JPH0646210U - 床暖房用セラミックヒーター - Google Patents

床暖房用セラミックヒーター

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JPH0646210U
JPH0646210U JP7956792U JP7956792U JPH0646210U JP H0646210 U JPH0646210 U JP H0646210U JP 7956792 U JP7956792 U JP 7956792U JP 7956792 U JP7956792 U JP 7956792U JP H0646210 U JPH0646210 U JP H0646210U
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JP
Japan
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ceramic heater
ceramic
plate
lead wires
lead wire
Prior art date
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Application number
JP7956792U
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English (en)
Inventor
知一 後藤
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Nippon Kouatsu Electric Co
Original Assignee
Nippon Kouatsu Electric Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 床暖房用セラミックヒ−タにおいて、隣接す
るヒーター間のリード線の接続作業性を高め、かつ隣接
するセラミックヒータ間に目地部を設けることなく、接
続後のリード線を処理できるようにする。 【構成】 セラミックヒータ1を、下面から上面に向か
って断熱板11、面状発熱体6、金属製補強板3、セラ
ミック製化粧板2を順次重合し接着して一体化し形成す
る。面状発熱体6に接続するリード線15a、15b、
16a、16bを側面11g側から導出させる。導出し
たリード線の先端には隣接する他の床暖房用セラミック
ヒーターのリード線との接続を抜き差し自在に接続でき
るようにしたプラグ式接続端子17a、17bを備え
る。更に、断熱板の側面には接続後のリード線を収納す
るための内側に凹んだリード線収納部11fを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は床暖房用セラミックヒーターの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、床暖房用セラミックスヒーターを床部に施工する方法として、同ヒータ を所定の大きさの板状に形成し、これを床面の下地上に平面状に並設し、その隣 接するセラミックスヒーター同志を、電気的に並列接続して施工する方法がある 。この方法においては、隣接するセラミックヒーター同志を並列接続するためそ の側面から導出するリード線間を銅管パイプにより圧着接続している。そして、 従来においては、その導出するリード線等を隣接するセラミックヒータ相互間の 隙間(目地)部に収納していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、デザイン上から、隣接するセラミックヒーター同志の側面間の隙間 (目地)を無くした状態で施工したり或いはほとんど隙間(目地)が無い状態で 施工する必要が時にはある。かかる場合、接続後のリード線を上記隙間に収納す ることができず、リード線の処置に困ってしまうことがあった。またリード線の 接続作業についても上記のように銅管パイプなどによる圧着接続方式のためセラ ミックヒーターの取り替えや修理の場合にはリード線を切断しなけれならないと いう不便さがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題を解決するためのもので、 下面から上面に向かって断熱板(11)、面状発熱体(6)、金属製補強板(3 )、セラミック製化粧板(2)を順次重合し接着して一体化した矩形の床暖房用 セラミックヒーター(1)において、上記面状発熱体(6)に接続するリード線 (15a)、(15b)、(16a)、(16b)を側面(11g)、(11g )側から導出させ、而も導出したリード線(15a)、(15b)、(16a) 、(16b)の先端には隣接する床暖房用セラミックヒーターのリード線との接 続を抜き差し自在に接続できるようにしたプラグ式接続端子(17a)、(17 b)を備え、さらに上記断熱板(11)の側面(11g)、(11g)には接続 後の上記リード線(15a)、(15b)、(16a)、(16b)を収納する ための内側(内方)に凹んだリード線収納部(11f)、(11f)を設けたこ とを特徴とする床暖房用セラミックヒーターを提案するものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案のセラミックヒーターの実施例について図1乃至図13に基づき 説明する。 