JP3475495B2 - 回転電機の製造方法 - Google Patents

回転電機の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、エンコーダをモータ軸
に直結するようにした回転電機の製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、エンコーダをモータ軸端に直結し
たモータは、例えば図4に示すように、固定子1を取り
つけたフレーム2の両端面にインロー部21を設け、イ
ンロー部21に嵌合する嵌合部31、41を備えた金属
製の負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4を
フレーム2の両側に取り付け、負荷側ブラケット3およ
び反負荷側ブラケット4に設けた軸受32、42により
モータ軸5を支持するとともに、反負荷側ブラケット4
にエンコーダ6の固定部61を取りつけている。モータ
軸5の反負荷側には、エンコーダ6の回転部62を固定
してある(例えば、実開平3−88120号)。この場
合、図4(a)に示すように、モータの固定子側から発
生する熱がエンコーダ側に伝わらないように、エンコー
ダ6の固定部61と反負荷側ブラケット4との間に樹脂
製の熱絶縁板43を挿入したり、図4(b)に示すよう
に、反負荷側ブラケット4全体を熱伝導率の低い樹脂で
形成したものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術の
熱絶縁板を使用する場合では、固定子に装着した固定子
コイルとの沿面絶縁のための沿面距離が必要であり、反
負荷側ブラケット4とエンコーダ6の固定部61との間
に熱絶縁板を挿入しているため、モータ全長が長くなっ
ていた。また、反負荷側ブラケットを樹脂で形成する場
合、樹脂の剛性は金属に比べてが低く、経年変化と熱に
より劣化が生じるため、衝撃などによってフレームと反
負荷側ブラケットとの嵌合部あるいは軸受ハウジング部
が欠けたり摩耗したりして、モータの組み立て精度が低
下するという問題があった。本発明は、反負荷側ブラケ
ットの嵌合部の剛性を高めて、精度が低下しない回転電
機を提供することを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、固定子を取りつけた円筒状のフレームの
端面にインロー部を設け、前記インロー部に嵌合する嵌
合部を備えた反負荷側ブラケットを前記フレームの端面
に取り付け、前記反負荷側ブラケットに設けた軸受によ
りモータ軸を支持するとともに、前記反負荷側ブラケッ
トにエンコーダの固定部を取りつけ、前記モータ軸の反
負荷側に前記エンコーダの回転部を固定する回転電機の
製造方法において、前記軸受を収納するハウジング部
と、円周方向に等間隔に設け、かつ前記ハウジング部か
ら径方向に伸びる3個以上のアーム部とからなる金属製
の骨格部を設け、前記骨格部の周囲に円板状の樹脂部を
モールド成形して前記反負荷側ブラケットを形成し、前
記アーム部の先端を前記樹脂部から露出させて前記フレ
ームの前記インロー部に嵌合し、かつ前記アーム部のう
ちの二つのアーム部の間に形成した樹脂部に結線ピンを
埋め込み、前記結線ピンの一方端を前記樹脂部の外周か
ら突出させ、他方端に前記固定子に装着した固定子コイ
ルのリード線を接続するものである。 【0005】 【作用】上記手段により、反負荷側ブラケットは、金属
製のハウジング部とアーム部とを備えた骨格部の周囲を
樹脂部で覆い、軸受およびフレームに嵌合する部分を露
出させて、金属同士で接触させるので、嵌合部の精度を
高く維持することができる。また、反負荷側ブラケット
の大部分を樹脂部で構成するので、重量が軽く、沿面絶
縁および熱絶縁の効果を十分発揮することができる。さ
らに、ブラケットと固定子コイルとの沿面距離が短くな
るとともに、熱絶縁板が不要になるので、その分、モー
タの軸方向寸法が短くすることができる。 【0006】 【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1(a)は本発明の実施例の要部を示す図2の
A−A断面に沿う側断面図、(b)はB−B断面に沿う
側断面図、図2(a)は図1のC−C断面に沿う正断面
図、(b)はD−D断面に沿う正断面図である。図にお
いて、固定子1を取りつけた円筒状のフレーム2の両端
面にインロー部21を設け、インロー部21に嵌合する
嵌合部41を備えた反負荷側ブラケット4をフレーム2
に取り付け、反負荷側ブラケット4に設けた軸受42に
よりモータ軸5を支持するとともに、反負荷側ブラケッ
ト4にエンコーダ6の固定部61を取りつけ、モータ軸
5の反負荷側にエンコーダ6の回転部62を固定した構
成は、図4に示した従来例とほぼ同じ構成である。従来
例と異なるのは次の点である。すなわち、図3に示すよ
うに、軸受42を収納するハウジング部71と、円周方
向に等間隔に設け、かつハウジング部71から径方向に
