JPH0646227A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JPH0646227A
JPH0646227A JP19545992A JP19545992A JPH0646227A JP H0646227 A JPH0646227 A JP H0646227A JP 19545992 A JP19545992 A JP 19545992A JP 19545992 A JP19545992 A JP 19545992A JP H0646227 A JPH0646227 A JP H0646227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
thermochromic film
image
thermal paper
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19545992A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Nishizaki
伸吾 西崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP19545992A priority Critical patent/JPH0646227A/ja
Publication of JPH0646227A publication Critical patent/JPH0646227A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】記録媒体としてサーモクロミックフィルムと感
熱紙とを使用しても、認識しやすい画像を記録でき、し
かもサーモクロミックフィルムと感熱紙との各々最適な
温度で書き込みできる画像記録装置を提供する。 【構成】用紙検出部11では記録紙が感熱紙2かサーモ
クロミックフィルムかの判定を行い、選択12とパワー
制御部13に用紙選別を指定する。反転処理部16は、
画像データの白黒を反転処理し、反転された画像データ
をパワー制御部13に送る。パワー制御部13では、用
紙検出部11からの用紙選別を指定に基づき、サーモク
ロミックフィルム3の場合と感熱紙2の場合とでそれぞ
れ最適な印字パワーに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データに基づく画
像を記録媒体上に記録する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記形式の画像記録装置は公知であり、
ファクシミリ装置、プリンタ等である。この種のファク
シミリ装置等の多くは、記録媒体として感熱紙を用いて
おり、感熱紙に記録された画像は永久画像として残る。
しかしながら、画像情報の重要度などは千差万別であ
り、非常に重要なものもあれば、一度見れば不要になる
ものやまったく不要なもの等がある。従って、非常に重
要なものであれば、永久画像として残す価値があるが、
一度見れば不要になるものやまったく不要なものはすぐ
に破棄するため、永久画像として残す必要がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如く従来のファクシミリ装置等では画像情報の重要度な
どに関係なくすべて永久画像として残しており、資源の
無駄あり、ランニングコストも嵩むという問題があっ
た。
【0004】そこで、このような問題を解消するため、
ファクシミリ装置等の記録媒体として、予め定められた
第1の温度で加熱されると光学的に透明になり、かつ常
温に戻っても透明を維持し、予め定められた第2の温度
で加熱されると光学的に不透明になり、かつ常温に戻っ
ても不透明を維持するサーモクロミックフィルムを用い
ることが考えられる。すなわち、サーモクロミックフィ
ルムは第2の温度で加熱した部分が白濁になって画像が
記録され(それ以外の部分が透明のままである。)、第
1の温度で加熱すると元の状態に戻り、記録、消去が可
能である。従って、重要度の乏しい画像等をサーモクロ
ミックフィルムに記録すれば、有利である。また、すべ
ての一旦サーモクロミックフィルムに記録し、その後重
要度に応じて感熱紙に記録することもできる。
【0005】しかし、画像記録装置の記録媒体として、
単にサーモクロミックフィルムと感熱紙とを使用可能に
した場合、サーモクロミックフィルムは記録面の反対側
に黒色を施し、画像を第2の温度で白濁にして記録する
ため、感熱紙に記録した画像に対して白黒を反転した状
態になってしまう。従って、写真原稿などから得られた
画像をサーモクロミックフィルムに記録した場合、認識
しにくくなる。また、サーモクロミックフィルムと感熱
紙とは温度による発光特性が異なるため、書き込みを同
じ設定で行った場合、両方に最適な温度を与えることが
困難である。
【0006】本発明は、上記した従来の問題に鑑み、記
録媒体としてサーモクロミックフィルムと感熱紙とを使
用しても、認識しやすい画像を記録でき、しかもサーモ
クロミックフィルムと感熱紙との各々最適な温度で書き
込みできる画像記録装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、画像データに基づく画像を記録媒体上に記録す
る画像記録装置において、予め定められた第1の温度で
加熱されると光学的に透明になり、かつ常温に戻っても
透明を維持し、予め定められた第2の温度で加熱される
と光学的に不透明になり、かつ常温に戻っても不透明を
維持するサーモクロミックフィルムと、感熱紙との2つ
の記録媒体を有し、この記録媒体として前記サーモクロ
ミックフィルムが選択されたとき、前記画像データを反
転処理部を介して白黒を反転し、反転した画像データに
基づく画像を前記サーモクロミックフィルム上に記録す
ることを特徴としている。
【0008】さらに、本発明は書き込みヘッドに与える
印字パワーを前記サーモクロミックフィルムと前記感熱
紙との選択される記録媒体に合わせて可変するパワー制
御部を有することを特徴としている。
【0009】さらに、また本発明は前記サーモクロミッ
クフィルムを検知したときと前記感熱紙を検知したとき
とで出力に差を生ずるセンサーと、該センサーの出力に
差により前記サーモクロミックフィルムと前記感熱紙と
を判別する用紙検出部とを有することを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、記録媒体としてサーモク
ロミックフィルムが選択されたとき、画像データを反転
処理部を介して白黒を反転し、反転した画像データに基
づく画像をサーモクロミックフィルム上に記録するの
で、サーモクロミックフィルムに記録した画像が感熱紙
に記録した画像に対して白黒を反転せず、認識しやすく
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1は本発明の一実施例としてファクシミリ装
置の概略構成図である。図1において、ファクシミリ装
置には感熱紙2とサーモクロミックフィルム3とを備え
た用紙供給部1を備えている。このサーモクロミックフ
ィルム3は、透明であって記録面の反対面に黒色を施し
てなり、予め定められた第2の温度、例えば100℃程
度(以下、白濁温度という)で加熱されると白濁になっ
て光学的に不透明になり、常温に戻っても不透明を維持
する。さらに、サーモクロミックフィルム3は予め定め
られた第1の温度、例えば70℃程度(以下、透明温度
という)で加熱されると光学的に透明に戻り、常温にな
っても透明を維持する。
【0012】上記ファクシミリ装置は、受信時に予め選
択された用紙が用紙供給部1から矢印方向に給送され、
用紙は発光部5と受光部6からなる反射型センサーを備
えたセンサー部4を通って書き込み部7へ送られる。書
き込み部7には、書き込みヘッド8とプラテンローラ9
が設けられている。
【0013】図2は、上記ファクシミリ装置の制御ブロ
ック図である。図2において、上記センサー部4は記録
紙が感熱紙2とサーモクロミックフィルム3とで異なる
信号を用紙検出部11に出力する。また、用紙選択スイ
ッチ10は、手動で記録紙を選択するときに使用し、そ
の選択信号を用紙検出部11に出力する。用紙検出部1
1ではセンサー部4の出力もしくは用紙選択スイッチ1
0の状態により、記録紙が感熱紙2かサーモクロミック
フィルム3かの判定を行い、選択12とパワー制御部1
3に用紙選別を指定する。選択12では、受信部14ま
たはスキャナー部15からの画像データの送り先を選択
し、用紙検出部11がサーモクロミックフィルム3を指
定している場合は反転処理部16、感熱紙2を指定して
いる場合はパワー制御部13をそれぞれ選択する。
【0014】この反転処理部16は、画像データの白黒
を反転処理し、反転された画像データをパワー制御部1
3に送る。パワー制御部13では、用紙検出部11から
の用紙選別を指定に基づき、サーモクロミックフィルム
3の場合と感熱紙2の場合とでそれぞれ最適な印字パワ
ーに設定する。そして、その設定した印字パワーで書き
込み部7を作動し、書き込みヘッド8がサーモクロミッ
クフィルム3または感熱紙2に画像データを記録する。
【0015】かく構成のファクシミリ装置は、用紙検出
部11が記録紙をサーモクロミックフィルム3と判定し
たとき、選択12に用紙選別を指定するので、受信部1
4またはスキャナー部15からの画像データは選択12
によって反転処理部16に送られる。そして、白黒を反
転した画像データがパワー制御部13を介して書き込み
部7によりサーモクロミックフィルム3に記録される。
このとき、サーモクロミックフィルム3に記録される画
像は画像部が記録されずに透明のままであり、非画像部
に対し白濁温度を印加して白濁にする。従って、サーモ
クロミックフィルム3は非画像部が白濁になって記録面
の反対面に黒色が隠れ、透明のままの画像部のみに反対
面の黒色が現れるため、文字部が黒色、地肌部が白色の
画像になる。
【0016】図3は、感熱紙2とサーモクロミックフィ
ルム3との発色特性の一例を示すグラフである。このグ
ラフから明らかなように、感熱紙2とサーモクロミック
フィルム3では、温度に対する発色特性が異なるため、
同一印字パワーで記録したとき、両者とも最適な濃度で
印字する温度を与えることが困難である。
【0017】そこで、感熱紙2とサーモクロミックフィ
ルム3の書き込み濃度をそろえるため、図2に示すよう
に、パワー制御部13では用紙検出部11からの記録紙
が感熱紙2かサーモクロミックフィルムかの用紙選別を
指定により、その印字パワーを切り換える。この場合、
パワー制御部13は図3に示すように感熱紙をP1、サ
ーモクロミックフィルム3をP2の値に設定して書き込
みを行うことにより、両者の濃度を同一にすることがで
きる。
【0018】また、発光部5と受光部6からなる反射型
センサーを備えたセンサー部4は光の反射が白色の感熱
紙2と黒色のサーモクロミックフィルム3とで異なるた
め、センサーの出力に差が生じ、これによって感熱紙2
かサーモクロミックフィルム3かの判別を行う。そし
て、ファクシミリ装置はこのセンサー部4からの信号を
用紙選択スイッチ10の信号よりも優先して記録紙の判
別を行えば、用紙のセット位置の誤りや選択誤りがあっ
ても、記録紙に応じた制御で印字できる。なお、本発明
はファクシミリ装置はプリンタにも当然適用できる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、サーモクロミ
ックフィルムには白黒を反転処理した後に記録を行うの
で、サーモクロミックフィルムは文字部が黒色、地肌部
が白色の感熱紙と同じ画像になり、認識しやすくなる。
【0020】請求項2の構成によれば、同一の書き込み
ヘッドを使用しても、感熱紙とサーモクロミックフィル
ムとでは印字パワーを切り換えるので、感熱紙とサーモ
クロミックフィルムの双方において鮮明な画像を得るこ
とができる。
【0021】請求項3の構成によれば、センサー部から
の信号で記録紙の判別を行うので、用紙のセット位置の
誤りや選択誤りがあっても、記録紙に応じた制御で印字
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】図1のファクシミリ装置の制御ブロック図であ
る。
【図3】感熱紙とサーモクロミックフィルムとの発色特
性の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
2 感熱紙 3 サーモクロミックフィルム 4 センサー部 7 書き込み部 11 用紙検出部 13 パワー制御部 16 反転処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/36 8305−2H B41M 5/26 102

