JPH0646331A - 映像特殊効果発生装置 - Google Patents

映像特殊効果発生装置

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Publication number
JPH0646331A
JPH0646331A JP19812292A JP19812292A JPH0646331A JP H0646331 A JPH0646331 A JP H0646331A JP 19812292 A JP19812292 A JP 19812292A JP 19812292 A JP19812292 A JP 19812292A JP H0646331 A JPH0646331 A JP H0646331A
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JP
Japan
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displacement amount
address
special effect
data
direction component
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Pending
Application number
JP19812292A
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English (en)
Inventor
Tomoko Akashi
知子 明石
Norio Suzuki
紀雄 鈴木
Yoshiki Yamada
善樹 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速な処理能力をもつ計算機を使用すること
なく、多様かつ複雑な映像特殊効果を生成する。 【構成】パターン発生器20から映像特殊効果のパター
ンとして変位量データを発生し、そのデータは変位量メ
モリ30に記憶される。そのデータはアドレス発生器4
0から発生される第1のアドレスにより読みだされ、変
位量制御回路60において制御される。その制御された
変位量データと第1のアドレスとを加算した結果である
第2のアドレスにより、入力画像信号のデータを画像メ
モリから読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の変形などの特殊
効果を発生させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像制作や編集の現場において、
より新しく、より複雑な映像をつくりだすために、画像
に多様な特殊効果を発生させる装置を使うことは必要不
可欠となってきている。しかし、従来の装置は複雑であ
ったり非常に高速な計算機を必要としたりするため、よ
り簡単な構成の装置の開発が望まれている。以下に従来
の代表的な装置で用いられている方法について述べる。
【0003】図4に示すように、従来の方法の第1例と
して、アドレス発生器40から発生した任意のアドレス
bを座標変換回路100で座標変換し、その変換後のア
ドレスhで、予め画像メモリ10に書き込まれた入力画
像信号pのデータを読み出す、という操作をリアルタイ
ムで行うという方法がある。この方法ではリアルタイム
で座標変換を行う必要がある。
【0004】また、図5に示すように第2例として、マ
ッピングという手法もある。その手法は、まずマッピン
グパターン発生器110でマッピングデータiを発生さ
せるのだが、このときのマッピングデータiは制御係数
発生回路50により変化させることが可能である。こう
して発生させたマッピングデータiをマッピングデータ
メモリ120に記憶させる。次にアドレス発生器40か
ら発生したアドレスbでマッピングデータiを読み出
す。そして読み出されたマッピングデータiを読み出し
アドレスhとして、予め画像メモリ10に書き込まれた
入力画像信号pのデータを読み出す。この方法では、映
像の特殊効果を制御するためにマッピングパターン発生
器110において高速処理が可能な計算機を必要とす
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の第1例で
示した方法では、操作をリアルタイムで行わねばなら
ず、そのため複雑な効果を発生することが困難である。
また、第2例のマッピングではかなりの高速処理が可能
な計算機を使用しなければならないという問題点があっ
た。
【0006】そこで本発明はかかる点を鑑み、従来のよ
うにリアルタイムでパターンを発生する高速な計算機を
使用することなく、複雑な映像特殊効果を発生させるこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の映像特殊効果発生装置は、画像信号の特定の画
素を指定するX方向成分とY方向成分とから構成される
第1のアドレスを発生するアドレス発生器と、映像特殊
効果のパターンを発生するパターン発生器と、このパタ
ーン発生器から生成された第1の変位量データを記憶す
る変位量メモリと、第1のアドレスにより読み出される
第1の変位量データを制御し、第2の変位量データを発
生する変位量制御回路と、第1のアドレスのX方向成
分、Y方向成分の少なくとも1成分に、第2の変位量デ
ータを加算して第2のアドレスを発生する加算器と、入
力画像信号を記憶した後、第2のアドレスで入力画像信
号のデータを読み出す画像メモリとを用い、第2のアド
レスによって画像メモリから読み出された画像信号のデ
ータを出力とするものである。
【0008】
