JPH0645819B2 - 極低炭素鋼の製造方法 - Google Patents

極低炭素鋼の製造方法

Info

Publication number
JPH0645819B2
JPH0645819B2 JP63275480A JP27548088A JPH0645819B2 JP H0645819 B2 JPH0645819 B2 JP H0645819B2 JP 63275480 A JP63275480 A JP 63275480A JP 27548088 A JP27548088 A JP 27548088A JP H0645819 B2 JPH0645819 B2 JP H0645819B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
decarburization
degree
low carbon
carbon steel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63275480A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02122012A (ja
Inventor
修平 小野山
要 玉野井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP63275480A priority Critical patent/JPH0645819B2/ja
Publication of JPH02122012A publication Critical patent/JPH02122012A/ja
Publication of JPH0645819B2 publication Critical patent/JPH0645819B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、RH,DH等の溶鋼の脱ガスを目的とした反
応容器において極低炭素鋼の製造を行う際に、〔C〕=
700〜40ppmの範囲に於いて処理中の溶鋼の〔C〕
レベルに応じて真空度を制御することによって、槽内を
減圧するのに必要なエネルギーを削減するとともに脱炭
中に溶鋼のスプラッシュ(高真空であるほど激しくな
る)に起因して脱ガス槽内に付着する地金量を最小限に
止め、脱炭コスト削減と同時に地金除去時間短縮による
生産性の向上を可能とする極低炭素鋼の製造方法に関す
るものである。
(従来の技術) 従来の真空脱ガスにおける極低炭素鋼の製造方法として
は、槽内への気体酸素の吹き込み、鉄系酸化物の槽内添
加(特開昭60-141818号公報)がある。しかし、これら
の技術は脱炭処理中に溶鋼中のフリー酸素増大による脱
炭速度向上乃至は到達〔C〕レベルの低下を図るための
技術であり、高真空処理が前提となっている。このた
め、真空度の制御による脱炭処理時のエネルギー削減方
法・槽内地金付着防止には何等触れられていないばかり
か、脱ガス槽内の地金付着についてはガス(不活性ガス
・気体酸素)吹き込み量増によりスプラッシュが増大す
るため増加し、地金付着は増大する。
(発明が解決しようとする課題) 脱ガスを目的とした反応容器における脱炭反応は以下の
式に従って起こり、脱炭に伴いCOガスが発生する。
C+O=CO(g) このCOガスの発生に伴って、溶鋼のスプラッシュが発
生し槽内に地金として付着する。この際、槽内の真空度
が高真空である程スプラッシュの飛散量・飛散高さとも
に増加し槽内地金付きが増大する。従って、低真空で脱
炭する方が地金付着防止の点では効果がある。しかし、
むやみに真空度を低下させると以下に示す様に本来目的
である脱炭の反応速度が低下する可能性がある。
d〔C〕/dt=k×(〔C〕−〔C〕eq) k:脱炭速度定数 〔C〕eq:平衡〔C〕濃度 =K×〔O〕/Pco K:平衡定数 Pco:CO分圧 〔O〕:溶鋼中フリー酸素濃度 本発明は、RH、DH等の溶鋼の脱ガスを目的とした反
応容器において、未脱酸鋼の〔C〕レベルに応じて脱ガ
ス槽内真空度を制御して極低炭素鋼を製造する際に、特
定の範囲に制御した真空度で脱ガス処理することによっ
て、脱炭速度を高真空処理時(槽内真空度1torr以下)
と何等変化させることなく、槽内減圧のために必要であ
るエネルギーを削減するとともに脱炭処理中の脱ガス槽
内地金付着を最少限に抑制することによって極低炭素鋼
の製造コストの削減と生産性の向上を可能とするための
ものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の要旨とするところは、未脱酸鋼の〔C〕レベル
に応じて脱ガス槽内真空度を制御して極低炭素鋼を製造
する際に、〔C〕=700〜40ppmの範囲における脱
ガス槽内真空度を以下に示す範囲に制御することを特徴
