JPH0646319A - 動きベクトル検出回路 - Google Patents

動きベクトル検出回路

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JPH0646319A
JPH0646319A JP6221992A JP6221992A JPH0646319A JP H0646319 A JPH0646319 A JP H0646319A JP 6221992 A JP6221992 A JP 6221992A JP 6221992 A JP6221992 A JP 6221992A JP H0646319 A JPH0646319 A JP H0646319A
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Akio Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、代表点マッチング法による
動きベクトル検出回路において、IC化に適した回路を
提供することである。 【構成】 本発明の動きベクトル検出回路は、画像を複
数の領域に分割し各領域の代表点の画像データを記憶す
る代表点メモリ回路2と、現フィールドの画像データと
前記代表点メモリからのデータとにより前記代表点に対
して偏移したサンプリング点における相関値を演算する
相関値演算回路3と、この相関値演算回路出力を前記代
表点に対して同一偏移を有するサンプリング点毎に累積
加算する累積加算回路4と、この累積加算回路出力で累
積加算された相関累積値が最小のサンプリング点の位置
及び最小値を検出する最小値検出回路5と、前記位置及
び最小値に基づき画像の動きベクトルを発生するマイク
ロコンピュータ7と、一個の代表点に対して2個の書込
み制御パルスを発生させるとともに、一方の書込み制御
パルスと読出し制御パルスのタイミングが一致した場
合、前記代表点メモリへの前記一方の書込み制御パルス
の供給を禁止するメモリ制御回路14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラの手ぶれ補
正装置等に用いて好適な動きベクトル検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラにおいて、手ぶれ補正を行
うには動きベクトルの検出が必要となる。この動きベク
トルの検出方法の一つにNational Technical Report Vo
l.37No.3 Jun.1991のP48〜54に示される代表点マ
ッチング法がある。
【0003】この代表点マッチング法とは、固定の複数
の代表点における1フィールド(或るいは1フレーム)
前の映像信号レベルと代表点を含む検出エリア内のサン
プリング点の映像信号レベルとを比較し、その差がもっ
とも少ない相関性の高い現フィールドのサンプリング点
を求め、このサンプリング点と代表点との位置の差(偏
移)を被写体の動き、即ち、動きベクトルとして特定す
るものである。
【0004】次にこの代表点マッチング法を具体的に説
明する。図7は撮像エリアを示し、この撮像エリア内に
は4個の検出ブロックが設けられている。更に、各検出
ブロックは30個の検出エリアに区分されている。そし
て、図8に拡大して示す様に各検出エリアには複数のサ
ンプリング点が存在し、その中の一つが代表点として定
められている。
【0005】図9に代表点マッチング法による動きベク
トル検出回路のブロック図を示す。
【0006】入力端子1に入力されるデジタル映像信号
は代表点メモリ2及び相関値演算回路3に供給される。
この代表点メモリ回路2には各代表点の輝度レベルに応
じたデジタルデータが保存される。相関値演算回路3で
は現フレームの映像信号の輝度レベルに応じたデジタル
データと前記代表点メモリ回路2からの1フレーム(或
るいは1フィールド)前のデジタルデータとの差の絶対
値、即ち代表点と検出エリア内における代表点に対して
偏移したサンプリング点との輝度の相関値が演算され
る。この相関値は相関値メモリ及び加算器を含む累積加
算回路4において、検出ブロック内の代表点に対して同
一偏移を有するサンプリング点毎に累積加算される。こ
の累積加算は4個の検出ブロック毎に行われる。
【0007】累積加算回路出力は最小値検出回路5及び
平均値算出回路6に供給される。最小値検出回路5は相
関累積値が最小のサンプリング点の位置及びその最小値
を検出する。また、平均値算出回路6は相関累積値の平
均を算出する。そして、求められた最小位置、最小値及
び平均値はマイクロコンピュータ7に供給され、動きベ
クトルが作成される。マイクロコンピュータ7の動きベ
クトル作成は、ソフトウェア処理により、まず、各検出
ブロック毎に最小位置に基づいて計4個の動きベクトル
を抽出する。次に、この動きベクトルの内、最小値/平
均値が所定の閾値より小さいものを信頼度の低いものと
して除去し、残りのものから1個の動きベクトルを特定
する。
【0008】尚、代表点メモリ回路2、累積加算回路4
及び平均値算出回路6は制御回路8によりアドレス及び
タイミング等が制御される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の動きベクトル検
出回路において代表点と検出エリアの位置が常に一定で