【作用】パターン発生器としては様々な手段が考えられ
る。例えば乱数発生器とローパスフィルターを組み合わ
せたもの、そして、定数発生器、さらにメモリなどの記
憶手段、あるいはコンピューターなどである。これらの
ものを使用することにより、映像特殊効果の多様なパタ
ーンを発生させることができる。それらのパターンの変
位量データは、一旦変位量メモリに記憶され、その後ア
ドレス発生器から発生したアドレスで読み出される。こ
のため、パターン発生器は、従来の技術の第2例で用い
ていたものほど高速処理を要求されずにすむ。読み出さ
れた変位量データは変位量制御回路で制御された後、さ
きほど変位量データの読み出しに用いられたアドレスに
加算される。入力画像はその加算結果を新たなアドレス
として、画像メモリから入力画像信号のデータが読み出
され、出力画像信号として出力される。すなわち出力画
像は、もとの画像である入力画像を変位量データの値だ
け変形した画像となる。このように、高速な処理能力を
もつ計算機を使わずして多様かつ複雑な映像特殊効果を
発生できることである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
詳細に述べる。なお、各図においてaからyは各信号を
示すものとする。図1は本発明の第1の実施例における
映像特殊効果発生装置の概略ブロック図である。図1に
おいて、入力端子1からは入力画像信号pが入力され、
画像メモリ10に記憶される。パターン発生器20は映
像特殊効果の様々なパターンのデータを生成し、それら
を変位量データaとする。それらは、変位量メモリ30
に順次記憶される。変位量データaは、アドレス発生器
40から発生される任意のアドレスbで読み出される。
そして変位量制御回路60において、制御係数dと変位
量データcとの演算を行ない、その後の変位量データを
eとする。このとき演算の一例として、制御係数dと変
位量データcとの乗算などが挙げられる。また、制御係
数dは、制御係数発生回路50を調整することによって
任意に変えることができる。そののち変位量データeは
2方向に送られ、各々、定数発生器71から生成される
任意の定数f1、あるいは定数発生器72から生成され
る任意の定数f2が、乗算器81あるいは乗算器82で
乗せられ、変位量データg1,g2となる。
【0010】つぎに、変位量データa1,a2の読みだし
にも用いた、アドレスbのX方向成分b1には変位量デ
ータg1を加算器91で加算し、同様にアドレスbのY
方向成分b2にはg2を加算器92で加算する。こうして
新たなアドレスh1,h2が生成される。画像メモリ10
に記憶されている入力画像信号pのデータをアドレスh
1,h2で読みだし、出力端子2から出力画像信号qとし
て出力される。なお、以上の説明では変位量データがそ
れぞれ任意の定数f1,f2を例にとって説明したが、定
数が以下の数式を満たす場合、 f1 2+f2 2=1 すなわち、f1=cosθ,f2=sinθなので、θの値を変
えてやることによって、f1,f2を変化させることがで
きる。
【0011】図2は第2の実施例における映像特殊効果
発生装置の概略ブロック図である。図2において、入力
端子1からは入力画像信号pが入力され、画像メモリ1
0に記憶される。パターン発生器20は映像特殊効果の
様々なパターンのX方向、Y方向のデータ2つずつを生
成して、それぞれを変位量データa1,a2とする。変位
量データa1は変位量メモリ31に,変位量データa2
変位量メモリ32に順次記憶される。変位量データ
1,a2の読み出しは、アドレス発生器40から発生さ
れる任意のアドレスbを用いて行われる。そして変位量
データc1は変位量制御回路61において、また変位量
データc2は変位量制御回路62において制御係数d1
2との演算を行い、変位量データはe1,e2となる。
このとき演算の一例として、制御係数d1,d2と、変位
量データc1,c2との乗算などが挙げられる。ここで、
制御係数d1,d2は、制御係数発生回路51,52を調
整することによって任意に変えることができる。つぎ
に、変位量データa1,a2の読みだしにも用いたアドレ
スbのX方向成分b1には変位量データe1を加算器91
で加算し、同様にアドレスbのY方向成分b2には変位
量データe2を加算器92で加算する。こうして新たな
アドレスh1,h2が生成される。画像メモリ10に記憶
されている入力画像信号pのデータをアドレスh1,h2
で読みだし、出力端子2から出力画像信号qとして出力
される。
【0012】なお、第1の実施例、第2の実施例とも
に、パターン発生器の例として乱数発生器とローパスフ
ィルターを組み合わせたもの、定数発生器、記憶手段、
計算機などが挙げられる。パターン発生器として乱数発
生器とローパスフィルターを組み合わせたものを用いた
場合には、得られる映像特殊効果の一例として、入力画
像があたかも溶けていくような効果が挙げられる。ま
た、パターン発生器として定数発生器を用いたときは、
入力画像と背景との境界線を水平な線あるいは水平線に
垂直な線と一致させたまま入力画像が縮んでいくという
効果が、装置によって得られる映像特殊効果の一例であ
る。記憶手段をパターン発生器として用いた場合は、あ
らかじめパターンを記憶させておくことにより、複雑な
形状をもつ映像特殊効果が得られる。パターン発生器と
して計算機を用いた場合は、任意の映像特殊効果を得る
ことができる。但し、ここで用いる計算機は、従来の方
法で述べた計算機ほど高速な処理能力をもつものでなく
てもよい。
【0013】第1の実施例を用いて得られる映像特殊効
果の例を図3(b)に示す。図3(a)が入力画像であ
る。図3(b)は、パターン発生器から発生された変位
