JPH0646312A - 動きベクトル検出回路 - Google Patents

動きベクトル検出回路

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JPH0646312A
JPH0646312A JP4106621A JP10662192A JPH0646312A JP H0646312 A JPH0646312 A JP H0646312A JP 4106621 A JP4106621 A JP 4106621A JP 10662192 A JP10662192 A JP 10662192A JP H0646312 A JPH0646312 A JP H0646312A
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JP
Japan
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circuit
representative point
memory
data
correlation value
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JP4106621A
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English (en)
Inventor
Toshiya Iinuma
俊哉 飯沼
Akio Kobayashi
昭男 小林
Toshiyuki Okino
俊行 沖野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、代表点マッチング法による
動きベクトル検出回路において動きベクトル検出の検出
精度を維持しながら相関値メモリの容量を削減すること
である。 【構成】 本発明では、入力データは水平間引き回路9
で水平方向に2画素に1画素の割合で間引かれると共
に、垂直補間回路10で補間される。そして、補間され
たデータを使用して相関値演算回路3で現フィールドの
画像データと代表点メモリ回路2からのデータとにより
前記代表点に対して偏移したサンプリング点における相
関値を演算した後、累積加算回路4で累積加算する。そ
して、この累積加算された相関累積値に基づいて動きベ
クトルが特定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラの手ぶれ補
正装置等に用いて好適な動きベクトル検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラにおいて、手ぶれ補正を行
うには動きベクトルの検出が必要となる。この動きベク
トルの検出方法の一つにNational Technical Report Vo
l.37No.3 Jun.1991のP48〜54に示される代表点マ
ッチング法がある。
【0003】この代表点マッチング法とは、固定の複数
の代表点における1フィールド(或るいは1フレーム)
前の映像信号レベルと代表点を含む検出エリア内のサン
プリング点の映像信号レベルとを比較し、その差がもっ
とも少ない相関性の高い現フィールドのサンプリング点
を求め、このサンプリング点と代表点との位置の差(偏
移)を被写体の動き、即ち、動きベクトルとして特定す
るものである。
【0004】次にこの代表点マッチング法を具体的に説
明する。図10は撮像エリアを示し、この撮像エリア内
には4個の検出ブロックが設けられている。更に、各検
出ブロックは30個の検出エリアに区分されている。そ
して、図11に拡大して示す様に各検出エリアには複数
のサンプリング点が存在し、その中の一つが代表点とし
て定められている。
【0005】図12に代表点マッチング法による動きベ
クトル検出回路のブロック図を示す。
【0006】入力端子1に入力されるデジタル映像信号
は代表点メモリを含む代表点メモリ回路2及び相関値演
算回路3に供給される。この代表点メモリ回路2には各
代表点の輝度レベルに応じたデジタルデータが保存され
る。相関値演算回路3では現フレームの映像信号の輝度
レベルに応じたデジタルデータと前記代表点メモリ回路
2からの1フレーム(或るいは1フィールド)前のデジ
タルデータとの差の絶対値、即ち代表点と検出エリア内
における代表点に対して偏移したサンプリング点との輝
度の相関値が演算される。この相関値は相関値メモリ及
び加算器を含む累積加算回路4において、検出ブロック
内の代表点に対して同一偏移を有するサンプリング点毎