あれば問題ないが、例えば、テレビジョン学会誌 Vol.4
5、No.10、pp1221~1229(1991)に記載されているように、
フィールド毎に代表点を移動させながら代表点マッチン
グを行う場合には検出エリアの開始点と代表点との水平
位置が一致する場合が生ずる。
【0010】即ち、代表点メモリの書込みと読出しを1
クロック内で行う必要が発生する。従来、これに対処す
るためには1クロック内に書込みと読出しが同時に行え
る高速メモリを使用すれば良かったが、このようなメモ
リは面積や消費電力が大きくなるためIC化に適してい
なかった。
【0011】本発明は上述の点に鑑み為されたものであ
り、フィールド毎に代表点を移動させながら代表点マッ
チングを行う場合でも1クロック内に書込みと読出しが
同時に行える高速メモリを使用する必要のない動きベク
トル検出装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像を複数の
領域に分割し各領域の代表点の画像データを記憶する代
表点メモリと、この代表点メモリの書込み及び読出しを
制御するメモリ制御回路と、現フィールドの画像データ
と前記代表点メモリからのデータとにより前記代表点に
対して偏移したサンプリング点における相関値を演算す
る相関値演算回路と、この相関値演算回路出力を前記代
表点に対して同一偏移を有するサンプリング点毎に累積
加算する累積加算回路と、この累積加算回路出力で累積
加算された相関累積値が最小のサンプリング点の位置及
び最小値を検出する最小値検出回路と、前記位置及び最
小値に基づき1個の画像の動きベクトルを発生する動き
ベクトル発生回路とを備える動きベクトル検出回路にお
いて、前記メモリ制御回路は一個の代表点に対して2個
の書込み制御パルスを発生させるとともに、一方の書込
み制御パルスと読出し制御パルスのタイミングが一致し
た場合、前記代表点メモリへの前記一方の書込み制御パ
ルスの供給を禁止するようにしたことを特徴とする動き
ベクトル検出回路である。
【0013】
【作用】上述の手段により、本発明のメモリ制御回路は
一個の代表点に対して2個の書込み制御パルスを発生さ
せるとともに、一方の書込み制御パルスと読出し制御パ
ルスのタイミングが一致した場合、前記代表点メモリへ
の前記一方の書込み制御パルスの供給を禁止するよう制
御する。
【0014】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例を説明す
る。図1は本実施例における動きベクトル検出回路のブ
ロック図を示し、従来の図9と同一部分には同一符号を
付し説明を省略する。
【0015】入力端子1に入力されるインターレース方
式のデジタル映像信号(14MHZ)は水平間引き回路
9で2画素に1画素の割合で間引かれ7MHZのデータ
とされる。このデータは垂直補間回路10で1H(1水
平走査期間)前のデータと加算平均され、補間データが
作成される。垂直補間回路10は現データと補間データ
の両方を出力する。
【0016】この両データはそれぞれ水平LPF11及
び12でフィルタリングされ、更に1個の垂直LPF1
3でフィルタリングされてノイズが除去される。
【0017】この垂直フィルタ出力は代表点メモリ回路
2に供給される。この代表点メモリ回路はメモリ制御回
路14からのアドレス及び書込み/読出し制御パルスに
より書込み及び読出しが制御される。このメモリ制御回
路は、同期制御回路15からの水平アドレス、垂直アド
レス及びマイクロコンピュータ7からの代表点位置デー
タ、エリア間隔データ、ブロック間隔データ、代表点数
データ、検出開始位置データ等に基づき前記アドレス及
び制御パルスを発生する。
【0018】そして、この代表点メモリ回路出力は相関
値演算回路3で相関値が演算され累積加算回路4及び平
均値算出回路6に供給される。
【0019】また、累積加算回路4内の相関値メモリ
(図示省略)も代表点メモリ回路2と同様にメモリ制御
回路17により制御される。即ち、このメモリ制御回路
は、同期制御回路15からの水平アドレス、垂直アドレ
ス及びマイクロコンピュータ7からのエリア間隔デー
タ、ブロック間隔データ、代表点数データ、検出開始位
置データ等に基づきアドレス及び書込み/読出し制御パ
ルスを発生する。
【0020】そして、前記累積加算回路4からの出力に
より最小値検出回路5で最小値及びその位置が求められ
マイクロコンピュータ7に供給される。マイクロコンピ
ュータ7はこの最小値検出回路5出力及び平均値算出回
路6出力に基づき動きベクトルを作成する。
【0021】次に、本実施例における代表点メモリの構
成及び制御について説明する。図2は代表点メモリの領
域の模式図を示し、本実施例の代表点メモリはアドレス
0〜119迄の1フィールドの代表点120個分とアド
レス120〜131迄の1ラインの代表点12個分の計
132個分の領域を有する。
【0022】上記代表点メモリは固定アドレス方式では
なく、図3に示す如くフィールド毎に代表点に対するア
ドレスが変動するフローティングアドレス方式で制御さ
れる。
【0023】具体的には、まず、Aフィールドのデータ
A0〜A119がアドレス0〜119に書込まれる。
【0024】次に、Bフィールドの1行目のデータB0
〜B11が1行分のアドレス120〜131に書込まれ
るが、同時にこの期間内に1行分のアドレス0〜11の
