をしていたため、電池状態が使用者にはわか
らないという問題点がある。
ル・カドミウム電池の放電回路付充電器は、ニッケル・
カドミウム電池が寿命にいたり、容量低下した場合で
も、正常な電池に対するのと同様の処理を行い、かつ正
常動作表示をしていたため、電池状態が使用者にはわか
らないという問題点がある。
【０００９】本発明の目的は、電池寿命等により容量低
下をきたした電池に対し、放電時に時間を計数し、表示
部にＬＥＤランプ等で表示することにより、上記の欠点
を解消し、電池状態情報を使用者に提供し、使用者側で
寿命の判断を行うニッケル・カドミウム電池の充電器を
提供することにある。
下をきたした電池に対し、放電時に時間を計数し、表示
部にＬＥＤランプ等で表示することにより、上記の欠点
を解消し、電池状態情報を使用者に提供し、使用者側で
寿命の判断を行うニッケル・カドミウム電池の充電器を
提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明のニッケル・カド
ミウム電池の充電器は、ＡＣ入力からＤＣ電圧を変換供
給する電源回路と、ニッケル・カドミウム電池の充電時
の制御を行う充電回路と、同電池の定電流放電を行う放
電回路と、その放電を放電終止電圧まで行うための終止
電圧検出回路と、放電動作と充電動作とを切り換える充
電／放電切換回路と、放電・充電のサイクルを２回行わ
せるサイクル数検出回路と、２回目の放電時に放電電気
量を計数する放電カウンタと、その放電電気量を表示す
る表示部と、１回目の充電制御用の充電タイマとを備え
ている。
ミウム電池の充電器は、ＡＣ入力からＤＣ電圧を変換供
給する電源回路と、ニッケル・カドミウム電池の充電時
の制御を行う充電回路と、同電池の定電流放電を行う放
電回路と、その放電を放電終止電圧まで行うための終止
電圧検出回路と、放電動作と充電動作とを切り換える充
電／放電切換回路と、放電・充電のサイクルを２回行わ
せるサイクル数検出回路と、２回目の放電時に放電電気
量を計数する放電カウンタと、その放電電気量を表示す
る表示部と、１回目の充電制御用の充電タイマとを備え
ている。
【００１１】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１２】図１は本発明の一実施例のニッケル・カド
ミウム電池の放電回路付充電器の機能ブロック図であ
る。
ミウム電池の放電回路付充電器の機能ブロック図であ
る。
【００１３】図１において、本実施例のニッケル・カド
ミウム電池の放電回路付充電器１１は、電源回路１と、
ニッケル・カドミウム電池対応の充電回路２と、充電／
放電切換回路３と、終止電圧検出回路４と、放電回路５
と、電池パック６と、サイクル数検出回路７と、充電タ
イマ８と、放電カウンタ９と、表示部１０とで構成され
ている。
ミウム電池の放電回路付充電器１１は、電源回路１と、
ニッケル・カドミウム電池対応の充電回路２と、充電／
放電切換回路３と、終止電圧検出回路４と、放電回路５
と、電池パック６と、サイクル数検出回路７と、充電タ
イマ８と、放電カウンタ９と、表示部１０とで構成され
ている。
【００１４】そして、本実施例のニッケル・カドミウム
電池の放電回路付充電器１１は、従来の機能に、１サイ
クル目の放電か１サイクル目の放電かを検知するための
サイクル数検出回路７と、１サイクル目の充電から２サ
イクル目の放電に切り換えるための充電タイマ８と、ニ
ッケル・カドミウム電池の放電電気量を放電時間の計数
を基にカウントする放電カウンタ９とを付加し、放電・
充電サイクルの２回行う点を特徴としている。
電池の放電回路付充電器１１は、従来の機能に、１サイ
クル目の放電か１サイクル目の放電かを検知するための
サイクル数検出回路７と、１サイクル目の充電から２サ
イクル目の放電に切り換えるための充電タイマ８と、ニ
ッケル・カドミウム電池の放電電気量を放電時間の計数
を基にカウントする放電カウンタ９とを付加し、放電・
充電サイクルの２回行う点を特徴としている。
【００１５】次に、本実施例のニッケル・カドミウム電
池の放電回路付充電器１１の動作について説明する。
池の放電回路付充電器１１の動作について説明する。
【００１６】電池パック６が接続されると、充電／放電
切換回路３は、当初放電動作側にあるため、まず放電回
路５にて定電流放電される。その後、電池放電電圧が、
放電終止電圧（１．０Ｖ／セル）迄低下すると、終止電
圧検出回路４により電池が終止電圧迄放電したことを検
知し、サイクル数検出回路７にて１サイクル目である判
断をし、充電／放電切換回路３を放電動作側より充電動
作側に切り換える。すると、電池パック７は充電回路２
に接続され、充電を開始する。充電は２回の放電・充電
するトータル時間を考慮すると、１時間程度の急速充電
が適当である。
切換回路３は、当初放電動作側にあるため、まず放電回