1はセラミックヒーター全体を示す。2はシリカーアルミナ系のセラミックス製 化粧板であり、組成がガラスカレットとアルミナと陶石(あるいはベントナイト )と有機バインダーと着色剤(金属酸化物)と水とからなり、これらをボールミ ルにより粉砕混合し、これに水を加えて撹拌してスラリーにし、このスラリーを スプレードライヤーによって顆粒にした成形材料を、ローラ成形機によって連続 的に板状に加圧成形した後、カッターにより所定形状(矩形)に切断し、さらに 同板を電気炉により、およそ800℃で3時間程度焼成し、焼成後、研磨機によ り表面2a側となる一方の面が研磨されて同化粧板は作られる。
【0006】 また3はセラミック化粧板2の裏面2b側に接着材あるいは粘着材4により密 着接合した薄板からなる金属製補強板であり、同板3はセラミック化粧板2の全 面に亘って設けられており、例えば、鉄板、ステンレス板、アルミ板あるいはこ れらを併用したものゝほか、更に必要により該補強板3上にポリエステルフィイ ルムなどからなる緩衝用シート5を貼着したもの等が使用されるもので、特に熱 伝導が良好で、機械的強度を有するものがこの補強板として適している。
【0007】 6はフレキシブルな面状発熱体で、図8に示すように金属製補強板3の裏面側 から同板の全面に亘って張着されている。同発熱体6は図8に示すように、ポリ エステルフィルム7上にアルミを蒸着(被覆)したものにおいて、エッジングに より所定の抵抗パターンを形成して発熱部8としたもので、さらに発熱部8はそ の上からポリエステルフィルム9が粘着材10を介して密着接合されている。つ まり、水密性を高めるために発熱部8はポリエステルフィルム7、9によりサン ドイッチ状に挟着されている。
【0008】 11は面状発熱体6の裏面から接着した断熱板であり、同板11は、撥水性と 接着性を向上させるために例えば、一液湿気硬化型のシーラにより表面処理され たケイ酸カルシュウム板(ケイカル板)が使用されている。20は耐水製のシー ル材で、セラミック製化粧板2、金属製補強板3、面状発熱体6及び断熱材11 を重合接着した後、図3のように板2と11との間の外周に形成した凹部に充て んされている。
【0009】 図4乃至図6は上記の断熱板11を示すものであり、図示するように同板11 の上面11a側の中央には溝状の欠所部11bが形成されている。該欠所部11 bは図において上下方向の全長に亘って形成されており、窪み状になっている。 尚、該欠所部11bにおける中間部は、広幅の制御器収納部11dとして同板の 下面側の厚み11cを1/3程残した状態で窪み状に形成され、両端部は、狹い 幅のリード線導出部11eとして、制御器収納部11dより若干浅めの窪み状に 形成されている。
【0010】 11fは側端のリード線収納部で、上記リード線導出部11e、11eが位置 する側11g、11gの端部上面を、その板の内側へ欠除して形成され、上記リ ード線収納部11e、11eと連通し、所定の横方向の長さを有している。
【0011】 図7は上記板11の欠所部11bにヒータの部品を収納した状態を示す。上記 の欠所部11bの中央に位置する制御器収納部11dには制御器を構成する温度 ヒューズ12、13、サーモスイッチ14などが収納され、また制御器収納部1 1dに連接するリード線導出部11e、11eからは制御器に接続するリード線 15、16が上下の側面側にそれぞれ導出され、さらに側面11g、11g側に 位置し内側(内方向側)に凹み状態で形成されたリード線収納部11f、11f には施工時に接続後のリード線が収納される。上記においてリード線導出部11 eにはリード線を導出させた状態でシール材が充填される。
【0012】 図9は上記構成の床暖房用セラミックヒーターの電気回路の概略図であり、6 は面状発熱体、12、13は制御器を構成する温度ヒューズ、14は温度ヒユー ズ12、13より低めの温度でONーOFFするよう設定されたサーモスイッチ 、15、16は制御器に接続するリード線であり、2つに分岐された各々のリー ド線15a、15b、16a、16bはセラミックヒーター1の上面側にまで延 びる長さからなり、さらに2本のリード線はそれぞれの絶縁被覆の色が黒、白に 色別され、さらに各リード線の先端には図10及び図11に示すような抜き差し 自在な雄、雌のプラグ式接続端子17a、17bが備えられている。
