JPH0646213Y2 - 電気モ−タ - Google Patents

電気モ−タ

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JPH0646213Y2
JPH0646213Y2 JP1987118741U JP11874187U JPH0646213Y2 JP H0646213 Y2 JPH0646213 Y2 JP H0646213Y2 JP 1987118741 U JP1987118741 U JP 1987118741U JP 11874187 U JP11874187 U JP 11874187U JP H0646213 Y2 JPH0646213 Y2 JP H0646213Y2
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JP
Japan
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motor
end plate
printed circuit
screw
plate portion
Prior art date
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JP1987118741U
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JPS6425867U (ja
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千鶴 井尻
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Nidec America Corp
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Nidec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気モータに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来の電気モータに於ては、第3図に示すように、モー
タの回転に必要な配線・制御用電子部品等が付設された
プリント基板eを別体として製作したものを、モータケ
ーシングaのエンドプレート部bに設けられたビス取付
用の突出部c…にビスd…等を螺合することによって行
っていた。しかしながら、エンドプレート部bに突出部
c…を形成したり、取付作業の面倒なビスd…を用いる
のは構造の複雑化等により製造コストを引上げることと
なり、また、突出部c…のためにそれだけ余分なスペー
スがケーシングa内部に必要となるという問題を生じて
いた。
本考案は、上記問題点を解決した電気モータを提供する
ことを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、エンドプレート部が、金属薄板からなる基板
にモータの回転に必要な配線・制御用電子部品等を実装
したプリント回路を積層してなる金属基板プリント配線
板をもって、エンドプレート部とすると共に、一対の該
エンドプレート部間に、ロータ及びステータからなるモ
ータ中心部を介装した電気モータであって、一方のエン
ドプレート部と上記モータ中心部との間に複数の第1円
筒状スペーサを介装すると共に、他方のエンドプレート
部と上記モータ中心部との間に複数の第2円筒状スペー
サを介装し、かつ、第1円筒状スペーサとモータ中心部
と第2円筒状スペーサとに、両端にねじ部を有するボル
ト杆を挿通すると共に、上記エンドプレート部から突出
する上記ボルト杆のねじ部にナット部材を螺着したもの
である。
〔作用〕
金属薄板の基板にプリント回路を積層したことより、該
基板にはビス等を取付けるための突出部やネジ孔を形成
する必要がなくなる。従って、モータ構造が簡易なもの
となり、また、プリント回路部付近の厚さ寸法を極めて
小さいものとして、モータの小型化が可能である。ビス
等の連結具が不要であるからモータ製造工程における組
立作業は能率よく行ない得る。
また、第1・第2円筒状スペーサ及びボルト杆の長さ寸
法を相違させれば、モータ全体の軸心方向長さを変更す
ることができ、これに対応して、ロータ及びステータの
軸心方向長さを変更することができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図と第2図に於て、1はロータであり、2は回転軸
であって、ステータ3の内方に該ロータ1が対応して設
けられる。
そして、ロータ1とステータ3とからなるモータ中心部
26が、一対のエンドプレート部11,11間に介装される。
一方(即ち、イ)のエンドプレート部11には、小短筒状
部5が連設され、上記回転軸2がベアリング4を介して
回転自在にこの小短筒状部5に枢支されている。
また、他方(即ち、ロ)のエンドプレート部11は、小短
筒状部5が連設されず、その中心孔にフランジ付ベアリ
ング21が嵌着されている。
そして、エンドプレート部11は、金属薄板からなる基板
7と、その内面に接着剤にて積層したプリント回路8と
から構成されている。即ち、エンドプレート部11は、金
属基板プリント配線板6そのものをもって、構成され
る。
具体的には、該金属基板プリント配線板6のプリント回
路8には、モータの回転に必要な配線9及び制御用電子
部品10…等が実装されている。
13はステータコイルであり、リード線14によりプリント
回路8に接続される。
しかして、一対のエンドプレート部11,11は、周方向に
沿って所定ピッチ(この実施例では、45°ピッチ)に配
設される複数の連結部材20…にて連結される。勿論、連
結部材20の数の増減は自由である。
連結部材20は、一方のエンドプレート部11(イで示すエ
ンドプレート部11)とモータ中心部26との間に介装され
る第1円筒状スペーサ27と、他方のエンドプレート部11
(ロで示すエンドプレート部11)とモータ中心部26との
間に介装される第2円筒状スペーサ28と、第1円筒状ス
ペーサ27とモータ中心部26と第2円筒状スペーサ28とに
挿通されるボルト杆29と、を備える。
ボルト杆29は、その一端に第1ねじ部30aを有すると共
に、その他端に第2ねじ部30bを有するものであって、