量データに各処理をほどこしたものを、下方向の変位量
データとして各アドレスに加算することにより得られた
出力画像で、あたかも入力画像が下方向に溶けていくよ
うな特殊効果画像である。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
映像特殊効果発生装置は、パターン発生器と、変位量メ
モリと、変位量データにアドレスを加算する加算器とを
用いることにより、高速な処理能力をもつ計算機を使わ
ずして多様な効果を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の映像特殊効果発生装置
の概略ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例の映像特殊効果発生装置
の概略ブロック図
【図3】(a)入力画像の一例を示すパターン図 (b)出力画像の一例を示すパターン図
【図4】従来技術の第1例の概略ブロック図
【図5】従来技術の第2例の概略ブロック図
【符号の説明】
10 画像メモリ 20 パターン発生器 30 変位量メモリ 31 変位量メモリ(X方向成分) 32 変位量メモリ(Y方向成分) 40 アドレス発生器 50 制御係数発生回路 51 制御係数発生回路(X方向成分) 52 制御係数発生回路(Y方向成分) 60 変位量制御回路 61 変位量制御回路(X方向成分) 62 変位量制御回路(Y方向成分) 71 定数発生器(X方向成分) 72 定数発生器(Y方向成分) 81 乗算器(X方向成分) 82 乗算器(Y方向成分) 91 加算器(X方向成分) 92 加算器(Y方向成分)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号の特定の画素を指定するX方向成
    分とY方向成分とから構成される第1のアドレスを発生
    するアドレス発生器と、映像特殊効果のパターンを発生
    するパターン発生器と、前記パターン発生器から生成さ
    れた映像パターンを第1の変位量データとして記憶する
    変位量メモリと、前記第1のアドレスにより読み出され
    る前記第1の変位量データを制御し、第2の変位量デー
    タを発生する変位量制御回路と、前記第1のアドレスの
    X方向成分、Y方向成分の少なくとも1成分に、前記第
    2の変位量データを加算して第2のアドレスを発生する
    加算器と、入力画像信号を記憶した後、前記第2のアド
    レスで前記入力画像信号のデータを読み出す画像メモリ
    とを備えたことを特徴とする映像特殊効果発生装置。
  2. 【請求項2】変位量制御回路によって制御された第2の
    変位量データに、第1の所定の値を乗じたもの、及び前
    記第2の変位量データに第2の所定の値を乗じたものの
    2成分から成る第3の変位量データを生成し、前記2成
    分の前記第3の変位量データを2台の加算器において、
    第1のアドレスのX方向成分とY方向成分にそれぞれ加
    算したものを第2のアドレスとすることを特徴とする請
    求項1記載の映像特殊効果発生装置。
  3. 【請求項3】第1の所定の値と第2の所定の値は、2つ
    の値の2乗和が所定の値であることを特徴とする請求項
    2記載の映像特殊効果発生装置。
  4. 【請求項4】パターン発生器がX方向とY方向それぞれ
    の変位量データを発生するとともに、変位量メモリと変
    位量制御回路と加算器を、それぞれ2台ずつもち、生成
    された2つのアドレスをそれぞれ第2のアドレスのX方
    向成分、Y方向成分とすることを特徴とする請求項1記
    載の映像特殊効果発生装置。
  5. 【請求項5】パターン発生器が、乱数発生器と、前記乱
    数発生器に接続されたローパスフィルターとで構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の映像特殊効果発生装
    置。
  6. 【請求項6】パターン発生器が、定数発生器であること
    を特徴とする請求項1記載の映像特殊効果発生装置。
  7. 【請求項7】パターン発生器が、複数のパターンを記憶
    する記憶手段と、前記複数のパターンを任意に選択する
    手段とで構成されることを特徴とする請求項1記載の映
    像特殊効果発生装置。
  8. 【請求項8】パターン発生器が、任意のパターンを発生
    し得る計算機であることを特徴とする請求項1記載の映
    像特殊効果発生装置。
JP19812292A 1992-07-24 1992-07-24 映像特殊効果発生装置 Pending JPH0646331A (ja)

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JPH0646331A true JPH0646331A (ja) 1994-02-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6507722B2 (en) * 2000-05-12 2003-01-14 Seiko Epson Corporation Developing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6507722B2 (en) * 2000-05-12 2003-01-14 Seiko Epson Corporation Developing device

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