に累積加算される。この累積加算は4個の検出ブロック
毎に行われる。
【0007】累積加算回路出力は最小値検出回路5及び
平均値算出回路6に供給される。最小値検出回路5は相
関累積値が最小のサンプリング点の位置及びその最小値
を検出する。また、平均値算出回路6は相関累積値の平
均を算出する。そして、求められた最小位置、最小値及
び平均値はマイクロコンピュータ7に供給され、動きベ
クトルが作成される。マイクロコンピュータ7の動きベ
クトル作成は、ソフトウェア処理により、まず、各検出
ブロック毎に最小位置に基づいて計4個の動きベクトル
を抽出する。次に、この動きベクトルの内、最小値/平
均値が所定の閾値より小さいものを信頼度の低いものと
して除去し、残りのものから1個の動きベクトルを特定
する。
【0008】尚、代表点メモリ回路2、累積加算回路4
及び平均値算出回路6は制御回路8によりアドレス及び
タイミング等が制御される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
相関値メモリの容量を減らすためには検出点を減らせば
よいが、単に検出点を減らせば検出精度が落ちるという
欠点があった。
【0010】本発明は上述の点に鑑み為されたものであ
り、動きベクトルの検出精度を下げることなく相関値メ
モリの容量を減らすことができる動きベクトル検出回路
を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像を複数の
領域に分割し各領域の代表点の画像データを記憶する代
表点メモリと、この代表点メモリの書込み及び読出しを
制御するメモリ制御回路と、現フィールドの画像データ
と前記代表点メモリからのデータとにより前記代表点に
対して偏移したサンプリング点における相関値を演算す
る相関値演算回路と、この相関値演算回路出力を前記代
表点に対して同一偏移を有するサンプリング点毎に累積
加算する累積加算回路と、この累積加算回路出力で累積
加算された相関累積値が最小のサンプリング点の位置及
び最小値を検出する最小値検出回路と、前記位置及び最
小値に基づき1個の画像の動きベクトルを発生する動き
ベクトル発生回路とを備える動きベクトル検出回路にお
いて、前記相関値演算回路の前段に前記画像データを水
平方向に間引く水平間引き回路を設けてなる動きベクト
ル検出回路である。
【0012】
【作用】上述の手段により、相関値演算回路に供給され
るデータは水平方向に間引かれる。
【0013】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例を説明す
る。図1は本実施例における動きベクトル検出回路のブ
ロック図を示し、従来の図9と同一部分には同一符号を
付し説明を省略する。
【0014】入力端子1に入力されるインターレース方
式の14MHZのデジタル映像信号7MHZのクロック
で動作するラッチ回路よりなる水平間引き回路9で2画
素に1画素の割合で間引かれて7MHZのデータとされ
る。このデータは垂直補間回路10で補間され、補間デ
ータが作成される。垂直補間回路10は原データと補間
データの両方を出力する。
【0015】図2は垂直補間回路の具体的回路図であ
り、7MHZの入力データは1Hメモリ101で1水平
期間遅延された後、入力データと加算回路104で加算
されて補間データとして出力されると共に、前記入力デ
ータはそのまま原データとして出力される。尚、同図に
おいて103〜106はラッチ回路である。
【0016】この両データはそれぞれ水平LPF11及
び12でフィルタリングされ、更に1個の垂直LPF1
3でフィルタリングされてノイズが除去される。
【0017】ここで、相関演算の前にデータの水平間引
きを行っているが、一般に人間の目は垂直方向に比べて
水平方向の解像力は弱いので、水平間引きを行っても検
出精度はあまり落ちない。
【0018】よって、垂直補間による高い検出精度を維
持しながら相関値メモリの容量を減らすことができる。
【0019】前記垂直フィルタ出力は代表点メモリ回路
2に供給され、この代表点メモリ回路はメモリ制御回路
14からのアドレス及び書込み/読出し制御パルスによ
り書込み及び読出しが制御される。このメモリ制御回路
は、同期制御回路15からの水平アドレス、垂直アドレ
ス及びマイクロコンピュータ7からの代表点位置デー
タ、エリア間隔データ、ブロック間隔データ、代表点数
データ、検出開始位置データ等に基づき前記アドレス及
び制御パルスを発生する。
【0020】そして、この代表点メモリ回路出力は相関
