JPH0645992U - 搬送治具 - Google Patents

搬送治具

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JPH0645992U
JPH0645992U JP8108292U JP8108292U JPH0645992U JP H0645992 U JPH0645992 U JP H0645992U JP 8108292 U JP8108292 U JP 8108292U JP 8108292 U JP8108292 U JP 8108292U JP H0645992 U JPH0645992 U JP H0645992U
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JP
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jig
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stopper
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浩男 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で、モジュールの装着,離脱等の作
業を容易にできるようにした搬送治具を提供する。 【構成】従来の補助爪と形状をほぼ同様とし、一方の端
部に取付部15を設けた主部材11と、この主部材11の上面
をボールトランス18を介して移動自在とし、上面にモジ
ュールを積載可能とした枠部17および両端側に固定部16
を設けた治具12と、治具12の移動範囲を規制するストッ
パ13と、治具12を主部材11に固定するストッパピン14で
構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気部品等を収納したユニットを積層する搬送装置に係り、特に重 量ユニットを積層する際用いるリフターの爪に微調整用の治具を装着し簡易に装 着,引出しを可能にした構成の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気部品等を収納したユニットを積層する電気機器の構成例について説 明する。図5は、ブリッジ接続された変換器を示し、AC(交流入力)に対し、 DC(直流出力)が出力される例で、Mは変換器の2アームを示す。また、図6 は、図5の2アームMの接続状態を示しており、P側,N側の2アームである。
【0003】 高電圧変換装置において、例えばサイリスタ素子THYを用いた変換器では、 多数のサイリスタ素子THYおよびサイリスタ素子の付属回路抵抗器R1,コン デンサC1および抵抗器R2で構成される。単1アームの多数のサイリスタ素子 THYは、数個単位のブロックから、個数が少ない場合には本例のように2アー ム分を1つのユニットに収納し、サイリスタモジュール(以下、モジュールとい う)と呼称している。
【0004】 このモジュール1は、他相のモジュールとは電位が異なるため、絶縁を施す必 要がある。そこで、図7に示すようにモジュール1a,1b,1c等を多段に積 層する場合、筐体2の側枠からその段数に応じて内側に向った支持部材3a,3 b,3cを突出して設け、それらにそれぞれ絶縁碍子4を取付け、各絶縁碍子4 の上部にはそれぞれモジュール1a,1b,1cを収納するトレー5a,5b, 5cを取付ける。ここで、高電圧変換器等では、モジュール,絶縁碍子,筐体等 との構成で、高さが数mになる場合が多く、しかもモジュールの重量が 300kg以 上のものがある。
【0005】 ところで、このような場合、モジュール1のメンテナンスおよび組立上からも 装着や離脱が自在であることを必要とされる。そこで、トレー5a,5b,5c 等を固定とし、それぞれにモジュール挿入方向に沿ってコロ6a,6b,6c等 を取付け、モジュール1a,1b,1c等の挿入,引出しがスムースになるよう に構成している。ところが、モジュール1a,1b,1c等の重量が大きい場合 にはその着脱に際して、非常に大型のリフターを必要とする懸念が生じる。
【0006】 このリフターとしては、例えば一般的な場合フォークリフター(以下、フォー クという)が用いられ、図8はフォーク7による筐体2へのモジュール1の装着 を示している。フォーク7には、図9に示すように案内枠に昇降自在とした駆動 枠8に取付けられた爪9aにより、矢印Xで示すように微調整がモジュール1a (1b,1c等)を構成していない場合可能になっている。
【0007】 しかして、モジュール1a,1b,1c等の大きさ(重さを含む)により図10 (a),(b)に示す補助爪9bが用いられ、これを爪9aに取付けてモジュー ル1を積載し、上下方向は駆動枠8により、前後方向はフォーク7の車輪により 、所定の位置に位置決めして挿入する。この補助爪9bには、一方の端部に爪9 aへの取付部が設けられている。
【0008】 このような構成の場合、モジュール1を補助爪9bに積載した状態では、重量 物を積載しているので、左右のみならず前後の微調整も困難であり、機械的部材 または装置により強制的に引張り、また、フォーク7で長時間を費して調整をす る等が必要となり、場合によってはモジュール1を損傷する等の恐れもあった。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
このように多数のモジュールを積層状に装着する場合、フォークはモジュール を積載した状態において微調整する機能を備えていないので、モジュールを損傷 したり、人力を必要としたり、さらに必要以上の時間を費す等の欠点がある。 そこで、本考案の目的は、簡単な構成で、モジュールの装着,離脱等の作業を 容易にできるようにした搬送治具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、重量ユニットをラダー構成とし筐体に多 段に積層して収納するために用いる搬送車の昇降可動部に取付けられ、長手方向 に離間してストッパを設けた主部材と、この主部材に転動する球体を介してスト ッパ間を移動自在に取付けられ、上面に重量ユニットを積載する治具で構成した ものである。
【0011】
【作用】
重量ユニットを筐体へ装着するときは、治具に積載して搬送車で近くまで搬送 し、治具の固定を解除した後に、治具を前後,左右に移動しながら微調整するこ とによって重量ユニットを筐体の所定の位置に位置決めする。この位置決めは、 治具を主部材上で転動する球体を介して行うので、重量ユニットを積載していて も容易に微調整ができる。位置決めされた重量ユニットは、筐体へ挿入し装着さ れる。
【0012】 また、筐体内に積層されている重量ユニットを筐体から引出し離脱するときは 、搬送車を近くまで走行させ、治具を所定の位置に位置決めし、筐体内から重量 ユニットを引出して治具に積載し、治具を固定してから搬送車で搬送する。 したがって、簡単な構成で、重量ユニットを容易に損傷することなく装着,離 脱でき、作業能率を向上し所要時間を短縮することができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1は、本考案の一実施例 を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【0014】 同図において、補助爪10は、上記した従来の補助爪9bと形状をほぼ同様とし た主部材11と、この主部材11の上面を移動可能とした治具12と、主部材11の上面 に長手方向に沿って離間して設けたストッパ13と、治具12の両端部を主部材に固 定するストッパピン14で構成されている。