とする極低炭素鋼の製造方法にある。
真空度制御範囲=〔54.5×log(〔C〕(ppm)−27)±
10torr 本発明は、脱炭処理時の〔C〕レベルに応じて槽内真空
度を制御することによって、脱炭速度を高真空処理時と
何等変化させること無く脱炭処理中のエネルギー削減及
び地金除去時間減少による生産性向上を同時に達成する
ものであり、脱炭速度を向上させることを目的としたも
のでは無い。即ち、本発明は脱炭速度を従来技術レベル
より悪化させること無く効率的に極低炭素鋼を製造する
ことを目的としている点で従来技術とは基本的に異な
る。
本発明では、脱炭処理中に溶鋼の〔C〕レベルに応じて
第1図に示す範囲に真空度を制御するものであり、その
制御範囲は 〔54.5×log(〔C〕ppm−27)〕±10torrとするも
のである。この範囲で制御することによって、脱炭速度
を悪化させることなく減圧のためのエネルギー削減がで
きると共に溶鋼のスプラッシュを最低限に制御すること
が可能となり、減圧のために必要なエネルギーの削減と
脱炭処理中の地金付着の低減が可能となる。
即ち、〔54.5×log(〔C〕(ppm)−27)〕+10torr超
の真空度で未脱酸溶鋼の脱炭処理を行った場合には、溶
鋼中から発生するCOガスが充分に排出されず、脱ガス
槽内のガス中のCO濃度が高くなる。その結果、脱ガス
槽内のPco(CO分圧)が上がり、平衡〔C〕濃度が大
きくなるため脱炭速度の低下を招き、脱炭時間を延長せ
ざるを得なくなる。また、〔54.5×log(〔C〕(ppm)
−27)〕−10torr未満で未脱酸溶鋼の脱炭処理を行った
場合は、脱炭速度の向上は図れず、却ってスプラッシュ
による脱ガス槽槽内の地金付着を促進し、操業の安定化
を損なうことになる。ここでは、本発明をRHへの適用
した場合について説明する。
第2図は本発明のRHへの適用例を示している。1は脱
ガス槽、2は排気孔、3は溶鋼、4は溶鋼のスプラッシ
ュ、5は取鍋、6は真空度測定器、7は真空排気装置で
あり、本発明における真空度は真空度測定器6で測定さ
れる測定値を意味している。溶鋼3の脱炭速度は、真空
度測定器6によって計測される真空度を、真空排気装置
7をON・OFFすることによって、第1図に示す範囲内に槽
内真空度を制御することによって高真空処理時(真空度
1torr以下)と同等に確保できる。又、溶鋼のスプラッ
シュ4は真空度が高くなればなるる程多く然も高い位置
まで飛散するため、本発明範囲内に真空度を制御するこ
とによって脱炭速度の悪化を招くこと無く、スプラッシ
ュの発生を最少限に制御することが可能となる。従っ
て、第1図に示す範囲に真空度を制御することによっ
て、脱炭速度を悪化させること無く溶鋼のスプラッシュ
を最低限に抑制できる結果、真空排気に必要となるエネ
ルギーの削減及び脱ガス槽内の地金付着低減による地金
除去作業減少が可能となり生産性の向上を達成すること
ができる。
(実施例) 第3図には、本発明をRHに適用し、250tの溶鋼を
〔C〕=300〜450ppmから40〜50ppmまで脱炭
処理した例を示している。本発明方法を実機RHに適用
し、第1図に示した真空度制御範囲、即ち、〔54.5×lo
g(〔C〕(ppm)−27)〕±10torrの範囲に真空度を制
御しても高真空処理と脱炭挙動に差は見られず、本発明
によれば、脱炭速度は高真空での脱炭速度と同等である
ことが判明した。
第4図には本発明をRHに適用し極低炭素鋼(〔C〕<
40ppm)を製造した場合のエネルギー削減効果(この
場合はエゼクター用の蒸気)を示す。本発明の適用によ
って約40%の省蒸気効果を上げることができた。
第5図には本発明をRHに適用した場合の地金除去によ
る生産障害時間の比較を示す。本発明の適用によって生
産障害時間を半分以下にすることができる。
(発明の効果) 本発明によれば。脱ガス反応容器において極低炭素鋼を
製造する際に、真空排気のために必要となるエネルギー
を約30%以上削減できると当時に地金付着を最少限に
抑制する事が可能となり、地金除去時間が短縮されるこ
とによって大幅な生産性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の真空度制御範囲を示す図、第2図は本
発明の適用方法の説明図、第3図は本発明と従来技術の
脱炭速度の比較を示す図、第4図はその際の蒸気使用量
の比較を示す図、第5図は本発明による生産障害時間の
削減効果を指数表示によって示した図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】未脱酸鋼の〔C〕レベルに応じて脱ガス槽
    内真空度を制御して極低炭素鋼を製造する際に、〔C〕
    =700〜40ppmの範囲における脱ガス槽内真空度を
    低下に示す範囲に制御することを特徴とする極低炭素鋼