値演算回路3で相関値が演算され累積加算回路4及び平
均値算出回路6に供給される。
【0021】また、累積加算回路4内の相関値メモリ
(図示省略)も代表点メモリ回路2と同様にメモリ制御
回路17により制御される。即ち、このメモリ制御回路
は、同期制御回路15からの水平アドレス、垂直アドレ
ス及びマイクロコンピュータ7からのエリア間隔デー
タ、ブロック間隔データ、代表点数データ、検出開始位
置データ等に基づきアドレス及び書込み/読出し制御パ
ルスを発生する。
【0022】そして、前記累積加算回路4からの出力に
より最小値検出回路5で最小値及びその位置が求められ
マイクロコンピュータ7に供給される。マイクロコンピ
ュータ7はこの最小値検出回路5出力及び平均値算出回
路6出力に基づき動きベクトルを作成する。
【0023】次に、本実施例における代表点メモリの構
成及び制御について説明する。図2は代表点メモリの領
域の模式図を示し、本実施例の代表点メモリはアドレス
0〜119迄の1フィールドの代表点120個分とアド
レス120〜131迄の1ラインの代表点12個分の計
132個分の領域を有する。
【0024】上記代表点メモリは固定アドレス方式では
なく、図3に示す如くフィールド毎に代表点に対するア
ドレスが変動するフローティングアドレス方式で制御さ
れる。
【0025】具体的には、まず、Aフィールドのデータ
A0〜A119がアドレス0〜119に書込まれる。
【0026】次に、Bフィールドの1行目のデータB0
〜B11が1行分のアドレス120〜131に書込まれ
るが、同時にこの期間内に1行分のアドレス0〜11の
データA0〜11が読出され1行目の検出エリアの相関
演算が行われる。
【0027】そして、Bフィールドの2行目のデータB
12〜B23を書込む時には前記相関演算は終了してお
りアドレス0〜11のデータは既に不要となっているた
めこのアドレスにデータB12〜B23を書込む。以
下、この動作を繰り返す。
【0028】尚、図3においてデータを表す数字は代表
点の画面上の位置に対応している。
【0029】次に、図4に従い代表点メモリ回路2の具
体的構成を説明する。21はイネーブル付きのDフリッ
プフロップよりなるラッチ回路でありデータイネーブル
信号がハイの時入力データをラッチする。22はこのラ
ッチ回路21の出力が供給される代表点メモリである。
この代表点メモリ22はアドレス端子AD及びライトイ
ネーブル端子WE有する。23はメモリ制御回路14か
らのライトアドレス及びリードアドレスをアドレスセレ
クト信号により選択して前記代表点メモリ22に供給す
るセレクタ、24は後述するライトコントロール信号と
ライトイネーブル信号のANDをとり、メモリライトイ
ネーブル信号として前記代表点メモリに供給するAND
回路、25は21と同様のラッチ回路であり、リードイ
ネーブル信号により代表点メモリ出力をラッチする。
【0030】上述の代表点メモリ回路の動作について図
5及び図6に従い説明する。
【0031】図5は代表点の存在するラインにおけるタ
イムチャートであり、検出エリアの開始点と代表点との
水平位置が一致しない場合を示す。
【0032】まず、書込み時、ラッチ回路21に入力さ
れるデータB12は代表点間隔で発生するデータイネー
ブル信号の立ち下がりでラッチされ、代表点メモリ22
に供給される。また、この代表点メモリにはライトコン
トロール信号でゲートされたライトイネーブル信号も供
給される。このライトイネーブル信号は代表点の位置で
且つ1個の代表点に対して少なくとも1クロック離れて
近接して2個発生し、このうち最初のパルスの立ち上が
りでデータを書込む。セレクタ23はアドレスセレクト
信号がローの時、ライトアドレスを選択している。従っ
て、データB12はその時のアドレス0に書込まれる。
【0033】尚、前記ライトイネーブル信号は代表点の
存在するラインでのみ発生する。
【0034】次に、アドレスセレクト信号がハイになる
とリードアドレスが選択され、アドレス13に書込まれ
ていたデータA13が代表点メモリから出力される。そ
して、ラッチ回路25は代表点メモリからのデータA1
3をリードイネーブル信号の立ち上がりでラッチして出
力する。
【0035】上述の動作では検出エリアの開始点と代表
点との水平位置は一致しないためライトイネーブル信号
とリードイネーブル信号は一致することはないが、例え
ば、テレビジョン学会誌 Vol.45、No.10、pp1221~1229(19
91)に記載されているように、フィールド毎に代表点を
移動させながら代表点マッチングを行う場合には検出エ
