JPH0645969Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0645969Y2
JPH0645969Y2 JP1987111779U JP11177987U JPH0645969Y2 JP H0645969 Y2 JPH0645969 Y2 JP H0645969Y2 JP 1987111779 U JP1987111779 U JP 1987111779U JP 11177987 U JP11177987 U JP 11177987U JP H0645969 Y2 JPH0645969 Y2 JP H0645969Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image carrier
carrier unit
charger
forming apparatus
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987111779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6417537U (ja
Inventor
功一 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP1987111779U priority Critical patent/JPH0645969Y2/ja
Publication of JPS6417537U publication Critical patent/JPS6417537U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0645969Y2 publication Critical patent/JPH0645969Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電子写真システムを採用した画像形成装置
に関し、特に感光体等の像担持体周辺に配置される部材
の位置決め構造に関する。
〔従来の技術〕
電子写真システムを採用した画像形成装置では、良質の
出力画像を確保するためには感光体等の像担持体の表面
電位を適確な値に設定することが必要であり、このため
感光体等の像担持体周辺に配置される部材、特にコロト
ロン型の帯電器にあっては、放電ワイヤと像担持体との
距離、およびスコロトロン型の帯電器にあっては、グリ
ッドと像担持体との距離をそれぞれ高い精度に維持する
ことが要求されている。
このような要求を満たすため、帯電器と像担持体とを一
体化した従来の画像形成装置では、第11図に示すよう
に、帯電器の放電ワイヤ1にローラ2を嵌挿させ、この
ローラ2を像担持体である感光体3に密着させて、放電
ワイヤ1と感光体3との距離Sを一定な値に維持させる
ようにしていた。また、従来では、第11図に示すものと
は5に、帯電器を装着させる際に、放電ワイヤが感光体
に対し適正な位置にあるか否かを測定し調整させるよう
にしたものもあり、また、従来では、突き当て等によ
り、帯電器を感光体の所定位置に位置決めし、しかる後
この帯電器をネジ等の締結手段を使用して感光体ユニッ
トに固定することにより、帯電器を位置決めさせるため
の無調整化を図ったものもある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで上述した従来例によると、第11図に示すものに
あっては、ローラ2を使用するため部品点数が多く、ま
たローラ2を感光体3に圧接させる構成であるので、ロ
ーラ2の径が経年変化すると放電ワイヤ1と感光体3と
の距離Sを厳密に維持することができなくなる問題点が
あった。また、帯電器を装着させる際に、放電ワイヤを
感光体に対し適正な位置にあるか否かを測定し調整作業
を実行する従来例にあっては、人手により測定と調整作
業を行うため、組立作業が煩雑であり、しかも位置決め
精度を高精度に維持することがきわめて困難であるとい
う問題点があった。さらに、突き当て等により、帯電器
を感光体の所定位置に位置決めし無調整化を図った従来
例にあっては、ネジ等の独立した締結手段を使用して帯
電器を感光体ユニットに位置決め固定しなければなら
ず、このため部品点数が多くなり作業コストが高くなる
という問題点もあった。
上述した問題点に鑑み、この考案は、部品点数が少な
く、しかも簡単な作業で像担持体の周囲に配置される部
材を精度よく位置決め固定させるようにした画像形成装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上述した問題点を解決するため、この考案では、2分割
された一方の像担持体ユニットと他方の像担持体ユニッ
トとを互いに締結させて一つの像担持体ユニットを形成
する画像形成装置において、少なくとも一方の像担持体
ユニットに、像担持体の周囲所定位置に配設される部材
を位置決め支持する位置決め手段を形成するとともに、
前記一方と他方の各像担持体ユニットを互いに締結させ
て一つの像担持体ユニットを形成する際に、前記像担持
体の周囲所定位置に配設される部材を前記一方の像担持
体ユニットと前記他方の像担持体ユニットとの間に狭持
させ、これにより前記帯電器等の像担持体周囲の所定位
置に配設される部材を前記位置決め手段内に無調整で位
置決め固定させるようにしている。
〔実施例〕
以下、この考案に係わる画像形成装置の一実施例を詳述
する。
第1図はこの考案に係わる画像形成装置10を示す要部概
念斜視図である。
この画像形成装置10は、上下に2分割された像担持体ユ
ニット11、12からなり、このうち、上方に配置されたプ
レートからなる一方の像担持体ユニット11は図示せね軸
を中心に他方の像担持体ユニット12に対し回動自在に支
承されている。一方、他方の像担持体ユニット12内には
像担持体である感光体3が配置されており、この感光体
3を支承する筐体14の上縁14aには、像担持体周囲に配
設される部材の一つである帯電器15を突き当てて位置決
め支持する位置決め手段16が形成されている。この位置
決め手段16は前記帯電器15のインシュレータブロック17
と係合する凹部18により構成されており、この凹部18を
構成する面A、B、C、Dのうち、面A、Bの辺の長さ
a、bは対応する位置のインシュレータブロック17の辺
e、fの長さと同一の長さに設定されている。また、凹
部18の面Cは、第1図の要部断面図を示す第2図のよう