伸びる4個のアーム部72からなる金属製の骨格部7を
形成する。次に、骨格部7の周囲に円板状の樹脂部73
をモールド成形して、反負荷側ブラケット4を形成す
る。フレーム2のインロー部21に嵌合する反負荷側ブ
ラケット4の嵌合部41は、アーム部72の先端が露出
してフレーム2の反負荷側のインロー部21に嵌合する
ように樹脂部73と共にリング状に加工する。二つのア
ーム部72の間の樹脂部73には結線ピン8を埋め込
み、結線ピン8の一方端を樹脂部73の外周から突出さ
せ、他方端には樹脂部73と共に反負荷側ブラケット4
の固定子1に対面する面から外部に貫通する接続穴81
を設け、接続穴81の周囲を外部に露出させる。反負荷
側ブラケット4をフレーム2に取り付ける時は、固定子
1に装着した固定子コイル11のリード線12を結線ピ
ン8の接続穴81に通し、嵌合部41をフレーム2のイ
ンロー部21に嵌合させる。接続穴81に通されたリー
ド線12の端部を、結線ピン8の外部に露出した部分に
半田付けして接続する。樹脂部73の外周に突出した結
線ピン8には、外部電源と接続するリード線に取り付け
たコネクタ9を接続する。このように、反負荷側ブラケ
ット4は、金属製のハウジング部71と嵌合部41に露
出するアーム部42とを備え、周囲を樹脂部73で覆っ
て、軸受およびフレームに嵌合する部分は金属で接触す
るようにしてあるので、嵌合部の精度を高く維持するこ
とができる。また、反負荷側ブラケットの大部分は樹脂
部で構成してあるので、重量が軽く、沿面絶縁および熱
絶縁の効果を十分発揮することができる。なお、上記実
施例では、骨格部のアーム部72が4個の場合について
説明したが、3個以上であれば、反負荷側ブラケット4
をフレーム1に嵌合することによって位置決めすること
ができる。 【0007】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、反
負荷側ブラケットは、金属製のハウジング部とアーム部
とを備えた骨格部の周囲を樹脂部で覆い、軸受およびフ
レームに嵌合する部分を露出させて、金属同士で接触さ
せるので、嵌合部の精度を高く維持することができる。
また、反負荷側ブラケットの大部分は樹脂部で構成する
ので、重量が軽く、沿面絶縁および熱絶縁が十分発揮で
きるコンパクトな回転電機を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施例の要部を示す(a)図2のA
−A断面に沿う側断面図、および(b)図2のB−B断
面に沿う側断面図である。 【図2】 本発明の実施例を示す(a)図1のC−C断
面に沿う正断面図、および(b)図1のD−D断面に沿
う正断面図である。 【図3】 本発明の実施例の骨格部を示す(a)正断面
図、および(b)側断面図である。 【図4】 従来例を示す(a)側断面図、および(b)
従来例の要部を示す側断面図である。 【符号の説明】 1 固定子、11 固定子コイル、12 リード線、2
フレーム、21 インロー部、4 反負荷側ブラケッ
ト、41 嵌合部、42 軸受、5 モータ軸、6 エ
ンコーダ、61 固定部、62 回転部、7 骨格部、
71 ハウジング部、72 アーム部、73 樹脂部、
8 結線ピン、9 コネクタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 11/00 H02K 15/00 - 15/16 H02K 5/00 - 5/26 G01D 5/00 - 5/252 G01D 5/39 - 5/62

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 固定子を取りつけた円筒状のフレームの
    端面にインロー部を設け、前記インロー部に嵌合する嵌
    合部を備えた反負荷側ブラケットを前記フレームの端面
    に取り付け、前記反負荷側ブラケットに設けた軸受によ
    りモータ軸を支持するとともに、前記反負荷側ブラケッ
    トにエンコーダの固定部を取りつけ、前記モータ軸の反
    負荷側に前記エンコーダの回転部を固定する回転電機の
    製造方法において、 前記軸受を収納するハウジング部と、円周方向に等間隔
    に設け、かつ前記ハウジング部から径方向に伸びる3個
    以上のアーム部とからなる金属製の骨格部を設け、前記
    骨格部の周囲に円板状の樹脂部をモールド成形して前記
    反負荷側ブラケットを形成し、前記アーム部の先端を前
    記樹脂部から露出させて前記フレームの前記インロー部
    に嵌合し、かつ前記アーム部のうちの二つのアーム部の
    間に形成した樹脂部に結線ピンを埋め込み、前記結線ピ
    ンの一方端を前記樹脂部の外周から突出させ、他方端に
    前記固定子に装着した固定子コイルのリード線を接続
    ることを特徴とする回転電機の製造方法。
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