データA0〜11が読出され1行目の検出エリアの相関
演算が行われる。
【0025】そして、Bフィールドの2行目のデータB
12〜B23を書込む時には前記相関演算は終了してお
りアドレス0〜11のデータは既に不要となっているた
めこのアドレスにデータB12〜B23を書込む。以
下、この動作を繰り返す。
【0026】尚、図3においてデータを表す数字は代表
点の画面上の位置に対応している。
【0027】次に、図4に従い代表点メモリ回路2の具
体的構成を説明する。21はイネーブル付きのDフリッ
プフロップよりなるラッチ回路でありデータイネーブル
信号がハイの時入力データをラッチする。22はこのラ
ッチ回路21の出力が供給される代表点メモリである。
この代表点メモリ22はアドレス端子AD及びライトイ
ネーブル端子WE有する。23はメモリ制御回路14か
らのライトアドレス及びリードアドレスをアドレスセレ
クト信号により選択して前記代表点メモリ22に供給す
るセレクタ、24は後述するライトコントロール信号と
ライトイネーブル信号のANDをとり、メモリライトイ
ネーブル信号として前記代表点メモリに供給するAND
回路、25は21と同様のラッチ回路であり、リードイ
ネーブル信号により代表点メモリ出力をラッチする。
【0028】上述の代表点メモリ回路の動作について図
5及び図6に従い説明する。
【0029】図5は代表点の存在するラインにおけるタ
イムチャートであり、検出エリアの開始点と代表点との
水平位置が一致しない場合を示す。
【0030】まず、書込み時、ラッチ回路21に入力さ
れるデータB12は代表点間隔で発生するデータイネー
ブル信号の立ち下がりでラッチされ、代表点メモリ22
に供給される。また、この代表点メモリにはライトコン
トロール信号でゲートされたライトイネーブル信号も供
給される。このライトイネーブル信号は代表点の位置で
且つ1個の代表点に対して少なくとも1クロック離れて
近接して2個発生し、このうち最初のパルスの立ち上が
りでデータを書込む。セレクタ23はアドレスセレクト
信号がローの時、ライトアドレスを選択している。従っ
て、データB12はその時のアドレス0に書込まれる。
【0031】尚、前記ライトイネーブル信号は代表点の
存在するラインでのみ発生する。
【0032】次に、アドレスセレクト信号がハイになる
とリードアドレスが選択され、アドレス13に書込まれ
ていたデータA13が代表点メモリから出力される。そ
して、ラッチ回路25は代表点メモリからのデータA1
3をリードイネーブル信号の立ち上がりでラッチして出
力する。
【0033】上述の動作では検出エリアの開始点と代表
点との水平位置は一致しないためライトイネーブル信号
とリードイネーブル信号は一致することはないが、例え
ば、テレビジョン学会誌 Vol.45、No.10、pp1221~1229(19
91)に記載されているように、フィールド毎に代表点を
移動させながら代表点マッチングを行う場合には検出エ
リアの開始点と代表点との水平位置が一致する場合が生
ずる。
【0034】即ち、ライトイネーブル信号とリードイネ
ーブル信号とが一致するため1クロック内で書込みと読
出しを行う必要が発生する。従来、これに対処するため
には1クロック内に書込みと読出しが同時に行える高速
メモリを使用すればよいが、このようなメモリは面積や
消費電力が大きくなるためIC化に適していなかった。
【0035】しかしながら、本実施例では一つの代表点
に対するライトイネーブル信号は少なくとも1クロック
離れて2個発生すると共に、少なくともリードイネーブ
ル信号期間はライトコントロール信号をローとしてい
る。このためライトイネーブル信号の内の一方はAND
回路24によりゲートされ、代表点メモリ22に供給さ
れるメモリライトイネーブル信号は図示の如くリードイ
ネーブル信号とはタイミングがずれる。
【0036】従って、検出エリアの開始点と代表点との
水平位置が一致した場合、代表点のデータを書込むタイ
ミングをわずかに遅らすことにより書込みと読出しを同
時に行わなくても済む。しかも書込まれるデータ自身は
ラッチ回路21で代表点の画像データをラッチしたもの
であるため何ら問題はない。
【0037】
【発明の効果】上述の如くは本発明によれば、フィール
ド毎に代表点を移動させながら代表点マッチングを行う
場合、書込み制御パルスと読出し制御パルスのタイミン
グが一致しても1クロック内に書込みと読出しを同時に
行う必要がないため、面積や消費電力が大きい高速メモ
リを使用せずに済むため、IC化に極めて適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における動きベクトル検出回
路のブロック図である。
【図2】本実施例における代表点メモリの領域の模式図
である。。
【図3】本実施例におけるフローティングアドレス方式
の説明図である。
【図4】本実施例における代表点メモリ回路の回路図で
ある。
【図5】検出エリアの開始点と代表点との水平位置が一
致しない場合の図4のタイムチャートを示す。
【図6】検出エリアの開始点と代表点との水平位置が一
致する場合の図4のタイムチャートを示す。
【図7】代表点マッチング法における撮像エリアを示す
図である。
【図8】検出エリアの拡大図である。
【図9】従来の動きベクトル検出回路のブロック図であ
る。
【符号の説明】