に、凹部18の開口面へ向け外側に傾斜して形成されてお
り、帯電器15のインシュレータブロック17が凹部18内に
嵌挿した際に、該インシュレータブロック17を面Cに沿
って下方へ案内し、インシュレータブロック17を凹部18
の面A、B、Dへ密着させるようにしている。なお、帯
電器15を構成するシールド19(第1図)の長さはインシ
ュレータブロック17の底面を凹部18の底面Bに密着させ
た際に、凹部18とシールド19とが係合しないような長さ
に設定されている。即ちインシュレータブロック17の端
面からシールド19までの長さmは凹部18の奥行きlより
も長く設定されている。なお、第1図で符号20は前記一
方の像担持体ユニット11と他方の像担持体ユニット14と
を締着する従来からあるネジで、このネジ20は一方の像
担持体ユニット11に形成された孔21を嵌挿し、対向する
他方の像担持体ユニット14の上縁14aに形成されたメネ
ジ部14bに螺着する。
次に、上述した画像形成装置10の作用を説明し、併せて
構成をより詳細に説明する。帯電器15を画像形成装置10
に装着させる場合は、第2図に示すように帯電器15の両
端部に配設された一対のインシュレータブロック17を像
担持体ユニット12の筐体14に形成された一対の凹部18内
に突き当てるようにして挿入する。その際、凹部18に対
するインシュレータブロック17の挿入方向が多少ズレて
もインシュレータブロック17は凹部18を構成する傾斜し
た面Cに沿って下方へ移動し、凹部18の各面A、B、D
に密着する。従って、像担持体である感光体3の軸方向
及び回転方向に対する放電ワイヤ1の位置決め精度は、
像担持体ユニット12の凹部18の加工精度とインシュレー
タブロック17の加工精度のみにより決定されることとな
る。しかる後、一方の像担持体ユニット11を他方の像担
持体ユニット12に密着させ、第3図で示すようにネジ20
により両者を締着すると帯電器15は一方の像担持体ユニ
ット11と他方の像担持体ユニット12との間に狭持され固
定されることとなる。なお、前記一方の像担持体ユニッ
ト11と他方の象担持体ユニット12とを締結する締結手段
は前記ネジに限定されない。
なお、上記実施例では帯電器としてコロトロン型の帯電
器15を使用する場合について詳述したが、この考案は上
記実施例に限定されることなく、第2図と同一部分を同
一符号で示す第4図のように、グリッド30を有するスコ
ロトロン型の帯電器31を使用する場合に適用しても良
い。なおスコロトロン型の帯電器31を使用する場合は、
第5図に示すようにグリッド30をインシュレータブロッ
ク17と凹部18の下面Bとの間に把持させ、しかる後、ネ
ジ20により一方の像担持体ユニット11と他方の像担持体
ユニット12とを締着させる。このように、グリッド30を
凹部18の下面Bとインシュレータブロック17との間に把
持させると感光体3に対するグリッド30が精度良く位置
決め固定されることとなる。
なお、この考案は上記実施例に限定されることなく、第
2図と同一部分を同一符号で示す第6図及び第7図のよ
うに、一方の像担持体ユニット11の下面、あるいは帯電
器15の上面にバネ材あるいはゴム等の弾性体40を貼着さ
せるようにしても良い。このように像担持体ユニット11
の下面、あるいは帯電器15の上面の少なくとも一方にバ
ネ材あるいはゴム等の弾性体40を貼着すると、像担持体
ユニット11、12を締着した際に、仮に、像担持体ユニッ
ト11の下面と帯電器15の上面との間にガタがあっても、
前記弾性体40の押圧力により帯電器15を凹部18内に突き
当てるのでガタが吸収され、一層確実に帯電器15を凹部
18内の所定位置に位置決め固定させることとなる。
なお、第6図及び第7図で示す実施例では、バネ材ある
いはゴム等からなる別体の弾性体40を使用し、これによ
り一層確実に帯電器15を凹部18内の所定位置に位置決め
固定させるようにしたが、この考案は上記実施例に限定
されることなく、第1図と同一部分を同一符号で示す第
8図のように、打抜き加工等により一方の像担持体ユニ
ット11に弾性体の舌片11aを一体に突出形成し、この舌
片11aにより帯電器15の上面を押圧して一層確実に帯電
器15を凹部18内に位置決め固定させるようにしても良
い。また、第1図と同一部分を同一符号で示す第9図の
ように、位置決め手段16を構成する一対の凹部18の側面
Dに、打抜き加工により一体に弾性体の舌片18aを突出
形成し、この舌片18aにより帯電器15を軸方向へ押圧し
て、感光体3の軸方向に対する帯電器15の一層確実な位
置決めを行わせるようにしても良い。
なお、第10図に示すように第8図に示す舌片11aと第9
図に示す舌片18aをそれぞれ組合わせると、感光体3と
帯電器15との間の距離の精度、感光体3の回転方向に対
する帯電器15の位置決め精度、及び感光体3の軸方向に
対する帯電器15の位置決め精度が一層確実に確保される
こととなる。
なお、上記各実施例では、像担持体の周辺に配置される
部材として帯電器15、31を例に上げたが、この考案は上
記実施例に限定されることなく、例えば像担持体の周辺
に配置される部材としてイレーサランプを位置決め固定
する場合に適用してもよい。
また、上記実施例では位置決め手段16を一方の像担持体
ユニット12形成した凹部18により構成したが、この考案
は上記実施例に限定されることなく、位置決め手段16を
溝、あるいは切り欠等により構成するようにしても良
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案では、2分割された像担
持体ユニットの一方に像担持体周辺に配置される部材を
位置決め支持する位置決め手段を形成し、かつ両像担持
体ユニットを互いに締結させて一つの像担持体ユニット
を形成する際に、前記像担持体の周囲所定位置に配設さ
れる部材を前記一方の像担持体ユニットと前記他方の像
担持体ユニットとの間に狭持させて固定するようにした
ので、従来の如く像担持体に対する像担持体周辺に配置
される部材の位置合せ作業、及びこれらの部材を独立し
て固定する部材が不要となるので、部品点数及び組立て
作業工程数が著しく削減され、このため安価に画像形成
装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係わる画像形成装置の要部破断斜
視図、第2図及び第3図は第1図の要部断面図、第4図
及び第5図は第1図で示す帯電器の他の実施例を示す断
