JPH064622Y2 - リモ−トコントロ−ル送信器のケ−ス - Google Patents

リモ−トコントロ−ル送信器のケ−ス

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JPH064622Y2
JPH064622Y2 JP9482086U JP9482086U JPH064622Y2 JP H064622 Y2 JPH064622 Y2 JP H064622Y2 JP 9482086 U JP9482086 U JP 9482086U JP 9482086 U JP9482086 U JP 9482086U JP H064622 Y2 JPH064622 Y2 JP H064622Y2
Authority
JP
Japan
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case
case body
rib
side wall
remote control
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9482086U
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English (en)
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JPS631384U (ja
Inventor
将永 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、リモートコントロール送信器のケースに関す
るものである。
(ロ)従来の技術 リモートコントロール送信器(以下、「リモコン送信
器」という)のケースの従来例としては、実公昭58−
28390号公報や実公昭58−40630号公報に開
示されている如きものがある。後者の文献に記載された
リモコン送信器は第7図に示す如く、第3ケース体(1)
を弾性を有する押え爪(2)と断面三角形状の嵌合溝(3)を
設けた第1ケース体(4)に取付け、第2ケース体(5)に設
けたL字型リブ(6)で第3ケース体(1)の連結部(7)をは
さみ込むことにより組立てられる構造であるが、第2ケ
ース体(5)はL字型リブ(6)に前記連結部(7)を矢印C方
向から挿入するだけであるので、矢印C方向とは逆方向
の力が加わるとすぐにはずれてしまう。このため、第2
ケース体(5)の後方部でネジにより該第2ケース体(5)を
第1ケース体(4)に結合させて固定を図っている。ま
た、第3ケース体(1)の取付けは第1ケース体(4)の嵌合
溝(3)に挿入することによりなされるが、斯る取付け構
造では第3ケース体(1)を皿状にしなければならず、板
状にすることができず、このためリモコン送信器の薄型
化が図れない。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案は、上記欠点に鑑み為されたものであり、第3ケ
ース体として板状のものが取付けられ、しかもネジ等の
固定部材を別途使用しないでも、頑丈で薄型のリモコン
送信器のケースが得られるようにしたものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案のリモートコントロール送信器のケースは、対接
せしめられて前方部が開口した一つの箱体を形成する第
1、第2ケース体と、前記開口を施蓋する第3ケース体
とからなり、前記第1ケース体の側壁内面には、第1係
合部と前記側壁上端面から側壁途中に形成された段部ま
で傾斜したガイドレール部が形成されるとともに底面に
第1挟持リブが形成され、前記第2ケース体の側壁上端
面には該上端面と前記第1ケース体の側壁上端面とが接
合されるように前記ガイドレールにより案内される舌片
とが形成されるとともに底面には第2係合部と第2挟持
リブが形成され、前記第3ケース体は前記開口を施蓋す
る板体部を有し、該板体部の一方の面には前記第1係合
部に係止する第1爪片と、前記第1挟持片に挿入される
第1リブと、前記第2係合部に係止する第2爪片と、前
記第2挟持片に挿入される第2リブとが前記板体部の面
に対して略直角な方向に突出形成されたものである。
(ホ)作用 上記のように構成すれば、第1ケース体として板体によ
る開口の施蓋が可能となり、また、第1ケース体は2方
向から力が加わらないとはずれないように保持される。
(ヘ)実施例 以下、本考案のリモコン送信器のケースの一実施例を第
1図乃至第6図を参照しつつ説明する。
第2図は本考案のリモコン送信器の外観斜視図、第1図
はその分解斜視図を示しており、リモコン送信器のケー
ス(10)は、第1ケース体(11)、第2ケース体(12)及び赤
外線発光ダイオードの光路ともなる第3ケース(13)の3
つのケース体より組立てられる。前記第1ケース体(11)
の側壁(14)内面には台形状の肉厚部(15)が突出形成さ
れ、これにより第1係合部(16)と段部(17)が設けられ
る。前記側壁(14)の上端面(18)から前記側壁(14)途中に
形成された前記段部(17)の面に亘っては、緩やかに傾斜
したガイドレール部(19)が形成される。また、第1ケー
ス体(11)の底面(20)の開口端側には、ケースの幅方向で
断面L字型をなす一対の第1挟持リブ(21)(21)と、この
第1挟持リブ(21)(21)間には開口端面(22)からケースの
長手方向に対して漸次登り傾斜となった第1傾斜面(23
a)及び漸次下り傾斜となった第2傾斜面(23b)を有する
3つの三角リブ(23)(23)(23)が形成されている。前記第
2ケース体(12)の側壁(24)(24)の上端面(25)内半分から
は、前記段部(17)の幅より少許大きな肉厚の舌片(26)(2
6)が形成され、底面(27)には開口端面(28)からケースの
長手方向に対して漸次登り傾斜となる如く突出形成され
た断面略直角三角形状の第2係合部(29)と、この第2係
合部(29)の両側に、ケースの幅方向で断面L字型をなす
一対の第2挟持リブ(30)(30)とが形成されている。前記
第3ケース体(13)は、前記第1、第2ケース体(11)(12)
を対接して組立てることにより形成される箱体の前方開
口を施蓋する板体部(31)を有し、該板体部(31)の一方の
面には前記第1係合部(16)に係止する一対の第1爪片(3
2)(32)と、前記第1挟持リブ(21)(21)内に嵌入される第
1リブ(33)(33)と、前記第2係合部(29)に係止する第2
爪片(34)と、前記第2挟持片(30)(30)内に嵌入される第