リアの開始点と代表点との水平位置が一致する場合が生
ずる。
【0036】即ち、ライトイネーブル信号とリードイネ
ーブル信号とが一致するため1クロック内で書込みと読
出しを行う必要が発生する。従来、これに対処するため
には1クロック内に書込みと読出しが同時に行える高速
メモリを使用すればよいが、このようなメモリは面積や
消費電力が大きくなるためIC化に適していなかった。
【0037】しかしながら、本実施例では一つの代表点
に対するライトイネーブル信号は少なくとも1クロック
離れて2個発生すると共に、少なくともリードイネーブ
ル信号期間はライトコントロール信号をローとしてい
る。このためライトイネーブル信号の内の一方はAND
回路24によりゲートされ、代表点メモリ22に供給さ
れるメモリライトイネーブル信号は図示の如くリードイ
ネーブル信号とはタイミングがずれる。
【0038】従って、検出エリアの開始点と代表点との
水平位置が一致した場合、代表点のデータを書込むタイ
ミングをわずかに遅らすことにより書込みと読出しを同
時に行わなくても済む。しかも、代表点メモリに書込ま
れるデータ自身はラッチ回路21によりラッチされた代
表点の画像データであるため何ら問題はない。
【0039】次に、本実施例における累積加算回路4の
構成及び制御について説明する。
【0040】図8は累積加算回路の具体的構成を示し、
41〜44は4個に分割された第1〜第4相関値メモ
リ、45はこの相関値メモリ出力を順次選択するセレク
タ、46〜48はアドレス発生用の第1〜第3カウン
タ、49は前記セレクタ出力をデータ入力に加算する加
算器、50、51はデータを1クロック保持するラッチ
回路である。
【0041】相関値は検出ブロック内の代表点に対して
同一偏移を有するサンプリング点毎に累積加算される。
そして、この累積加算は各検出ブロックに対して行われ
るので、従来、1フィールド分の累積加算を行うために
は相関値メモリの容量は一個の検出エリア内の(サンプ
リング点数×検出ブロック数)だけ必要であった。
【0042】しかしながら、本実施例では、画面の上半
分の検出ブロックA、Bの累積加算が終了した後、下半
分の検出ブロックC、Dの累積加算を開始するまでの数
Hの間に最小値検出回路5での演算を終了するようにし
ているため、相関値メモリの全容量は従来の半分となっ
ている。
【0043】次に累積加算回路の動作について図9と共
に説明する。
【0044】尚、図9において、データ入力、セレクタ
出力及びメモリ入力の最初の数字は相関値メモリの番号
を示し、後の数字はアドレスを示す。
【0045】まず、第1カウンタ46はリセットパルス
RSTによりリセットされ、イネーブル信号EN1によ
りカウント動作し最初のカウント値0を出力する。この
カウンタ出力はそれぞれ位相の異なるロード信号により
第2及び第3カウンタ47、48にロードされる。
【0046】この第2カウンタは4クロック毎に発生す
るイネーブル信号EN2によりカウント動作し、順次カ
ウント値0、1、2を出力する。このカウンタ出力は第
1、第2相関値メモリ41、42にアドレス信号として
供給される。
【0047】同様に、第3カウンタは前記イネーブル信
号EN2とは位相が異なるEN3により動作し、第3、
第4相関値メモリ43、44にアドレス信号を供給す
る。
【0048】セレクタ45は選択信号SEL1、2の組
み合わせにより、1クロック毎に順次、第1〜第4相関
値メモリ出力を選択する。即ち、SEL1及び2が共に
ローのとき第1相関値メモリ出力M10、ハイ、ローの
とき第2相関値メモリ出力M20、ロー、ハイのとき第
3相関値メモリ出力M30、共にハイのとき第4相関値
メモリ出力M40がそれぞれ選択される。
【0049】そして、このセレクタ出力はラッチ回路5
1で1クロック期間保持されて出力されると共に、加算
器49に供給されデータ入力に加算される。この加算出
力はラッチ回路50で1クロック遅延されて各相関値メ
モリに供給される。
【0050】各相関値メモリ41〜44には順次1クロ
ックずつ位相が遅れているライトイネーブル信号WE1
〜4が供給され、順次記憶される。
【0051】このように制御することにより各相関値メ
モリの同一アドレスへの書込み及び読出しは時分割で行
われる。
【0052】
【発明の効果】上述の如くは本発明によれば、動きベク
トル検出の検出精度を維持しながら相関値メモリの容量
を削減できる。
【0053】また、垂直補間回路を併用することにより
相関値メモリの容量は従来と同一で検出精度を大幅に向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における動きベクトル検出回