面図、第6図及び第7図は他の実施例を示す断面図、第
8図及び第9図は他の実施例を示す要部概念斜視図、第
10図は、さらに他の実施例を示す要部概念斜視図、第11
図は従来の画像形成装置を示す要部概念斜視図である。 3…像担持体(感光体)、10…画像形成装置、11,12…
像担持体ユニット、15,31…帯電器、16…位置決め手
段、18…凹部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2分割された一方の像担持体ユニットと他
    方の像担持体ユニットとを互いに締結させて一つの像担
    持体ユニットを形成する画像形成装置において、 少なくとも一方の像担持体ユニットに、像担持体の周囲
    所定位置に配設される部材を位置決め支持する位置決め
    手段を形成するとともに、 前記一方と他方の各像担持体ユニットを互いに締結させ
    て一つの像担持体ユニットを形成する際に、前記像担持
    体の周囲所定位置に配設される部材を前記一方の像担持
    体ユニットと前記他方の像担持体ユニットとの間に挟持
    させるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記像担持体の周囲所定位置に配設される
    部材は帯電器であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記位置決め手段は凹部であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の画像形
    成装置。
JP1987111779U 1987-07-21 1987-07-21 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0645969Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987111779U JPH0645969Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987111779U JPH0645969Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6417537U JPS6417537U (ja) 1989-01-27
JPH0645969Y2 true JPH0645969Y2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=31350131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987111779U Expired - Lifetime JPH0645969Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0645969Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0818664B2 (ja) * 1990-02-09 1996-02-28 株式会社村田製作所 部品位置決め装置
JP5381631B2 (ja) * 2009-11-13 2014-01-08 コニカミノルタ株式会社 帯電装置及び画像形成装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56140360A (en) * 1980-04-04 1981-11-02 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Image recorder
JPS6073554A (ja) * 1983-09-29 1985-04-25 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電複写機の画像形成用プロセスキツト
JPS6090465U (ja) * 1983-11-25 1985-06-20 キヤノン株式会社 コロナ放電器
JPS61195426U (ja) * 1985-05-27 1986-12-05
JPS62153964A (ja) * 1985-12-27 1987-07-08 Sharp Corp 感光体カ−トリツジ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6417537U (ja) 1989-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5347343A (en) Photosensitive drum cartridge and an image forming apparatus using the same
JPH0645969Y2 (ja) 画像形成装置
JPS647460Y2 (ja)
EP0579185B1 (en) Unit comprising an image bearing member
US4426148A (en) Mounting structure for developing unit with a magnetic brush
JPH10257U (ja) 画像形成装置
JPH10258U (ja) 画像形成装置
JP2709823B2 (ja) 電子写真記録装置
JPH0624842Y2 (ja) 現像装置保持機構
JPS6448339A (en) Electromagnetic contact device
JPS60207162A (ja) 複写機における帯電器支持装置
JP2572294Y2 (ja) 電子写真装置
JPH0442847Y2 (ja)
JPS59189379A (ja) 現像装置
JPH03107966A (ja) 現像装置
JPH05333721A (ja) 転写ローラ
JPH06103411B2 (ja) 帯電装置の支持装置
JPH0283563A (ja) 現像装置
KR940003878Y1 (ko) 레이져 프린터의 현상기전압 인가 장치
JPS58178Y2 (ja) 電子複写装置
JPH02183284A (ja) 現像装置
KR820000157Y1 (ko) 건전지 케이스
JPS60161347U (ja) 短焦点結像素子アレイ保持装置
JPH0753051Y2 (ja) 電子写真装置のレンズ固定装置
JPS6127078A (ja) コロナ放電器