2 代表点メモリ回路 3 相関値演算回路 4 累積加算回路 5 最小値検出回路 14、17 メモリ制御回路 21、25 ラッチ回路 22 代表点メモリ 23 セレクタ 24 AND回路
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 この垂直フィルタ出力は代表点メモリ回
路2及び相関値演算回路3に供給される。この代表点メ
モリ回路はメモリ制御回路14からのアドレス及び書き
込み/読み出し制御パルスにより書き込み及び読み出し
が制御される。このメモリ制御回路は同期制御回路15
からの水平アドレス、垂直アドレス及びマイクロコンピ
ュータ7からの代表点位置データ、エリア間隔データ、
ブロック間隔データ、代表点数データ、検出開始位置デ
ータ等に基づき前記アドレス及び制御パルスを発生す
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】 まず、書込み時、ラッチ回路21に入
力されるデータB12は代表点間隔で発生するデータイ
ネーブル信号でラッチされ、代表点メモリ22に供給さ
れる。また、この代表点メモリにはライトコントロール
信号でゲートされたライトイネーブル信号も供給され
る。このライトイネーブル信号は代表点の位置で且つ1
個の代表点に対して少なくとも1クロック離れて近接し
て2個発生し、このうち最初のパルスの立ち上がりでデ
ータを書込む。セレクタ23はアドレスセレクト信号が
ローの時、ライトアドレスを選択している。従って、デ
ータB12はその時のアドレス0に書込まれる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】 次に、アドレスセレクト信号がハイにな
るとリードアドレスが選択され、アドレス13に書込ま
れていたデータA13が代表点メモリから出力される。
そして、ラッチ回路25は代表点メモリからのデータA
13をリードイネーブル信号でラッチして出力する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】 上述の動作では検出エリアの開始点と代
表点との水平位置は一致しないためライトイネーブル信
号とリードイネーブル信号は一致することはないが、例
えば、テレビジョン学会誌 Vol.45、No.10、pp1221~1229
(1991)に記載されているように、フィールド毎に代表点
を移動させながら代表点マッチングを行う場合、あるい
は逆に検出エリアの開始点を移動させながら行う場合に
は検出エリアの開始点と代表点との水平位置が一致する
場合が生ずる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】 しかしながら、本実施例では図6に示す
ごとく、一つの代表点に対するライトイネーブル信号は
少なくとも1クロック離れて2個発生すると共に、少な
くともリードイネーブル信号期間はライトコントロール
信号をローとしている。このためライトイネーブル信号
の内の一方はAND回路24によりゲートされ、代表点
メモリ22に供給されるメモリライトイネーブル信号は
図示の如くリードイネーブル信号とはタイミングがずれ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を複数の領域に分割し各領域の代表
    点の画像データを記憶する代表点メモリと、この代表点
    メモリの書込み及び読出しを制御するメモリ制御回路
    と、現フィールドの画像データと前記代表点メモリから
    のデータとにより前記代表点に対して偏移したサンプリ
    ング点における相関値を演算する相関値演算回路と、こ
    の相関値演算回路出力を前記代表点に対して同一偏移を
    有するサンプリング点毎に累積加算する累積加算回路
    と、この累積加算回路出力で累積加算された相関累積値
    が最小のサンプリング点の位置及び最小値を検出する最
    小値検出回路と、前記位置及び最小値に基づき1個の画
    像の動きベクトルを発生する動きベクトル発生回路とを
    備える動きベクトル検出回路において、 前記メモリ制御回路は一個の代表点に対して2個の書込
    み制御パルスを発生させるとともに、一方の書込み制御
    パルスと読出し制御パルスのタイミングが一致した場
    合、前記代表点メモリへの前記一方の書込み制御パルス
    の供給を禁止するように制御することを特徴とする動き
    ベクトル検出回路。
  2. 【請求項2】 前記代表点メモリの前段に代表点の画像
    データをラッチするラッチ回路を設けてなる請求項1記
    載の動きベクトル検出回路。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588012A (ja) * 1981-07-03 1983-01-18 Takeda Chem Ind Ltd 豚用組成物
JPH01269371A (ja) * 1988-04-21 1989-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動き量検出装置

Patent Citations (2)

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