モータ中心部26のステータ3に挿通されている。そし
て、第1円筒状スペーサ27及び一方のエンドプレート部
11を介して外部へ突出するねじ部30aと、第2円筒状ス
ペーサ28及び他方のエンドプレート部11を介して外部へ
突出するねじ部30bとに夫々ナット部材31,31が螺着され
る。
金属薄板の基板7にプリント回路8を積層して金属基板
プリント配線板6を形成したことにより、プリント回路
8を取付けるためのビス等の連結具を要しない。従っ
て、取付用ネジ孔及びそのための突出部を基板7の表面
に形成することが不要となり、基板7は凹凸の無い平坦
状でよい。かかる構造により、プリント回路8とステー
タ3との間の間隔寸法Lを小さくすることができる。ま
た、製造工程におけるビス止め等の作業が不要となる。
また、第1・第2円筒状スペーサ27,28の長さ寸法を変
更すると共に、ボルト杆29の長さ寸法を変更(ボルト杆
29の長さ寸法を変更しない場合もある。)すれば、この
モータの全体の軸心方向長さを変更することができ、こ
の軸心方向長さに対応して、ロータ1及びステータ3の
軸心方向長さを変更することができる。
従って、種々の出力に対応して、ロータ1の軸心方向寸
法、及びステータ3の積み厚さ(積層寸法)を変えるこ
とができる。これに伴ない、共通部品であるエンドプレ
ート部11,11を用いて、種々の積み厚寸法の異なるロー
タ1及びステータ3を組み込むことができ、出力やモー
タ特性の異なるモータを簡単に得ることができる。
なお、図例では、プリント回路8を基板7内側に設けた
場合を示したが、これと異なり、基板7の外側、つま
り、外面に積層するも自由であり、小短筒状部5につい
ては、別体として形成したうえで基板7に取付けるよう
にするも自由である。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する
効果を奏する。
プリント基板を取付けるための固定用ビスを必要とせ
ず、かつ、ビス取付用ネジ孔を設けるための突出部等の
凹凸部を形成することも不要であり、モータ組立完了ま
での製造工程における作業能率を向上させることができ
る。
モータの種々の出力に対応して、ロータ1及びステー
タ3の軸心方向長さを変えることができる。即ち、共通
部品である(プリント基板を搭載した)エンドプレート
部11を用いて、種々の積み厚寸法の異なるロータ1及び
ステータ3を組み込め、このため、部品の共通化が図れ
て、出力やモータ特性の異なるモータが得られる。
第1・第2円筒状スペーサ27,28の長さ寸法にて、モ
ータの全体の軸心方向長さを決定することができるの
で、モータ組立て上、適正な範囲内で可能な限り軸心方
向長さを短くすることができ、しかも、プリント基板7
を搭載して薄型化を図ったエンドプレート部11の使用と
相俟って、モータの小型化を確実に図ることができる。
ロータ1とステータ3からなるモータ中心部26の軸心
方向長さが相違しても、第1・第2円筒状スペーサ27,2
8の長さ寸法等を調整することにより、全体の軸心方向
長さが同一のモータを提供することができる。
第1・第2円筒状スペーサ27,28は、長寸の円筒体を
任意の長さに切断することにより簡単に形成することが
でき、しかも、第1円筒状スペーサ27と第2円筒状スペ
ーサ28の部品の共通化、及び一対のエンドプレート部1
1,11の部品の共通化を図れ、製造しやすく、コスト高と
ならない。
ボルト杆29の両端のねじ部30a,30bは、外部へ突出し
ているので、このモータを相手側の装置に取付ける場
合、このねじ部30a,30bを利用して、その装置のモータ
取付面部に簡単に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は要部
断面図である。第3図は従来例の要部断面図である。 6……金属基板プリント配線板、7……基板、8……プ
リント回路、9……配線、10……制御用電子部品、11…
…エンドプレート部、26……モータ中心部、27……第1
円筒状スペーサ、28……第2円筒状スペーサ、29……ボ
ルト杆、30a……第1ねじ部、30b……第2ねじ部、31…
…ナット部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属薄板からなる基板7にモータの回転に
    必要な配線9・制御用電子部品10…等を実装したプリン
    ト回路8を積層してなる金属基板プリント配線板6をも
    って、エンドプレート部11とすると共に、一対の該エン
    ドプレート部11,11間に、ロータ1及びステータ3から
    なるモータ中心部26を介装した電気モータであって、 一方のエンドプレート部11と上記モータ中心部26との間
    に複数の第1円筒状スペーサ27…を介装すると共に、他
    方のエンドプレート部11と上記モータ中心部26との間に
    複数の第2円筒状スペーサ28…を介装し、かつ、第1円
    筒状スペーサ27とモータ中心部26と第2円筒状スペーサ
    28とに、両端にねじ部30a,30bを有するボルト杆29を挿
    通すると共に、上記エンドプレート部11,11から突出す
    る上記ボルト杆29のねじ部30a,30bにナット部材31,31を
    螺着したことを特徴とする電気モータ。
JP1987118741U 1987-07-31 1987-07-31 電気モ−タ Expired - Lifetime JPH0646213Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6425867U JPS6425867U (ja) 1989-02-14
JPH0646213Y2 true JPH0646213Y2 (ja) 1994-11-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5963677U (ja) * 1982-10-19 1984-04-26 三洋電機株式会社 マイクロモ−タのエンドブラケツト

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JPS6425867U (ja) 1989-02-14

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