路５にて定電流放電される。その後、電池放電電圧が、
放電終止電圧（１．０Ｖ／セル）迄低下すると、終止電
圧検出回路４により電池が終止電圧迄放電したことを検
知し、サイクル数検出回路７にて１サイクル目である判
断をし、充電／放電切換回路３を放電動作側より充電動
作側に切り換える。すると、電池パック７は充電回路２
に接続され、充電を開始する。充電は２回の放電・充電
するトータル時間を考慮すると、１時間程度の急速充電
が適当である。
【００１７】１サイクル目の充電は、充電開始時に、充
電タイマ８を動作させ、充電所要時間経過後、充電／放
電切換回路３を充電動作側から放電動作側へ切り換え
る。この動作と同時に、次の放電時の放電電気量を計測
するための放電カウンタ９の動作を開始させる。
電タイマ８を動作させ、充電所要時間経過後、充電／放
電切換回路３を充電動作側から放電動作側へ切り換え
る。この動作と同時に、次の放電時の放電電気量を計測
するための放電カウンタ９の動作を開始させる。
【００１８】２サイクル目の放電を行っている間に、そ
の放電時間をカウントすることは、〔定電流放電の電流
値〕×〔放電時間〕＝〔放電時の積算電気容量〕の関係
式から、放電電気量の計数を行うのと等価であり、この
結果を表示部１０にＬＥＤランプ等にて表示することに
より、使用者に対し、電池の内部状態情報を提供するこ
とができる。
の放電時間をカウントすることは、〔定電流放電の電流
値〕×〔放電時間〕＝〔放電時の積算電気容量〕の関係
式から、放電電気量の計数を行うのと等価であり、この
結果を表示部１０にＬＥＤランプ等にて表示することに
より、使用者に対し、電池の内部状態情報を提供するこ
とができる。
【００１９】次に、２サイクル目の放電が終了すると、
サイクル数検出回路７にて２サイクル目の放電が終えた
ことを検知し、再度充電するため、充電／放電切換回路
３を充電動作側に切り換え、充電を行い、充電完了の状
態で、２サイクルの放電・充電動作を終了し、電池パッ
ク６の次回の使用に備える。
サイクル数検出回路７にて２サイクル目の放電が終えた
ことを検知し、再度充電するため、充電／放電切換回路
３を充電動作側に切り換え、充電を行い、充電完了の状
態で、２サイクルの放電・充電動作を終了し、電池パッ
ク６の次回の使用に備える。
【００２０】尚、表示部１０の表示内容は電池パック６
が抜き取られるまで、状態表示を維持し、一度抜かれ、
再度接続されたときに順序回路にリセットがかかり、状
態表示内容が消去される。
が抜き取られるまで、状態表示を維持し、一度抜かれ、
再度接続されたときに順序回路にリセットがかかり、状
態表示内容が消去される。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のニッケル
・カドミウム電池の充電器は、従来の放電回路付充電器
に、放電・充電のサイクルを２サイクル実行する順序回
路を組み、２サイクル目の放電時間を計数する放電カウ
ンタを付加すると共に、その放電時間に応じたＬＥＤラ
ンプ等を点灯する表示部とを備え、電池寿命等により容
量低下をきたした電池に対し、放電時の時間を計数し、
表示部にＬＥＤランプ等で表示することにより、電池状
態情報を使用者に提供でき、使用者側での寿命判断が可
能になるという効果がある。
・カドミウム電池の充電器は、従来の放電回路付充電器
に、放電・充電のサイクルを２サイクル実行する順序回
路を組み、２サイクル目の放電時間を計数する放電カウ
ンタを付加すると共に、その放電時間に応じたＬＥＤラ
ンプ等を点灯する表示部とを備え、電池寿命等により容
量低下をきたした電池に対し、放電時の時間を計数し、
表示部にＬＥＤランプ等で表示することにより、電池状
態情報を使用者に提供でき、使用者側での寿命判断が可
能になるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例のニッケル・カドミウム電池
の放電回路付充電器の機能ブロック図である。
の放電回路付充電器の機能ブロック図である。
【図２】従来例のニッケル・カドミウム電池の放電回路
付充電器の機能ブロック図である。
付充電器の機能ブロック図である。
１ 電源回路 ２ 充電回路 ３，１３ 充電／放電切換回路 ４ 終止電圧検出回路 ５，１５ 放電回路 ６ 電池パック ７ サイクル数検出回路 ８ 充電タイマ ９ 放電カウンタ １０ 表示部 １１，２１ 放電回路付充電器
Claims (1)
- 【請求項１】 ＡＣ入力からＤＣ電圧を変換供給する電
源回路と、ニッケル・カドミウム電池の充電時の制御を
行う充電回路と、前記電池の定電流放電を行う放電回路
と、前記放電を放電終止電圧まで行うための終止電圧検
出回路と、前記放電動作と前記充電動作とを切り換える
充電／放電切換回路と、前記放電・充電のサイクルを２
回行わせるサイクル数検出回路と、前記２回目の放電時