2リブ(35)(35)と、前記三角リブ(23)(23)(23)に弾性的
に係合する第3リブ(36)とが前記板体部(31)の面に対し
て略直角な方向に突出形成されている。尚、前記第1、
第2、第3ケース体(11)(12)(13)個々については、合成
樹脂で一体成形されており、特に第3ケース体(13)は赤
外線透過可能な半透明樹脂により形成されている。
本考案のリモコン送信器のケースを組立てるに当って
は、まず、第1ケース体(11)の第1係合部(16)〔一方は
図示せず〕に第3ケース体(13)の第1爪片(32)(32)をそ
れぞれ係止し、第1リブ(33)(33)を第1ケース体(11)の
第1挟持リブ(21)(21)に挿入し、第3ケース体(13)を第
1ケース体(11)に取付けるが、このとき第3リブ(36)は
前記三角リブ(23)の第1傾斜面(23a)に沿って、この三
角リブ(23)上に配置される。また、このように第1ケー
ス体(11)に第3ケース体(13)を取付けた状態では、前記
第1爪片(32)(32)は段部(17)より少許上方に突出した位
置に在る。
次に、第2ケース体(12)をその舌片(26)をガイドレール
部(19)に当接せしめながら押し込むが、これによって前
記舌片(26)の端面(26a)が第1爪片(32)(32)の上端面(32
a)を押圧し、第3ケース体(13)の第3リブ(36)が三角リ
ブ(23)の第2傾斜面(23b)に当接するような位置まで第
3ケース体(13)を変移せしめる。このとき、第3ケース
体(13)の第2リブ(35)(35)が第2ケース体(12)の第2挟
持リブ(30)(30)内に挿入されるとともに、第2爪片(34)
が第2係合部(29)に弾性的に係止される。この一連の係
合動作を第3図を参照しつつ更に詳述すると、まず、第
1ケース体(11)に第3ケース体(13)が取付けられた状態
では第3ケース体(13)は第1ケース体(11)に対し実線の
如き位置にあるが、この状態で第2ケース体(12)を矢印
A方向に移動せしめると、舌片(26)もガイドレール部(1
9)に沿って矢印A方向に移動し、このとき、舌片(26)は
第1爪片(32)を矢印B方向へ押し込む。このとき、第3
ケース体(13)の板体部(31)も矢印B方向に回転移動する
が、更に第2ケース体(12)を矢印A方向に移動させる
と、第2爪片(34)が第2係合部(29)に弾性的に係合し、
第2、第3ケース体(12)(13)は破線の如き位置、すなわ
ち第4図の如くなる訳である。このように第1、第2、
第3ケース体(11)(12)(13)は相関的に係合し合っている
ので、各ケース体(11)(12)(13)間の結合が強く、組立て
られたケース自体の強度も強くなる。
尚、第5図及び第6図は組立てられたケース(10)の要部
の構造を示しており、第5図は第3リブ(36)と三角リブ
(23)の係合状態を示す図、第6図は第1リブ(33)と第1
挟持片(21)との係合状態を示す図である。
(ト)考案の効果 以上のように本考案に依れば、第1、第2ケース体を組
合せたときに形成される開口を施蓋する第3ケース体と
して板状のものが取付けられるので、この種ケースとし
ての薄型化が図れる。しかも、各ケース体間の結合が強
いので、ネジ等の固定部材を使用なくても、衝撃力に対
しても強い頑丈なリモコンケースを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のリモートコントロール送信器のケー
スの一実施例を示す分解斜視図、第2図は本考案のケー
スの外観斜視図、第3図は本考案のケースの組立て方を
説明するための図、第4図、第5図、及び第6図はそれ
ぞれ本考案のケースの内部構造を示す図、第7図は従来
のリモートコントロール送信器のケースの要部構造を示
す断面図である。 (11)…第1ケース体、(12)…第2ケース体、(13)…第3
ケース体、(16)…第1係合部、(19)…ガイドレール、(2
1)…第1挟持リブ、(26)…舌片、(29)…第2係合部、(3
0)…第2挟持リブ、(31)…板体部、(32)…第1爪片、(3
3)…第1リブ、(34)…第2爪片、(35)…第2リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対接せしめられて前方部が開口した一つの
    箱体を形成する第1、第2ケース体と、前記開口を施蓋
    する第3ケース体とからなり、前記第1ケース体の側壁
    内面には、第1係合部と前記側壁上端面から側壁途中に
    形成された段部まで傾斜したガイドレール部が形成され
    るとともに底面に第1挟持リブが形成され、前記第2ケ
    ース体の側壁上端面には該上端面と前記第1ケース体の
    側壁上端面とが接合されるように前記ガイドレールによ
    り案内される舌片とが形成されるとともに底面には第2
    係合部と第2挟持リブが形成され、前記第3ケース体は
    前記開口を施蓋する板体部を有し、該板体部の一方の面
    には前記第1係合部に係止する第1爪片と、前記第1挟
    持片に挿入される第1リブと、前記第2係合部に係止す
    る第2爪片と、前記第2挟持片に挿入される第2リブと
    が前記板体部の面に対して略直角な方向に突出形成され
    てなるリモートコントロール送信器のケース。
JP9482086U 1986-06-20 1986-06-20 リモ−トコントロ−ル送信器のケ−ス Expired - Lifetime JPH064622Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015016784A1 (de) * 2015-12-23 2017-06-29 Fm Marketing Gmbh Monolitische Fernbedienung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015016784A1 (de) * 2015-12-23 2017-06-29 Fm Marketing Gmbh Monolitische Fernbedienung
DE102015016784B4 (de) * 2015-12-23 2018-12-20 Fm Marketing Gmbh Monolitische Fernbedienung und Verfahren zur Herstellung derselben

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