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づく画像を記録媒体上に
    記録する画像記録装置において、 予め定められた第1の温度で加熱されると光学的に透明
    になり、かつ常温に戻っても透明を維持し、予め定めら
    れた第2の温度で加熱されると光学的に不透明になり、
    かつ常温に戻っても不透明を維持するサーモクロミック
    フィルムと、感熱紙との2つの記録媒体を有し、この記
    録媒体として前記サーモクロミックフィルムが選択され
    たとき、前記画像データを反転処理部を介して白黒を反
    転し、反転した画像データに基づく画像を前記サーモク
    ロミックフィルム上に記録することを特徴とする画像記
    録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像記録装置におい
    て、書き込みヘッドに与える印字パワーを前記サーモク
    ロミックフィルムと前記感熱紙との選択される記録媒体
    に合わせて可変するパワー制御部を有することを特徴と
    する画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の画像記録装置
    において、前記サーモクロミックフィルムを検知したと
    きと前記感熱紙を検知したときとで出力に差を生ずるセ
    ンサーと、該センサーの出力に差により前記サーモクロ
    ミックフィルムと前記感熱紙とを判別する用紙検出部と
    を有することを特徴とする画像記録装置。
JP19545992A 1992-07-22 1992-07-22 画像記録装置 Pending JPH0646227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19545992A JPH0646227A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19545992A JPH0646227A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0646227A true JPH0646227A (ja) 1994-02-18