路のブロック図である。
【図2】本実施例における垂直補間回路の具体的回路図
である。
【図3】本実施例における代表点メモリの領域の模式図
である。。
【図4】本実施例におけるフローティングアドレス方式
の説明図である。
【図5】本実施例における代表点メモリ回路の回路図で
ある。
【図6】検出エリアの開始点と代表点との水平位置が一
致しない場合の図4のタイムチャートを示す。
【図7】検出エリアの開始点と代表点との水平位置が一
致する場合の図4のタイムチャートを示す。
【図8】本実施例における累積加算回路の回路図を示
す。
【図9】図8のタイムチャートを示す。
【図10】代表点マッチング法における撮像エリアを示
す図である。
【図11】検出エリアの拡大図である。
【図12】従来の動きベクトル検出回路のブロック図で
ある。
【符号の説明】
2 代表点メモリ回路 3 相関値演算回路 4 累積加算回路 5 最小値検出回路 9 水平間引き回路 10 垂直補間回路
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図2は垂直補間回路の具体的回路図であ
り、7MHZの入力データは1Hメモリ101で1水平
期間遅延された後、入力データと加算回路102で加算
されて補間データとして出力されると共に、前記入力デ
ータはそのまま原データとして出力される。尚、同図に
おいて103〜106はラッチ回路である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】前記垂直フィルタ出力は代表点メモリ回路
2及び相関値演算回路3に供給される。この代表点メモ
リ回路はメモリ制御回路14からのアドレス及び書き込
み/読み出し制御パルスにより書き込み及び読み出しが
制御される。このメモリ制御回路は同期制御回路15か
らの水平アドレス、垂直アドレス及びマイクロコンピュ
ータ7からの代表点位置データ、エリア間隔データ、ブ
ロック間隔データ、代表点数データ、検出開始位置デー
タ等に基づき前記アドレス及び制御パルスを発生する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】次に、本実施例における代表点メモリの構
成及び制御について説明する。図3は代表点メモリの領
域の模式図を示し、本実施例の代表点メモリはアドレス
0〜119迄の1フィールドの代表点120個分とアド
レス120〜131迄の1ラインの代表点12個分の計
132個分の領域を有する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】上記代表点メモリは固定アドレス方式では
なく、図4に示す如くフィールド毎に代表点に対するア
ドレスが変動するフローティングアドレス方式で制御さ
れる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】尚、図4においてデータを表す数字は代表
点の画面上の位置に対応している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】次に、図5に従い代表点メモリ回路2の具
体的構成を説明する。21はイネーブル付きのDフリッ
プフロップよりなるラッチ回路でありデータイネーブル
信号がハイの時入力データをラッチする。22はこのラ
ッチ回路21の出力が供給される代表点メモリである。
この代表点メモリ22はアドレス端子AD及びライトイ
ネーブル端子WE有する。23はメモリ制御回路14か
らのライトアドレス及びリードアドレスをアドレスセレ
クト信号により選択して前記代表点メモリ22に供給す
るセレクタ、24は後述するライトコントロール信号と
ライトイネーブル信号のANDをとり、メモリライトイ
ネーブル信号として前記代表点メモリに供給するAND
回路、25は21と同様のラッチ回路であり、リードイ
ネーブル信号により代表点メモリ出力をラッチする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】上述の代表点メモリ回路の動作について図
6及び図7に従い説明する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】図6は代表点の存在するラインにおけるタ
イムチャートであり、検出エリアの開始点と代表点との
水平位置が一致しない場合を示す。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】まず、書込み時、ラッチ回路21に入力さ