【0015】 また、この構成において、主部材11は、一方の端部(図1で左側の端部)に、 フォークの爪に取付けるための切欠部15a,縁部15b,爪に挿入する孔15c等か らなる取付部15を形成している。治具12は、長手方向に沿った端部側に固定部16 ,16を形成し、中間部を横断面が逆U状に形成された枠部17と、この枠部17の内 面側で長手方向に沿った端部側にそれぞれ4個取付けられたボールトランス18で 構成されている。ここで、ボールトランス18は、図2に示すようにホルダ18aと 、このホルダ18aに回転自在に保持された球体18bで構成され、枠部17はこの球 体18bが主部材11上を転動することにより平面内の移動をする。
【0016】 一方、ストッパ13は、逆U状に形成され、治具12の固定部16の幅より大きい内 法寸法としている。ストッパピン14は、固定部16に設けた孔(図示しない)を貫 通し、主部材11に設けたねじ孔にねじ込まれ、これにより治具12が主部材11に固 定される。
【0017】 次に、以上のように構成された実施例の作用を説明する。治具12は、主部材11 に対して図3(a)に示すように、ストッパピン14を緩めることにより、固定部 16がストッパ13で規制される範囲内で自在に移動できる。矢印は移動できること を表示したものである。このように構成された治具12を、同図(b)に示すよう にストッパピン14で主部材11に固定する。この後フォークの爪9a(図10に示す )に主部材11の取付部15を介して取付ける。
【0018】 次に、モジュール1を治具12の上に乗せ、筐体に積み上げるように装着するた め、所定の位置近くまで運搬する。このときには、モジュール1を乗せた治具12 は、ストッパピン14により固定された状態にある。そこで、ストッパピン14を緩 め、治具12の微調整作業を始める。
【0019】 この微調整作業において、治具12は、長手方向としてフォーク側へ同図(b) に示すようにBからCへ最大限移動することができる。反フォーク側へも同様に 最大限移動できることはもちろんである。同図(c)は、治具12をフォーク側へ 移動した状態を示している。また、治具12は、同図(d)に示すように長手方向 に直交する方向にも矢印で示すように移動することができる。したがって、治具 12を筐体の所定の位置に移動し、位置決めを行うことができる。
【0020】 図4は、以上のような位置決めを行った治具12上のモジュール1を筐体のトレ ー5aへ挿入する状態を示す。特に、“Y”で示す部分が微調整により挿入を必 要とする部分であり、補助爪10の主部材11を固定し、治具12を移動させることに よって容易に微調整ができ、治具12上のモジュール1を筐体のトレー5a(5b ,5c,…)に挿入することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、重量ユニットをラダー構成とし筐体に多 段に積層して収納するために用いる搬送車の昇降可動部に取付けられ、長手方向 に離間してストッパを設けた主部材と、この主部材に転動する球体を介してスト ッパ間を移動自在に取付けられ、上面に重量ユニットを積載する治具で構成して いるので、重量ユニットまたは治具を筐体の所定の位置に位置決めするのが容易 となり、組立,組立後の試験,保守作業等における重量ユニットの挿入,引出し が容易となり、これらの作業における作業能率を向上し、所要時間を短縮するこ とができ、また、過大な力を付加する必要もないから安全性が向上し、さらに、 重量ユニットに損傷を与えることもない搬送治具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、(a)は平面図、
(b)は側面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本考案の一実施例の作用を示す説明図。
【図4】図3と異なる本考案の一実施例の作用を示す説
明図。
【図5】本考案に関連するブリッジ接続された変換器の
回路図。
【図6】図5に示す変換器の2アーム構成図。
【図7】本考案に関連するモジュールを多段に積層した
筐体の構成図。
【図8】従来のフォークリフターでモジュールを搬送
し、筐体に多段に積層する状態を示す説明図。
【図9】従来のフォークリフターに設けられている駆動
枠および爪を示す斜視図。
【図10】従来のフォークリフターに設けられている爪
に取付ける補助爪を示し、(a)は平面図、(b)は側
面図。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c…モジュール、2…筐体、5a,
5b,5c…トレー、8…駆動枠、9a…爪、9b,10
…補助爪、11…主部材、12…治具、13…ストッパ、15…
取付部、16…固定部、18…ボールトランス、THY…サ
イリスタ素子、R1,R2…抵抗器、C1…コンデン
サ、AL…アノードリアクトル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量ユニットをラダー構成とし筐体に多
    段に積層して収納するために用いる搬送車の昇降可動部
    に取付けられ、長手方向に離間してストッパを設けた主
    部材と、この主部材に転動する球体を介して前記ストッ
    パ間を移動自在に取付けられ、上面に前記重量ユニット
    を積載する治具とから構成したことを特徴とする搬送治
    具。
JP8108292U 1992-11-25 1992-11-25 搬送治具 Expired - Lifetime JP2542669Y2 (ja)

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JP8108292U JP2542669Y2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 搬送治具

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JP8108292U JP2542669Y2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 搬送治具

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JPH0645992U true JPH0645992U (ja) 1994-06-24
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022201220A1 (ja) * 2021-03-22 2022-09-29 株式会社カナモト 移動式昇降装置

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WO2022201220A1 (ja) * 2021-03-22 2022-09-29 株式会社カナモト 移動式昇降装置

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JP2542669Y2 (ja) 1997-07-30

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