Family

ID=16341429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19545992A Pending JPH0646227A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0646227A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000028727A1 (fr) * 1998-11-09 2000-05-18 Rohm Co., Ltd. Tete de lecture/ecriture d'image inngrale, processeur d'images dote de ladite tete, tete de lecture d'image et tete d'impression

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000028727A1 (fr) * 1998-11-09 2000-05-18 Rohm Co., Ltd. Tete de lecture/ecriture d'image inngrale, processeur d'images dote de ladite tete, tete de lecture d'image et tete d'impression
US6947184B1 (en) 1998-11-09 2005-09-20 Rohm Co., Ltd. Integral image readin/writing head, image processor provided with this, image reading head and print head

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5973797A (en) Image reading apparatus
JP3225112B2 (ja) 原稿読取装置と原稿読取方法
JP2000246999A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPS57108866A (en) Dichromatic copying machine
JPH0646227A (ja) 画像記録装置
US5278609A (en) Microfilm reader and microfilm used therein
JPS6124860B2 (ja)
JP2008026713A (ja) 画像読取装置
JP2867927B2 (ja) 記録装置
JPH04271564A (ja) 画像記録装置及び画像記録方法
JPH07245680A (ja) 画像読取装置及びそれを組み込んだ複写機
JP3391161B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH10149058A (ja) 画像形成装置
KR100288695B1 (ko) 필름 스캐닝 유니트
JP3434930B2 (ja) ファクシミリ装置
JPS62101498A (ja) コピ−再生ボ−ト
JP2708132B2 (ja) 画像形成装置
JPS6377260A (ja) 画像読取り記録装置
JPH10164347A (ja) 画像読取装置
JPH0457564A (ja) 画像形成装置
JPS6150422B2 (ja)
JPH11317858A (ja) 画像形成装置
JPH05300314A (ja) ファクシミリ装置
JPS633658U (ja)
JPH0357374A (ja) 画像処理装置