に放電電気量を計数する放電カウンタと、前記放電電気
量を表示する表示部と、前記１回目の充電制御用の充電
タイマとを備えることを特徴とするニッケル・カドミウ
ム電池の充電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19573892A JPH0646533A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | ニッケル・カドミウム電池の充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19573892A JPH0646533A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | ニッケル・カドミウム電池の充電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0646533A true JPH0646533A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16346148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19573892A Pending JPH0646533A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | ニッケル・カドミウム電池の充電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646533A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0673103A1 (en) * | 1994-03-15 | 1995-09-20 | Ericsson Inc. | Rechargeable battery pack with identification circuit, real time clock and authentication capability |
| WO2011004550A1 (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-13 | パナソニック株式会社 | サイクル数計数回路、電池パック、及び電池システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04229026A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-18 | Fujitsu Ltd | 充電器 |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP19573892A patent/JPH0646533A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04229026A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-18 | Fujitsu Ltd | 充電器 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0673103A1 (en) * | 1994-03-15 | 1995-09-20 | Ericsson Inc. | Rechargeable battery pack with identification circuit, real time clock and authentication capability |
| US5608306A (en) * | 1994-03-15 | 1997-03-04 | Ericsson Inc. | Rechargeable battery pack with identification circuit, real time clock and authentication capability |
| WO2011004550A1 (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-13 | パナソニック株式会社 | サイクル数計数回路、電池パック、及び電池システム |
| US20120112700A1 (en) * | 2009-07-10 | 2012-05-10 | Tsuyoshi Morimoto | Circuit for counting number of cycles, battery pack and battery system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980728 |