    の製造方法。 真空度制御範囲=〔54.5×log(〔C〕(ppm)−27)〕
    ±10torr
JP63275480A 1988-10-31 1988-10-31 極低炭素鋼の製造方法 Expired - Lifetime JPH0645819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63275480A JPH0645819B2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 極低炭素鋼の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63275480A JPH0645819B2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 極低炭素鋼の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02122012A JPH02122012A (ja) 1990-05-09
JPH0645819B2 true JPH0645819B2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=17556114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63275480A Expired - Lifetime JPH0645819B2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 極低炭素鋼の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0645819B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5601185B2 (ja) * 2010-12-10 2014-10-08 Jfeスチール株式会社 Rh真空脱ガス装置の操業方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53106603A (en) * 1977-03-02 1978-09-16 Nippon Steel Corp Treating apparatus for rh degassing

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02122012A (ja) 1990-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0645819B2 (ja) 極低炭素鋼の製造方法
KR930011671B1 (ko) 극저탄소강의 제조방법
JPH01188619A (ja) Rh真空脱ガス法
JP3282531B2 (ja) 高清浄鋼の溶製方法
JP3765266B2 (ja) 真空脱ガス槽付着地金の除去方法
EP1757706B1 (en) Method for refining molten steel
JPS5822320A (ja) 取鍋精錬方法
KR100743211B1 (ko) 헬륨 분사에 의한 동시 교반을 이용한 용융 금속의 진공 처리 방법
JPS60141818A (ja) 真空脱ガス処理による極低炭素鋼の製造方法
JPH08302419A (ja) 溶鋼の精錬方法
JP3832222B2 (ja) 溶鋼の精錬方法
JP3635122B2 (ja) 表面性状に優れた極低炭素鋼の製造方法
JPH0192313A (ja) 溶鋼の精錬方法
JP2897647B2 (ja) 低水素極低硫鋼の溶製方法
JPH0619102B2 (ja) 極低炭素鋼の溶製方法
JPH0681025A (ja) 減圧下における溶鋼の精錬方法
JPH08283823A (ja) 表面性状に優れた極低炭素鋼の製造方法
JP3282487B2 (ja) ホーロー用鋼の製造方法
JPH05287360A (ja) 極低炭素鋼の溶製方法
Kikuchi et al. Development of the Deoxidation Technique for Clean Steel Production by the Pressure Elevating and Reducing Method
SU1454866A1 (ru) Способ порционной вакуумной обработки стали
CN114807492A (zh) 一种降低厚板钢种中间包全氧的方法
JP2962163B2 (ja) 高清浄極低炭素鋼の溶製方法
JP3071445B2 (ja) 溶鋼の真空精錬における窒素の低減方法
JPH04259320A (ja) 溶鋼の脱窒方法