れるデータB12は代表点間隔で発生するデータイネー
ブル信号でラッチされ、代表点メモリ22に供給され
る。また、この代表点メモリにはライトコントロール信
号でゲートされたライトイネーブル信号も供給される。
このライトイネーブル信号は代表点の位置で且つ1個の
代表点に対して少なくとも1クロック離れて近接して2
個発生し、このうち最初のパルスの立ち上がりでデータ
を書込む。セレクタ23はアドレスセレクト信号がロー
の時、ライトアドレスを選択している。従って、データ
B12はその時のアドレス0に書込まれる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】次に、アドレスセレクト信号がハイになる
とリードアドレスが選択され、アドレス13に書込まれ
ていたデータA13が代表点メモリから出力される。そ
して、ラッチ回路25は代表点メモリからのデータA1
3をリードイネーブル信号でラッチして出力する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】 上述の動作では検出エリアの開始点と代
表点との水平位置は一致しないためライトイネーブル信
号とリードイネーブル信号は一致することはないが、例
えば、テレビジョン学会誌 Vol.45、No.10、pp1221~1229
(1991)に記載されているように、フィールド毎に代表点
を移動させながら代表点マッチングを行う場合、あるい
は逆に検出エリアの開始点を移動させながら行う場合に
は検出エリアの開始点と代表点との水平位置が一致する
場合が生ずる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】 しかしながら、本実施例では図7に示す
ごとく、一つの代表点に対するライトイネーブル信号は
少なくとも1クロック離れて2個発生すると共に、少な
くともリードイネーブル信号期間はライトコントロール
信号をローとしている。このためライトイネーブル信号
の内の一方はAND回路24によりゲートされ、代表点
メモリ22に供給されるメモリライトイネーブル信号は
図示の如くリードイネーブル信号とはタイミングがずれ
る。
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を複数の領域に分割し各領域の代表
    点の画像データを記憶する代表点メモリと、この代表点
    メモリの書込み及び読出しを制御するメモリ制御回路
    と、現フィールドの画像データと前記代表点メモリから
    のデータとにより前記代表点に対して偏移したサンプリ
    ング点における相関値を演算する相関値演算回路と、こ
    の相関値演算回路出力を前記代表点に対して同一偏移を
    有するサンプリング点毎に累積加算する累積加算回路
    と、この累積加算回路出力で累積加算された相関累積値
    が最小のサンプリング点の位置及び最小値を検出する最
    小値検出回路と、前記位置及び最小値に基づき1個の画
    像の動きベクトルを発生する動きベクトル発生回路とを
    備える動きベクトル検出回路において、 前記相関値演算回路の前段に前記画像データを水平方向
    に間引く水平間引き回路を設けてなる動きベクトル検出
    回路。
  2. 【請求項2】 画像を複数の領域に分割し各領域の代表
    点の画像データを記憶する代表点メモリと、この代表点
    メモリの書込み及び読出しを制御するメモリ制御回路
    と、現フィールドの画像データと前記代表点メモリから
    のデータとにより前記代表点に対して偏移したサンプリ
    ング点における相関値を演算する相関値演算回路と、こ
    の相関値演算回路出力を前記代表点に対して同一偏移を
    有するサンプリング点毎に累積加算する累積加算回路
    と、この累積加算回路出力で累積加算された相関累積値
    が最小のサンプリング点の位置及び最小値を検出する最
    小値検出回路と、前記位置及び最小値に基づき1個の画
    像の動きベクトルを発生する動きベクトル発生回路とを
    備える動きベクトル検出回路において、 前記相関値演算回路の前段に前記画像データを水平方向
    に間引く水平間引き回路及び前記画像データを垂直方向
    に補間する垂直補間回路とを設けてなる動きベクトル検
    出回路。
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