【0013】 次に図12は、上記構成のセラミック化粧板の施工状態を示すもので、床面の 下地19上に平面的に施設された一方のセラミックヒーター1に対し、隣接して 他方のセラミックス1′を施設する場合を示すものであり、図12の状態におい て、ヒーター1のリード線15aと15bをヒーター1′のリード線16a′と 16b′とをその被覆の色が黒色同志、白色同志となるように色合わせして両接 続端子を差し込み接続する。そして接続後、絶縁性の熱収縮チューブ21を外側 から被せ、さらに同線を折り曲げ(癖づけ)て断熱板11の側面のリード線収納 部11fに仮収納する。
【0014】 リード線を接続したなら次に他方のセラミックスヒーター1′を近づけ、同ヒ ーター1′の側面11g′と隣接するセラミックスヒーター1の側面11gを、 これらの間に隙間が形成されないように所定位置に施設する。この状態において 両板のリード線15a、15b及び16a′、16b′はその収納部11f、1 1f′に収まった状態になり、化粧板1の上面2a側からは見えなくなる。そし て最後に僅かに形成されたセラミックスヒーターの側面間に上面側から目地材2 2を補助的に詰め込んで施工は終わる。
【0015】 また、このように接続した他方のセラミックヒータ1′に、更に他のセラミッ クヒータを、上記と同様にリード線を接続、収納して連接し、これをくり返して 、多数のセラミックヒータを電気的に接続して床面上に敷設する。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上記構成からなり、 施工、特にリード線の接続に際しては、セラミックヒーターの側面側から導出し たリード線を化粧板の上面側に引き出して伸ばし、化粧板の上面側の広い空間で セラミックヒーターのリード線相互の接続作業ができるため作業性が良くなる。
【0017】 また上記したように導出したリード線の先端にはプラグ式接続端子が備えられ ているため、隣接するセラミックヒーター間同志のリード線の接続が確実かつ素 早く行える。
【0018】 また、接続後のリード線を断熱板の側面に設けた内面側に凹む収納部に収める ことができるため、隣接するセラミックヒーター相互の端面を密に接合でき、目 地(隙間)を必要としないデザインの場合にも対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のセラミックヒーターの上面図。
【図2】同側面図。
【図3】図2の円で示したA部の拡大断面図。
【図4】断熱板の下面図。
【図5】図4におけるBーB線拡大一部断面図。
【図6】図4におけるCーC線拡大一部断面図。
【図7】制御器等を収納した断熱板の下面図。
【図8】発熱部の拡大一部断面図。
【図9】電気回路の概略図。
【図10】プラグ式接続端子を示し、(a)は分離状
態、(b)は接続状態を示す。
【図11】(a)は雄型プラグ、(b)は雌型プラグの
斜視図。
【図12】セラミックヒータの施工状態を示す斜視図。
【図13】図1の接続状態の断面図。
【符号の説明】
1 セラミックヒーター 2 セラミック製化粧板 3 金属製補強板 6 面状発熱体 11 断熱板 11g、11g 側面 11f、11f リード線収納部 15a、16b リード線 17a、17b 接続端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面から上面に向かって断熱板(1
    1)、面状発熱体(6)、金属製補強板(3)、セラミ
    ック製化粧板(2)を順次重合し接着して一体化した矩
    形の床暖房用セラミックヒーター(1)において、上記
    面状発熱体(6)に接続するリ−ド線(15a)、(1
    5b)、(16a)、(16b)を側面(11g)、
    (11g)側から導出させ、而も導出したリード線(1
    5a)、(15b)、(16a)、(16b)の先端に
    は隣接する床暖房用セラミックヒーターのリード線との
    接続を抜き差し自在に接続できるようにしたプラグ式接
    続端子(17a)、(17b)を備え、さらに上記断熱
    板(11)の側面(11g)、(11g)には接続後の
    上記リード線(15a)、(15b)、(16a)、
    (16b)を収納するための内側(内方)に凹んだリー
    ド線収納部(11f)、(11f)を設けたことを特徴
    とする床暖房用セラミックヒーター。
JP7956792U 1992-11-18 1992-11-18 床暖房用セラミックヒーター Pending JPH0646210U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000356358A (ja) * 1999-04-24 2000-12-26 Daimlerchrysler Aerospace Airbus Gmbh 特に航空機内の床面プレート用のプレート構成部材
JP2007071473A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Nippon Oil Corp 床暖房用電熱ボードおよび該電熱ボードを用いた床暖房システム

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